議論好きでエッチが上手な男
私を好きなら許すわ

同意される方も多いと思いますが、喧嘩とか議論を吹っかけてくる男性はあまり好きじゃありません。
よくドラマなどで、物語の当初、言い争いばかりして敵対していた男女が、物語の後半では愛し合うようになるというパターン。実際はあまりないですよね。
しかし、私が当時、すごい生意気だったからなのか、地方色なのか、なんなのかわかりませんが、ある地方に住んでいたときに私はよく議論や喧嘩を売ってくる男性に二名も巡り合いました。
そして時期は違いますが、どちらの方とも最終的にエッチまでしてしまいましたが。そのうちの、一人との話です。
最初、喧嘩してて結局エッチするって。なんだよ。よくあるドラマパターンじゃないかよ。
いや。
ガタガタぬかしても、結局、私のことが好きならいいのよ・・と言うのが私の考え方だったので。
例えば、全然、話は違いますけど、変な話、
結局、私のことが好きならストーカーでも許す・・・という考えも私にはあるので。
その昔、男性から家電話に悪戯電話を延々と掛けられたことがあり、寝れないし、うるさいし、実際の生活的にはすっごい迷惑で、本当に困りものだったのですが、
「私のことが好きでしょうがないからやっているんでしょ?じゃまあいいや。許そう」という思いが私の根底にあったので、悩みはしませんでした。
すごいポジティブシンキン!本当は好かれているのではなく、恨まれて、心底嫌われてやられているのかもしれないのにね。
でもまあ、私になんらかの執着心があってそういうことをやっているなら、それなら許す!なのね。
話を戻しますと、地方でやたらと喧嘩や議論を吹っかけてきた男性との話。
そのころ、私は、会社を盛り上げるような仕事をもりあげるような替え歌をよくカラオケで会社の人の前で歌っていました。
(今思うと痛い・・・・。でもすごく会社愛、仕事愛があったのです。許してください)
いつもちゃんと場が盛り上がって、みんなに受けてたし、何より自分が気持ちいいのでそういう歌をよく歌っていました。
しかし、あるとき、ある男性に
「ああいう歌、オレ大嫌いなんだよ」と言われました。
「ああいう媚びた歌。会社を愛してるとか仕事が好きだとか、その場にいる上司とか会社関係者に媚びたことするのって大嫌いなんだよ」
と男性は言います。
私はムッとしました。
「誰かに媚びているんじゃないです。本当に私が仕事に夢中で・・・」と言いかけましたが、
「ま、別に○○さんに向かって歌っているわけじゃないし。」とだけ言って、話を終わらせましたが。
しかし話題を変えて、別の話になっても
「その考え方は違う」とか、「あの仕事のやり方はどうなんだろう」とか、その男性は他にもいろいろ議論を私にふっかけてくるので、
最初は、謙虚に意見をうかがったり、反論をしたり、話にのっかてましたが、私は、途中でいやになって、帰ろうと思いました。
これは、仕事のあと、「美味しい店があるんだ。ごちそうするから、行くか?」とその人に言われてお店に連れて行ってもらったときのことでした。
今まで人にごちそうになってて、途中で帰ったことなんか人生で一回もない。
でもこのときは、私は、なんて自分は失礼だろうと思いつつも、「私、帰りますね」と席を立ちました。
飯おごってやるから、説教をきけなんて冗談じゃないわよと思ってました。
「え?」
相手がキョトンとしました。
「じゃあお疲れ様でした」と言って私が自分の鞄を持つと
彼はびっくりして、「えっ?ほんとに帰るの?ちょっと待って」と言って、あわてて立ち上がりました。
私は「何びっくりしてんの?こんなつまらんこと延々と言われて、嫌になるの当たり前でしょ?」と思いました。
びっくりしていることに、こっちがびっくりだわ。
「話がおもしろくなってきたとこなのになんで帰るの?待ってよ。」 と彼は言いました。
そういう癖の人って時々、いますよね。
人と議論したり、やりあうのが好きな人。
そのやりあうこと自体が楽しいからやっているのか?で、自分が楽しいから相手も、そのやりとりを楽しんでいると思っているのか?
でもごめんなさい。私違うんで。アフター5までそんなことしたくないので。
「ごめん。なんか気に障ったなら。もうこの話しないから座ってよ」 と彼は言いました。
この人とは、その後も何回かご飯やお酒に誘われて、それで最終的にはエッチをすることになりましたが。
その後も、やっぱり、時々、議論というか、いちゃもんみたいなことを仕掛けてきたのですが、
一回、本音 (この場合、マジで帰らせてもらうわ!という失礼な本音)をぶつけてしまうとこっちも楽になり、仲良くなれたんですよね。
「我慢して話につきあおう」と、いやいやつきあうよりも一回、スパっと本音を出したほうが仲良しになれる。
もう次からは、この人が私がしたくない討論をふっかけてこようとしたら、
「あっ始まった!○○さんの議論好き!!」とか「うるさいなあ!」とか「はいはいはいはい」とか言えたしね。
で、この人、私と言い合いしたがるけど、どうも私のことを好きなんだなということがだんだんわかったので。
じゃ、許すかと思って。
私を好きならいいわ。と。
いろいろ文句つけるのも、彼なりの考えがあって、私を思ってのことだったり、こうしたほうがあなたにとってよいよと思って言ってくれていることもあるんだろうなあと思えたし。
まあ、押しつけがましいのはいやですし、いうことをきくつもりは私にはありませんでしたけども。
私のことが好きで言っているならいいわ、と。
「そんなこと言うなら、もうエッチしませんよ」と言ったときの、相手の狼狽ぶりを見るのも楽しかったりしたし。
その人はエッチのときはガタガタ言いませんでした。
いつも優しくたくさんキスをしてくれて、愛撫もゆっくりしてくれました。
愛撫の途中で私の表情や様子をよく見て、ときどき「どう?」というように語りかけるように目を見つめながら髪をなでてくれました。
唇へのキスを時々おりまぜながら、ゆっくり体を愛撫してくれました。
私の反応をひとつひとつ、確認するように、じらされているくらいにゆっくり時間をかけて愛撫をしてもらい、 彼が私の中に入ってくるときはもう身も心もトロトロです。
エッチ中は全然しゃべらず、優しい目とエロい目で語りかけてくれているようでしたが、挿入されて動かしているときには、いつも一言、二言だけ「いい子だな。」とか、「好きだよ」とか、「感じてるの?かわいいな」とかその人は言いました。
そういうこと言われると、より感じちゃって、ひときわ、大きく体をよじらせ「あーん。」と声を出してしまう私でした。
彼は私の中で動かすのも上手で、あちこちの壁や奥をまんべんなくつついてくれました。
終わった後は、いつもとてもうっとりして彼にお礼のチューを熱烈にする私でした。
なんだよ。結局、エッチの相性がよければ、っていうか、男はエッチがうまければ、それでいいって話?
いやそーではないんですけどね・・・。
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