人妻 エロ 内助の功
浮気の言い訳

主人は会社で、あまり好かれていないようだった。
主人は仕事ができて、かなり速めに出世していたので、それまでは、私は主人の仕事について何も心配したことがないし、気にもかけたことがなかった。
このたび、主人の会社が創業何10周年ということで、社員と社員の家族を招待してパーティーを開いてくれ、私もそれに参加した。
しかし、その日、主人には急な仕事入ってしまい、パーティが始まるまでには行くというので、私たちは別々にパーティ会場に向かった。
パーティが始まってもなかなか主人は来なかった。
私がひとりぼっちで所在なげにしていたら、あまり会話をしたことはないが、少しだけ顔見知りの社員の奥様が気を使ってくれて、私を「こちら『かわのさん』の奥様よ」
と、そばにいた人たちに紹介してくれ、話の輪に混ぜてくれた。
私の苗字は『かわの』ではな、『こうの』なのだが、まあしょっちゅう間違えられることなので、別に訂正もせずに
「よろしくお願いします」と笑って挨拶をした。
だが、問題は、私はそのときは知らなかったのだけど、本当の『かわの』さんという名前の社員さんが他にもいたことだった。
そこらへんの人の中で、私がすっかり『かわの夫人』として扱われているときに
少し離れていた若い男性が、ニコニコしながら、私の元に寄ってきた。
そして嬉しそうに
「ご主人には、とてもよくしてもらっているんです!」と私に向かって話をはじめた。
主人にいつも、いろいろ教えてもらったり、仕事のピンチを救ってもらったりしたなど、その男性は言う。
「まあそう」
主人が、若い社員に慕われている話を聞くのは嬉しかった。
しかし最後に
「本当に『かわのさん』にはお世話になりっぱなしで、いつか恩返しします。」
と男性が言った。
さっきの奥さんならともかく、
社員さんが、同じ社員である主人の名前を間違えるわけないわ。もしかして、本当に別に『かわのさん』って人がいるんだわ。
この人、間違っている!
私が「私は『こうの』の妻です」と訂正をしようと思っていると、隣の女性に声をかけられて違う話が始まり、訂正できなくなってしまった。
どうしようどうしようと思って、上の空で隣の女性の話をきいているうちに
若い男性がまた、一人やってきて、さっき私と話していた若い男性に「『こうのの嫁』、見た?」と小さい声で聞いた。
私は聞き逃さなかった。
「見てない。あとで探す」と男性は言った。
確かに今、『こうのの嫁』って言った。一体、なんなんだろう?
乾杯を何度かした上に、独りぼっちの私に気を使って、周りの人がいろいろお酒をすすめてきたので、お酒に弱い私はパーティーの後半、かなり酔っぱらってしまった。
主人は結局、来られなくなったし、さっきの若い男の発言ももやもやするし、あまり楽しくないパーティーだった。
パーティーお開き間近に、さっき『こうのの嫁見た?』と言っていた若い男性が、私のそばを通りかかったので、私は思わず捕まえてしまった。
「さっき私を探していたようだけど、何かしら」
と声をかけてしまった。
「は?」
と若い男性は言う。
「あなた、さっき『こうのの嫁』がどうだとか言っていなかった?」
と酔っぱらった私がきくと
「あ。」
と男性は言った。
「何なの?」
男性がとぼけようとしても、私は逃がさなかった。
ようやく男性は言った。
「い、いや。『こうのさん』の奥様がとても若くてきれいだと聞いていたもので、見てみたいなあって」
「ウソおっしゃい。『こうのの嫁』って言ったのよ。その言い方に引っかかるわね」
酔った年上女性は強い。若い男性になど何でも言えてしまう。
「どういうことなのかちゃんと教えて」
一人もののその男性は、家族をパーティーに連れてきていなかった。それを幸いに私は無理やり、パーティーのあと、その若い男性をお茶に誘った。完全にからんでいた。
お茶を飲んでいるときに彼は白状した。
その男性は、主人と仕事の方針などでよくもめたという。
主人は、職場で、しょっちゅう喧嘩のように大きな声で、この若い男性を罵倒したという。
二人の仲は、周りの社員も気を遣うほどで、とうとう、どちらかを異動させて引き離そうということになり、主人がもとの部署に残り、その若い男性は、別の部署に異動させられたそうだ。
「別に、ただそれだけの話で。ご主人と僕が犬猿の仲だというだけです。だからさっき年上の人なのに呼び捨てにして、失礼なことを言って申し訳ありませんでした」
と男性は言った。
さっきの失礼な口調とはうってかわって、礼儀正しい態度だった。
それによく見るとなかなかいい男だわ。
