動物の様々なセックス

動物のエッチってなんだかエロい


脚を組む
昨日、遠出をする用事があったので久々に東京駅に行ったので、ついでに八重洲ブックセンターに寄りました。

そしたら、ちょっとエロ興味を引く本がありました。


祥伝社新書
『オスとメスはどちらが得か?』
著者=稲垣栄洋 出版社=祥伝社

です。


でもこういう他人の書いた著作物について、どこまで個人ブログで書いていいのか、どっから著作権の侵害にあたるのかが、結構、難しくてよくわかんないし、めんどいですが。

なので詳しくは書かないけど、ここに例として登場した動物たちのことと自分を照らし合わせたことだけちょっと書くね。

ここにあげる動物たちの生態は皆さんにもよく知られていることだと思うので。



メスは、自分の子孫を生んで、後世に残したい。
オスは自分の子孫をメスに生ませて、後世に残したい。

要は、オスでもメスでも自分の子孫を残すことがすべての動物の最大の目標・・・というのが前提で。


動物のオスはメスを獲得するためにオス同士で戦いあうというのは、一般的に皆さんが知っていることだと思います。

いいですね。ゾクゾクしますね。

自分からどんどん行っちゃう私は、自分をめぐって誰かと誰かとに戦ってもらったことって、人生でないような気がするので、ちょっとうらやましいね。ゾクゾクするね。
いーなあ~。

でもその戦い方がいろいろあって。

文字通り、オス同士が喧嘩して力で戦う場合もあれば
クジャクや、”へらじか”は、オスの見た目の美しさとか、角の大きさで勝負が決まったりとか、セミとかカエルのオスは鳴き声で競ったりとか。


で、わたくしがかわいいなって思ったのは、コアジサシという鳥。

この鳥のオス達は、生活力で勝負するようです。

お魚を捕まえて、メスにプレゼントとして持ってゆくんですって。

で、何回もメスにお魚を運んだ後、やがて、交尾をさせてもらうでそうです。

かわいいねー。いいねー。
あたしなんて、独身のときから結婚中も離婚後も、今までもずうっと、自分で自分にお魚運んできたわよ!
いいなあ、お魚運んでくれるオス。


メスが、力にしろ、美しさにしろ、生活力にしろ、なんで強いオスを選ぶかっていうと、
メスって、出産という大変、危険な仕事もするし、後世まで残るような子供を生むのが目的だから、力のあるオスの子を産まなくちゃいけないからね。

一方、オスはあちこちに種付けするために数で勝負する。
数うちゃ、その中の何パーかの自分の子孫は生き残るに違いない。

ですので、オスは、あんまり女性の選り好みはしない。
とにかくセックスする。
誰とでもセックスしたい。

だから、浮気性なのは男の本能だとかよく言っている人間のオスっていますがね。



また、男性の理想のハーレムというのも理にかなっているそうです。
ぞうあざらしとか、ライオンなどは、オスが一匹、メスが複数のハーレムを作っていますよね。

メスにとって自分ひとりの判断力で、この世で一番強いオスってのを自分で選別して見つけるのは大変だけど、ハーレムの王者になるオスは間違いなく強いわけですからね。

深く考えずに、悩まずに、友達のメスの皆さんがイイっていうオスについていけばいいのではないか。
それに従った方が無駄がない、間違いのない効率的な、メスにとってもハーレムっていいシステムなんだって。


確かに、判断力を誤った私は納得です。


でも、”夢のハーレム”は、オスにとっては、いいことばかりではないんですよ。
ハーレムを作るオスが一匹いるということは、他に大多数のあぶれるオスがいっぱいいるってことだからね。
必ずしも、すべてのオスにとっていいことではないんですよ。


自分の息子がもしも、あぶれるオスになったら悲しいなあ。
と、男の子の母親でもある私は、思います。

あっ、でもそれってそもそも、私の責任か?とか考えさせられたりして。
あたいが強くないオスと交尾しちゃったからかなあとか。
でもそのオスとでの間でしか、我が息子は生まれなかったわけでしょうがないわよね。
今、私の大好きな息子は、弱い彼とバカな私の間でしか生まれようがなかったんだから、しょうがないわね。


あ、でも実はハーレムの王になれなくとも、間男的に生き抜いてゆくくオスってのも、いつの時代もいるんだって。
ボスに歯向かわずに、ときにはオカマのふりして、群れに紛れ込んで、ボスのスキを見て、ちょいちょいメスと交尾しちゃうタイプのオスもいるんだってさ。
女性には興味ありませーんって顔しつつ、王の女をこっそり寝取って、腹ませちゃうオス。
ハーレムの中などにも、紛れ込んでいるらしいわ。


