僕にゲキ似の男とセックスした彼女や、その男を許すべきか?
彼女が僕にそっくりの男と浮気するのは仕方ないかも

僕は、幼いときに別れた双子の弟に久しぶりに会った。
子供の頃に両親が離婚し、母が僕を引き取り、父が弟のオサムを引き取ったのだった。
引き離された僕たちは、偶然、仕事の関係で出会うことになった。
長い間、違う環境で離れて暮らしていたのに、不思議なことに、僕たちは同じようなスーツと同じような柄のネクタイをしていた。
服の好みが一緒すぎて、二人で笑いあってしまった。
オサムは涙を流しながら笑った。
それにつられて僕も泣いてしまった。
そして髪型は違ったのだが、顔もそっくりなままだった。
厳密に言うと、僕が二日酔いのときなどのちょっとむくんだときの顔にオサムはそっくりだった。
体型もほんの少しだけオサムの方が太っていた。
仕事の関係で、その後も付き合うことになり、ちょくちょく一緒にご飯を食べに行くようになった。
住所を教え合い、電話番号を交換した。
僕らは、仲良かった子供時代に戻ったようだった。
僕らは、お互いに父と母の悪口は決して、口にしないようにした。
ただ、オサムが一度だけ、
「親父が、お母さんのことを、いつもは優しくて大人しい慎重派なんだけど、突然すごい思い切ったことをする人だったってさ。
ああいう人ほどキレると怖いってね、そう言ってた。」
と言った。
結婚や恋人の話もした。
オサムは結婚を考えている恋人がいるらしい。
僕は、一応好きな女がいるけど、片思いだという話をした。
「へえ。どこの人?」
オサムがいろいろ訊いてくるので、僕はスマホの中にあった彼女の写真を見せた。
「うわ。すごい可愛いじゃん。
俺ならどんどんいっちゃう。」
とオサムは言った。
僕は奥手だった。
一方、そういえば、オサムは昔から何にでも積極的だった。
オサムは子供の頃から、明るくてお調子者で、よくとんでもないぶっ飛んだ悪戯をしていたが、なんだか大人になって輪をかけてやんちゃっぽくなっているような気もした。
と、いうのは食事に行ったときの店員さんにフレンドリーすぎるくらいに、いや、もしかしたら、迷惑なくらいにべらべら話しかけるオサムの態度とか、一回、繁華街で酔っ払いにからまれたときに見せた、ふざけながら平気で立ち向かってゆく姿とか。
そういうことができない僕は、見ていてハラハラした。
あるとき仕事でまたオサムに会うと、なんと髪型を僕に寄せてきていた。
「これで、俺たちはますますソックリだと思わないか?」
とオサムは言った。
僕は笑った。
その後、オサムは痩せてきた。
ますます僕らはソックリになっていた。
「ダイエットしたんだ。
久しぶりに会った誠が、なんだかすごくかっこよかったから。
俺もそこまで痩せればイイ男になれるんだって気づいてさ」
あはは。可愛いやつだなあ。
***
オサムと僕が会うのは、オサムの会社か、外が多かったのだが、あるとき、仕事の書類を届けにオサムが僕の会社にやって来てくれた。
会社の一階にある喫茶店で待ち合わせした。
僕が、自分の仕事場から一階に降りて、玄関前のフロアを喫茶店に向かって歩いていると、僕の片思いの彼女が前方から歩いて来た。
軽く挨拶だけして、僕は先を急ごうとした。
「待って、待って」
と、彼女が僕を引き止めた。
そこから、立ち話をしてしまった。
彼女があれこれ話しかけてくるので、すごく嬉しいやら、オサムが待っているから早く切りあげなきゃで、あせった。
ようやく僕が喫茶店に入ると、窓際のテーブルに座っていたオサムが手を振ってきた。
「ごめん。ごめん。お待たせ!」
喫茶店の席につくとオサムがニヤニヤしていた。
喫茶店の窓ガラスからは、会社の玄関前のフロアが見えた。
オサムは、
「さっきのが誠の憧れの彼女かい?
