セックス一回で女を虜にできるらしい悪魔③
女子高生とセックスした悪魔

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ミキちゃんのLINEの続きを私は読みました。
何個も何個もミキちゃんのトークが入っていました。
『みうちゃん。
私、昨日、悪魔さんに空を飛ぶデートをしてもらったの。
街の夜景を見ながら、悪魔さんに抱きかかえられて空を飛んだんだよ。
目の下に広がる都会の灯りは目もくらみそうだった!
それはそれは素敵だったよ』
『私は久しぶりに気分が上がっちゃった。
そして地上に戻ったあとに、私から悪魔さんにお願いをしたの。
先生と何回もしてしまったことを忘れさせてほしいって頼んだの。
このまま先生とのことを忘れられないと、きっと私は死んでしまうと言ったの』
『それで悪魔さんとエッチしちゃったら、私、なんだかさっぱりしたわ。
私、きっともう大丈夫だよ。
今まで、心配かけてごめんね』
『私、新しい学校でスポーツのクラブに入ることにしたんだ。
誘われてやってみたくなったの。
そこで何もかも忘れて体を動かしたくなったんだ。
クラブは朝から晩まで、あと休日も練習があるのですって。
とても忙しいみたいなので、みうちゃんしばらくは会えないけど。
そうね、クリスマスには遊びましょうよ。
それまで元気でね。またね』
私はどう返信したらいいのでしょう?
悪魔がミキちゃんとセックスした。
それがショック1。
いや、その前に、セックスの前に、悪魔は自分の素性をミキちゃんに明かしていた。
悪魔にとって特別な女の子は私だけだと思っていたのに。
それがショック2。
悪魔が自分が惚れた女とセックスしたということは、まあチンケな力ではあったけど、魔力を失ってしまうということ。
それがショック3。
悪魔が魔力を失ってもいいからミキちゃんとセックスしてもいいと思ったこと。
それがショック4。
私は、LINEに
『ミキちゃんが元気になって本当によかったぜ!』
と一言だけ書いて、
そのあとに、
『LOVE』
というハートの絵のついたスタンプだけ押して、私はミキちゃんとのラインを閉じました。
私にはそれ以上、何か書く気分にはなれませんでした。
私は着替えると、自分の部屋を出ました。
まだ早朝です。
父も母も悪魔も寝ているようで、家の中は静まり返っていました。
私は玄関から庭に出てみました。
朝の空気の中で、私は一人で突っ立って、ぼーっと庭を眺めていました。
私は心の中にぽっかり穴が空いてしまった気分でした。
私は狭い庭の花壇の花に手をやったり、意味もなく雑草をぼんやり摘んだりしました。
私はしばらく庭でボーっとしていました。
やがて、家の中からバタバタと人間が活動している音が聞こえてきました。
家族たちが起きてきたみたい。
私が家の中に戻ろうと、玄関のほうに向きを変えた途端に、玄関が開いて、悪魔が出てきました。
「おはよう」
悪魔は私の横を通り抜けると、門のところにあるポストに新聞を取りに向かいました。
新聞をポストから取って、私の父のところに持ってゆくのは、朝の悪魔の仕事です。
私はポストを開けている悪魔の背中をぼーっと見つめていました。
悪魔は、こちらを振り向き、私が黙って突っ立っている様子を不思議に思ったのか
「何?」
と言いました。
悪魔の顔を見ていると、私はたまらなくなりました。
私は発作的に悪魔の方に走り寄ると、悪魔の足元にしゃがみました。
そして私は悪魔の片足を両手で持ちあげました。
「な?!何するんだよっ!?」
悪魔が片足立ちになり転びそうになりました。
私は悪魔がつっかけていた片方のサンダルを力づくで脱がせ、そして、それを思い切り、庭の木の高いところに向かって放り投げました。
「何してんだよっ?!」
悪魔は私の行動に驚いていました。
悪魔のはいていたサンダルは、庭の木の上の方の枝の生い茂った葉の中に引っかかりました。
「あああっ!」
悪魔は木を見上げて叫びました。
私は黙って木を見上げていました。
「なにするんだよ?アホ!!」
悪魔はブツブツ言いながら、飛び上がりました。
そして悪魔は空をフワフワ飛びながら、木の上に舞い上がりました。
悪魔は、自分のはいていたサンダルを木の枝から取ると、またフワフワと地面に戻ってきました。
「まだまだガキなんだから。
こういう馬鹿みたいな悪戯してさ、みうちゃんは。
・・・おいっ!ナニ笑ってんだよ!」
そのときには、満面の笑みに変わっていた私の顔を見ながら、悪魔はそう言ってサンダルを履き直しました。
私は大笑いを始めました。
「あはははははっ!!」
悪魔は、ムッとしながら私を睨みました。
私は笑いが止まりませんでした。
「朝からしょーもねー」
と悪魔は言って家に戻っていきました。
悪魔は空を飛べたわ!
ちゃんと、今、飛んだわ!
悪魔は魔力を失っていないわ!
つまり、セックスしたのに、悪魔はミキちゃんの奴隷になっていない。
悪魔はミキちゃんのことを大好きではなかったってことだわ!
不機嫌そうなムッとした顔で家に戻る悪魔を無視して、私は庭で大声で笑い続けました。
****
その後も、私はミキちゃんのことは気になっていました。
ミキちゃんは新しい学校やクラブで楽しくやっているでしょうか。
ミキちゃんは今でも先生のことが好きなんでしょうか。
それとも、ミキちゃんはセックスをして悪魔の虜になったのでしょうか。
あれからミキちゃんと悪魔は全然、会っていないようですが。
ミキちゃんがわざととても忙しいクラブに入ったのは悪魔の誘惑を断ち切るためだったのでしょうか?
