エレベーター・インフェルノ②
ブロガーとセックス

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2メートル四方あるかないかのエレベーターだ。
床に対角線上に斜めに寝て、やっと圧迫感もなく、ゆったりと体をのばせるような感じだった。
男性はしずくを寝かせると言った。
「あなたには、これが一番だと思います。私はあなたのことをよくわかっています。」
しずくが三度のご飯よりもエロ好きということも、男性はよくわかっていた。
男性はしばらく、しずくの唇や首筋に口づけを繰り返した。
ときどき、しずくの顔を見て様子をうかがった。
「だめ。全然感じてこない。閉じ込められていると思うと緊張して緊張して」
としずくは言った。
「大丈夫、落ち着いて。落ち着いて。大きく息を吸って、ゆっくりはいて・・。リラックスして・・」
そういいながら、男性はしずくの腕をなでながら、キスを繰り返した。
男性はしずくの胸元を開けて、乳房を出した。
「寒くないですか?」
「大丈夫です」
しずくの話言葉が、敬語に戻ってきた。
少し、しずくは落ち着いてきたようだった。
男性はしずくの乳房をなでながら言った。
「ここの写真は、はっきりとはブログにも載せていなかったですよね」
「はい・・・」
「今日は、拝見することができてよかったです」
と男性は言った。
しずくは、恐怖心が薄れ、平常心に戻ってくると、だんだん羞恥心がわいてきた。
しずくは、両手で胸を隠した。
「隠しちゃだめですよ」
男性はしずくの両手を掴むと横に広げた。
「あ・・・」
しずくは、恥ずかしくて、顔を横に向けた。
「きれいですよ。」
男性がしずくの乳房のふかふかした部分に口をつけて愛撫を始めると、しずくは「はあ・・ん」と小さな声をあげた。
「いいですよ。いいですよ。その調子・・・・そのまま そのまま。」
男性はしずくの乳首を口に含んだ。
「ああっ!」
しずくは体をビクッとさせた。
男性は、しずくの乳首を舌先でつついたり、乳首の側面や、下側に舌をはわせた。
「あっ!あん!あん!」
しずくの体は波を打ってうごきはじめた。
男性は抑えていたしずくの両手を放した。
男性は両手で、しずくの乳房をもみしだきながら、口で乳首への愛撫を続けた。
しずくは、下に敷かれた男性のジャケットを掴んで快感を我慢していたようだったが、やがて男性の首に両手をまわしてしがみついてきた。
しずくの声は大きくなっていた。
「シルクさんは、胸への愛撫だけでイったことがあるって、ブログに書いてあったけど本当ですか?やってみようかな」
と男性は言った。
しばらく、男性は、しずくの乳首の指で押したりさすったり、舐めたりした。
そして、最後に満を持したように、しずくの乳首を唇で吸いあげた。
「あーーーんんん!!」
しずくは今までと違う、とりわけ苦しそうなうなるような声をあげ、今までよりもさらに大きく体を波うたせた。
そしてしずくは、数秒、体をくねくねさせた後、静かになった。
しずくは静かに申告した。
「イってしまいました。」
男性は笑うと、しずくに口づけをした。
口づけをしながら、手をしずくの股間にのばす。
下着の上からでも、もうグッショリ濡れていることがわかった。
男性は上半身を起こすと、しずくの下着を脱がせた。
しずくは、イってしまった余韻でぼーっとしていた。
しずくが我に返って、周りを見渡して、今自分たちの置かれた状況を思い出すような余裕を与えないように、男性は急いで、しずくの足を開くと、自分のものをしずくに挿入した。
急いでいたので男性のものは、激しく、一気にしずくの奥まで入れられてしまった。
「ああん!!」
その衝撃に、しずくは体をそらせた。
しずくのヌルヌルの膣が男性のものを包み込むようにまとわりついてきた。
男性はその中をかきわけるように、自分のものを動かした。
男性が腰を動かし始めると、しずくは我を忘れて感じまくった。
もう羞恥心もエレベーターのこともしずくの頭の中になかったようだ。
しずくは「もっと、もっと~!」と言いながら、自分も腰を動かしまくった。
男性はしずくの奥の行き止まりをつつきながら、息を切らしながら
「シルクさん。このことはブログに書いてはだめですよ」と言った。
「あ・・・ん! ・・・書いちゃうかも~・・・・あ~ん!」
と喘ぎながら、しずくは答えた。
「だめですよ!」
と男性は強く言うと、しずくの膣の中の比較的手前のおなか側の壁を自分のものでこすりはじめた。
そこらへんが、しずくの最も感じるところだと男性はブログを読んで知っていた。
「いやーっ!!あーーーん!!」
しずくが絶頂を迎えたことが男性にもわかった。
しずくの膣がキュッとしまり、男性のものを抑えつけたかと思うと、さっきよりも激しく体をくねらせ、小さく痙攣した。
男性は続けて腰を動かしながら、
「シルクさん。シルクさんの中に出してもいいですか?」ときいた。
しずくは、ピルを飲んでいた。ブログにもそのことは書いてあった。
「出して・・・」としずくは言った。
男性は、最後にひときわ激しく動いたあと、しずくの中に精液を放出した。
****
セックスが終わったあと、しずくは、ぐったり横になったままだった。
水泳で疲れた上に、こんなことをしてしまって、しずくは疲労の中で眠ってしまった。
「よかった・・・寝ていれば恐怖を感じない。これでしばらく時間を稼げる。」
と男性は思いながら、寝ているしずくに下着をはかせなおした。
「寝ている間に救出がくるか、エレベーターが動き出せば・・。」
男性はしずくのそばに座って、時間がたつのを待った。
しずくは、1時間近くは眠っていただろうか。
しかし、急に、うなされながら目を覚ました。
しずくは眼を覚ますと
「今、すっごい狭いところに閉じ込められている夢見てて・・・」
と言いながら、上半身を起こした。
そして、周りを見渡した。
あいかわらず、狭いエレベーターの中だった。
「きゃーーーーっ!!いやーーーーーっ!!!」
しずくはまた叫んだ。
男性はしずくを再び、抑えつけて寝かせた。
そして、二人が2回目のセックスをしている途中で、ガタン!とエレベーターが音を立てた。
ぴたっと止まってから、全く動きを見せなかったエレベーターが、生き返りはじめたようだった。
「やだ-っまだ途中なのに!!」
としずくが言った。
「やめましょう。今、やめないと、ドアが開いてしまって大変なことになりますよ」
と男性は起き上がった。
「いやー。やめちゃいや!」
としずくは言った。
「またあとで、ね、あとで続きをしましょう。」
と男性は、さとすように言った。
そのあと、2人は無事に救出され、もっと広い安心できる空間に移動して、そこでもう一度、セックスをし直したのだった。
-------終わり---------
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