こんな時に不謹慎にもほどがある〜災害列島日本のエロ事情〜

本当に申し訳ございません。


白いフワフワの下着を着て、湿布してしゃがんで座っている
さあ大変なことになりそうだ。

深夜、なぜか目が覚めた。
金曜の夜というか、土曜日の未明というか。
いつもそんな時間に目が覚めないのに。

トイレに行ったあと、これもいつもはそんなことしないのに、音を消したままふとTVをつけて見たら、20分ほど前に東京で大きな地震があったというニュースが流れていた。

ああ大変だ。
これは大変なことになる。

それは誰しも思うだろう。

でも俺は、違う意味で大変なことになったのだ。

会社の仕事で、東京の本社に2か月に一回は出張で行くのだが、最近、セフレとお泊りするときにも、いつも”東京出張”という嘘をついているので、最近は1か月に一回くらいは東京出張をしていることになっている。
しかも土日によく。

この週末もそう言って家を出てきた。

俺はベッドでぐっすり眠っているセフ子を見た。

まず何をすべきか。
頭を整理しよう。

朝になったら、妻も必ずニュースで東京の地震のことを知るだろう。

そしたらどうするか?
俺に電話する?
会社に電話する?

まず、これは防がないといけない。
先手必勝か。

「俺は安全なところにいて全く大丈夫だから、安心してくれ。
後で、こっちからまた連絡する。
取り込んでいるからそっちから電話しないで。
会社も混乱しているから迷惑だから会社にも連絡しないでくれ。」
というメールの文面だけ作った。

俺はテレビの前に座り、音を出した。

さっきから震源地と震度ばかり繰り返すだけで、それ以上の情報はない。

セフ子が目を覚ました。

「どうしたの・・・えっ?東京で地震?」
セフ子はベッドで起き上がった。

「大変ね。」

ニュースはテレビ放送局内の映像ばかり流すだけで、それ以上の情報をやらない。

俺は時計とにらめっこした。

どうすべきか、もうメールするべきか。
妻は時々、夜中に起きたりする。

今すぐにでも、電話してくるかもしれない。

でもまだ情報がなさすぎる。
適当なことを言って、あとで辻褄が合わなかったらどうしよう。

俺はテレビと携帯を睨みながら考えた。

「被害は大きいのかしら?心配ね。」
セフ子もベッドを出て、テレビのそばに来た。

そうだ。こんな不謹慎なことをしている場合じゃないかもしれない。
信じられないくらいのひどいことが起きているのかもしれない。

ひどい目にあっている方たちがいるかもしれない。

そして首都の災害。俺たちにもなんらかの打撃があるに違いない。

こんなときにこんなとこにいて、まだ嘘をつき続けようとしていたら、きっとバチが当たる。

今すぐ、妻に本当のことを言って謝り、大人しく家に帰ったほうがいいかもしれない。

そうだよ。
東京の飛行場に何かあったとしたら、もし東京にいるという嘘をついたら、しばらく、家に帰れないかもしれない。
東京にいるフリを続けないといけないかもしれない。

俺はもう、半分、妻に自首するつもりになった。

しかし、しかし・・・まだ完全には腹の決まらない俺がいた。

東京には行かなかったことにしようか。
もしくは、東京の本社から、埼玉にあるうちの会社の施設に移動して見学に行っていたことにしようか。

いや、しかし、埼玉がどうなっているかもわからない。

とにかく早く、情報、プリーズ。
俺はどうすることもできず、とりあえずテレビを見続けた。

そのときテレビ画面に、電気が消えて真っ暗になった街の映像が流れた。

交差点には大きなライトを持った警察が車の交通整理をしているようだった。

セフ子が俺に抱きついてきた。
「東京が真っ暗になっている!
自然の力って怖い!!」

俺はセフ子を抱き寄せた。
セフ子は肩を震わせた。

俺たちは震えた。
俺は、もしかしたら近づいたのかもしれないセフ子との別れにも震えた。

可愛いセフ子は泣きそうな顔で俺にしがみついていた。
その顔が何とも言えずに色っぽかった。

こんなときなのに少しエロ気分がまた湧いてきてしまった。
どうしてなんだ?
しょうもない俺!

