エロ姫 危ない願望①
私、肉棒が入っていないと寝付けないの。

とても小国ではありますが、王と王女を親に持った私は、甘やかされて育ちました。
お勉強や習い事やテーブルマナーなどには厳しかったのですが、なぜか変なところに甘い親たちでした。
特に性のことは野放しでした。
男女のことなど、私はまだ何もよく知らないのに、欲望のおもむくままのことをさせてもらっていました。
いえ、実は私はちゃんとしたセックスは一度しか、姉の義兄としかしたことがないのですが。
姉の義兄とは、私の姉が結婚した男性のお兄さんのことです。
つまり私とは血はつながっていない人です。
血がつながっていなければいい、というものではありませんが。
宮殿でパーティーが開催された日に、私は参加できずに、部屋に閉じこもって家庭教師から渡されていた課題をやっていました。
そのときにパーティーを抜け出した姉の義兄が、私の部屋にやってきたのです。
勉強の息抜きをしようとその人に言われて、私はいろいろエッチなことをされ、最後は挿入されてしまったのでした。
そのことは、私に差し入れのケーキとお茶を持ってきつつ、私の様子を見に来た侍従にばれてしまいました。
侍従は私の両親である王と王女にこのことを言いつけました。
しかし、両親は私を怒ることもなく、ただ、
「このことはお姉さんの嫁ぎ先の人たちには絶対に話してはいけませんよ」
「そういう関係の人とは、絶対に一回しかやってはだめですよ」
ということだけを厳しく約束させられました。
私がちゃんとしたセックスをした相手はこの姉の義兄だけです。
でもそれ以来、私はちゃんとしていないセックスをよくするようになりました。
私は姉の義兄にしてもらったことが忘れられずに、
『膣の中に男性器ずっと入れ続けてもらったら幸せね。動かさずに。』
『夜は私が寝付くまでそうしてくれる人がいたらいいなあ。』
と周りの世話をしてくれる大人たちによく言っていました。
みな、最初は悪ふざけの冗談か、何かの例えとして私がそういうことを言っているのかと思ったようですが、このことを何かにつけてほのめかしていたら、とうとう侍従たちが、そういう男性を私に用意してくれるようになりました。
私の両親は、私のことを愛してくれていたことは間違いないとは思いますけれど、いつも仕事が忙しくて、幼いころから私と一緒に過ごしてくれた時間はとても少なかったです。
私はその寂しさを・・・両親にうめてもらえなかった心の穴を、誰かにうめてもらいたかったのです。
心の穴の代わりに、ずっと私の体の穴、膣を、できたら誰かにうめてもらいたかったのです。
私が寝る時間になると、男性がお部屋に来るようになりました。
私を濡らさないと入れられないので、少しだけおっぱいを触られたり、大事なところをいじられたりします。
そして、私が十分濡れると男性が挿入してくれます。
男性は私に挿入したまま動かさずに上に覆いかぶさってくれます。
このまま、私が眠りにつくまでそうやっていてくれます。
私が上になることもありました。
挿入されたまま、私が男性の体の上い覆いかぶさり、男性の暖かい体にしがみつきながら寝ます。
そのうちに、私の知らない内に男性器が私から抜けてしまうようで、朝、ただ私と男性と重なった形で目が覚めることもあれば、夜のうちに体勢が変わっていて、私が一人で男性から離れて横向きで寝ていたり、うつ伏せで寝ていることもあります。
でもとにかく、夜はこうしてもらえないと、寂しい私は寝つけなかったのです。
ソフレ(添い寝フレンド)の一種ですよね。これ。
もちろん、侍従は私の両親にこのことを話し、許可を得た上で男性を手配してくれていたと思われます。
そういうところに甘い両親でした。
****
またあるときに、侍従にワガママを言って、変装して城下町に遊びに行ったときのことです。
私は、服装から髪型から町娘のフリをして町を歩き回りました。
侍従と一緒に、カフェに入ってスイーツを食べたり、ゲームセンターに行ってゲームをしたりして遊びました。
夕方になって『相席居酒屋』にどうしても行きたいと私が言うと、渋々ですが侍従は許してくれました。
私と侍従とは、別々のお客のフリをして相席居酒屋に入りました。
侍従はOLのような人と相席していました。
私の方は、若い男性二人と同席しました。
そして、私は同席した男性二人にカラオケに誘われて居酒屋を出ました。
侍従も店を出て、私たちの後をついてきました。
カラオケ店では、私と男性二人の個室の隣に侍従は部屋を取りました。
