セフレになっちゃおかな②
エッチな私

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絵里たち一行は、観光地での最後の朝を迎えた。
早朝、E本は、そーっと、ホテルの部屋のドアを開けた。
エレナの部屋から出てくるところを誰かに目撃されやしないか、E本は心配だった。
E本とエレナが廊下にこっそり出ると、誰もいなかった。
安心して二人でエレベーターのほうへ歩いてゆくと、エレベーターが突然開いた。
そこには絵里が一人で乗っていた。
絵里は一歩、足を踏み出してエレベーターを出かけたが、足をとめた。
E本と絵里は目があった。
そのあと、絵里は、E本とエレナの顔を数回、見た。
絵里は足をひっこめエレベーターに戻った。
ガーッとエレベーターが閉まった。
チン!と音がしてエレベーターが去っていった。
「閉められた・・・」とE本は言った。
「あー。まずかったわね」とエレナが言った。
「じゃ、ここで。」と言うと、E本はすぐに階段のほうに向かった。
「どこ行くの。」とエレナがきくと、
「うーん。・・・とりあえず、追いかける。」とE本は答えた。
「そう。がんばってね」とエレナは言った。
このホテルには仕事関係者、全員が泊まっていたが、部屋の空きの関係で、女性がホテルのこちらの建物、男性が別館のほうに宿泊していた。
男性であるE本が、早朝、こっちの建物に、しかもエレナと二人でいるのはおかしかった。
エレナの部屋で昨晩過ごしたことがバレバレだった。
一方、絵里はエレベーターでホテルの1階まで下りた。さっき朝食を1階で食べたばかりで部屋に戻ろうとしていたのに。
絵里は心臓のドキドキが止まらなかった。
ホテルの玄関を飛び出すと外の柱の影で立ち止まった。
両手で顔を抑えて、心臓の鼓動を抑えようとした。
E本は、朝食会場や、ロビーやあちこちを見て回ったあげくようやく、ホテルの外で絵里を見つけた。
「誤解だ」とE本は急に、絵里の後ろ姿に声をかけた。
E本は絵里の言葉を待たずに、後ろ向きのままの絵里に説明を始めた。
仕事が昨日で最終日を迎え、夜遅くまで複数人でバーで盛り上がったのだが、二人は飲み足りなくてエレナの部屋で飲み続けたという。
エレナの部屋でE本は酔いつぶれ、それだけのことだと言った。
「そんなの嘘」と後ろ姿のままで絵里は言った。
「嘘じゃない。」
「でも・・・」と絵里は言った。
「嘘でもほんとでもいい!」と絵里は言った。
さっき、二人を見かけたときから、絵里は血が逆流するのがわかった。
絶対にやだ!絶対に他の人にE本をさわられたくない!と思ったのだった。
恋人になってほしいとか、そんなのどうでもいいと絵里は思った。
「他の人にセックスされちゃうくらいなら、私もする!」と絵里は後ろを向いたまま言った。
E本が絵里の言葉に驚いて絶句していると、絵里はくるりと振り返った。
「まだ、7時台よね。出発まで、まだまだ時間があるわ。」
E本は絶句したままだった。
絵里はE本の眼を見ていった。
「セックスするわよ!」
「ばかなこというなよ。だいたい、おれエレナさんとしてないっていってるのに・・・」
とE本が言うと、
「何がばかなことよ!いつか私をセフレにしたいっていってたじゃない?おっぱい見せろとか言ってたじゃない?昨日だってエッチなこと言ってたじゃない!」
「全部、冗談だよ。・・・というか、そういうことを言ってお前をからかうのが楽しかっただけで。」
「だめよ。冗談ではすまないわよ。セックスするわよ!他の人にされる前にする!」
ベッドの上に座って、E本は裸の絵里を抱きかかえながらキスをしたあと、絵里の顔を見た。
顔がこわばっていた。
「緊張してる?」とE本は絵里にきいた。
「う・・・ん・」と絵里は言った。
E本は黙って、絵里を抱きしめた。
そしてE本は言った。
「やっぱりやめよう・・・こんなことダメだ。」
絵里はE本を見つめた。
「おまえ、無理してるだろう?無理してこんなことしちゃだめだ」
絵里は下を向いた。
絵里はベッドから立ち上がった。
絵里は、オールヌードでそこらへんに散らばった服をかき集め始めた。
そして絵里が真っ裸のまま、乳房を揺らしながら、片足ずつあげてパンツをはいたり、乳房をブラジャーに収めたりしているのをE本は、思わず見た。
絵里は、E本が見ているのを知っていた。
絵里は、ブラジャーをもう一度、外して、一度収めた乳房を出してみた。
