おマタも玄関も全開の一人暮らしの女
男の侵入と挿入を待っていると思われていた

このところ熱帯夜が続いた。
ある夜、私は玄関のドアを開けっ放しで寝てしまった。
私はクーラーが苦手だった。
勤め先の会社は省エネ対策で、冷房をかなり抑えめにしてくれているのでちょうどよかった。
それに会社は、広い部屋全体が同じ温度に保たれて快適だった。
しかし狭い自宅でクーラーをつけると、ちょっとうっかりしているうちに、冷えすぎて私はすぐに調子が悪くなってしまうのだった。
私は夜の早いうちはクーラーをつけずに、玄関のドアを開けっぱなしにして、居間の窓も全開にして、4風通りをよくして居間で過ごした。
玄関のドアには申し訳程度のうすーいレースの布をひっかけて蚊帳の代わりにしていた。
でも、風に吹かれるとその短いレースの布はヒラヒラと舞い上がってしまって、果たして本当に蚊帳の役割をしているのかわからなかったけど。
夜遅くなってくると、ドアの全開はやめて、ドアにチェーンをつけて、10センチほど開けられるだけ開けて、下にサンダルをはさんでドアを止めた。
そして、寝室の窓も全開にして寝るけど、寝室は玄関のドアから一直線でないので、風通りがいまいち悪い。
暑い・・・。
寝苦しい・・・。
でもクーラーをつけたまま寝たくない。
ああ、寝る前に寝室のドアを閉めて、そこでクーラーをがんがんにしておいて、冷やしておけばよかった。
じわじわとお尻や太ももの下に汗があふれてきて、下のシーツが湿ってくる。
いやだわ。最近、お尻と太ももにやけに汗をかくのよね。
以前はこんなことなかった。
以前は、背中やわきの下などのほうが汗をかいていたと思うけど、これなんなのかしら。
年齢的なものなのかしら?
ベッドに寝転んでオナニーをするときも、お尻と太ももの下がびっしょりになる。
はじめは自分の愛液が大量に流れてしまってそんなことになったのか?と思って驚いたものだった。
汗は容赦なく出る。
ベッドのマットを干したばっかりなのに。やだ〜。
もう耐えられない。
私はベッドを飛び起きると、押し入れから布団を出した。
そして居間に布団を持ってゆき、そこで寝ることにした。
居間と玄関は一直線なので風どおりがいい。
玄関もチェーンを外して、再び全開にする。居間の窓も全開にした。
私が玄関を開けたときに、何かが外で動く気配がした。
隣の猫ちゃんかな?
ふふ。
隣の猫ちゃんは、たまに玄関が開けっ放しのときに、うちに入ってきてしまうこともあったので、それを思い出して私はクスッと笑った。
居間に少しだけ涼しい風が通り抜けた。
ああ少しは快適になった。
玄関は、少しゴロゴロ寝転がって涼んでから閉めましょう。
私は、居間の布団に寝っ転がった。
もうお尻の下もジトジトしてこない。
快適だ。
そして、私はそのまま、玄関を締めることなく、朝まで眠ってしまったのだった。
朝、玄関が開けっ放しなのに気が付いて、私は自分でも驚いた。
危ない!危ない!気を付けないと!・・・と思いながら、私はジョギングに行く準備をした。
早朝、私はほんの数十分だけジョギングをする。
タンクトップを着て、ショートパンツを穿いて。
本当は、昼間でもタンクトップとショートパンツ姿で、肩や二の腕や脚をさらけ出して暮らしたいんだけど、さすがにいい年でそれはできないわ。
ジョギングをするという言い訳があればこういう恰好ができるわ。
それにこんな早朝なら許されるでしょう?
私は自慢の長い腕と、スベスベの自分の脚を撫でた。
この服装をしたいがためにジョギングをしているのか、自慢の腕と脚を鍛えるためにジョギングをしているのかが、私は自分でもよくわからなかった。
私が走ると、薄いタンクトップの下でノーブラの乳房がゆさゆさゆれる。
乳首には絆創膏を張っているから大丈夫。
大体、こんな暑いのにブラジャーなんてしてられないわ。
私が公園に向かって走っていると、ウォーキングをしている男性といつもすれ違う。
男性はニコッと笑った。
私も小さく会釈をした。
中年と熟年の間くらいのやや固太りの人だった。
ウォーキングは、健康のためかしら?
