エロ姫 危ない願望②
納屋やらキッチンで使用人とのセックス

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ここからの”話し手”は、姫の独白から、僕、侍従の息子、家庭教師の”語り”に変わります。
実は、僕は、以前より父から、困ったエロ姫様の話をきいて相談を受けておりました。
僕が高校の教師をやっていたので、きっと姫のような年頃の女の子の導き方をよく心得ているのではないか、と父が思っていたからだと思われます。
王様も王女様も姫様を正しい道に導こうとしないし、僕の父や他のお付きの者の言うことをきくような姫ではありません。
大人に何も教えてもらわないで、乱れた性生活を送る姫。
このままでは、姫様がかわいそうだと父は思っていたそうです。
そこで父は姫様の元へ高校教師であるの僕をつけたのです。
しかし、僕にセックスを断られてから、不満だった姫は、庭師やコックを誘って、隠れてセックスをするようになってしまいました。
僕は、姫と庭師がやるところを、父は、コックと姫がやるところを見てしまいました。
勉強の休憩時間に、僕は庭のきれいに咲いた花を摘んでもいいかどうかの確認を庭師に取ろうと思い、庭をうろうろしていました。
そのとき、宮殿の大きな庭の端にある物置から声が聞こえてきました。
「ああっ。姫様。
姫様のピンクのここが、こんなに濡れてしまって・・・」
「入れて~!!早く入れて!」
「ああ姫様、たまらない。
このピンクのところに入れますよ」
「あっ!あっ!」
「ああ~!こんなに」
「ああん!もっと奥まで~。あ~ん!!」
「姫様、そんなに締め付けないでください。奥に入れられませんよ~」
「いやーっ!もっと奥までええ!奥までええ!」
「どうです?これでどうです?それっ!それっ!」
「あっ!あっ!いやあん!そんなに突いちゃいやあああん!!」
二人は、物置の入口近くで、ことをおこなっていました。
物置の扉の隙間から、大きく股間をさらけ出した姫のピンクの部分に庭師のものが出し入れされるのが僕には見えました。
父はダイエット中の王女からの命令で、夕食の油を減らすようにとの伝言をコックに伝えに行くときに目撃したそうです。
休憩時間だったのか、ほかに人のいないキッチンで、姫はコンロの台で手をついてお尻を丸出しにしていたそうです。
その後ろから、コックが重なっていたといいます。
コックは姫のスカートをまくり上げ、姫を突いていたそうです。
「どうですか?いいですか?」
「あんっ!あんっ!いいわあ~。もっとおお」
姫は後ろからコックに腰を持たれて動かされていました。
立ったまま、コックに体を前後にゆらゆら動かされながら、快感に首をのけぞらせる姫がそこにいたそうです。
僕と父がお互いに目撃したことを報告しあった数日後、決心した父は、とうとう姫に言いました。
「家庭教師の言った忠告を姫はきいていたんですか?
私の息子の言ったことを姫はきいていたんですか?」
父は姫を責めました。
「姫は庭師を愛していたんですか?
コックを愛していたんですか?」
そう言って、父は姫の前で涙をこぼしてしまったそうです。
父が泣いたことが、少しは胸にこたえたようで、姫は少し大人しくなりました。
それ以降も、父は、姫の命令には慇懃無礼には従っていましたが、数日の間、父が笑顔を全く見せなくなったことも、姫にはかなりこたえたようでした。
すぐに姫の行動が大人しくなったので、やがて父も元通り、姫にニコニコ対応するようになりました。
そして、父と姫が仲直りしてから、数日たったある日、姫は父に質問をしてきたそうです。
「先生が、愛し愛される人とのセックスは数千倍も数万倍も気持ちいいって言ってたけど、それは、どういう感じなのかしら。
今だって、私はエッチなことは普通に十分気持ちいいのに。
愛し愛される人とのエッチというのは、これ以上にいいものなの?」
僕の父はうなづきました。
「私の親である王と王女も?
気持ちよいセックスをしているの?」
と姫はききました。
父は大きくうなづきました。
「そうだ。あなたは?
奥様はもう亡くなってしまったときいているけど、奥様とのセックスはどうだったの。
素晴らしいセックスだったの?」
姫にそう問われて、父は大げさに答えたそうです。
「その通りです。
愛する妻とのそれは、天国にも上るような感じでございましたよ。
私は毎日とても幸せでした。」
「では、愛し愛される人とは、どうしたら巡り合えるのかしら?」
と姫は続けてきいてきたそうです。
「姫も同じ年頃の人たちと付き合ってみたらどうでしょう?
