デッサンの練習中にいつもセックスをしてました
肉体の誘惑には勝てない

今から一年ほど前、私が絵を描く練習をしていた頃の話です。
なぜかいくら練習しても何10枚描いても、何時間描いても絵はなかなか上達しませんでした。
私は自分の描いた絵を投稿して、厳しく批評してもらうネットのサイトに参加しました。
ここでは、メンバー同士で”ほめあい”は厳禁です。
画力の向上のためにできるだけ厳しく、また相手にわかりやすく、細かく丁寧に批評をしあおうという考えのもと、運営されていました。
私もたびたび、自分の描いた絵を見てもらっていたのですが、いつもなかなか厳しいことを言われていました。
でも絵の向上のためにいつも熱心に皆の話をきき、改善するべく頑張っていました。
自分一人では欠点に気が付けないので、辛くても人に批評してもらうことは必要だと私は思っていました。
しかし毎回、絵を提出するときには勇気がいりました。
もし、またえらくきつく自分の絵についてけなされても、今回は私は耐えられるだろうか。
前回はあんなひどいこと言われたのに、どうやって立ちなおったんだっけ?どうやって乗り越えたんだっけ?
今度は大丈夫か?といつも自問自答していました。
あるとき、私がまたいつものように自分の絵を出し、ぼろくそに批評されているときにサイトのメンバーのMさんという人だけが
「ずいぶん、よくなったと思う。
それに独特の雰囲気はいいと思う。
その良さはなくさないでほしい」
とほめてくれました。
そのうち、Mさんと私は他のメンバーには内緒でこっそり二人だけで連絡を取るようになりました。
私はMさんと実際に会っていろいろ絵のことを教えてもらいました。
メールをしたり何回か会って心を許せるようになってきた頃に私はMさんに思わず、愚痴を言ってしまいました。
「私の描く人体がおかしいって、みんなによく言われるけど」
と私は言いました。
「そんなことないわよ。
だって、私、自分をモデルに忠実に描いているんだもん。
この前、そんなに顔の平な人間はいない。
想像や二次元のマネではなく、実際の人物を見て描かないと駄目だよって言われたけど、本当に現実の私の顔が平なんだもん!
現実に忠実に描いているもん!」
Mさんは吹き出しました。
「あと、そんなに太ももだけ太い人はいない!
人物を実際によく見てその構造をとらえないと・・・とか言われたけど。
これも本当だもん。
リアルな私が太ももが太いんだもん。
みんなこそ女の体、知らないんじゃないの?!」
Mさんは笑いながら言いました。
「いやいや、そういう問題ではないと思うんだよね。
たぶん、そういうことじゃなくて。
人の顔のどこあたりに曲線があるとか、脚全体のどのあたりに骨が出っ張っているとか肉が盛り上がっているとか、そういうのが違うんじゃないのかな。
なんか正確にとらえられていないんじゃないのかな。」
私は黙りました。
「実際の人体を見て見まくって、構造をつかんだほうがいい。
人体の骨格とか筋肉の勉強もしているって言ったよね。
でもそれ本でしょ?
自分をモデルに描いているっていっても、それも自分を写真でとった2次元のものを見ているのでしょう?