スタイルもいいなあ。」
と言った。
僕は自分でも顔が赤くなるのがわかった。
そしてオサムは、
「なあ、なんでつきあおうって言わないの?」
と訊いてきた。
「自信がない」
と僕は答えた。
そこで、仕事そっちのけでオサムがまたいろいろ彼女について訊いてくるので、小声でいろいろ話した。
『彼女とは数回は二人だけで会社帰りに食事に行ったことはある。
でも、それ以上どうしても誘えない。
もし振られたら、その後の会社生活に支障があるから』
というような話を僕はした。
「さっきの様子見てたら、誠より、あのコの方が積極的そうじゃない?
絶対イけるってば!」
とオサムは言った。
「彼女は誠に好意を持ってそうに見えたよ」
「そんなことないんだよ!
ひとごとだと思って軽く言うなよ」
と僕はその話を打ち切って、仕事の話を始めた。
****
それから少ししての、ある連休中の朝に、僕の家の最寄りの駅まで来たから会いたい、とオサムから連絡があった。
駅前のファーストフードにいるので、来て欲しいと。
僕がオサムに会いに行こうと家を出たころ、何と、片思いの彼女からもメールが来ていた。
「桃子です。
誠くん、今、何してる?
私の家の周りは今、あじさいがすごい綺麗なんだよ。
それを伝えたくって。
誠君、いつかメールもLINEもあまり好きじゃないって言ってたけど思わずメールしちゃった。
ごめんね。返事はいいよ」
え?突然?どうして?
確かにいつかそういうことは言ったことあるかもしれないけど、なぜ突然。
これって何?
彼女は僕に急にメールしたくなったってこと?
僕はドキドキした。
でも!いや。
ちょっと待てよ。
そもそも彼女とメールの交換なんてしてないって!
彼女は、僕のメアドを知らないって!
どういうことだ?
あ?もしかしてオサムの悪戯?おふざけ?
駅前のファーストフードでオサムに会って、謎がとけた。
「彼女、誠のこと好きだったよ」
とオサムは唐突に言った。
は?
「大丈夫。これからうまくいくよ!」
とオサムは言う。
「これ見といて」
とオサムに小さなデジカメを渡された。
そして
「今日はそれだけ!じゃ!」
と言って、オサムは去ろうとした。
「おいおい?なんだよう!?」
と僕が言うのも聞かずに、オサムはニコニコ手を振って歩いていく。
オサムは一度、立ち止まると
「あ!言い忘れた。
桃子さんには誠のメアドも教えといたから!」
と言って、去って行った。
わけもわからず、僕はデジカメのスイッチを入れた。
デジカメの中には、動画が一つだけ録画されていた。

動画を再生すると、横から撮っているベッドがアップで映しだされた。
ベッドの脇に、酔ったみたいにフラフラした女が立っていた。
ベッドの高さが画面の中心なので、立っている女の全貌はこの時点ではわからなかった。
ベッドには僕が腰かけてた。
いや!違う!僕じゃない!
オサムだ。
「こっちに来て」
とオサムが言った。
「やだあ。どうしよっかなあ」
酔っているみたいな女が言った。
あ!この声?・・・まさか、僕の片思いの桃子ちゃんか?
「好きだよ」
オサムが手を伸ばして女性の手を握った。
「好きだよ」
もう一度言いながら、オサムが女性の手を引っ張った。
女が男に引っ張られて、ベッドに座った。
女の全貌が映った。
ああ!なんとやはり、デジカメの中の女は、僕の片思いの彼女だった!!
二人の男女はベッドの上で隣同士で座りながら見つめあった。
「ずっと好きだったんだ」
オサムが言った。
な、何言ってくれてんだよ!!
しばらく、うつむいたまま彼女はもじもじしながら、黙っていた。
オサムは彼女の手を握ったまま、黙って彼女のことを見つめていた。
そして彼女が顔をあげてオサムの顔を見た。
「誠くん・・・」
何か言いたそうだった。
僕は息を止めた。
「好きだよ」
もう一度そう言うと、オサムは彼女に抱きついた。
ああ!!やめろ!