ハーレムの動物がいる一方、鳥は、一夫一婦制が多いということです。

鳥が毎年、毎年、一生、同じカップルで交尾するというのもそれなりに理屈があるそうです。

よく知っている相手だと、子作り、子育てがうまくゆくからね。
作った子供を途中で死なさずにちゃんと育て上げるのは、コンビネーションのいい、お互いのことをよくわかった相手同士が一番いいということ。
だから、子孫繁栄のためには、一夫一婦制が、一番よいんだと鳥たちは判断したんでしょうね。


こういう風に動物たちは、それぞれの動物に応じて、工夫して、いろいろなパターンのセックスをしながらも、なんとか、自分の子孫を後世に残そうとしているわけですね。



もっと、他にも動物には様々なタイプがいます。

状況に応じて性転換する魚もいるんだって。

よし、ここで子供を残すためには、今が自分がメスになっといたほうがいいとか、今度はオスになっといたほうがいいとか判断して性転換するらしいよ。すごいね。



また違う形では女王アリとか女王蜂かな。

アリは、女王アリ以外は誰もセックスしない。ていうか、全員メスなんだって。

精子を体の中に貯蔵しておける女王アリだけが、えんえんと子供を生み続ける。
他のメスは巣を作ったり、警備したり、ごはんを持って帰ってきたりして働く。

で、女王アリが自分の娘の中でこれぞ時期女王と思える子供を生んだ後にだけ、そのときだけ、オスのアリもいくつか生むんですって。

で、時期女王候補と、数少ないオスのアリたちがセックスして、新しい女王アリが誕生するんだという。

これもすごいね。

私は自分が初めて妊娠したときに、最初はすごく嫌だったんだけど、10月10日(とつきとうか)、お腹で子供を育てているうちに、すごく楽しくなってしまった経験があります。
妊娠って楽しい!と思ってしまった経験があります。

出産した直後は、これをずっと繰り返したいなって思った。

一生、妊娠しては子供を生むっていうのを繰り返す生活っていいなあって思ったのです。
そのとき女王アリってうらやましいなあって思ったのを覚えている。
女王アリになりたいなあって思ったの。

でもま、出産後、少ししたら、自由に動き回れる幸せを感じて、いやー、もう妊娠なんてもー二度といや!って思いましたけどね。

その後、もう一回だけやりましたけどね。

でもすぐにまた、いや絶対、狭いとこに閉じこもってずっと妊娠マシーンになっている女王アリより、働きアリのほうがいいって思い直しましたけどね。



また、人間が一夫一婦制なのにも理由があります、
人間って、二足歩行ができるようになったから、脳が発達したから進化したと言われているけど、でもそのかわり頭が大きいから出産時に難産になっちゃった。

人間の出産は、他の動物ではありえないような難産です。

確かに。
私は骨盤が狭いのと、お腹の中の子が逆子だったので(でかい頭があとから出て来るので危険なので)帝王切開しました。
普通じゃ生むのは難しかったらしい。

で、次も帝王切開。

そして、やっと帝王切開の傷が薄れてほとんどなくなったと思ったら、昨年は子宮筋腫で、子宮摘出手術でまた腹を切るという。
人生、既に3回、腹を開けました。

子宮摘出の話は今回どうでもいいんで、置いておくとして。

頭のでかい人間は、なるべく赤ん坊の頭の小さいうちに出産しようとする。
そうすると未熟な子が生まれるわけだから、結構、長いこと、親が付き添って子供を育ててやらないとならない。

生まれてすぐ自力で立ち上がれるバンビのようにはいかないのですね。

で、子育てが大変だからメスは子供を育てているうちは、忙しくてとても自分では餌を探しにいけない。

だから、オスが子育てを手伝うというよりは、メスと子供のために餌をとってきてあげたり、メスと子供を守るためにオスがずっと付き添わないといけなくなったと。

だから人間の場合は、ちゃんと自分らの子孫を残すための方法として一夫一婦制を選択してきたらしいよ。

他の動物って、結構、メスを腹ませたらオスがサーッといなくなっちゃうケースってあるけど、それは人間の場合はだめなのよ。
ちゃんと子孫を残すために、一夫一婦制になったらしいよ。

