会社の応接室のソファでエッチ
喧嘩相手もセックスの前はいうことをきく

ブログのすごく前のほうで、セックス中に寝てしまった話を書きましたが、その相手は実はよく言い争いをしていた人でした。
私はセックスしたい人がいると、好き好き光線を出してしまって、光線だけじゃなくて、迫ってしまったりしますが、そんなの出していない、むしろ喧嘩光線を出している人とエッチしてしまいました。
私はそのころ、ある地方の支店に赴任していました。
そこで、私は本社とその地方の支店とを繋ぐような業務をしていました。
私は本社から降りてくる施策を、この地方支店でやりやすいようにアレンジして、必要なものを手配したり、この地方支店の要望をまとめて本社に出したりしていました。
このときに、この地方支店で私にいつもいろいろ文句を言ってくる男性がいました。
本社からの命令を、私はただ、かみ砕いてこの支店の人たちに伝えているだけなのに、まるで私が上から指令を出しているように感じ取られているようでした。
そんなのできるかとか、私は現場のことがよくわかっていないとか、本社にもっとこう言え、ああ言えとか、本社から予算をもらえとかよく言われました。
でも、ただ、文句を言いたいだけではなく、よりよい仕事をしたいために文句を言っているのだということはわかっていました。
いじわるで言っているのはなく、他の人が遠慮しちゃうようなことも言っているだけでした。サイレントマジョリティの意見を言っているのだと思って、耳を傾けなければいけないとは私は思っていました。
ただ、ときには、的外れな文句も言ってくるし、ごもっとな意見の場合でも、何より、この人の言い方がとてもきつくて、うるさくて、しつこくて、私も現場の意見をきかなくちゃと思いつつも、時々言い返して喧嘩になりました。
「無理です」とか「勝手なことばかり言わないで」とか「これこれこういう理由でこうなっているんだ」と私の意見を主張したりしていました。
でも、たまに意見が合うと、やけに嬉しかったり、
「珍しく、がんばったな」とか嫌味的にでも言ってくれるのが嬉しかったし、
よくやってくれたとか、すごい助かるとかも言ってくれることもありました。
でもそのときは私は
「別にあなたの意見をきいたわけじゃないし」とかふざけて憎まれ口調で答えていたりもしました。
それで、結構、喧嘩腰で話をしたり、もしくは嫌味を言いあったりする関係だったのですが、喧嘩も含めて実によく、会話をする関係ではありました。
あるとき、夜、遅くまで仕事をして、その人と二人だけになってしまったことがあります。
ちょっと飲みに行こうよと言われてて会社の近くの小料理屋さんに飲みに行きました。
そこで、なんかいろいろ話しているうちに、変な話になってゆきました。
その男性がもうすぐ結婚することになっていることは周知の事実で私も知っていました。
そして私にもパートナーがいることもその人は知っています。
でも、その人が言いだしたのは、俺の結婚前に1回、エッチしようよでした。
記念に。
もう今後は、浮気できないのでその前にしようよと。
男性がそういうお願いってする?
だいたい、私にもパートナーいるの知っているでしょ?こっちの立場は?
私は言ってやりました。
「いつも私を生意気だと思っていたんでしょ?」
「でもずっとしたかった」
とその人は言いました。
文句言うときも、セックスしたいというときもストレートな人だなと思いました。
でも、その人の結婚する相手の彼女は、話したことはないのですが、私もちょっと知っている人です。
「いくらなんでもそれはちょっとだめでしょう・・・」と私は言いました。
「今日は帰ろう」と言いました。
その小料理屋さんは会社からすぐ近くでした。
小料理屋から駅に向かう途中に会社の建物があります。
「ちょっと会社に戻って、資料とってきたい」とその人は言いました。
会社寄りたいと言うので、私は下で待ってようと思ったのですが、コンビニで缶ビールでも買って会社の応接室でもうちょっと飲もうよという話になってしまいました。
「応接室で飲もうよ。話の続きしようよ。」
その支店は管理人もいなくて、自分たちで建物の鍵をしめるシステムだったので、私たちは自分たちで鍵を開けて、再び、誰もいない真っ暗なオフィスに戻りました。
オフィスに入って、鍵をしめて、で、応接室のソファでゆったりと座って缶ビールを飲みました。
仕事の話をまた少しして、私はちょっと強気で次のように言ってやりました。
「この前の件、私のいった通りになったと思いません?」
「うん。俺の意見が間違ってたと思うよ」
と珍しくその人はしおらしいことを言います。
「でも、事前に文句すっごく言ってたでしょう?あれめちゃくちゃ頭に来てたんだ」と私が言うと
「ごめんなさい」
セックスしたいときは言うこときくのね。男性って。ちょっと快感。
彼は私の手から缶ビールを取り上げ、テーブルに置くと、
「きれいな体だなってずっと思ってたんだよ。」
と言いました。
そして私にキスをしてきました。
もー、あいかわらず、正直な人ね。それに免じて、今までの無礼、許してあげよう。
キスに応じて、押し倒されてしまった私でした。
これが騙されやすい女っていうんでしょうねえ。
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