『ヤクル●レディ』VS『読▲新聞ボーイ』 真夏のエロ対決!!
訪問してくるエロな存在

熊野さんの子供のころは東京に3つもプロ野球球団があって、その中で、入場料が一番安いパ・リーグの球団の試合には熊野さん一家はしょっちゅう観戦に行った。今は北海道に行ってしまったハムの会社だ。
3つの内で一番人気があった自由席の値段も高い球団の試合には、一年に一度行くくらいだった。
中くらいの値段の球団には、熊野さんが大学生になってから友達とよく見に行った。
さて、最近、熊野さんは身体を壊してしまったので、仕事を一か月ほど療養モードにすることにした。
熊野さんは小さな事務所を経営していたんだけど、自分のいないときは副社長である弟にまかせることにした。
土日にはどうしても一人でゆっくり片付けたい案件の仕事があったので、熊野さんはあまり忙しくない火曜と木曜に仕事を休むことにした。
熊野さんは平日の家にいると、今まで気付かなかったことに気づいた。
熊野さんの家には火曜日の午前中には”ヨーグルトレディ”がいつも来ていたのだ。
”ヨーグルトレディ”というのは、個人宅や会社などにヨーグルトを配達して売る人のことだ。
今まで、ヨーグルトは奥さんがスーパーかどっかで買っているのかと思ったら、週に一回来るヨーグルトレディから熊野さんのお母さんが買っていたことがわかった。
ヨーグルトレディが来ると、お母さんがいつも対応していた。
そして玄関口で、いつもおしゃべりをする。
結構、長々とおしゃべりをしている。
ヨーグルトレディとお話をすることが、お母さんの楽しみの一つになっているみたいだ。
でも、いいのかなあ?ヨーグルトさんの仕事の邪魔にならないのかな?
「そうだわ。
新商品が出たんです。
どうかお試しいただいてご感想をいただけませんか?」
「あら?どんなの?
家族の人数分1本ずつだけいただこうかしら。
あ、お隣さんの分ももらおうかな?」
なるほど。向こうも商売上手だった。客とのおしゃべりには意味があるのか。
平日の夕方には、新聞の勧誘がよく来ることも熊野さんは知った。
「また来たのぉ?」
奥さんの呆れたような大きな声が聞こえた。
「えへ、そろそろ奥様のお気持ちが変わっているころかなあ~って思って。
ご機嫌をうかがいに来ちゃいました」
「何回来てもらっても新聞は変えないわよ」
玄関口で奥さんが一生懸命断っているのにしつこい勧誘員だった。
熊野さんは家の奥で、二人の会話をずっときいていた。
「今の新聞が気に入っているのよ。
変えるつもりはありません。」
「試しに試しに!3か月だけ!
騙されたと思って!」
いや、騙されちゃダメだろう。
あははは。なんだか面白い男だ。
めげずに勧誘員の男は売り込みを続ける。
「奥さん!
契約してくださったら、洗剤の他に、ジャ●ット君のタオルと野球のチケットも差し上げちゃう!」
ふーん。いいじゃない?変えても?
二人の会話を聞きながら熊野さんはそう思った。
熊野さんは新聞は別に何でもよかった。
銘柄にこだわらなかった。
「あなた、”新聞の勧誘お断り”っていうステッカー貼ってたの見なかったの?」
と、奥さんはイライラしながら言った。
そう言えば、玄関のドアの横には、どこで買ったのか、そんなステッカーが貼ってあった。
「見ましたよ!見たからこそ来たんですよ!」
と新聞の勧誘員は言うではないか。
「あれかと思って。
そう、奥様の”フリ”かと思ったんですよ!
押すなよ、絶対に押すなよ!って言いつつ、実は押されたいパターンかと」
ものすごいポジティブ!
熊野さんはおもしろくって笑い出してしまった。
でも、何とかかんとか奥さんは勧誘員を撃退した。
次の火曜日、ヨーグルトレディさんが来たとき、お母さんも奥さんも出かけていた。
熊野さんが玄関に出た。
ヨーグルトを買うようにお母さんに頼まれていたのだ。
熊野さんは驚いた。
あ、可愛い。
まだ若い。
こんな綺麗な人がヨーグルトレディをやってたんだ。
「初めましてですね?
