セックス婚活の会①
結婚においてセックスの相性は大事

口コミで『セックス婚活の会』の話をきいた。
まあいわゆるお見合いパーティーなのだが、他の婚活パーティーと違ったのは、『結婚生活においては性の相性が一番大事』と考える主催者による『婚活パーティー』だったことだ。
普通のお見合いパーティーのように男女が集まって、気にいった相手が見つかったら1対1で話ができたりもするが、他にもセックスの相性を確かめられたりするという。
入会金は10万円。
一回のパーティーの参加費が5万円ということだった。
ただ、まだ会員の人数が集まらないので、人数がある程度集まってパーティーが開催できるようになってから、一括で入会金と参加費を支払えばいいという。
今は会員になっておいて、もしパーティー開催時になって気が変わったら脱会してもいいという。
その場合は、いっさい金を支払わなくてもいいという。
つまり今はとりあえず、無料で会員登録だけをすることができるという。
私は迷ったが、話を持ってきた学生時代からの友人Aと一緒に入会をしてみることにした。
もしかしたら、怪しい会かもしれないという恐れも捨てきれなかったが、私は主催者の主張に賛同できた。
結婚生活で『性の相性』は大事という。
実は私は、10年前に上司の紹介で付き合った女と結婚したのだが、失敗している。
向こうが私を大変私を気に入っているということで、つきあいが始まり、結婚したのだが、妻は固い女で結婚前に性交渉を持つことができなかった。
それが失敗だった。
結婚後、妻があまりセックスが好きではないことを知った。
新婚後わずかな期間で、妻はまったくセックスをさせてくれなくなった。
その後、いろいろあって私は妻と離婚した。(まあセックスレスに耐えられずに、私が不貞を働いたことが直接の離婚原因だが)
私には、そういう失敗体験があった。
私は残った人生、ひとりで自由に生きてゆこうと思っていたので、別に騙されてもかまわないし、冷やかし半分でこのパーティーに参加してみようと思った。
しかし入会の申し込みをしてからお礼の手紙が一通届いたきり、それ以上は会からは何の連絡もなかった。
その話をすっかり忘れた数か月後、やっと会から『パーティー開催』のお知らせが届いた。
しかし、そこには『セックスの相性』のことについては何も触れられていなかった。
おおやけに堂々とはさすがに書けないのか、それともやはりセックスの相性を試せるどうのこうのはガセネタだったのか。
でも、一泊二日のパーティーということにまだ期待が残されていた。
パーティーは来月、某ホテルで開催するという。
参加は男女50名~100名ずつくらいを予定しているという。
私は参加してみることにした。
用意された申し込み用紙に自分のプロフィールを詳しく書きこみ、未婚であるという証明の戸籍抄本を用意し、15万円を振り込んだ。
数日後、パーティーの詳細の招待状が送られてきた。
そこには、パーティー当日は
『自分が一番似合うと思っている服装』と『水着』を一着持ってくるようにと書いてあった。
またパーティーの日までに医師の診察を受け、性病などにかかっていないということを証明する診断書を当日持参するようにと書いてあった。
******
パーティーの当日、男たちは、まずパーティー会場の横に用意された部屋で水着に着替えた。
大きなパーティー会場に入ると、小さなステージというか台がたくさん用意されていた。
高さ30センチくらいの1メートル四方の台だった。
それぞれの台は四方2メートルずつくらい離れてたくさん並べられている。
椅子が一脚ずつ台の上にある。
男たちはそれぞれ、自分の名前の書いてある台に向かった。
台には自分の名前、職業、趣味、特技、嫌いなものなどが書かれたパネルが立てかけられている。
そしてそのほか、もっと詳しい自分のプロフィールの書かれた小さい冊子が台の上に10数冊積んであった。
私は水着姿で自分の台に上がると、とりあえず椅子に座った。
周りを見ると椅子に座らずに台に立っている男性もいた。
自分の立ち姿をアピールしたいのだろうか。
友人Aが落ち着かない様子で椅子に座っている姿も見えた。
やがて、女性たちがたくさん会場に入ってきた。
入ってくるなり「わー」とか「キャー」という声があがった。
最初は躊躇していた女性たちも、すぐに会場を回り始めた。
台の上の男性を見たり、プロフィールを読んだりしている。
私の台の前にも女性がきた。
私は立ち上がってみた。
女性は、じっと私を見ている。
後ろ側から私を見ている女性もいた。
品定めされていると思うと、恥ずかしいやらおかしいやらで私は笑ってしまった。
私を見ていた女性たちもつられて笑った。
