セックス相手は職場が一番
仕事関係者としかセックスしたことがない私

以前勤めていた会社でたくさん悪いことをした私でした。
というか、セックスするには会社の人が一番身元が安心だし、みんな口も堅いし、それに何より、会社にはセックスチャンスがいっぱいあるんですよ。
まあ私は一日のうちの相当な時間を仕事に費やしていたからそうなっても当然だったのかもしれませんが。
以前も書きましたが、生涯で仕事関係者としかセックスをしたことのない私です。
仕事関係者とは、同じ会社の人やグループ会社の人や得意先様やライバル会社も含めてですので、少し広めの範囲ですが。
(別れた元夫も得意先でしたし)
なんでなんだかわかりませんが、私が常に仕事が大好きだったわけではないのですが、自分の一番の興味の対象は常に仕事だった・・・ということはもしかして関係しているのかもしれませんが。
セックスさえも、自分が興味の対象でである仕事のことをイメージさせる相手とじゃないと感じない?というかの?
ともあれ、私は異動するたびに新しい部署で新しい仕事関係者の男性とセックスを繰り返したものです。
しかしそんな私でも、あるひとつの部署で仕事をしていたときだけは全くエッチなことをしなかったことがあります。
多分、その理由はそこには仲の良い女性社員の後輩が数人いたことと、口うるさい女性社員が一人いたことと、尊敬する女性先輩社員がお二人もいたからだと思います。
そんなところで下手をうつことの恐ろしさを実は結構、計算高いズルい私はよく知っていたのです。
彼女らが怖い・・・というよりも、もしも私の不純異性交遊がバレて、彼女らに嫌われてしまったら、私は自分自身がすごく傷つくことがわかっていたのです。
その部署の部長と課長に対しては潜在意識下では、とてもいやらしい気持ちを持っていたはずなのに、『セックスをしたいなあ』とはハッキリした願望を私は持ちませんでした。
思いもつきもしませんでした。
女性社員たちの存在が抑止力となり、私の心も動かぬようにガチガチに拘束されていたのです。
それまででしたら、新しい職場に行けば私はそこにいる人を見渡し、
『あ、あの人といつかセックスしよ』
と簡単に自分のエロ心を認めるという感じの人間でしたのに、これは全く珍しいことでした。
私は、部長と課長と『セックスしたい』とも思いつかないので、もちろん彼らを想像してオナニーもしたことなかったのです。
彼らを想像して自慰行為なんてそんなめっそうもない。
オナニーしても別に女性陣にはばれないんだけど、でもしないんですよね。そういうときって。
オナニーさえも知らず知らずにシャットアウト。
そしてその抑圧された気持ちは『夢』になって表れるのです。
ある日、部長にはおっぱいを触られている夢を見ました。
とても気持ちよかったです。
朝、起きてびっくりしました。
えええっ!私、部長にやらしいことされたがってたんだ!
その時にはじめて自分の気持ちに気が付いたのでした。
課長の夢も見ました。
課長にキスされまくっている夢でした。
これも、朝起きて、自分が課長にエロい気持ちを持っていることを認めるとともに
「すごいなあ。抑圧されると人間って夢に見るんだ」
と驚いたものです。
開放的にエッチしているときは、エッチな夢なんて見ないですよね。
現実にセックスをたくさんしているときはオナニーさえあんまりしないです。
さて、その後、晴れて彼らとエッチをしても差し支えないときがきました。
私はその会社をやめて転職したからです。
もう何も遠慮することはない。
しかし部長と会う機会は特にないし、課長とは会社をやめてから何度か一緒に飲むタイミングはあったのですが、いつも仲間がセットでした。
課長と飲もうとすると私が仲良かった女の子や後輩の男の子がセットで来てしまいます。
そーだよなー。
会社にいたときって自然に二人キリになるチャンスってたくさんあるもんだけど、離れてしまうとなかなか難しいものね。
そのうち課長が地方へ転勤になってしまいました。
しかしそのほうが実は好都合だったのです。
本店のある東京に年に数回は課長は出張でやってきます。
出張でいらっしゃったら、課長は当然、どこかのホテルに泊ります。これは大チャンスではありませんか。
「久しぶりに課長が東京に来るから一緒に飲みませんか?」
仲の良かった女子の後輩から私にメールが来ました。
いつものメンバーで飲んでいるときに、こっそり課長にメモです。
「ご相談したいことがあって、このあと二人になれませんか?」
お開きのあと、課長は宿泊先のホテルに帰ってゆくふりをしました。
私はみんなに
「電車のらないんですか?」
と言われながら
「今日はまだバスあるからバスで帰る~」
と嘘をつき、みんなをまきました。
課長とは別の場所で二人で合流です。
「どこに行きましょう」
「カラオケにしよう」
「え?」
ま、しょうーがない。
私たちは実は昔職場が同じだったときによくカラオケ屋に行ったのです。
歌も歌わずに話をするために。
居酒屋などだとうるさくてゆっくり話ができないので、カラオケの個室でお酒を飲みながら、ずうっとおしゃべりをすることがよくあったのです。