奥さんに少しは痩せなさいとか言われてるのかしら。
夫婦の営みのときに、太ったお腹とか見られてさ・・・。
うふ。いいなあ。
熟年のおじさんってなんかセックスうまそうだなあ・・・・。
そして公園には、鉄棒を使って腕立てや懸垂をしているアラサーくらいの男性がいつもいる。
太いたくましい立派な筋肉質の腕をしている。
筋肉おたくかしらね。
その人とは挨拶しないけど、私が走り過ぎるとき、この人、いつも私を見ているわ。
ふふ。
今度、もっと近づいちゃおうかしら。
この人、筋肉を褒めてあげたら喜びそうね。
公園から引き返すときには、いつも出勤途中の眼鏡の細身のサラリーマンに会う。
いつもこんな早くに出勤なんて大変ね。
遠いところにお勤めかしら?
私はおっぱいをユサユサ揺らしながら、彼とすれ違う。
彼の視線は、ごまかしながらも、ちらちら私の胸を狙っている。
あと、いつも大きなスポーツバックを持った男子学生ともすれ違う。
大変ねえ。
こんな早い時間に登校なんて、運動部の朝練なのかしら?
私は胸を揺れ揺れ、お尻をフリフリ、彼とすれ違う。
私の胸を見ていないフリがサラリーマンより下手ねえ。
可愛いわねえ。
******
次の日の夜は、それほど暑くはなかったのだが、居間で寝る快適さが忘れられずに、私はまた玄関のドアを全開にして、居間で寝た。
今日は、朝まで玄関を開けっぱなしなんてことにならないように、2時間後に目覚ましをかけた。
万が一また寝てしまったとしても、夜中に起きて閉められるように。
あと2時間もしたら気温も下がって随分涼しくなるだろうし、まああと2時間くらいは開けといても、危険はないような気がする。
二度寝になってしまうけどしょうがない。
しかし、私はぐっすり眠ってしまって、目覚ましが鳴っても知らないうちに止めてしまったようだった。
朝まで、また私の家の玄関のドアは開けっ放しだった。
うわあ失敗したわあ!
でも泥棒などの入った形跡はなかった。
案外、大丈夫なもんだな~と私は思った。
そうよね。
田舎じゃあ玄関に鍵かけないのは当たり前だというし。
ここは都会だけども、もともと下町だったし、泥棒なんかいないのかな?と私は考えた。
それ以降も時々、ドアを開けっぱなしで寝る私だった。
時には、ちゃんと目覚ましで夜中に起きて玄関を閉めたり、あるいはやはり起きられずに、ドアを閉めないで朝を迎えることもあった。
*****
その夜は、これまた暑かった。
今日こそドアを開けて寝たい。
今日はここらへんの町内のお祭りだ。
私がいつもジョギングのときに通る公園で、夜店が出たり盆踊りがあったりするるそうだ。
なんか、夜遅くまで、外で住民たちがウロウロしてそうで、今日は防犯上は安心そうだと私は思ってしまった。
私はドアを全開にしたまま早めに寝た。
****
どれくらい眠ったろう。
「こんばんわ」
そんな声で私は目を覚ました。
私は居間に敷いた布団の上で起き上がった。
居間から玄関までは一直線の廊下がある。
私が廊下の方を見ると、廊下の先の玄関で、ヒラヒラした蚊帳代わりの白いレースの布をまるで飲み屋さんの暖簾のように持ち上げている人が立っているのが見えた。
人間の真っ黒なシルエットがあった。
何かしら?お祭り関係のなんかかしら?
ご近所の人かしら?
寝ぼけた頭で私は考えた。
その人は玄関から入ってくると、後ろででドアを閉めた。
そして鍵も閉めた。
えええっ??
