クリスマス ダブルブッキング
クリスマスは昼と夜のデートを

以前、48手試すつもりなの?という勢いでいろんな体位をぐるぐるさせられた話を書きましたが、その人が私をおもしろがってエロおもちゃにしていたのは、最初の2、3回で、その後は、まったりとしたデートになりました。
その人とは、金曜日の夜にホテルで会って、そこで土日を2泊3日すごすのがお決まりでした。
土日をホテルでずっとダラダラ過ごすの。
月~金の仕事が忙しくてへとへとの私にとってはそのプランがありがたかったです。
セックスは金曜の夜して、土曜の夜して、日曜の朝して、それ以外は、ダラダラしているの。家みたいなものですね。
で、土日を、そこのホテルでいつもその人と過ごすので、何か他の用事があったときも、そこから出かけていました。
土曜日に仕事の得意先の運動会(くーっ!くだらない仕事!!)に参加しなくちゃいけないときも、そのホテルから出勤しました。
そういうときに限って、なんか金曜日のセックスが盛り上がっちゃって、結構、朝がたまでイチャイチャしてから、フラフラ運動会に行きました。
行ったら、びっくり。結構な長距離走らされました。
で、ビリになりました。ライバルの取引先に負けて、偉い人に怒られました。(くーっ!!)
やはり、いい成績を残せずに怒られた同僚たちとぐったりしながら(なんでこんなことで怒られなくちゃいけないのよっと)電車で帰途につきました。
で、自分の家とは違う駅で
「今日、ちょっと用事があって。」と言って私は降りて、ホテルに帰りました。
「お帰り。お疲れ」と彼に迎えられ、ブツブツ会社の文句をきいてもらいながら、足をマッサージしてもらいました。
土日に仕事のことで、どうしても会社の同僚に電話しなけいけないときも、そのホテルからしました。
「会社の人に電話してもいい?ちょっと長くなるかもしれないけど」と私は彼に言いました。
「男?女?」
「男の人」
彼は、私を膝の上に抱っこして、その状態で電話をするように言いました。
そんな体勢で電話なんてしたら、もちろんご想像どおり。
私が同僚と話し始めると、彼は私のおっぱいを触り始めました。
(やだあ、声出ちゃうからやめて)と思いながら、彼をにらむ私。
彼の手が私の太ももの内側に入り込みます。
(いやーっ!)
彼の手を抑える私。
同僚の言っていることが頭に入ってきません。
同僚に「聞いてる?」と言われてしまいます。
これはいけない。真剣に聞かなきゃと思い、もう彼を放置して一生懸命電話に集中です。
彼は私の首にキスしながら、私の股間を撫でますが、ほっておきます。
(あ~ん)と感じながらも、必死で電話相手に悟られまいと話を続ける私でした。
子供のときの親友が司法試験に受かったのをテレビのニュース映像で見たのも彼と一緒にホテルにいるときでした。
「これ●子ちゃん!私の幼馴染」
で、私はすぐに母親のところに電話して彼女の電話番号をきいて、ホテルから彼女にお祝いの電話をかけたのでした。
このときは彼は私の体を触ったりせずにニコニコおとなしくしてました。
会社の人に土日のデートに誘われたときもホテルから出かけました。
どうしても今後も仲良くつきあっていかなきゃいけない人だったので
「断れないの。お願い。今まで、何回も断ってきて、1回だけでもいかないと。
ごはん食べるだけだから行ってきてもいい?」
と私は彼に言いました。
「セックスしたらだめだよ」と言われて、そのホテルから送り出されました。
その年のクリスマスイブもその会社の男性とダブルブッキングだったんですよね。
イブは、夜ご飯をその会社の男性と食べてから、ホテルで彼に会ったんです。
それも彼の了承ずみでした。
「おもしろいから行ってきな。」と言うので。
「ご飯食べて、エッチしないで帰ってきな」って。
今、思うとひどいなあ。なんのプレイなの?
で、イブの夜は、ホテルの彼に抱かれた私でした。
ご飯だけで帰っちゃった私をもう会社の男性は誘ってくれなくなりました。
「このあと誰かと会うの?」「ううん。家族で過ごすのが通例なの」
という話をしたときもいぶかしそうにしてたものね。
その会社の男性は、後にとてもとても出世しました。
もしもあのとき・・・と思っても、あとの祭りです。
いいえ、いいえ、どっちにしろ。その人とつきあい続けるのは無理だったでしょう。
もしその会社の男性とつきあったとしても遅かれ早かれ、私は様々な悪事をして、愛想をつかされていたことでしょう。
なんたって、前も書いたけど、このホテルの彼とも私の浮気が原因で別れたのですから。
そして今、「ただのダブルブッキングじゃなくて、セックスのダブルブッキングしてたら、今、もっとおもしろいことが書けたのになあ!昔の私ったらばかだなあ!」と思っている私・・・。しょーもねー!
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