発情が止まらない人々

玄関にかわいい靴が


両手
ちょっと爽やか(?)な話も。



両親と兄が泊りがけで出かけて、家を留守にしていたときの話です。


私が、弟のために夕食を作ってやることになっていました。


私は夕方六時くらいに帰ってきました。


家の鍵を開けると、チェーンがかかっていてあきません。


チェーンするなんて珍しいなと思って、ピンポンを押しました。


ずいぶん、時間が立ってからシャツのボタンを留めながら弟がでてきました。


弟がドアを開けると、玄関にはかわいらしいリボンのついた小さい靴がありました。




そのとき姉はどうした?



自分の鞄や、スーパーの大きな買い物袋を弟に渡しました。


「これすごく重いの。お願い!中に運んでおいて!私、買い忘れた買い物してくるから!そうね、30分くらいで帰るからごはんはそのあとね!」



なんていい姉。


わかります?

弟たちに、私がいない間に痕跡を隠せ!そして彼女はその間に帰れ!・・・・ということですよ。


しかも30分というわかりやすい時間まで与えた。


だって、いやでしょ?エッチした直後?かどうかわからないけど。そんなときに相手の姉と鉢合わせるなんて恥ずかしいでしょ。


話はあとだ。話や説教や注意はいつでもこれからできるじゃないか。


とにかく、今は私の与えたタイムの間に逃げるのだ。


私が気がつかないふりしているうちに逃げるんだ!


いい姉でしょ?


そして私は、スーパーに行かずに外で、公園の茂みのところから、家のドアが動くのを見張っていた。


(だって、実はもうちゃあんと夕飯のおかずそろっていたんだもん!ホントいい姉よね!)


しかし、家のドアは微動だにしない。30分立っても誰も出てこない。


もー!!結局40分くらい待ったかしら?


ようやくドアが開いて、彼女が帰ってゆくのが見えた。


彼女のことは知っていた。数か月前にちょっとだけ家に来たときに紹介されたことがあった。



彼女が帰ったのを見届けてから、もう家の玄関を見張るのはやめて、あとさらに10分ほど、公園のブランコに乗ったりして私は時間をつぶした。


そして家に帰った私だった。


ゼイゼイ・・・・疲れた~。





なんですぐ帰さないのよ!!本当に!もう!

このあと、何日も立ったあとに、弟と一緒にテレビを見ているときに芸能人のデキ婚の話が出てきた。
「そう!こういうことにはみんな気をつけなきゃね!コンドームだって実は100%安全じゃないんだよ。子供ができたら大変なんだよ・・・」となんだ、かんだ。
いろいろ遠まわしに注意をした私だった。


後日、男の子の友達たちにこの
「弟に時間を与えてやったのにすぐ解散してくれなかったのでまいった!まいった!」の話をした。


そうしたら
「とめられないもんなんだよ。」
「せっかくのチャンスだったってこともあるかもしれないし」
「そのころってそんなものだって」
「いやー。あるある」

ということでした。


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