そんなうまいことがよくできたなと思いますが、多分、ここで、カラオケ店側に身分を明かして、侍従は強引に部屋を取ったと思われます。
そのカラオケ店で私はめくるめく体験をしました。
最初は、その男性二人に、私が歌っているときにスカートをまくられたり、お尻をなでられるくらいだったのですが、そのうちに、歌はそっちのけで、私の両側に座った二人から、キスされたり、Tシャツの中に手を入れられたり、パンツの横から指を入れられたりしてしまいました。
あちこち触られ、悪戯をされちゃう快感を私は知りました。
そのあと、カラオケ店を出て、ラブホテルに連れていかれる前に侍従につかまり、私は男性二人と引き離されましたが。
しかし、町で無礼な男性に失礼なことをされるということが、新しい経験で、快感になってしまった私でした。
その後もちょいちょい私はせがんで、侍従と町に出かけました。
しかし、ある時、「また町に出て、町の男性に無礼なことをされたい」と私が侍従に言ったとき、侍従に止められました。
「ほどほどになさらないといけません。
それに町娘に変身するときに使っていたカラコンを昨日は姫がなくしてしまったじゃないですか」
「そうだったわ。
昨日、洗面所で流してしまったのか、床のどこかに転がってしまったのかわからないけど、カラコンを片方なくしてしまったのだったわ」
「そうでしょう?
変装道具がないから今日は外出できません」
「じゃあ早く、カラコンを発注しておいてね」
でもなかなか侍従はカラコンを買ってくれませんでした。
いいのがなかったとか、品切れだとか侍従はいろいろ言って、なかなか新しいカラコンを手に入れてくれませんでした。
まあいいわ。
私は来年になったら、お隣の国の学校に留学することになっているわ。
きっと、そこで自由にエッチなことができるに違いない。
*****
そんなある日、私に新しい家庭教師の先生がつくことになりました。
「外国語について、英語の勉強だけではなくて今後はもうひとつ勉強しましょう。
来年、お隣の学校に入ったら、すぐに第2外国語というのを習う授業があります。
そのためにも今から基礎をお勉強しましょう。
たまたま、私の息子がその外国語に長けておりますし」
と侍従が私に言いました。
新しい外国語の家庭教師は侍従の息子さんでした。
若い家庭教師の先生のことを私はエッチなことに何度か誘ってみました。
「だめですよ。姫。
そんなことよりこの問題を解いてください」
と先生はいつも言いました。
「この問題を解いたら、エッチなことしてくれる?
セックスしてくれる?」
と私がきくと
「だめですよ」
と、きっぱり先生は言いました。
そんな会話が毎日のように繰り返されました。
ある日、我慢ができなくなった私は、侍従の息子さんであるところの家庭教師の先生に言いました。
「なぜ私とエッチをしてくれないの?」
と真面目な顔で私は先生に問いました。
「我が国のお姫様となんか恐れ多くて、私のようなものはできません。」
「何よ遠慮しないでいいのよ。
全然、構わないのよ」
「ダメです。
そんなこと、私ごときに許されないことです」
「構わないって言っているでしょう?
じゃあ命令よ。
命令ならいいのね?
国の姫からの命令よ!
私としなさい!」
先生は黙ってしまいました。
先生はしばらく黙ったあと言いました。
「でははっきり申し上げます」
私は先生を見つめました。
先生は言いました。
「僕は本当に好きになった人としかそういうことができないのです」
その言葉をきいて、私の顔が曇ったのを見て、先生は慌てて言いなおしました。
「ああごめんなさい。姫。
僕は姫のこと好きですよ。大好きですよ。
でもそういう意味ではなくて。
ただ、好きというだけでなく、つまり僕は本気で愛して、本気で一生この女性と添い遂げよう、この女性を一生守ろう!という女性としかそういうことはしたくないのです」
先生は言いました。
「本当に好きな人とするセックスはとてもよいものですよ」
私が黙っていることをいいことに、どんどん先生は、自説を語り始めました。
「軽い気持ちでエッチしたり、見知らぬ人とエロイことをするよりも、自分の愛する相手とするセックスは、数千倍も数万倍も気持ちのよいものですよ」
先生は続けます。
「姫にも、そういう本当に愛し愛される相手と、本当に気持ちのよいエッチを経験していただきたいものです」
私は黙って話を聞きながら先生を見つめていました。
----続く-------------
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