ただし、まずは、エロを封印してですな」
「エロを封印?」
「そうです。
一度エッチな気持ちを無くして、人と付き合ってみることです。
エロなしで、人間と人間との関係を築くのです」
父は姫にそう伝えたそうです。
隣の国の学校への姫の留学は好都合でした。
同じ年頃の女子も男子も大勢いるところで、姫はエロを封印して、人間との付き合いというものを学びました。
学校で勉学にいそしむことはもちろん、それ以外にスポーツを楽しんだり、お友達と力を合わせて学校の行事をやりとげることなどの経験を通して、姫は変ってゆきました。
あんなにエロなしではいられなかった人が、完全にエロを封印して、青春をさわやかに楽しんでいるようでした。
当初の予定では、愛する人を見つけるためにエロを封印したのに、結果、姫は特定の恋人も作らずに、毎日、大勢の友達と楽しく過ごすようになりました。
女生徒三人との同室の学生寮での生活は、寂しくなく、夜は男に性器を挿入されなくても姫は安心して眠ることができたようです。
お色気は完全に封印され、姫様は無邪気に毎日笑いながら過ごしていました。
父と僕は、隣国での姫の様子を月に一回は見に行っていたのですが、姫のそんな変化について、父は涙を流して「嬉しい」と言っておりました。
僕はだんだん、そんな姫のことを好きになっていました。
僕にはちらっと、まともになった姫を自分のものだけにしたい、という野望も心に浮かんでいました。
しかし、父は、ちょっとだけ、あの不思議なエロキャラクターの姫様が、普通のありきたりの女性になってしまうことに寂しさを覚えたそうです。
「姫は、どこにでもいる、ごく普通のよいお嬢さんになってしまったんだな」
そのことを僕に言ったあとに、しかし、父は大きく首を振りました。
「姫のエロキャラを懐かしむなんてバチ当たりな!
今の姫様のほうが絶対にご本人にとって幸せなはずだ。」
そんな姫が二十歳を超えると、お見合いの話がいくつも持ちあがるようになってきました。
姫には弟君がいて、その弟君がやがてお父様の後をついで王になる予定だったのですが、国の世論は
「なぜ、男が跡継ぎになると決まっているのだ。
よそに嫁いでしまった姫の長女のお姉様はもう仕方ないけれど、国を継ぐのは、次女である姫様でもよいではないか?」
という男女同権の考えがあふれていました。
王様と王女様も
「姫には国王になる教育は与えてきていないけど、もしも、しっかりした相手が見つかるのなら、その相手と姫に国をまかせてもいいのではないか。
末っ子の弟には、その次世代の王になってもらえればいいし」
と考えるようになったようでした。
そして、国王が大変信頼を置いている、ご親戚の頭脳明晰な若者が姫のお相手候補として選ばれ、王宮に住むようになりました。
姫が学校の長い休暇時に王宮に帰ってくると、王と王女は、姫に、朝から晩までその親戚の若者と過ごすように命じました。
姫の学校で年に数回開催される『家族を招待する』パーティには、それまでは、お忙しい王と王女に変わって、父か僕が参加していたというのに、その年はこの親戚の若者が呼ばれました。
国王と王女は、姫とその親戚の若者をくっつけようと必死でした。
姫がその若者との結婚は嫌だと一度だけ王様と王女様にお話ししたとき、
「じゃあお前には、恋人はいるのか?
いるのであれば紹介しなさい」
と言われたそうです。
「いえ。そのような人はいません」
と姫が答えると
「そうでしょう。
あなた学校に行ってから、まったく、男の方とお付き合いしないで」
と王女は言いました。
「私たちはあなたの幸せを考えているの」
「もしお前に好きな人が別にいるのであれば、それを引き裂いてまでとは全く思っていなかったけど。
そんな人がいないのなら、悪いことは言わないから、とりあえず一度あの人と付き合ってみなさい」
そう言われて、姫はそれ以上は何も言い返せなかったそうです。
姫は
「あの親戚と結婚なんて絶対いやだし、国を継ぐのは無理よ。
私は、弟みたいな勉強もしてきてないし。
私はどうしたらよいの?」
と留学先から父と僕に手紙を送ってきました。
王宮に帰ったときは、一日中その親戚と一緒にいさせられるので、そこでは僕たちには相談できないので、こっそり手紙を送ったと書いてありました。
僕は、姫が可哀想になり、勝手な王様、王女様に対して、失礼ながら頭に来ました。
弟ぎみには帝王学を学ばせて、一方、姫のことは野放しで、きちんとした教育をしてこなかったくせに、今更。
-----続く--------------------
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