どっちにしろ、もう少し情報が出てからじゃないと行動できない。

30分くらいエッチしてもいいだろう。

俺はテレビの音を消してセフ子をベッドに連れて行った。

気持ちが不安でドキドキしながらのセックスはどうしてなんだ?燃えた。

それとも、もうなるようになれという気分だったのか、俺は夢中でセフ子を抱いた。

白いフワフワの下着で後ろ向きでポーズして立っている

セフ子はつい数時間前にも俺に抱かれて絶頂を迎えていた。
一度イッタ女はまたイキやすくなっている。

乳房を愛撫するとセフ子の顔はすぐにトロトロに、身体はすぐにグニャグニャになった。

セフ子の脚を広げさせ、俺はアソコも点検した。

ぐっちょりして、クパアと開いたソコはいつでも受け入れOKそうだった。

俺は自分のモノを持って、ソコにズブズブと入れて行った。

「ああん!うううん!」
俺に突っ込まれながら、いつもよりなんだかクネクネした色っぽい声をセフ子は出した。

セフ子のアソコも練れてきたみたいで、さっきのセックスのときよりも熱くなっていて、しめつけもすごかった。

セフ子のアソコに包まれてきゅうきゅう締められて俺は自分のモノを動かした。

「アん!アん!アあん」
セフ子は、エロい甘い声を出した。

そのあとセフ子の中から一旦自分のモノを取り出し、今度はセフ子を四つん這いにさせた。

セフ子のプリプリしたお尻の割れ目の下の方の穴に俺はもう一度、自分のモノを突っ込んだ。

「あうん!」
セフ子はうなった。

この体勢だと、もっとセフ子のそこが締めつけてくるようだった。

ヌチャヌチャのセフ子の洞穴を俺は突き進んだ。

そしてこの体勢だと、セフ子の奥の奥まで俺のモノは届いた。

「ウウン!あん!」
奥の奥をつつくとセフ子はまた唸った。

セフ子の腰を両手で持ち、俺は腰を動かした。

「アッ!アッ!アッ!」
俺がセフ子の中を動くたびにその動きに呼応してセフ子が声を出した。

乳房をゆらゆらゆらしながら、背中をくねらせながら、セフ子が声を出す。

何度か奥を突いてやると
「あああ〜ん!!」
とセフ子は少し長めの声を出し、アソコが更に俺をギュッとしめるように痙攣した。

さっき寝る前に一回やったときよりは少な目だったけど、俺は白い液体をセフ子のスベスベのお尻の上に放出した。


****

セックスのあと、セフ子はバスルームに向かった。

俺はまたテレビの音を出した。

その後、バスルームから出たセフ子がまたベッドでウトウトし出しても俺はテレビの前に座っていた。

少しずつ明るくなっていった。

情報が出始めた。

あちこちに小さな被害があったようだが、まだそれほど大きな被害の情報は確認されていない。
よくあるパターンだ。

災害のニュースを見るたびにいつもそうだった。
最初は数人の被害とか、ちょっとした被害に見える。

しかし、時間を追うごとにどんどん恐ろしいことがわかってくる。
”想定外”とか”未曾有”とか、”何10年に一度”とか、そんな言葉を何回も聞いてきた。
俺は胸が苦しくなった。

神様!助けてください。災害にあっている人々を助けてください。
そうしてくださるのなら、不倫がバレても俺はもうかまいません。


時間を見るともう5時だった。

そろそろ妻に連絡するか。

どうしよう。とりあえず、さっきの文面でいいか。
東京にいるともいないとも言ってないし、自分が無事なことを伝えているだけだ。
あとでどっちに転んでもどうとでも誤魔化せるかもしれないし、もしも後ろめたさや罪悪感で俺の心が耐えられなくなったら、いつでもすぐに降参して謝り倒す。

俺は妻にさっき作った文面でメールした。

そして10分ほどニュースを見続けた。

一応、電話もするか?

