あて馬に種付けされる熟女②
娘に既成事実を作る

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私はその日、若い2人の男をよく観察しました。
礼儀正しそうなおぼっちゃんのコジロウ君に対して、庶民的なムサシ君。
私はコジロウ君がトイレに行っているときに、娘に茶葉を入れ替えてもう一回紅茶を入れてくるように頼んで、リビングを去らせました。
リビングで二人になった私は、ムサシ君に話しかけました。
「とっても元気でいい子ね。ムサシ君は」
「いえ。ハハハ。元気しか取柄がないもんで」
「元気だし、かっこいいし、男っぽいしいいわ」
「かっこいい?そんなこと言ってくれるの娘ちゃんのお母さんだけですよ!」
「あらそ~お」
「コジロウのほうがめちゃもてますって。あいつサークルとかでももてますって」
「そーなの。今の子の趣味ってわからないわあ。
私は、ムサシ君みたいなほうの男の子が断然好きよ」
これは本当に実際のところ、私の本心であって、決して嘘ではありません。
ただ、こと娘のことになると、マジでムサシはあて馬になってくれさえすればいい。私はマジで、娘はコジロウと結ばれてほしいのです。
「いやあ、あははは」
ムサシ君は、照れて笑いました。
「うちの子の良いお友達になってくれてとても嬉しいわ。これからもよろしくね。お願いよ」
私は、ムサシ君の目をじっと見つめてそう言いました。
*******
それからしばらくして、娘と二人の男の子達の学校の学園際に私は行きました。
娘たちのサークルのイベントを見た後、私はしばらくそのエリアをウロウロしました。
私は、ムサシ君かコジロウ君に出会えないかと思って、しばらく学校の構内のそこらで待ちました。
どっちと会えても、別によかったです。
私には、どっちに対してもやることがありました。
結局、その日、私は先にムサシ君と出会うことになりました。
「あーっ!この前はありがとうございました」
ムサシ君は、私を見つけるとそう言いました。
ムサシ君と少し話したあと、私は思い出したように言いました。
「そうだ。これあげるわ」
都内でも有名な、ゲームのアミュズメントパークのチケット2枚でした。
「これもらったんだけど、行かないし、あげるわ」
ムサシ君は、私の差し出したチケットを受け取りました。
「ムサシ君が誰か誘ってくれてもいいし、娘を誘ってくれてもいいし」
ムサシ君は、不思議そうな顔をしていました。
なぜ?娘さんにあげればいいのに?と思ったのでしょう。
「私、男の子供がいないから、ムサシ君が自分の子供になったみたいで、すごく楽しいのよ。
嬉しいのよ。大好きなのよ」
私は、熱い目でムサシ君を見つめながら言いました。
「でも・・・」
私は付け足すのは忘れませんでした。
「いくら大好きなムサシ君でも、娘を傷物にしたら許さないわよ」
私はちょっとだけ、怖い目をしてムサシ君をにらみました。
「あはは。なんちゃんてね~。ごめんねー。そんなことないよね~」
私は、笑いながらそう言いました。
ムサシ君はお礼だけ言うと、サークルの部屋に入ってゆきました。
ムサシ君と別れてから、まだ私はそこらへんをウロウロしていました。
しばらくすると
「娘ちゃんのお母さん!」
と、後ろから声をかけられました。
コジロウ君でした。
「この前はお邪魔しました。美味しいシチューごちそうさまでした」
コジロウ君と少し世間話的なお話したあと、私はおもむろに言ってみました。
「ムサシ君ってさ。うちの子のこと好きみたいね」
「はい?」
コジロウ君は、私の突然の言葉に不思議そうな顔をしました。
「あのコにはその気はないみたいなんだけど」
私は、チラッとコジロウ君を見ながら言いました。
「ただ、うちの子、まだ子供なんで、男の子慣れしてないんで、力強くアプローチされたら、何もよく考えずに付き合ってしまうかもしれないわね」
コジロウ君は、黙って私の話を聞いていました。
「ムサシ君に誘われてうちの娘、二人だけで今度、『東京ゲームポリス』(ゲームのアミューズメントパーク)に行くみたいだし」
「へ、へーえ」
「でも心配でしょうがないのよねえ。母親としてはねえ。ムサシ君ってちょっと積極的すぎてそうで」
コジロウ君は黙っていました。
私は家では娘には
「あの二人の男の子素敵ね。でも特にお母さんは、あなたがコジロウ君みたいな子と結婚してくれたら幸せだわ」
としょっちゅう、何かにつけて言っていました。
私の作戦はどうだったかのかしら。
元来私は、駆け引きする女も男も好きではありませんが、今回は当事者たちは、誰も駆け引きをしていないわ。
第三者の私がいろいろしているだけよ。
大人の役割としてね。迷える若者たちのためにね。
果たして、その後、3人はどうなったでしょう。
結局、ムサシ君は娘をアミューズメントパークに誘ったのか誘わなかったのかはわかりません。
少しの間、私は様子を見ました。またときどき、二人の男の子をうちに呼ぶように娘に言いました。
何回かは、二人の男の子がうちにきました。
どちらかの男の子と私との二人だけになるチャンスがあるたびに、私はムサシをほめちぎり、でも『娘には結婚までは男性と変なことをさせないつもり』と、おどしてみたり、またはコジロウと二人きりになったときは、早くなんとかしないと、娘はムサシとつきあってしまうわよ・・・などと、あおったりしました。
何か進展があったのでしょうか。
そのうち、娘はコジロウだけをうちに呼ぶようになりました。
ある日、私はもう一歩踏み込みました。
コジロウ君がうちに来たときに、急な用事が入ったふりをして、私は出かけたのでした。
若い二人を家に残して、出かけたのでした。
そして夕方になって、家に電話をして
「どうしても仕事で帰りが遅くなる」
と娘に言いました。
そして私は、電話をコジロウに代わってもらい、
「娘が心配なので、お願いだから私が家に帰るまで、コジロウ君、家で娘といっしょにいてやってくれない?」
と頼みました。
その日、私は夜23時ころにうちに帰りました。
コジロウ君はちゃんと、私が家に帰るまで娘と一緒にいてくれたようです。
二人が何かしたかは、いろいろソファやベッドなどを調べたのですが、さすがの私にも痕跡がわかりませんでした。
まあそうかもね。
幼いあの二人には、いきなりセックスするチャンスが訪れたとしても無理かもよね。
でも、キスとかイチャイチャとかはしてくれてないと!!
そんなある日、娘が、とうとう『お友達の女の子と一泊旅行に行きたい』と私に許可を求めてきました。
私は快く許しました。
私は、娘が嘘をついていることを知っていました。
最近、スマホの盗み見の仕方を習得した私は、コジロウと娘とのスマホでのやりとりを見て、わかっていたのでした。
本当は、娘がコジロウ君と二人きりで旅行にゆくことを。
-----続く-------------
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