オサムは彼女を抱きしめながらキス攻撃を始めた。
最初は、自分の手を下におろしたまま、じっとされるがままだった彼女は、そのうち自らの手をオサムの首に回した。
そして彼女はオサムの首に抱きつきながら、自らも激しくオサムの唇を求めていった。
僕は固まりつつ、画面を見続けた。
ベロチューらしきことを二人の男女は長々した。
長いキスのあと、オサムは彼女から口を離した。
うっとりした顔の彼女は、オサムの顔を見続けていた。
そして見つめ合ったまま、オサムの右手が彼女の胸に伸びた。
「あっイヤ」
彼女は抵抗とは言えないくらいの弱々しい抵抗をして、口では
「だめ・・・いや」
と言いつつも、オサムに自分の胸を触らせていた。
その後も、男が迫り、「そこはダメ」「あん」と言いつつ、どんどん女が男に応えてゆく姿がデジカメには映った。
彼女はどんどん脱がされて、ベッドに押し倒された。
「だめえ」と言いつつ、彼女はオサムにふくよかなおっぱいを揉まれたり、ピンクの乳首を舐められたりしていた。
驚きながらも、僕は見ることをやめられない。
「誠くん、だめえ!誠君、いやあん」
と、僕の名前を呼びながら、オサムにエロイことをされ続ける彼女だった。
オサムが彼女の最後の砦のパンツに手をかけた。
「いやあん。まだだめえ!
誠くん、待ってええ」
と言いつつ、彼女は自分のお尻を上に上げ、パンツを脱がさせやすくしていた。
腰を浮かせながら彼女はオサムにパンツを脱がされた。
そこで録画は終わった。
*****
父と母の離婚の原因・・・。
奔放な父の性格のせいだったと、僕は母からきいている。
随分、大人になったあとに、」
「不倫とか浮気とかそういうの?」
と僕がきくと、母は
「そういうありがちな単純な問題じゃないのよ。
とにかく、ぶっ飛びすぎてて、普通の人にはついていけない人だったのよ」
と母は言っていた。
その父に育てられたオサム・・・。
確かに、彼女は僕に迫られたと思ってパンツを脱いだ。
僕がさっさと彼女に自分から迫っておけば、多分、うまくいってたんだな。
それを身を持って示そうとしたオサム。
しかし、オサムと寝た彼女。
無理だろ・・・。
でも、でも、彼女を責めるのは筋が違うだろう。
彼女は、オサムのことを僕だと思って抱かれたわけだし・・・。
そして、今、彼女は僕とつきあいたがっている?というか、もうつきあっていると思っているのか?
ど、どうしたらいいんだ?!
僕はファーストフード店を飛び出した。
もう一度、オサムと話さないと。
ふざけんな!
僕はオサムの携帯に電話した。
何回かけても出ない。
何様なんだよ。
何のつもりだよ。
『自分は、いいことしました。でも、何も言うな、礼には及ばない』ってこと?
ふざけんなよ!!ぶっとびすぎだよ!頭、おかしいよ!!オサム。
電話に出ないので、僕はオサムにきいていた住所をたよりに家に向かった。
すぐにオサムのマンションは見つかった。
留守かもしれないが、僕はチャイムを押してみた。
びっくりした。
女の人が出てきた。
オサムの女か。
同棲しているのか?
きいてなかった。
「あの~・・・」
と言ってから、僕は、続けて
「オサムはいますか?」
と言おうかと思った。
しかし、そのとき、ふと、この女にオサムの浮気を言いつけてやろうかという、意地悪い考えが僕の頭をよぎった。
僕が何と言うか考えている間もなく、女はニコッと笑った。
あ、笑うと可愛い。
そして女は
「お帰り~」
と嬉しそうに言いながら、クルリと背を向けると、家の奥に歩き始めた。
女の後ろ姿のお尻が魅力的にプリプリしていた。
僕が玄関先で立ちつくしていると
「今ね、美味しいシチュー作ってる途中なの!
ちょっと待っててねえ」
と女が大きな声で言った。
なるほど。
この人は、僕のことをオサムだと思っているのか?と僕は考えた。
僕は玄関に入ると後ろ手で、ドアの鍵を閉めた。
そして、僕はドアのチェーンを締めた。
そう言えばオサムからきいた、父が言ってた母の性格を思い出した。
『普段、大人しい母は、突然キレる。ああいう人ほどキレると怖い』と。
その母に育てられた僕。
「シチューより先に君が欲しいなあ」
そう言いながら、僕はオサムの家にズカズカと上がり込んで行った。
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