嫉妬深い女子大生の彼女①
出会う前のエッチについて嫉妬する彼女。

僕の彼女、チエミはとても焼きもち焼きです。
そんなのどうでもいいじゃないかということや、今更怒られてもどうしようもないということにについてチエミは怒ります。
僕とチエミは大学で同じテニスサークルに入っているのですが、実は僕の以前の彼女もそのサークルに所属しています。
その元カノとは、まだ大学に入りたて、サークルに入りたての頃に、ほんの少しだけ付き合いました。
実は突き合いもしました。
大学に入学して、少し大人になった気分で浮かれて、最初の新入生歓迎コンパのときに、酔っぱらった僕たちははずみでエッチしてしまったのでした。なんか気持ちが高揚していて、これから4年間チームメイトとしてつきあう女の子と軽はずみなことをしてしまいました。
まだサークルに入って3週間もしないうちのことでした。
サークルの先輩たちに開いていただいた新歓コンパでは、本当はまだ20歳になっていない僕たちにはお酒を飲ませてはいけないことになっていたのですが、いったん解散しての個別の2次会で、僕や元カノは先輩にお酒を飲まされてしまったのでした。
帰り道が同じだった僕と元カノは慣れないお酒でグダグダになりながら一緒に歩いていました。
「疲れた~もう歩けな~い」
「帰るのめんどくさいな。どっか泊まっちゃおうか」
僕と元カノは安いラブホテルに入りました。
最初はベッドで寝転んだりふざけていたのですが、僕は元カノの胸を触り出してしまいました。
嫌な顔をされなかったので、僕は元カノの体をまさぐりながら、脱がしてしまいました。
気が付くと、僕はすぐに、そのコのあそこに自分のものを突っ込んでしました。
夢中で突きまくってしまいました。
酔ってテンションが上がっていたのか、元カノも大げさなくらいあえぎ声をあげて僕に衝かれていました。
これは、若気の至り、一度の過ちと思っていたのですが。
なし崩し的にそのまま、そのコと少しだけ付き合ってしまった僕でした。
しかしそんな酔ったはずみの関係、出会って間もなくのこと、お互いをよく何も知らずに付き合った関係です。
最初の梅雨を迎えるころには、僕と元カノはもう別れてしまいました。
サークルの中でも、僕と元カノのことはあまり知られていないくらいです。
知っている人も、まさかあの短期間でエッチはしていないと思っています。
大学に入って、すぐに軽いノリでつきあってみてだけだろう、高校生みたいなガールフレンドボーイフレンドみたいな関係だったのであろうと皆には思われていました。
一方、今の彼女のチエミとは友達として2年も付き合ってから、お互いよく知った仲になってから、僕が好きになり僕から告白してつきあった相手です。
チエミは元カノとは比べ物にならないくらい大事に思っている彼女です。
なのに何かというとチエミは焼きもちを焼きます。
試合のときに元カノのスマッシュに僕が
『ナイス!』と声をかけたり、
練習の後にネットを一人で片付けようとしている元カノを僕が手伝ったりしただけで、チエミは不機嫌になります。
チエミはその日は口をきいてくれなくなります。
そんなことのあった日の夜、僕がそれこそ何時間も何時間も電話をして一生懸命ご機嫌をとって、やっとチエミは許してくれるのでした。
困った焼きもち焼きの彼女です。
元カノはチームメイトなんだから、無視するわけにもいかないし、どうすりゃいいんだよという感じです。
チエミは周りの皆とは違って、するどいところがあることも確かではありました。
僕とエッチのときに一回だけ、チエミが急に冷めた顔になり、
「○○ちゃん(元カノ)ともこういうことしたの?」
とつぶやいたことがありました。
僕は内心、ドキーッとしながらも、その言葉が聞こえていないフリで続けたのですが。
そっからは、チエミが少しの間、のってこないで無表情というか怖い顔で僕に黙ってされていました。
そこまでは、チエミが、あんあん声を出して、可愛い顔を恥ずかしそうにほんの少しだけゆがめて感じていたというのに。
でも、また少しするとチエミは、激しく僕を締め付けてきました。
悔しそうに感じてしょうがないというように、怒ったような乱れたような狂ったように声を出して、チエミは僕のあそこを締め付けてきました。
そんなことは一回だけでしたが。
次のセックスからはまたかわいらしく、恥ずかしそうにアンアンいうチエミでしたが。
元カノと一度エッチしてしまったことは事実なので、僕の心の中に罪悪感があったことも事実です。
でもなあ今更なあ~。罪悪感も何もなあ。
元カノとエッチしたのはチエミと付き合う2年も前の話だしなあ。
チエミはもっとささいなことでも怒ります。
僕は彼女と出会う前から、高校生のころからプーゲッツちゃんという女性が書いているエロブログのファンでよく読んでいました。
僕は高校時代は受験勉強の傍ら、プーゲッツちゃんのエロいブログを時々読んでオナニーをするだけだったのですが、大学生になってから勇気を出して、そのブログにコメントを書くようになりました。
