さ・し・す・せ・ソフレ志願の先輩OLをやっちゃうまで①
添い寝フレンドを求める女性

あっちのテーブルで、エロ課長が部下の女性の手を握っている。
課長は真面目な顔をして、向かいに座った女性社員の手を握って、上下に振りながら何かを語っている。
熱血的に説教をするふりしながら、手を触ってやがる。
課長はその手を離すと、今度は自分の隣に座って酔っぱらった赤い顔で、「そうです。そうです」と、さっきからやたらと課長に同意していた女性社員の膝の上に手を置いた。
「な!そうだよな。
お前らもそう思うだろう?」
と、その女性社員と自分の斜め向かいに座った男性社員の顔を交互に見ながら、課長は言っていた。
課長は相変わらず、顔は真面目なフリしているけど、手はしっかりと女性社員の太ももに。
おいおいおいおいっ!
あのテーブル、どっちかというと、力のある男に媚びることをいとわない女性と、大人しい男が課長を囲んでいるなあ。
しかし、とはいえ、今時、堂々とセクハラがまかり通るうちの会社って、やっぱりダメ会社だよな。
僕はそう思って、課長のテーブルから顔を背け、自分の座っているテーブルに目を戻した。
会社の宴会の2次会、いや3次会だった。
真面目な人たちはもう帰った。
べろべろに酔ってしまった人たちと、その人たちに捕まってしまった人だけが、3次会に流れ込んでいた。
気の利いたやつは、気に入っていた子と二人だけでどこかに消えてしまったやつもいるというのに。
下戸だけど、付き合いのいい僕は、酔っ払いたちに捕まり、この3次会の洋風居酒屋の店に連れられてきてしまった。
僕は酔っ払いの中で一人、ジュースを飲んでいた。
3次会の店で、4人ずつ座れるテーブル3つを僕と酔っ払いたちは占拠して、騒いでいた。
お店の人、申し訳ありません。
僕が、同じテーブルに座った男の同僚のさっきから何回も繰り返される話を聞いているフリをしていると、悲鳴のような高いはしゃぎ声が聞こえた。
「ええ!!嘘でしょうっ??」
「きゃああ!」
「信じられない!」
ともう一つのテーブルで、女性たちが高い声で騒いでいた。
いつも真面目な女の人たちも今日は相当酔っぱらっているな。
あっちに顔出して見るか。
僕は自分のテーブルの男の同僚に
「おれ、ちょっとあっちに遠征」
と言った。
僕は、テーブルにあった2本のワインのうち、残りの少なくなっていた方のワインの瓶と自分の椅子を持って、女性のテーブルに近寄って行った。
僕が4人掛けの女性陣のテーブルの空いている側面に椅子を置くと、
「ああっ!いらっしゃい!アキラ君!」
「おおっ!いいとこにきた!」
と女性社員たちは僕を迎えてくれた。
僕は持参したワインを女性たちのグラスに注ぎながら
「何の話で盛り上がっていたんですか?」
と聞いた。
「ミキがね、ソフレが欲しいんだって」
一人の女性社員が言った。
「やだーっ言わないでよう!」
とミキさんが言った。
ミキさんは、ちょっとムチムチした体をした、優しい、でも少し抜けている可愛らしい先輩だった。
ミキさんはアラサーだった。
アラサーといっても下のほうじゃなくて、上のほうのアラサーだった。
「ソフレ?」
「そう!」
ミキさんは恋愛にはもう疲れたが、一人で寂しい夜や、疲れているときなどは、誰かに黙って隣で寝てもらいたい気持ちになるという。
セックスをしないで、夜中、ただただ誰かに寄り添っていてほしいという願望が最近、沸き上がっているらしい。
「添い寝フレンドよ。
そんな男の人がいたらいいなって思って」
「へーえ」
僕は興味深そうな顔をして見せて、それだけを言った。
ここで余計な変なことを言って、女性たちの総攻撃を受けるのも嫌だったし。
返しとして
「添い寝だけで我慢するなんて、そんな男がいるわけないでしょう?」
と言いたかったし、
「僕がなってあげましょうか」
とでも言えたけど、反撃が怖くてやめといた。