家に電話した。家は留守電になっていた。
うちは夜はいつもそういう設定にしてある。

「発信音のあとに、お名前とお電話番号をお願いします。後でお電話をさせていだきます」
俺の声で、留守電案内が流れた。

「もしもし。俺です。無事だから大丈夫だから安心して。後でまた電話する。
そっちからはかけないで。」
と家の留守電に吹き込んだ。

これでしばらくは、情報収集の時間と考える時間ができた。
10時のラブホのチェックアウトの時間まではとりあえず、ゆっくりしよう。
俺は冷蔵庫から飲み物を出すと、ベッドの上に座ってそれを飲み、一息をついた。

***

結局、東京の地震は大したことなかった。
被害のあった施設がいくつかあったが、死者は出ず、軽い怪我をした人が数人出ただけで済んだ。
飛行場も無事だった。

俺は本当に安心した。神様に感謝した。

妻からはメールの返信が来ていた。
「無事でよかったわ。無理しないで帰ってきてね。」

最初に妻に帰ると言っていた予定通り、その日、土曜日の夜には家に帰ろうと思った。

しかしセフ子が俺を離さなかった。

昼間、セフ子と映画を見たり食事をしたあと、夕方になると、
「明日もお休みでしょう?もう一泊したい」
とセフ子が言いだした。


俺は何て不謹慎な人間なんだ。
何てバチ当たりな人間なんだ。

少し安心するとすぐこれだ。神様もあきれているに違いない。

俺は今度はこの地震にからめて妻に嘘をついたのだ。
家に電話した。
「本社が混乱していて、少し俺も手伝いをしないとならなくなったので、帰るのは明日になる」
と言おうと思って。

また留守電だった。

そう言えば、妻は土曜の午後は、会社の女友だちと、最近うちの近所にできたファッションビルや美術館、映画館が一体になった話題の複合施設に遊びに行くと言っていた。

俺は留守電に、帰りが明日の午前中になるというメッセージを残した。

そしてセフ子とまたラブホテルに一泊した。

日曜の朝、ラブホでテレビをつけてびっくりした。
何と今度は、俺の家の隣県の●●県が大雨で大変なことになっていると言う。

昨夜、20時ころから、●●県では公共交通機関が全て止まっているという。
大雨のせいで、うちの県に向かう大きな道路でも事故があり、閉鎖しているという。

神様がまた怒っている!
俺がまだ性懲りもないことをし続けたからか?

11時のそのラブホのチェックアウト時間の後、すぐ家に帰った。
東京から帰る飛行機の時間がどうとか辻褄とか考えられなかった。
すぐに家に帰りたかった。

家に着くと、妻がいなかった。
買い物でも行ってるかな?

家電を見ると留守電が入っている知らせがピカピカ点滅している。

「あいつ、俺のメッセージをきいてないのか?」

俺は留守電を再生した。

「6件のメッセージをお預かりしています。」

俺はまず自分の入れた二つのメッセージをきいた。

そのあとにもたくさんメッセージが入っていた。

一つは昨日、土曜日の夜、20時ころのメッセージ。
「もしもし私よ。友達と話が弾んじゃって。ちょっと今日、遅くなるかも」

次のメッセージは土曜の21時ころ。
「もしもし、あなたまだ帰っていないの?私。もう少し遅くなるわ」

次のメッセージは23時頃。
「私よ。あなたまだ帰っていないの?大丈夫?
話がつきなくて、今日、女友達の家に泊ることにしたわね。よろしくね」

そして最後のメッセージは、日曜の午後、つまりついさっきのものだった。
混乱しているようだった。
妻の声は泣きそうだった。
「私よ。まだ当分、帰れません!
ごめんなさい。ごめんなさい。
実は私●●県にいるの!
ごめんなさい!ごめんなさい!」

え?なぜ●●県に?
妻の行くと言っていた複合施設はうちの近所だし、会っていたはずの会社の女友達もうちからほんの二つ隣の駅在住のはずなのに?

そう言えば、妻の卒業した高校は隣県の●●県にある。
妻はつい1カ月ほど前、その同窓会に行ったばかりだ。

そうか。
妻も何らかの罪悪感に耐えられなくなって自首か。


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