『今回のお話のこのどんでん返し面白いです・・・・ジョージ』
『プーゲッツちゃんの今日のフォト綺麗ですね・・・・・・・ジョージ』
など、たわいもないコメントを僕はしていました。
僕はペンネームを大学のサークルでの自分のあだ名である『ジョージ』にしていました。
僕の苗字がたまたま『高橋』で顔が『高橋ジョージ』に似ているからということで、大学のサークルで僕は「ジョージ」と言われていました。
「俺、あんなおっさん顔かい~?」と僕が言うと、サークルの皆は
「あははは!そういうわけでもないんだけど、雰囲気がなんかすごく似ているんだよ」と笑っていました。
ある時、チエミと付き合い始めてから、僕の家のPCで彼女が授業で出された課題をやっているときに、僕が『お気に入り』に登録していたプーゲッツちゃんのブログを見られてしまいました。
「なによ?これーっ!!」
チエミは叫びました。
「なんなのこのエロいブログ!!」
チエミは怒りました。
「高橋君ったら、こんなエロブログにコメントまで書いているの~!!信じられない!!不潔!!何よ~!!これえ!」
チエミは怒り狂ってわめいています。
「わかったよ。わかったよ。もうこのブログも見ないし、コメントも書かないよ。」
と僕は言いました。
おいおいただのブログだよ。浮気しているわけじゃない。
ああでも、確かに・・・。
大学2年のころには僕はプーゲッツちゃんと時々メールもしていたのですが、実は一度プーゲッツちゃんに会ったことはあります。
チエミと付き合う前ですよ。
そのときに、北海道在住のプーゲッツちゃんが、珍しく東京に出てくる用事があるので、僕に会ってみたいとメールに書いてきました。
そのときに僕はプーゲッツちゃんとエッチをしてしまったのです。
プーゲッツちゃんはエロいブログを書いている人だし、僕よりも全然、大人だったのでなんとなくそれは予感していました。
でも期待しすぎて、裏切られるのが嫌なので、もしなんにもなくてもガッカリしないようにしとこう!とだけは僕は心に決めていました。
東京の観光案内をしてあげて、夜、飲んでいるときにプーゲッツちゃんに
「あなたは知らないかもしれないけど、私の若いころは『セックスしよ!』でセックスが始められたのよ」
と言われたときは嬉しかったです。
なんか、そのドラマの話きいたことあったし。
僕が事前に一生懸命調べた、それほど高くはないけど、それほどちゃっちくもなくシティホテルで、僕はプーゲッツちゃんに服を脱がされ、僕のものを口に含まれました。
一度、プーゲッツちゃんのお口に飲み込まれたあと、プーゲッツちゃんにもう一度導かれ、僕はプーゲッツちゃんの中に入ってゆきました。
そしてしがみついてくるプーゲッツちゃんに髪の毛をかき乱されながら、僕はプーゲッツちゃんの中で動きました。
「中で出して」
と言われて僕はプーゲッツちゃんの中に精液を放出してしまいました。
でも、それもたった一回だし、チエミと知り合う1年も前の話だし、北海道にいるプーゲッツちゃんとは今後も会う予定はないし。
まあ、とにかく僕は、プーゲッツちゃんのブログを自分のパソコンの『お気に入り』から削除し、もうこのブログは二度と見ないし、コメントもしないとチエミに約束しました。
しかし、数日たったある日、チエミがまた怒って僕に詰め寄ってきました。
「私が嫌だっていうことをどうしてするの?どうして約束が守れないの?」
学校で僕はチエミにスマホのネットの画面を突き付けられました。
その画面はプーゲッツちゃんのブログのコメント欄でした。
『プーゲッツさん。今日のフォト、エッチでいいです。またプーゲッツさんと遊びたいなあ~ ジョージ』
『ふふ。ジョージさん。それは内緒の約束でしょう? プーゲッツ』
という、プーゲッツちゃんと『ジョージ』のやり取りがそこにはありました。
「どういうことなの?なんでまだ書いているのよ!!本当に嫌い!もう私がこれを見ないと思って安心して!!
それになんなの?また遊びたいって? また遊びたいってどういうことなのよ?遊んだことがあるの??」
とチエミはわめきたてました。
「違うよ!違うよ!なんだよこれ?俺、こんなの書いてないよ!!俺、もうプーゲッツちゃんのブログ見てないし、俺じゃないよ!」
ほんとに僕じゃありません。このコメントは一体なんなんだ?
怒って泣き叫ぶチエミをなだめるために、
この誤解だけを解くために。
しょうがない・・・・。
僕は実は、以前にプーゲッツちゃんには一回会ったことと、プーゲッツちゃんのメールアドレスを知っていることをチエミにばらさざるをえませんでした。
僕は、誤解を解くためにチエミの前でプーゲッツちゃんにメールをしたのです。
------続く------------------
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