うまく収まらないようなふりをして やりなおしてみた。そして足をピーンとのばしてE本に見せつけながらストッキングをはいた。
「う。なぜか裸よりも脱いでいるとこよりも、着ているところに興奮する・・・」
と言って、E本は絵里に近づくと両手を掴んだ。
「もう一回、キスさせて」
E本ははじめ、立ったまま絵里にキスしていたが、やがてベッドに誘導してベッドに寝かせた。
そして絵里の両腕を抑えつけながらキスをし続けた。
E本が唇を少し離したときに絵里はさっきのこわばった顔と異なり、穏やかなとけそうな顔をしながら
「キス上手なのね」と言った。
そして絵里は横をむいて恥ずかしそうに言った。
「なんか濡れてきちゃった・・・」
E本はドキッとしながら
「そういうこと言っちゃだめだろ」と言って、もう一度絵里にキスした。
そしてそのまま絵里の首や胸元にキスしていった。
「ああん・・・」と絵里は声を出した。
「そんな色っぽい声だしちゃだめだよ」
とE本は言った。
でもE本は動作をやめずに続けた。
「あ~ん」と絵里はさっきよりも長い声を出した。
そして続けて「あっ・・あんっ・・あん」と声をあげた。ちょっと無理して声をあげてみた。
「感じやすいんだな」とE本は言った。
次にE本は絵里の左手に自分の右手を合わせて、指をからめた。
そしてその手を絵里の頭のほうに持っていった。
絵里は片手を万歳したような恰好になった。
そして、あらわになった絵里の左の上腕の内側や脇の下にE本はキスをはじめた。
自分でもはじめて知ったが絵里はそこがとても感じるのだった。絵里は本当に声をあげた。
やがてE本は絵里を後ろにむけて背中にキスしたり、また絵里を反対に向けてお腹にキスしたりした。
「絵里。エロい。体中にキスしたい」
E本は、絵里のお尻や太ももにキスしたあとに、また絵里の唇に戻ってきた。
「E本さん」絵里は言った。
「入れて・・・・」
「ダメだろ。そんなこと言っちゃ・・・」
とE本は絵里の眼を見ながら優しく叱るように言った。
「だってえ 入れてほしくなってきちゃったんだもん」と絵里は言う。
「じゃあ・・・」
E本は考えながら言った。
「じゃあ、もうちょっと気持ちよくさせてあげてからね」
E本がブラジャーを外し、乳房を愛撫しはじめると絵里は
「いやあ あん あん」と声をあげた。
次にE本は片手で絵里を抱きかかえ、絵里の舌に舌をからませながら、もう片手で絵里の股間をいじった。
「びしょびしょだね」
E本は、絵里の顔を見ながら、絵里の唇の周りを舐めまわした。
絵里はE本に夢中でつかまりながら声をあげた。
E本が、指を何本か絵里の穴に入れて出したり入れしはじめると、絵里は大きな声を出した。
「あーん。いやー、そんなとこ!いや~」
絵里に繰り返しキスをしながらE本は絵里の膣をぴちゃぴちゃと音を立てながらいじり続ける。
そして「ここにもキスしてあげる」と言った。
「いや、だめよ。恥ずかしい」
と絵里は抵抗したが、E本は絵里の両足を広げるとそこを舐めまわした。
「いやっいやっいやっ・・あんっ」と絵里は言い続けた。
そしてE本は「入れるよ」というと、絵里の中に入っていった。
E本はベッドで絵里の肩を抱きながら言った。
「いったん中止したつもりが・・結局2回もしてしまった。」
「E本さんって、やっぱりすごくエッチだったのね。」と絵里は言った。
「男はみんなこんなもんだろ」と恥ずかしそうにE本は言った。
「お前だって、一体、何回いったんだよ。エッチ!」
とE本は言って絵里にキスした。
そしてE本は
「やばいなあ。顔見てると、またしたくなってくる。」
と言った。
「でも、いい加減にもう出発の準備しないとな」
E本は続けた。
「続きは、また今後、ゆっくりな。」
「セフレ継続?」と絵里はきいた。
「ばかか!違うよ!」
とE本は言った。
絵里は
「なんか私が無理やり色仕掛けで、落としたみたい・・・ね」
と恥ずかしそうに言った。
「肉弾作戦で、無理やり、みたいな気が・・・・・・」
と絵里。
「うーん。そうだな。
俺はもうちょっとスローペースで つき合っていこうと思ってたんで、いろいろすっとばしてしまった感があることはあるな。」
E本は言った。
「でも、まーいいだろ。明日から、すっ飛ばした部分もよろしく・・・で」
------終わり---------
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