だから人間の男は浮気しちゃいけないんだよ。浮気は人間の男の本能じゃないんだよ
んなことしたら、男だって、ご自分の子孫残せなくなっちゃうんだよってことよ。


メスをとりあえず腹ませたらもういいやじゃないのは、人間以外の他の例では、昆虫の一部であります。

オスがメスと一回セックスできりゃあ、もう自分の子孫が安泰というわけじゃない。

昆虫の一部では、そのあと、またメスが他のオスとセックスすると、最後にセックスしたオスの方の精子のほうで妊娠するらしい。

なので、メスと交尾したあと、そこにふたをして貞操帯をしちゃう昆虫のオスもいるんだって。

トンボのオスはメスが卵を生むのを見届けるまで、メスにしがみついて他のオスにエッチされないようにしているんですって。
よくトンボが2匹で連なってとんでるの、あれはオスが自分とセックスしたメスに対して、他のオスが来るのを防御しているという説があるらしいです。

いいわねえ。一回セックスしたら冷たくなっちゃう男もいる中でいいですねえ。


ていうか、現代の、そもそもコンドームしながら、子孫繁栄に関係なく、年中発情期で、エッチを繰り返す人間がいろいろ言うなっていう話ですけどね。
特にエロ人間の私は、「特におまえが言うな」って言われちゃう話ですけどね。



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10Comments

ダンディー  

人間の オスって 疲れてる時ほど セックス したくなるもんだもんなあ…

2016/12/01 (Thu) 18:43 | EDIT | REPLY |   

huugetu  

Re: タイトルなし

疲れている=自然界だったら命がやばい

だから必死で種を残そうとしている本能らしいですけどね。

私が今超エロいのももうすぐ女性ホルモンが出なくなるから、最後のあがきかしら?と思ったりします。

2016/12/02 (Fri) 12:46 | EDIT | REPLY |   

ダンディー  

今 エロチックな気分なの?

相手は いるんだよね?

2016/12/02 (Fri) 16:30 | EDIT | REPLY |   

huugetu  

Re: タイトルなし

エロ気分です。
相手はいません。
団鬼六(昭和の官能小説家)はエッチ断ち?自慰行為断ち?どっちだったかしら?をしてエロを書いたと言います。
抑えたエロパワーがエロ文章を書かせるのだと思います。

2016/12/02 (Fri) 18:20 | EDIT | REPLY |   

ダンディー  

じゃあ 自分で 慰めたりするんだね?

妄想でかな?

2016/12/02 (Fri) 21:32 | EDIT | REPLY |   

huugetu  

Re: タイトルなし

うん

2016/12/03 (Sat) 08:10 | EDIT | REPLY |   

ダンディー  

その 実況を 聞きたいなあ…

2016/12/03 (Sat) 09:58 | EDIT | REPLY |   

huugetu  

Re: タイトルなし

それ!いただきます!

2016/12/03 (Sat) 11:00 | EDIT | REPLY |   

なおぼん  

いいネ!

この本、読んでみたいわね。
あたしも動物の交尾や求愛に興味があって、ブログでもヒトとの対比で書いたりしてるけど、とても参考になりました。
アリやハチの話などは、とても面白いし、すべてがメスとして生まれ、彼らの社会の底辺を担うんですね。
オスは必要な時だけ生まれる。
あたしは、かつてブログにチョウチンアンコウのオスのことを書き、男なんか女の臓器の一部でしかないではないかと「総括」してしまいました。
男なんかペニスと睾丸さえあればいいのよ。
女はそれを「携帯」して、必要な時に差し込んで使えばいいのよ。
男=ディルドだわ…なんてね。
でも、あなたはちゃんとお母さんになって、生物としてのヒトを全うしておられる。
あたしは、できなかった。
だから出産の苦しみを知らないのよ。
じゃあ、またね。

2016/12/12 (Mon) 23:04 | EDIT | REPLY |   

huugetu  

Re: いいネ!

ありがとうございます。
なおぼんさん。
あたしも帝王切開なので、まったく出産の苦しみ知らないですよ。麻酔だもん。
(あと、帝王切開なので、膣もまったく広がってないです!!ここ最も重要!!)

手術室からでてきたときに姑さんに「よく頑張ったね」って言われて、「う・・・まったくがんばってません」って思いましたもん。

私、気になっている男性から最近、「もっと若いと思った」って言われたんだけどさ、
で、自分のプロポーションがいいからそう言われているのかと思ったんだけどさ、

私、なおぼんさんのブログ読んでからね
「あーわたしはあまりに幼い文章書いているから若いと思われたってとこもあるんだよな~」と痛感した。
なおぼんさん、私と3つくらいしか違わないのに、すっごい頭のいい質のいいこと書いてるんだもん。100倍くらい。
また連絡しますね。

2016/12/12 (Mon) 23:18 | EDIT | REPLY |   

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