その人は靴を脱いで、家にあがると廊下をズカズカ歩いてこっちに向かってくる。
「きゃーっ!!」
私は叫んだ。
暗い居間の窓から入る街頭の灯りは、その人の顔を映し出した。
どこかで見た顔?
どこ?どこ?
覚えてない?仕事関係?昔の同級生?近所の人?
そんなことを考えているうちに、あっという間に、私はその人にふとんの上に押し倒されてしまった。
「やめてえ!何するのおお!!?」
知り合いのはずよ。知っている顔よ。
誰だっけ?
男は私の上にのしかかってくると、私の両手を抑えた。
そして唇を近づけてきた。
「ああっ!んんむむむ!」
男は私の唇を吸い、舌を私の口の中に押し込んできた。
ああっ!
男は私の舌に自分の舌をからめる。
両手を抑えられ、強引にこんな激しいキスをされる・・・。
こんなこと久しぶりだわ。ああ・・・。
私は恐怖をあまり感じなかった。
この男の顔に見覚えがあったことと、あまりにそのキスが気もちよかったもので。
キスを繰り返されているときに、その男の顔をまじかで見ているときに思い出した。
いつも見る服装と全然が違うから気づかなかったわ!!
毎朝、ジョギングの時に会う、
「奥さん〜。
いつもの恰好もいいけど、ネグリジェ姿もいいね」
と男はささやきながら、唇を私の首筋に移してきた。
信じられないわ!
いつの間にか、ジョギングしている私の家をつきとめたのね?
と思いつつも、首筋にキスをされ舐められ、私は感じてしまう。
ネグリジェをまくり上げられ、乳房を吸われているときにはもう私は小さく声を出していた。
「あ・・・あ・・・」
パンツに手を入れられ、アソコをいじられているころには
「いや・・・ダメ・・・いや・・・ああん!」
と甘い声を出しつつ、男の背中にしがみついてしまう私だった。
また、お尻や太ももの下にどんどん汗をかいてゆく私だ。
パンツがグショグショなのは、汗なのか愛液なのかわからない。
パンツを脱がされるときには、「いやっ!いやっ!」と言いつつも腰を自ら浮かせて、男にパンツをぬがせやすいように動く私だった。
男に股間に口をつけられて、舌で私の突起の先端を突かれたとき私は絶叫した。
「ああああ〜っ!!」
男の舌は私の突起部分をいやらしく舐めまわし、つつきまくる。
「いやっいやっ!ああっ!」
男は私の突起部分の側面も丁寧になめあげた。
居間の開けた窓が少し気になったのだが、でも、もう気が狂いそうに感じてしまって、大きな声を止められない私だった。
男に、チューチューと股の突起部分を吸われているときに、とうとう私は
「ああっ入れて!!入れてえ!!」
と言ってしまった。
男は起き上がって自分も全裸になった。
全裸になった男の体が私に再びおおいかぶさり、汗だくで肉体と肉体がヌルヌルと密着した。
ああ!男の体の肌の感触・・・久しぶり・・・・素敵・・・。
男は私の中に挿入しながら言った。
「奥さん、このうち有名だよ。
少し”露出狂”のケのある未亡人が、夜中、玄関をいつも開けっぱなしにして、男の侵入を待っているって」
ひどい!!
私のジョギングの姿って、”露出狂”扱いされてたの?
玄関を開けていたのは単に暑いからだってば。
男を待っていたわけじゃない。
それに違う!私、未亡人じゃない!
私、夫が死ぬほどの年齢じゃないわよ!
若くして離婚して独り身なんだってば!
でも、ま、多分、男性にとってそんな詳細な情報はどうでもいいことだったろうが・・・。
男は私の中に入ってきて、太い棒で私の膣の内壁のあちらこちらをこすった。
私に
「もっと!もっとおお!もっと突いてええ!」
と叫ばせてから、男は私の奥の方まで突っ込んできた。
「ああん!もっとおお!もっとお!」
私は自分も腰を振りながら叫んだ。
男の精液を中に出さるまで、私は夢中で腰を振っていた。
-------終わり--------
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