セックスで足止め②
おもちゃにされる

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両手を後ろにまわした状態で手錠をかけられてしまった愛子は震えた。
昨日のことが間違いなくA山にばれてる。
「色仕掛けで仕事の邪魔をするっていうのはどういうことなんだよ」
A山は言った。
「俺にとってはいくら愛子でも許せないことだ」
バレなければ、別にどうということもないと愛子は思っていた。
何も変わらないと思っていた。
「オレにとって仕事がどれほど大事か。そのことはよくわかってくれてると思ってたんだけど」
完全にばれた。
どうしてだろう。
幼馴染はA山に何か言ったのだろうかと、愛子は思った。
でもどうしてばれたかはどうでもいい。
A山は間違いなくとても怒っている。
取返しがつかないことをしたのだと、愛子は思った。
「ごめんなさい」
謝るしかないと思った。
「わかってたけど・・・・ごめんなさい ごめんなさい」
愛子はA山にひたすら謝るしかないと思いながらも、でも言い訳がしたくなってしまった。
「どうしても幼馴染を救いたかったの。・・・・わかって・・・」
両手を拘束された状態で、顔を隠すことも押さえることもできずに、涙を流しながら愛子は続けた。
「あなたは優秀な人でこんなひとつやふたつ、仕事の取りこぼしがあっても何も変わらないでしょう?
でもあの子は今、大変なときで。
絶対、この仕事を取りたかったらしいの。そうでないと、もう仕事を取り上げられてしまうような状況で。
だから、あの子に仕事をまわしてあげたかったの。ごめんなさい。許して」
「だったら俺にそうちゃんと話せばいいだろ。なんでそんなあざむくようなことを」
「ごめんなさい」
「もう信頼できないな」
「本当にごめんなさい。自分が悪かったってわかった」
A山は続ける。
「それだけじゃないだろ。」
「俺は男としてもコケにされたわけだし」
「二重にうらぎられた」
A山の愛子を責める言葉はまだまだ続く。
「抱いてって言えば、俺をどうにでもコントロールできると思ってたわけだろ。今までさんざん拒否してきて急に変だと思ったんだよ」
「ごめんなさい」
「今までかわいこぶって散々ひっぱってきてこういう時に女の武器を使うという。・・・・・最低だな。」
「ごめんなさい。」
「女の武器というより俺の心をもてあそんだわけだよな」
「違うの!違うの!もて遊んでなんてない!A山さんのこと好きなの!」
「何が違うんだよ!」
愛子はA山のことが好きだった。
大事にしたい人だった。
そこに嘘はない。
ただ、自分がいかに子供で馬鹿で傲慢であったかを愛子はかみしめていた。
愛子は自分の仕事に今、行き詰っていた。仕事に対する熱意が薄れていた。
仕事に誇りとやりがいを持っているA山のことも、いつも仕事に全力投球の幼馴染のことも尊敬してた。
二人がうらやましくもあった。
しかし、愛子は、ここのところ、幼馴染に悩みを相談されたり、
A山に熱心に言い寄られ、A山に好かれているという自信で、不思議な万能感に包まれて勘違いしていた。
いつのまにか、A山のことも幼馴染のことも自分がどうにでもできると思っていた。
とんでもない傲慢な考えだったと、今、愛子は反省した。
もしかしたらA山に対してだけではない。今回、幼馴染に対しても失礼な間違ったことをしてしまったのかもしれない。愛子はそう思った。
A山は
「おまえに抱かれたいって言われてあんなに盛り上がって俺は馬鹿みたいじゃないか」
と言った。
その言葉には愛子は反論した。
「私だって昨日、盛り上がってた!
本当にすごく感じてたわ!」
「あなたを誘惑してみたかったの。
途中で幼馴染のことは忘れてしまって。
あなたが、あの場で誘惑にのってくれたら嬉しいなって思って。
途中からはほんとに意地になって誘ったのよ。
絶対にあなたを誘惑したいって思ったの。
仕事よりも優先するくらいA山さんにとって私が魅力的なのかどうか試したかったの。傷つけるつもりはなかったの。
だから・・・許して」
愛子は泣きながらそう言った。
でもA山は冷たかった。
「許さないよ。もうおまえを大事な人として愛することなんてできないよ。当然だろ?」
愛子は当然だと思った。もう自分のやったことについて責任をとって、何があってもあまんじて受け入れるしかない。
次にどんなひどいことを、何をA山に言われるか愛子はじっと待った。
少し間をあけたからA山は言った。
「今後、おまえはおもちゃとして扱うことにしたから。」
思いがけない言葉に愛子はきいた。
「おもちゃってどういうこと?」
愛子が身を乗り出して、体を動かすと、後ろの手錠がガチャという音をたてた。
「自業自得だぞ。そうだろ?お前はもう恋人でもなんでもない。おもちゃにする。」
愛子はA山を失うかどうかよりも、ただ自分がしてしまったことで傷つけてしまったA山の傷が消えればいいと思った。
A山の傷が癒えればそれでいいと思った。
「私がおもちゃになったらそれで気がすむの?