そうではなくて、実際の立体的な3次元の本物をよく観察したほうがいいと思うんだ。」
とMさんは言いました。
「でも絵のモデルになってくれる人なんていないし、街でときどきやっているヌードデッサン教室って高いし。」
と私は言いました。
そこで私たちはお互いをモデルにしてデッサンの練習をしてみようということになりました。
私たちは安いラブホテルに絵の道具を持ち込みました。
最初、私はMさんを描かせてもらいました。
上半身裸になったMさんを描かせてもらいました。
実際の人間の顔の厚みとか、肩の造りとか、実際に動いたときのズボンのしわのでき方などが、とてもよくわかったような気がしました。
やがて
「僕も描きたい。」
とMさんは言いました。
私はベッドの上で服を全部、脱ぎました。
水着を中に着てきていたのです。
Mさんは照れながら嬉しそうな顔をして
「うわあ」
と言いました。
「どんなポーズしてもらおうかな」
Mさんはベッドの上で立ちあがった私を左右、前後から観察しました。
Mさんは私の腕を引っ張ると、ベッドに座らせました。
「体育座りしてもらおうかな。」
とMさんは言いました。
「これも取ったほうがいいわよね?胸の曲線とかお腹の筋肉とかわからないから。」
と私は水着に手をかけました。
これはエッチなことではなく、本当のことなんです。
人体を知るためには裸にならないと。
ちゃんと人間の皮膚の質感ですとか、皮膚の上から垣間見られる筋肉や骨などの隆起などを描くためには、ちゃんと裸にならないといけないのです。
その後、Mさんは夢中で全裸の体育座りの私を描きました。
そして
「あとで交代するから、もう一ポーズ描かせて。
せっかくのこんなチャンスなんてめったにない」
と言って、Mさんは鉛筆を下に置くと、私に近づいてきました。
Mさんは私の腕を持って広げたり、私の片足を持って曲げてみたりしました。
Mさんは私の体を動かしながらじーっと見ています。
いつまでもMさんは私の体をあちこちに動かしながら、眺めています。
Mさんに体中を見られているうちに私は変な気持ちになってきてしまいました。
Mさんは私の両足を広げました。
そこで私は言ってしまいました。
「入れて。」
「ん?な、何言ってる・・・・・」
とMさんはあたふたしながら言いました。
私はゴロンとベッドに寝転がりました。
そして彼を見上げながらもう一度言いました。
「入れて。」
*********
その後も、Mさんに何回か
「またデッサンしよう」
と言われました。
それはセックスしたいという合図です。
次からは私たちはポーズを取ったら10分くらいは、お互いの裸の絵を描いているのですが、すぐに放り出してイチャイチャをはじめてしまいました。
そのうちだんだんポーズすらしないようになりました。
しまいには、絵の道具さえ持たずにホテルに集合するようになりました。
そして、彼と私のやっていることは、いつの間にか、絵を批評しあうサイトのメンバーの中にもあることないこと噂で漏れ伝わったようです。
メンバーの別の人、Kさんという人にもデッサンの練習をしようと私は言われました。
Kさんは、私とMさんがどの程度真面目に絵の練習をして、どの程度、不真面目な感じでやっているのか詳しくは知りません。
はじめ、Kさんは自分の全裸を私にじっくり描かせました。
そして、出来上がった私の絵を見て、
「もう少し、首の付け根は後ろだろう。」とか
「肩の筋肉と鎖骨の関係、もっとよく見ないと・・・・。」
などと真面目に熱心に指導してくれました。
そしてそのあと、
「僕の番だよ。全裸になって」
と言われました。
Kさんは時間をかけて真面目に私の裸を描いていました。
「次のポーズなんだけど。」
と私は言いました。
私は、大股を開いて
「こういうのはどう?」
と言ってみました。
Kさんは私にとびかかってきました。
*****
一部のメンバーたちが変なことをするためにデッサンの練習をしているフリをしている・・・という、そんな噂が立ち、嫌気がさしたそのサイトの女性のメンバーはどんどん消えてゆきました。
私も絵を投稿して批評してもらうこともなくなり、だんだんサイトに顔を出さないようになりました。
セックスをするときにはMさんやKさんと直に連絡を取るから、もうサイトでやり取りする必要もないし。
今ではそのサイトの存続自体もどうなっているか知りません。
今、思い起こせば・・・。
そんなことやってれば、そりゃあ絵がいつまでたっても上達しないわけですよね。
-----終わり-------------
〈最新ページに行く〉
〈索引ページに行く〉
〈女性の特徴別検索に行く〉