やがて主催者側からの指示が会場に流れた。
「水着タイムは終了です。
女性は一回会場から出てください」
次に男たちは、自分の好きな服装になった。
スポーツのユニフォーム姿やおしゃれでカジュアルな恰好をしている男もいたが、私は無難にスーツ姿になった。
また何人かの女性が私のそばに来てくれて、私をじっと見たり、私のプロフィールの冊子を持っていった。
その後、攻守交替。
私たち男は一度、会場の外に出された。
女性のステージが始まった。
ミニスカート、ドレス、スーツ、和服、はなやかに着飾った女性たちが、さっきの男たちのように、それぞれのステージにいた。
私は、友人Aと行動を共にしていた。
「あれれ?水着じゃないのか」
「女性には配慮しているんだね」
「趣味もお互い違うし、これから別行動しよう」
そうAに言って、私たちは離れた。
私が何人か気に入った女性のプロフィールの冊子を集めたところで
「さあ、男性は一度出てください」
と場内にアナウンスが流れた。
次は、女性の水着タイムだという。
男性とは逆のパターンにしていたのか。
女性の水着タイムが始まると、私はさきほど目星をつけていた数人の女性たちの台を回った。
また、洋服のときには目にとまらなかったナイスバディの女性のプロフィールも何冊か手にした。
その後、プロフィールをよく読み、よく考えて、10人まで選んで、その人たちと1対1で会話ができるという。
私は、4人の女性と話をさせてもらった。
友人Aは、枠の10人いっぱいまで選んで話をしたそうだ。
そのあと、私は女性のほうからのご指名で、また違う人4人と話をした。
それが終わると、もう深夜になってしまった。
会員たちはそのままホテルに宿泊した。
今夜はよく考えて、さらに最大で3人まで選択をしぼってくださいと、主催者側に言われていた。
次の朝、私は3人の女性を選び、主催者側に提出した。
噂どおりだった。
次の日は、セックスの相性確認タイムだったのだ。
私の選んだ3人が順番に部屋に来るという。
他、私が選ばなかった人、2人の女性からもセックスの相性確認の依頼があったのだったが、さすがに1日で5人の相手は無理なので断った。
私が選んだ中の最初の一人が私の部屋に来た。
その女性は、
「よろしくお願いします」
と言って、ニコッと笑って私の部屋に入ってきた。
「まず、お茶でも飲みますか?」
と、私が部屋に置いてあったコーヒーに手を伸ばすと
「いいえ。
時間もないし、すぐにしましょう」
と女性は言った。
まあ昨日、充分ではないにしろ、いろいろ話はしたし。いいか。
なかなかさっぱりした性格でいいな。
気が合うかもしれないと私は思った。
いや、でもそうか、もしかして他に男とする予定があるから急いでいるのかな?
今回のシステムを考えると、自分からの指名3人と、相手からの指名が3人が重ならない場合で、かつ相手に断られない限り、最大6人とセックスができるわけだ。
かなりグラマーな魅力的な体をしたこの女性のことだ。
これから5人といたす予定なのかな?と私はふと思った。
私は女性にキスをした。
女性はすぐに私の背中に手をまわし、私の唇に吸い付いてきた。
とてもやわらかい唇に興奮して、私も女性の唇を吸いまくった。
そのあと、私は女性の豊満な胸を楽しんだ。
柔らかくて気持ちいい大きな乳房を揉みまくり、ピンク色の乳首を吸ったりした。
女性はすぐに「あん・・・あん・・・」と声を出していた。
そして
「アソコなめても平気ですか?」
と私はきいた。
「ええ」と女性は言った。
なかなか積極的そうな、いろいろやってそうな女性なのに、あそこはきれいな色をしていた。
私が女性のそこを口で愛撫すると、彼女は大きな乳房を揺らしながら体を大きくくねらせて感じていた。
感じやすいんだな。
妻は全く動かない、反応しない女だった・・・と私はふと思った。
女性を感じさせまくり、しばらく声を出させた後で私は、コンドームを装着しながら、
「プロフィールに好きな体位がバックって書いてあったね?
そうする?」
と、もう緊張もとけてきていたもので、タメ口できくと
「ううん。最初は普通にして」
と、女性は言った。
私は女性の脚を広げて少し持ち上げると
「入れるよ」
と言った。
女性がうなづいた。
私はすでに濡れまくっているそこに挿入した。
気持ちいい。
なんて気持ちいいんだ。
私のものに彼女の穴の側面が吸い付いてくる。
「ああっ・・・」
と女性が声をあげる。
その後、夢中で私は腰を動かした。
---------続く---------------------
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