それですっきりするの?それで許してくれるの?」
「それはどうだろうな。おまえの態度しだいかな。」
そこでA山は時計を見て言った。
「とりあえず、10分後に二人、男がくる。」
「?」
「かわいがってもらえ。俺は見てるから」
「!!」
信じられないA山の言葉に愛子は耳を疑った。
「本気で言ってるの?」
「もし楽しませてくれるなら、少しは謝罪する気があるんだなとみなしてやる。」
「嘘でしょ?」
「いやなのか?おまえはお詫びする気持ちがないのか?」
「そんなの…お詫びと関係ないじゃない」
「おれがそれを見たいんだよ。2人の男に犯されるお前がみたいんだよ。見せてくれよ」
「ね?冗談よね?」
「本当だ。男を甘くみた罰だ。」
この時点で、まだ愛子は冗談か何かか、自分の聞き間違いだと思っていた。
「まだ来ないな。来る前にちょっと下準備しておいてやろうかな」
A山はそういうと愛子に近づいた。
A山は、後ろでに手錠をされたまま、ベッドに正座で座っている愛子のブラウスのボタンをはずすと
乳首がぎりぎり露出するところまで、ブラジャーを上にずらした。
「いい恰好だ」
そしてA山はしばらく、愛子の乳首を弄び、愛子の反応を楽しんだ。
つついたりなでたりするたびに愛子が小さい声をあげたり、体をびくっとさせる様子を楽しんだ。
次にA山は愛子の乳首を口に含み、舌先で乳首の先端をつついたり、吸ったりした。
「あーっあーっいや~」
愛子は声をあげた。
「いや~あーん ・・あー」
そしてA山は
愛子が閉じようとする膝の間に力づくで手をつっこみ、愛子の膣の入口をまさぐった。
「もう濡れてる。」と言った。
「この前はじっくり見れなかったからな。」
A山は、愛子の膝をひろげ、足を持ち上げた。
両手を後ろに回されて固定されている愛子は後ろに倒れてしまった。
「きゃーっ」
手を動かすこともできずに、広げられた足首をA山に掴まれて、寝転んでいるというみじめな恰好で愛子は動けない。
「いや・・・やめて」
でもいい。
しょうがない。
自分が悪かったのだ。
好きにしてくれてA山の気がすめばいいと思い、愛子はあばれたりはしなかった。
そのみじめな恰好のまま、A山に好きなように自分の大事なところをもてあそばせた。
A山は、愛子の顔をゆがめながらも感じている様子を見ながら、愛子の小さい突起を撫でたり、愛子の空洞に指を入れたりした。
チャイムの音が鳴った。
愛子の心臓が凍り付いた。
A山は愛子を起こして、服や下着を元の状態に戻すと、再び、愛子を寝転がしてから、客を招き入れた。
「失礼します。」
男が二人入ってきた。
「ご苦労様。こいつのことよろしくお願いします」
「はいわかりました」
A山は本当に男を二人呼んでいたのだ。
「嘘でしょ?やめて」
「二人ともすごく上手だそうだ。きっと気持ちよくさせてくれるよ。」とA山は言う。
「いやー!やめて!」
愛子は自分のしでかしてしまったことのお詫びに、A山に何をされるのもかまわなかった。
でも赤の他人に変なことをされるのは話が違う。
「いやがってらっしゃいますが?」と男の一人が言った。
「かまわないでお願いします。嫌がってもやってください。これ演技なんです。こいつ嫌がりながらされるのが好きなんです」
とA山が男たちに向かって言う。
「いやーっ!お願い。やめて!やめて!A山さんお願い!」
愛子は、必死で許しをこうた。
でも叫びながら心の中で思った。
それはそうかもしれない。
もしA山に辱めを受けるのであればいい。どんなに陵辱されてもかまわない。
しかし、それではお詫びにはならないのだろう。
なぜなら愛子はA山になら何をされてもいいと思っていたからだ。
いや、むしろA山にいろいろいやらしいことをされることは愛子の喜びにさえなってしまう。
それではお詫びにもお仕置きにもならない。
赤の他人に犯されて、心を踏みにじられて愛子がずたずたになることが、本当の償いなのかもしれない。
愛子はそう思いながらも、まだ少し残っているかもしれないA山の情にうったえかけて叫んだ。
「A山さん、お願い。あなたのことが好きなの!愛してるの!許して。他のことならなんでもするからやめて」
・・・・・・・・・・・・・続く・・・・・・
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