ご主人様、今日はお休みですか?」
ヨーグルトレディは可愛らしい目をパチクリさせながら言った。
「まあ。そんなとこです。
ちょっと身体壊しちゃって」
ヨーグルトを受け取りながら、熊野さんは答えた。
「まあ、大変。
ご病気ですか」
「でもま、すぐそこの近所で小さな事務所をやっているんで、なんかあったら、いつでもすぐ顔出せるんでね」
その後、料金を受け取るとヨーグルトレディは帰ろうとしたが、ふと立ち止まった。
「ご主人様の会社は従業員様はどれくらいいらっしゃるんですか?」
熊野さんの事務所にヨーグルトを売りに来たいというのだ。
「毎日、ご休憩時間におうかがいしますから。
お願いします」
とレディは言った。
「いや、うちの連中、みんな買わないと思うよ。
それに今、自分の身体がこうだし、そういうこと導入している場合じゃ・・・」
と熊野さんは断った。
「そうですかあ。
残念です」
と可愛いヨーグルトレディは、とても悲しそうな顔をした。
その表情に熊野さんはドキリとした。

次の週、随分体調が回復した熊野さんは、そろそろ通常営業に戻ろうと考えていた。
また火曜日にヨーグルトレディが来て、熊野さんのお母さんが楽しそうに長時間おしゃべりしているときに、そこに熊野さんは顔を出した。
「あ、ご主人様」
ヨーグルトレディは熊野さんの顔を見るとニッコリ笑った。
「この前の話なんだけど・・・」
と熊野さんは切り出した。
熊野さんは試しにヨーグルトレディに一日だけ、会社に来てもらうことにした。
ほんの30人ほどの職場だった。
ヨーグルトレディが来ると、なんと従業員たちが、物珍しそうに群がった。
数人がヨーグルトを購入した。
持って帰ると言って、数本買った人もいた。
意外に買うんだな?みんな。
熊野さんはレディに継続して来てもらうことにした。
熊野さんは、自分のフロアの一階下の仲のよい社長さんにも話を通して、ヨーグルトレディに紹介してあげた。
そっちは100人近い社員がいて、結構いい売上になるかもしれない。
「ご主人様には本当に助かりました。
感謝してます。
お礼がしたいです。」
とある日、事務所にヨーグルトを売りに来たレディが熊野さんに話しかけてきた。
「体調がご回復したお祝いも兼ねて、ぜひお礼にお食事でも」
とレディは言った。
「食事に行くのはいいですよ。
でもお礼って言うのは勘弁です。
そうだ。
最近、美味しいお店を見つけたんだ。
僕がごちそうしますよ。
一緒に行きましょう」
熊野さんはそう答えた。
そして、ある夜、二人で食事に行ったその帰り道、熊野さんはヨーグルトレディとラブホテルに行ってしまった。
どっちからでもなく、何となくそんな雰囲気になったと熊野さんは思っている。
最後の一押しは熊野さんだったが。
ヨーグルトレディは、滑らかなスベスベの裸の身体を熊野さんの前に露わにした。
夢中でレディの身体をむさぼった熊野さんだった。
アンアン!と感じながらも途中で
「大丈夫ですか?」
と熊野さんの身体を気遣うレディだった。
レディの薄い繁みをかき分け、その奥にあるアワビを熊野さんはいじった。
「やああん!」
濡れ濡れでいやらしい液体を垂れ流す、可愛い顔ににつかわしくないグロテスクなそこを熊野さんはいじった。
「あ・・・あ・・・」
レディの可愛い顔が快感にゆがむ。
熊野さんはレディのアワビの中心の穴に、自分のモノを入れた。
熊野さんは腰を動かし、自分のモノをレディのグチュグチュの中で出し入れした。
熊野さんの動きが激しくなってきたとき、レディは
「今日、大丈夫な日です・・・」
と言った。
熊野さんは興奮してしまって、ますますハッスルしてレディを責め続けた。
イクのを我慢しつつ、コントロールしつつ、熊野さんは、レディの中をつつきまわした。
レディのアソコがギュッとなって、足腰がブルブルっとなったのを確認してから、熊野さんはレディの中に放出した。
ドクンドクンと熊野さんのモノが脈を打ちながら、ヨーグルトレディの中に、少し薄目のヨーグルト状の液体を流し込んでいった。
果てたあと、ハアハアしながら、熊野さんは
「俺の体調、完全復活した!!」
と言いながら、(今度は六丁目の方にある知り合いの会社もレディに紹介してあげようかな?)などとも考えていた。
******
そのころ、熊野さんの奥さんは新聞の勧誘員とセックスをしていた。
一体、どうしてそういうことになったんだろうか?
強引すぎる勧誘員、ポジティブすぎる勧誘員に、どこか奥さんが魅かれるところがあったのだろうか?
「あ!あ!
だめえ!
いやあん!
あああん!」
奥さんは久しぶりに、エロ可愛い声をあげながら、新聞勧誘員に激しく衝かれていた。
さっきフェラをしてあげたときの新聞勧誘員も可愛らしかった。
「気持ちいい!よすぎる!
いっちゃうよ!奥さんやめてえ!」
新聞勧誘員が、奥さんの中に入ったあと、二人は激しく唇を押し付け合い求め合い、下半身を押し付け合い、セックスをした。
月変わりを待たずに、次の日から熊野さんの家の新聞は変わった。
******
熊野さんの奥さんは親戚と電話をしていた。
電話を切ると、奥さんは熊野さんに向かってこう言った。
「ねえ、あなた。
太郎ちゃんが、”楽らく天国カード”を作って欲しいって」
太郎ちゃんとは、熊野さんの甥にあたる。
そう言えば、”楽らく天国”という企業に入社したと言っていた。
その会社では新入社員には、50人ほどの人間をクレジットカードに入会させねばならないという”登竜門”というか、”通過儀礼”があるというのだ。
「年会費無料ですって」
と奥さんは言った。
しかし
「俺は、仕事以外では借金しない主義なんだ。
クレジットカードは死んでも作らない主義なんだ。
プライベートでは、何でも現金払い!」
と熊野さんは言った。
「無料なんだから、カード作るだけ、作ってあげてよ!
それで、使わなきゃいいだけじゃないのよ?」
と奥さんは言った。
でも、熊野さんはそこらへんにおいては頑なな人だった。
「じゃいいわよ、あなたは。
私とお義母さんで入ってあげるから!」
と奥さんはあきらめて言った。
また次の日、偶然、熊野さんの奥さんは昔の友達からこんな売り込みの電話ももらった。
「ねえ、あなた携帯電話はauよね?”ワンワンバンク社”のに変える気はない?
実は息子が”ワンワンバンク社”に入社して、契約のノルマが・・・」
夫が応じないと思ったので、このことは熊野さんには言わなかった奥さんだった。
いえ、熊野さんは、別にね、楽らく天国や、ワンワンバンクの営業も、お客さんにエロいサービスしてみろやって言っているわけじゃない。
-----------終わり------------
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