「ミキったらソフレ専門の出会い系もしようとしたし、お金払ってソフレを派遣してもらおうとも思ったんだって」
と女性社員が言った。
「うそよ!!本気でしようとしてないって!ふと、そう思ったこともあるってだけよ!」
とミキさんが一生懸命、否定した。
ふーん。
僕は、何気にまた、課長のテーブルを見た。
課長のテーブルでは、隣に座った女性の部下の腰にまで手を回し始めた課長に対して女性社員が、「きゃっきゃ」言っているのが見えた。
「こっちは添い寝フレンド。あっちはお触りフレンドだな?」
*****
優しい、ちょっと天然な可愛い女の人だなとしか思っていなかったミキさんのことが、ちょっと気になり始めた僕だった。
いつも明るくて、後輩に優しくて、時折、失敗をしても全然落ち込まなそうに見えたミキさんだったが、寂しいとか、疲れたとか思うんだな。
そりゃそうかもなあ。ミキさん一人暮らしで、ここでがんばってもう10年以上だもんな。
男もいたんだろうけど、出会いと別れを今まで何度か繰り返してきたんだろうか。
なんか変なの。
今まで、何とも思っていなかった女性が自分に好意を示してくれたので、急に気になりだしたというのであればわかるけど、そうでなくて、女性が寂しさを見せた途端に魅かれてしまうこともあるんだな。
・・・っていうか、そんな綺麗なことではなくて『この女やれる!』っていう男の直感か?
いやいや、会社の同じ部署でそれはないでしょう。
失敗したら大変なことになる。
ミキさんが言いふらしたりする人には見えないけど。
それにちょっとやるだけで済まない場合もある。
僕はいろいろ考えてしまった。
しかし、一回気にしてしまって見てみると、僕にはミキさんの可愛さがいろいろ目につくようになった。
ミキさんの電話を取って対応するときの必要以上に丁寧すぎる対応。
うちの部署の電話相手は主に社内だ。
外部のお客様ではない。
電話では、話のわからないどこかの部署のやつが、いいがかりをつけているようだったのは、傍から聞いていてもすぐにわかった。
明らかに相手が無知で、困った頓珍漢な言いがかりをつけているようだ。
そんなに丁寧に対応しなくてもいいのに、もっとYESNOをはっきりいって、適当に切ってしまえばいいのに、笑いながら、延々とその電話に付き合うミキさん。
イライラしながらその様子を聞いていた僕だったけど、あまりにミキさんが明るく丁寧に楽しそうにそのクレーム電話に付き合うので、途中で僕もおもしろくなってしまった。
しばらくするとホントに楽しそうに
「あははは。ありがとうございます。・・・え?私?12階にいますよ。
あははは。ほんとうですか?
いいですよ。いつでもいらっしゃってください。
あははは。そんなー!
全然、優しくないですって!
・・・やだあ!美人でもないですよ!期待はずれだったらすいません」
と言って、最後には電話相手と意気投合したみたいで、仲よくなって電話を切ったミキさんだった。
僕は、ミキさんをなんか見直してしまった。
また、僕が、ある朝、遅刻しそうになって、会社の最寄りの駅からダッシュで会社に向かっていると、僕の前方をミニのタイトスカートに無理やり押し込んだような膨らんだお尻を振りながら、走っているのか歩いているのかわからないくらいの速度の女性がいた。
なんか、すごい遅い速度ながらも、とにかくそのかわいいお尻や体をゆすりながら急いでいるらしき女性がいた。
僕の足はすぐにその女性に追いついた。
そのかわいいプリプリしたお尻を振りながら急いでいる女性は、ミキさんだった。
僕が声をかけ、振り向いたミキさんはなんと、ハンバーガーを食べていた。
かわいい顔で口いっぱいにほおばりながら、ミキさんはまずいところを見られた!という顔をした。
遅刻しそうなのに、ハンバーガー食べながら、こんな遅い速度で会社に向かって走るか?