先生を断ち切るためだったのでしょうか?
そして、私は賭けに出ることにしました。
私は悪魔とセックスをしてみようと思ったのです。
悪魔とセックスして
もしも『私の気持ち≧悪魔の気持ち』だったら、私は我も忘れて悪魔に狂ってしまい、そうすると悪魔は逃げてゆくか、それとも私のお父さんに追い出されてしまうのね。
でも、もしも『私の気持ち<悪魔の気もち』だったら、悪魔は人間界に残り、私の奴隷になるのね。
そうです。私は悪魔が好きです。
私は悪魔を自分のものだけにしたくなりました。
いえ、それよりもダメでもよくてもどっちでもいいので、果たしてどっちになるのかを私は試してみたい気持ちが強くなったといったほうが正しいかもしれません。
セックスに狂う自分というのもちょっと知りたいし・・・。
賭けです。
父と母が留守の休日に、私は居間でくつろぐ悪魔の前にパンツ一枚の上にバスタオルだけをまとった姿になって登場しました。
そして私は悪魔に迫ったのでした。
「セックスして」
「だめだよ」
と悪魔は言いながら、抱きついた私の両腕を持って自分から遠ざけました。
「俺、この家、出てゆきたくないんだよ」
と悪魔は、私の両腕を持ちながら私の目を見つめて言いました。
「俺はまだ、みうちゃんやお母さん、お父さんたちと一緒に暮らしたいんだよ」
私は黙って悪魔の顔を見ていました。
「もっと好きになるのを待つよ。
俺がみうちゃんを好きになるのを。
そしてみうちゃんももっと本当に俺のことを好きになってからね。
お互いにね。
それまで待とうよ」
悪魔は続けました。
「そのときセックスしよう。
そのときは、俺は喜んでみうちゃんの奴隷になるよ」
私には悪魔のその言葉が嬉しかったような、悲しかったような複雑な気持ちでした。
悪魔は私をセックスの餌食にしたくはないって、私のことを思ってくれている。
ここで暮らしたいって思っている。
それは嬉しい。
でも、悪魔は今の段階で私のことを好きではないって宣言したということでしょう?
複雑だわ。
ま、しょうがないわ。
私が退散しようと思ったときに、私の胸に巻いたバスタオルがはずれて下に落ちました。
「きゃあ!」
私はパンツははいていましたが、上半身は裸でした。
私のおっぱいが悪魔の前にさらけ出されてしまいました。
慌ててしゃがんでバスタオルを取ろうとした私を悪魔は制しました。
悪魔が私の両腕を強く持ったまま、離してくれないのでバスタオルを拾うことができません。
「ちょっと待って」
と悪魔は言いました。
悪魔は私の両腕を持ったまま私のおっぱいを見つめました。
「ちょ、ちょっと」
とまた悪魔は言いました。
そして悪魔は私のおっぱいに片手を伸ばしてきました。
「いつの間にか、こんなに育ってたんだね。みうちゃん」
悪魔は私の片方の乳房を片手の平につつみました。
あれ?雲行きが?
悪魔は私のおっぱいをもみ始めました。
あれ?さっきなんかカッコイイこと言ってなかったっけ?
私は悪魔にソファに座らされました。
そこで私はおっぱいを揉まれ、乳首をなでまわされました。
結局するのね?
私はドキドキしながら、悪魔にされるがままになっていました。
だんだん、私は押し倒され、ずるずるとソファに寝かされてゆきました。
悪魔は私の上に乗ると、私の唇に自分の唇を押し付けてきました。
そして悪魔にキスを繰り返されながら、私は乳房や乳首を撫でまわされました。
あ・・・。気持ちいい。
悪魔に唇や首や乳首にキスをされ、私は夢中で悪魔にしがみつきました。
そして悪魔の手が私のパンツに伸びてきました。
私は脱がされるのがなんか恥ずかしくて
「自分で脱ぐ!」
と叫んでしまいました。
私は上半身を勢いよく起こし、立ち上がりました。
そして、悪魔の前で自分でスルスルとパンツをおろしました。
そのときに気づいたのですが、恥ずかしい話ですが、自分のパンツにほんのうっすらと赤いものがついていました。
(やだっ!生理が始まっちゃった?
でもちょうどいいわ。
これなら中で出してもらっても妊娠しないから)
と私は思って、このままエッチを続行しようと思いました。
しかし、私がソファのクッションの下に隠そうとした、血のついたパンツを何気なくちらっと見た悪魔は、突然叫びました!
「ぎゃああああーっ!!!!」
え?どーしたの?
「血!!!血!!!血!!!」
悪魔は目をつぶってクッションを指さして騒いでいます。
え?
「ごめん!!俺、血だめなんだ!」
そうなの?でもほんの少しじゃないの?
「だめなんだ!!俺、血に弱いんだ!
もう萎えた!!勃たない!」
えーっ??
「いや、勃たないどころじゃない!!
貧血になる!!もーっ気絶する!」
悪魔は頭を振りながら騒いでます。
「悪魔のくせに血がだめなの?」
「いや!俺よりみうちゃん!
早くちゃんと処置して!
パンツはいて!
血なんか出しながら、セックスなんてしちゃダメだよ!!
今日は大人しくしてて!!」
と悪魔は、自分の目を両手で塞ぎながら、叫びました。
その日は結局、セックスはできませんでした。
なんだか恥ずかしくて、それ以来、私は悪魔をまだ誘えていません。
今後、私たちがどうなるのかは私にもわかりませんが、また私と悪魔のこの話の続きは、近いうちにきっとさせてもらいますね。
---------終わり--------
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