私をおフロに連れてって②
半官半民の脚フェチ

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銭湯から出てきた姫香を迎えると、F城は、姫香の家と違う方向に車を走らせた。
「こっちの道のほうが近道なんです」
とF城は言った。
やがて車は川沿いの堤防の脇に出た。
ここは夜は人通りはほとんどない。
F城は堤防沿いに車を止めた。
F城は黙って、姫香を見た。
姫香は
「こんなとこでどうしようっていうの?」
と言った。
その言い方が笑っていて、楽しそうだった様子を見て、F城は決意した。
F城は、シートベルトを外し、運転席を離れると、助手席の姫香の上に重なりながら、シートを倒した。
姫香はこんなとこに連れてこられても、怖がっていないし、機嫌も損ねていないようだ。
そして何より、先ほど姫香に先にキスされたという言い訳がある。
この言い訳さえあれば、このあと、もしも、姫香に拒否されようと、怒られようと、もしかして訴えられそうになろうとも最低の恥や、最悪の事態ははさけられるとF城は考えた。
「お客さんが先にキスしてきた」
と言う言い訳さえあれば。
もう行くぞと思った。
F城が姫香にキスしながら、スカートの中に手を入れても姫香は拒否しなかった。
F城は下着の上から少し姫香を触って、そのあと、こらえきれないように、上半身を起き上がらせた。
「もう入れるの?まさかうそでしょ。」
と姫香は思った。
「失敗したわ。ちょっと親切にしてもらったからって、身元がちゃんとしてるからって、いくらなんでもよく知りもしない人とこんなことになって失敗したわ~」
と姫香は思った。
まったく、濡れていないのにいきなり挿入されて、自分は全然、気持ちよくなくて、男の好きなようにされてしまうんだわと姫香は思った。
でもこの事態を招いたのは自分・・・。
と、思ったとたん、
F城は姫香の足首を高く持ち上げて、お風呂あがりの生脚の姫香のふくらはぎや、太ももをなでまわしながら、キスをはじめた。
「ああ、たまらない。きれいだよ」
とF城は言った。
意外な展開に姫香は驚いた。
F城は姫香の脚を触ったりキスを繰り返しながら、ときどき、それをやめて、自分から少し姫香の脚を遠ざけて、脚の全貌をうっとりと眺める。
そして、F城の行為はキスというより、だんだん姫香の脚を舐めまわすという感じになっていった。
「あ・・・ん」
と小さく姫香は声をあげた。
その声をきくとF城は白状をはじめた。
「俺 脚フェチなんです。昨日のむき出しの脚たまらなかった。」
姫香も昔、一度だけ脚フェチの人とつきあったことがあった。
姫香の脚の大ファンだという彼は姫香の脚の写真を撮影させてくれといつも言っていた。
姫香は自慢の脚をほめられることはとても嬉しかった。
その昔の彼氏は、最初にベッドインしたときは、今日のF城のように姫香の脚をながめたりなでたり舐めるだけだったが、おつきあいの後半のほうでは、姫香に網タイツをはかせたり、姫香の脚で自分をしめるように言ったり、あと、ちょっとここには書けないような、脚プレイを姫香にさせて喜んだりもした。
でも、今日はいきなりそこまではアレよね・・と姫香は思った。
そして、太ももを音を立てて吸っていたF城は、やがてだんだん、姫香の中央に近づいてゆくと、下着の上から、姫香の中央の部分にしゃぶりついた。
「あーん!」
姫香は大きな声で叫んだ。
やっぱり姫香は脚を触られるよりこちらの部分を触られたほうが感じてしまう。
そのあと、姫香は感じながらも、でもなんとか、自分をおさえて、そしてF城をなだめて「こんな場所じゃいや。」ということを理解させた。
二人は数10分後、ラブホテルの1階にいた。
「実は、こちらのホテル様のガスもうちの営業所の管轄なんですよ。私はおうかがいしたことはありませんけど」
とF城は言いながら、部屋のボタンを押した。
表示されている部屋の写真の中で2番目くらいに値段の高い部屋をF城は押した。
「よくわからないけど、半官半民の男性が選択する部屋は、そんな感じなのかしら。
一番高いのを選択するのも何だし、でも安い部屋を選ぶのも何だしっていう気持ちなのかしら。」
とぼんやりどうでもいいことを考えながら、姫香はエレベーターに乗った。
部屋に入ると、F城は、再度、無理強いではないことを確認した。
「お客様はさっきああいうことをされたので、これは次のサービスをお望みと思って、お連れしました」
「次のサービス?」
姫香は笑った。
「そっか。ガス給湯器の修理が普通のサービスで、銭湯への送り迎えが次のサービスで、もっと上のサービスがこれっていうことね」
と姫香は言った。
「素敵ね。●●ガスもやるわね」と姫香は言って、F城に抱き着いた。
F城は姫香を抱きしめながら言った。
「実は3年前に、おたくに行ったときから、こういうことを想像してたんだ。
あの日、あなたはミニスカートをはいてた。僕は、家に帰ってからいろいろ妄想した。」
F城の言葉使いは敬語ではなくなっていた。
3年前のそのときの服装なんて姫香は覚えていなかった。
でもそんなこと言われると思いもかけずにちょっと嬉しかった。
「私は、昨日、想像したわ」
と姫香は言った。
F城は
「僕ももちろん、昨日は3年前より、もっとリアルに想像したよ」
と言った。
ベッドの上でまずF城は姫香の上半身にキスしたり、乳房をもみながら乳首をしゃぶったあと、やはり姫香の足のほうに下がっていった。
再び、姫香の脚を堪能したあと、F城はまた、姫香の感じるところのほうも舐めまわして、姫香に十分声をあげさせて、潤わせてから、挿入した。
姫香の両足を持ち上げて F城は姫香を突いた。
でも、姫香の中で動きながらも、F城はときどき、姫香の脚にキスをした。
行為のあと、姫香がぐったりしていると、F城は姫香の頭の反対側に自分の頭を持っていって寝ころんだ。
寝ながらF城は姫香の脚を持ちあげ、表側からや、裏側からやら、じっくり眺めていた。
ふつうの女性だったら、行為のあとのこういう態度について怒るかもしれないけど、脚フェチなれしていた姫香はしょうがないわね~と思っていた。
脚を触られるのは、姫香自身はあまり感じないが、自慢の脚を気に入ってもらえるのは嬉しい。
そんなことをされながら、姫香はふと
「あのね~、区役所にも素敵な男性職員がいるのよね。
あの人も都民ファーストでこういうサービスしないものかしら」
とふざけて言った。
「なに言ってる・・・・」
とちょっと怒ったように言いながら、F城は姫香の脚を持ったまま、上半身を起き上がらせた。
そして、F城は姫香の脚を離し、姫香の上半身のほうにのしかかってきた。
もっとサービスをするつもりのようだった。
姫香にキスをしたあと、F城は2回目に突入していった。
2回目の行為のあと、ラブホテルのシャワーを浴びてバスルームから出てきた姫香は、
「ねえ、ここのお風呂もとっても快適よ!
すごく広いし綺麗だし」
と言った。
****
連休中も毎日、夜になるとF城は姫香の家に迎えに行った。
そして、毎日、「さあ、お風呂に行きましょう」と言って、F城はラブホテルに姫香を連れて行った。
ガス営業所のそばのお風呂屋さんのほうが近いのだけれど、二人はこっちのラブホのお風呂のほうがよかったようだ。
----終わり---------
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