カラオケの個室だと静かで邪魔ものがいないので、なんでも話ができたもので。
歌は最初に一曲ずつ歌って、あとは最後帰るときに一曲ずつ歌うか、もしくは最後はどっちかが歌わないくらいでした。
あと他の時間は何時間もずーっとおしゃべりしていました。
そういうことがよくあったので、まあ今日も私たちの場合、カラオケ屋に行くことも想定できたのですが、これからエッチをするのにカラオケ屋か。
うーん。
バーとかじゃなくて・・・。
と私は考えました。
ま、いっか。カラオケの個室で、エッチ商売の人みたいに課長にべたべたしちゃお。
そう考えて私はふふっとほくそ笑みました。
しかし、課長に連れていかれたカラオケ屋さんは、以前に課長と私がよく行ったカラオケチェーンではありませんでした。
「東京じゃ少ないけど、俺の地方じゃこのカラオケ屋が多くって、たくさんサービス券もっているんだ」
と課長は言いました。
「え?ちょ!そこは・・・・」
そこは今現在、私が働いている会社の経営しているカラオケ屋でした。
新しい勤め先は前の会社の人には内緒にしてたんですけど。
確かにうちの会社は最近、課長の住んでいる地方に何店舗も開店させていましたが。
そして私の仕事は店舗ではなく、オフィスでデスクワークの仕事をしていたのですが、入社したばかりのときに、研修として3日だけ店舗を経験しろということで、偶然ここの店舗にお世話になったことがあったのでした。
そしてその研修のときに、私はここの店舗の店長さんとは結構親しくなってしまったのでした。
うーん。どうしよう。
でも、まあいいか。
このカラオケ屋でセックスするわけじゃないし。
このあと課長の泊っているホテルに行くことが最終目標なわけだし。
と私は思いました。
カラオケ屋の受けつけでさっそく店長に会ってしまいました。
「どうもどうも。いつぞやはお世話になりまして」
「どしたの?今日は」
「まあまあ。」
と適当に店長と話をしてから、私は課長を引っ張るように急いでその場を去り、個室に向かいました。
「えへへ、実はここで時々歌うんですよ」
と私は課長に嘘を言いました。
個室では飲み物を頼み、課長に一曲歌ってもらったあとに、私は課長の隣にぴったりとくっついて座りました。
「なに?相談って」
と課長は言いました。
私はニヤニヤしながら課長を上目遣いに見つめていました。
そこで個室のドアをノックする音が聞こえました。
店長自ら、飲み物とから揚げやらたくさんのおつまみをお盆に乗せての登場でした。
「え?食べ物頼んでない・・・」
と私が言いますと
「サービス!サービス!」
と店長が言いました。
「あ。ありがとございます」
****
その夜、ぐでんぐでんに酔った私は、知らないうちにカラオケ店の店長とラブホテルにいました。
課長を誘惑しようと、自分のおっぱいを課長に押し付けたりしていたのは最初の方だけで、何回もカラオケ店の店長が私たちの個室に入ってきて、うちの名物の焼きそばやら、スイーツやらをサービスで持ってきてくれました。
お酒も『サービス!サービス!』と言って、頼んでいないワインやらハイボールやらじゃんじゃん店長が持ってきてきくれまして。
店長に
「歌わないの?」
と聞かれ、そのときに既にすごく酔っぱらった課長がなぜか『僕ら、あまり歌を歌わないんですよ。店長歌ってくださいよ。』
と言いだし、店長は私らの個室で一曲披露したりもしました。
その後、どうやって課長と別れたのか、どうやって自分がホテルに行ったのか、よく覚えていないのですが。
気づいたときに、私は、ラブホで、店長におっぱいをチューチュー吸われていました。
乳首の側面を入念にぺろぺろされ、ときどき乳首の先端を柔らかい舌で突かれて、私は感じながら目を覚ましました。
目を閉じていた私は
「ああっ課長!」
と思いながら、気持ちよくなっていました。
私がふと目を開けると薄暗い中で私をニヤニヤ見ているのが店長の顔だと気が付きました。
あ・・そうか。課長じゃないんだ。
また私の記憶が遠くなったあと、数分後に店長にあそこを舐められていました。
また、局部の周辺をなめられたり、一番感じるところを柔らかい舌で軽くこすられているうちにあんあん言ってしまう私でした。
さんざんあんあんしたあと、酔った私は、また少し記憶がなくなりました。
でも、やがてぐったりしている私の脚を持ち上げて、店長は私の中に入ってきました。
「あっ!」
その衝撃に私は少し目が覚めました。
私は課長に入れられているような錯覚をまたしていました。
「や・・いや・・・あ・・あん!あん!あああん!」
私は大きい声を出してしまいました。
「ふふ」
私の中で動いている男が声を出しました。
その笑い声で、あ!課長じゃない。店長だった!と気が付きなおしました。
次の朝、起こされてボーっとしながら、もう一度、店長に出し入れされてアンアン言いながら、「やっぱり私は一生、仕事関係の人としかセックスできない運命なんだな。しょうがあるまい・・・・」と自分を納得させた私でした。
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