「だって朝ごはん食べられなかったから、もうお腹ぺこぺこで。
それに駅前のファーストフードから会社まで、ちょうど一個ハンバーガーを食べられる距離なのよ」
とミキさんは言い訳した。
僕は大笑いしてしまった。
僕はミキさんの鞄を持ってやり、なるべくミキさんが食べながらも早く走れるようにしてあげた。
僕たちは遅刻を免れた。
そして、みんながハメを外した宴会の次の次の週、うちの部が最近社内に展開したシステムのことで打ち合わせがあった。
先輩の男性社員が主導で、僕がナンバー2の立場で補佐して作りあげたシステムのことだった。
僕たちの部署は会社の外部とのやり取りをする部署ではなく、社内向けのインフラ整備をすることが仕事だった。
打ち合わせでは、結構部員みんなが、自由な意見を言った。
僕たちの作ったシステムの社内での評判や、改善が必要な点など結構、きつい意見を皆が言った。
課長や部長は口は挟まずに、下の皆に自由に意見を言わせていた。
僕はもちろん、忌憚のない貴重な意見を取り入れて、どんどん改善すべきだと思っていたが、でもあまりにみなが正直にシステムをけなしてくるので弱冠、へこみそうになった。
強気で、みなの意見に反論するこのシステムのプロジェクトリーダーの先輩の横で僕はシュンとしていた。
そのときに、今まで黙っていたミキさんが手を上げた。
ミキさんは、恥ずかしそうに遠慮がちに、たどたどしくも
「いろいろ問題はあるかもしれませんが、とにかく、このシステムを導入してみたのは大きな一歩だったと思います。
臆病になってやらないよりも、絶対にやってよかったです。
もしも改善すべき点があるのであれば、これからどんどん改善すればいいだけです」
と、僕たちのシステムを一生懸命、擁護する演説してくれた。
ミキさんは続けた。
「このシステムのどこが画期的あったかと言いますと・・・」
それまで白熱していた会議に参加していた皆は静かになって、ミキさんの発言をきいていた。
またミキさんは、演説の最後に四字熟語を間違って発言し、それが緊張の糸をプツリと切って、みんなの爆笑を誘った。
それまでとげとげしていた会議は、とてもいい雰囲気で終わることになった。
*****
僕はミキさんをおかずに、その夜オナニーをしてしまった。
以下、僕の想像だ。
”設定”は、僕がミキさんの”添い寝フレンド”になった場面。
僕はミキさんに添い寝をしていた。
ピンクのスケスケのネグリジェを着ているミキさんだった。
(きっと現実は違うと思うけど。ここはそれで)
ネグリジェからは乳首が透けてしまっている。
ミキさんのムチムチの腰をやっとこさ隠しているような、ひもの細いパンティも透けて見えてしまっている。
ふっくらしたおっぱいと、ふっくらした腰の間には、ウエスト部分だけは細いのに、そのすぐ下のこれまたは、ちょっとだけふっくらした下腹が透けている。
そんな体をネグリジェから透かしながら、ミキさんは横たわっていた。
「今日は暑いから掛け布団はなしね」
と言って。
でも、僕は約束通りエッチはしない態度をしていた。
添い寝フレンドらしきふるまいをしていた。
僕の左腕の腕枕に頭を載せているミキさんの額だけを撫でて、僕は大人しくしていた。
でも、頭を傾け、ミキさんはだんだん僕の胸に甘えるように顔を押し付けてくる。
「好きよアキラ君」
僕はミキさんの額をもう一度なでた。
「ソフレなんて言い訳よ」
ミキさんは言った。
「触って」
ミキさんが、ネグリジェ越しにおっぱいを僕に押し付けてきた。
「だめですよ」
と僕は言う。
ミキさんの硬くなった乳首が僕の胸に触れた。
僕は裸だった。ミキさんの乳首を感じてしまった。
「だめですよミキさん。僕はソフレですよ」
自分のモノが徐々に固くなってきていたのに僕はそう言った。
ミキさんは僕に乳房と乳首を押し付けながら、僕の股間に手を伸ばしてきた。
「あっ!」
横向きに寝たまま僕の顔をじっと見つめながら、ミキさんの手が僕のモノを握った。
優しく、僕のモノを上下にさすりながら、ミキさんは僕の目をいやらしい目つきで見つめる。
僕の竿の部分を上下に握っていたミキさんの手が、少し上の方にずれて来て、僕の傘の部分をちょっと撫でた。
ああ!
-------続く----------
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