「さっき奥さまと話していた男も以前、ご主人と揉めて左遷されたことがあって。
まさか、あいつが嬉しそうに、『こうのさん』の奥さんと話しているわけがないと思って。それで、あそこであんなことを口に出してしまいました。」
そのあともいろいろ聞くと、どうも主人は職場で敵が多いことがわかった。
そして、仕事のできる主人が上の人からは重んじられ、主人と喧嘩した相手は皆、ひどい目にあっているようなのだった。
主人は、上の人には覚えがよいが、下の人にはとても嫌われているようだった。
「そうだったの。ごめんなさい。主人がしたことは、許してほしいわ」
「いえ。こちらこそ、すみませんでした」
そう言って、その日は別れた。
しかしその数週間後の休日、社宅で、その若い男に私はまた会うことになる。
私達夫婦は、社宅に住んでいたのだが、うちから3、4件ほど離れた部屋の住人と、その若い男性社員が友達だったようで、彼がそこに遊びにきていたのだ。
私が夕方、買い物から帰ってくると、ちょうどそのおうちの人に見送られて若い男性社員が出てきたところに出会った。
「まあ!」
こんなところで会うなんて。
なぜか、仲のよい友達に思いがけないところでばったり会ったかのように私は笑ってしまった。
若い男性も照れくさそうに笑った。その顔がとても素敵だった。
男性が駅に向かって去っていくのを少し見送ったあと、、私は思わず、走って追いかけてしまった。
男性社員はびっくりしていた。
「うちに少し寄っていかない?」
主人は出張で不在だった。
私は
「何かお詫びさせてほしいの」
と言ってしまった。
約1時間後、私は、若い男性社員の男性器を咥えていた。
私は、若い男性社員を家に招いたあと、ワインをすすめ、「何かお詫びさせて。そして、もう主人を悪く言わないでほしい」と繰り返した。
若い男性社員は、もう隣人のうちでたくさん飲んできたので結構ですと、言いながらも何杯かワインをあけた。
「お願い。主人を許してくれるまでは帰さないわ。かわりに私がお詫びをするわ」
そしてワインを何杯かあけたあとに、
「じゃあ、お詫びしてください」
男性社員がそう言ったのだった。
私は若い男性社員にいきなり、口づけをされた。
そして口づけされたまま、私は押し倒されていった。
何回か軽いキスをされたあと、彼は私の下唇を自分の唇で挟んでチュッとチュッと何回も吸った。
ああ、恋人にするみたいに、こんなにいとおしそうにキスされるの久しぶり、と私は思った。
そして彼は舌をからませてきた。
「若いきれいな奥さんだっていう噂があったことは本当なんですよ」と言いながら、彼は私の耳たぶをくわえ、首にキスを繰り返した。
私は「ああ」と言いながら彼の首に両手をからませた。
彼は私の洋服を脱がしながら、
「どんな奥さんなんだと思っていたら、こんなかわいい人だったとは。」と言った。
彼は、私の乳房を両手でやわらかく揉み、乳首に口づけをした。乳首に何度もキスをされ、そして優しく吸われた。
こんなにソフトに丁寧に扱われるなんて。私は、体をよじらせて快感をあらわした。
彼は、そのまま下に下がっていって私の股間に顔を埋めた。
やがて股間から顔を上げ上半身を起こすと、すべるような速さで挿入された。
ふいをつかれた私は「ああっ!」と大きな声を上げた。
そのまま、主人とは異なる棒に、私の壁は、こすられまくった。
その間中、「ああんっああんっ」と私は言い続けた。
第一ラウンドが終わり、私が彼の男性器をしゃぶった。
さっきの優しい前戯のお返しに、丁寧に頭の部分や、直線の部分を嘗め回してから、全体を口に含んで、吸いながら上下に動かした。
若い彼はすぐに復活すると、私に四つん這いになるように言った。
私は後からのしかかられ、乳房を揉まれながら背中にキスの嵐を受けた。ゾクゾクと快感が走った。
「あああーん!」
背中からはがいじめにされて乳房をもまれているうちに、体を支えていた私の両腕が耐え切れなくなった。
私は、腕を折りまげ下について、顔も両手も下につけたまま、お尻だけ上にあげたポーズで彼に突つかれた。
しばらく、私はその恰好で、彼に声をあげさせられていたが、やがて、彼は手をほどき、体を少し起こした。
そして、今度は私の細い腰を大きな両手で持つと、激しく、腰を動かしてきた。
私は、今まで以上に大声をあげてしまった。
彼に突つかれながら私は思った。
大事な主人があまり会社で嫌われないように、私がフォローしているのよ。
これでいいのよね。
-----終わり----------------------
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