なんとしてでもセックスしたい
エロにかける情念

明日からフィクションを書くので、経験談は今回で、ひとまずいったんお休みです。また思い出したら書くようにします。
では、経験談の最後にふさわしく、私のエロに対する熱意あふれる話をひとつ。
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言葉攻めに気をつけようという話をすっごい初期のころに書いたと思いますが、そのときにちょっとでてきた、私がアタックをくりかえし、やっとエッチをするようになった相手との話です。
そのころ、私は激務にたずさわっていました。多分2か月間、ほぼ休みなしでした。
いつも年中そんなに忙しいわけではないのですが、この2か月は、人生で一番ハードだったかも。
実はのちに、労働時間的にはこれを超えることも何度もあったのですが、そのときはすべて、事務仕事、パソコンに向かっての仕事だったので一応ずっと座っていられる。それは結構、体的には大丈夫だったのです。
しかし、この2か月間は、外を駆けずり回ることも多く、業務の半分くらいは外出かな?それって座り仕事と全然違うのですよ。体力をメチャクチャ使うのですよ。私もまいりました。
で、この忙しかった2か月の最後に、所属部署で、ご苦労様の宴会をご飯のとっても美味しい高級なお店でやってくださると部長がおっしゃいました。
この辛い2か月間のうちも、部長は、深夜に焼肉やお寿司を自腹でご馳走してくれたことも数回あり、部長もいろいろ我々に気を使ってくれていました。
しかし、そのありがたい宴会の日の朝、私は、高熱が出て会社を休んでしまいました。
で、その日1日休んで、土日はさんで、会社に出勤できるようになったときに初めて知ったのですが、そのころ女性が4人その部署にいたのですが、女性は全員、宴会の日にダウンして休んでしまったとのことでした。
えーっびっくりです。うそ?
全然、事前に打ち合わせたのではないですよ。女性同士で示し合わせて休んだわけではないのですよ。
きっと、みんなぶっ倒れる寸前ぎりぎりまで働いてたのですね。で、やっと終わったので、もう宴会の日には気力も体力もなくなりダウンしたようでした。
急にドタキャン者がそんなに発生して、部長には申し訳ないですが、もう体ガタガタで、どうしようもありませんでしたから。
で、私のダウンした次の日が、実はやっとエッチをするようになった人とのデートの約束の日でした。
それまでに2回セックスをしてて、多分、3回目のセックスの日になるはずでした。
私は、ダウンした日に会社のその人に電話して、『具合が悪くて明日無理そう。お出かけとかご飯とかとても無理そうなの。でもセックスだけしたいから夜、ホテルで待ち合わせにして』と言いました。
我ながら、なかなか珍しい人だよね。
『具合悪いならよそうよ。またにしよう』
『やだ。だって1か月くらい、全然、ゆっくり会ってないでしょ。やっと仕事が終わったんだもん。絶対、セックスする!』と私。
でも、まあ熱が出てからの2日目の夜になればずいぶん、楽になるんじゃないかとの予想もあり。
で、熱が出て2日目の夜、まあ夜といっても早い時間ですが、エッチのためだけに、私は気力体力をふりしぼり電車に乗ってでかけました。
ずいぶん、よくはなりましたが、明らかにまだ微熱はある。何よりだるい。体が重い。
私のうちに近いホテルだったので、行くのにドアツードアで、30分もかかりませんでしたが、地下鉄の階段をのぼるときに少し目まいがして、ちょっとやばいと思いました。
ホテルで彼に会いました。
『大丈夫なの?』
『全然、大丈夫』
でも、あまり笑う余裕もなく、すぐに自分で服をぬいで、ブラジャーとパンツだけになりベッドに倒れこみ。
お風呂はおうちで入ってきたからいいの。
ベッドで彼にキスをされているとき、『今日は抱かれるためだけにきたの』と私は言いました。
『抱かれる』とか、そういう言葉は今まで使ったことがなかったのですが、『エッチする』とか『セックスする』、そういう言葉しか使ったことがなかったのですが、なんか今こそこの言葉を使うときだと思いました。
『抱く』という言葉もいいですが、
彼に『される』というのが、とてもよいと思ったのです。
彼の好きにしてもらうというか、私が彼のものになる、という感じで。
こんな具合が悪いのにあなたに、『される』ために来たのという。
彼はその言葉に笑ってしまいましたが、すぐにちょっと眉をさげてかわいそうにというのか、困ったコだというような顔で私を見ました。
そして髪をなでながらキスを繰り返してくれました。
右や左や下や斜めやいろんな向きから彼に口づけを繰り返され、彼の顔の向きが変わるたびに彼の体も動きます。
私の上にいる彼の肌が、微熱を持っている熱い私の体に密着したり離れたりするたびに、
また彼の体の重みが私にかかったり浮いたりするたびに、嬉しくて嬉しくてやっぱり来てよかったと思いました。
彼は、私の首や鎖骨にもキスをしてくれて、肩にキスをしながらブラジャーのひもを肩からずりおろします。
そして今までブラジャーのひものあったところにキスをします。
乳房をおおっているブラジャーのカップのまわりにもキスしながらブラジャーをずらしてゆきます。
もれなくすべての場所にキスしてくれようとしているのかしら。
私は小さい声であえぎながら、快感に体をうごかしていました。
ブラジャーを完全に外され、乳房中にもキスされ、最後、乳首を責められます。
少し弱ったかすれ声で『あんあん』声をあげる私です。
パンツをぬがされ、足を広げられ、そこも優しく愛撫されました。
しばらく、私をかすれ声であえがせてから、彼は、『入れるよ』と言いました。
彼は自分のものを私の中に入れると、ゆっくりゆっくり動かしながら、『熱いかも』と言います。
遠慮はいらないからたくさん動かして~と思いながら、私は目を開けて彼の顔を見ます。
彼は目を開けた私の顔に近づいて、もう一度私の唇を強く吸ってから、動きを早めてゆきました。
私は具合も悪いのも忘れて大きい声をあげてしまいました。
彼が私の膣を攻める衝撃と、自分の大きな声が頭に響いて、クラクラになります。
もっとクラクラにして~と思いながら、私の中で動きまわる彼に弱った体をゆだね、声を上げ続ける私でした。
で、エッチが終わると私はすぐにおうちに帰り、またバタンキューしたのでした。
彼が送っていくと言ってくれたのですが、近いからタクシーで帰るからいいと言って一人で帰りました。
でも帰りの記憶はありません。
次の日も一日中寝ていました。
しかしこの日の私の言動を彼は気にいったようで
『あのとき、抱かれるためだけにきたって言ってたよね~』とのちに何度もおっしゃっていたので、よかったです。
若干、常軌を逸してますが、"あなたとのセックスにかける情熱"が伝わってよかったです。
ただのドスケベともいうかもしれませんが。
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