朝エッチ
昨夜のエッチの余韻の中でもう一度エッチ

電車の経路が不便で、バスに少しのって、電車にのって、地図上では遠回りしないと会社に行けないような場所に住んでいたことがありました。
車だと、一直線で30分もかからないで着くのに、公共交通機関を使うと1時間を超えてしまうのでした。
その夜、お店を出ると、道は人通りがほとんどありませんでした。
「キスして」と言ったらその人は、キスをしてきました。
だんだん、キスが情熱的になってきたら、彼の手が私のお尻のほうへ。
しばらくキスしながら、お尻をなでられていたのですが、やがて、スカートをたくしあげスカートの中に彼の手が入ってきました。
いつかも書いたけど、私はパンストが嫌いで、太ももまでのストッキングをよくはいていました。
スカートの中に手を入れられたら、すぐに素肌の太ももや、パンツからはみ出した生の下尻や、パンツそのものなどを触られてしまいます。
その人は私のお尻のすぐ下の素肌の太ももを少しなでなでして、パンツからはみだしたお尻をつかみました。
しばらくそこらへんをつかんだりなでたりされました。
そのあと、私のおうちへ行って、抱き合って寝ました。
終わったあとは、暑かったので二人とも裸でそのまま寝てしまいました。
次の朝、私は先に起きて、顔を洗ったり、髪の毛を整えていました。
会社に行かなくちゃならない。
もう少ししたら彼も起こさないと。
髪の毛をとかしながら、まったりとした気分で昨日のことを思い出します。
昨日の甘い余韻が体の隅々や脳内にじんわりと染み出してくるようでした。
よいセックスをした次の日は、なんか泣いた後みたいにすっきりしているような、何か毒素のようなものが体から出てしまって、ちょっと体がぽっかりしたところに、代わりに何かじんわりしたものがとりこまれたような感じです。
私は、念のため裸のままで、バスタオルだけまいて、お湯を沸かしたりパンなども食卓にならべたりした。
念のためってどういう意味?
あ、もちろん、朝エッチがはじまるかもしれないから念のため裸のままでいたってことです。
もし彼がその気じゃないようだったら、お風呂に入ろうと思ってたし。
やがて、彼が起きて、顔を洗ったあと、パンツ一枚で食卓に来ました。
そして彼は壁の時計を眺めました。
「まだ、少し時間あるな。・・・・それに、ここってもしかしたら、タクシーで行ったら会社にすごく早くつかない?」
「そうね。電車だと1時間くらいかかっちゃうけど、タクシーなら30分くらい」
時計を見て、ちょっと考えて彼は「もう一度しよう」と言いました。
彼は私の手をとると再び、寝室に向かいました。
やっぱり洋服、着なくてよかった。
昨日の甘い余韻が残っている中でする朝エッチって好き。
「朝の私ちゃんて、なんか色っぽいね。ゆったりしてて」
「よく言われる」
以前に、寝起きがやたらかわいいと男の人に褒められたことがあったので、つい言ってしまいました。
「あ・・・ごめ・・・」
彼は、ちょっと私をにらみながら、抱きかかえ、そのまま勢いよく倒れました。
「きゃーっ」
そして、キスしたり、体をなでまわしあったりしてイチャイチャしていると、なぜか、
『ガチャガチャ』っとドアの鍵を回す音が!
心臓が止まるかと思いました。
ドアは寝室のすぐわきです。
動きを止めて、私たち二人は、じーっとしましまた。
な、な、なに~??
すぐ、ガチャガチャの音はやみ、誰かがドアの前から立ち去ったようでした。
「なに~?」
「なんなの?マンションの人が部屋間違った?」
「男が訪ねてきたんじゃないの?」
「違ーう!そんな人いないもん!」
本当に、朝早く私を訪ねてくる人には心当たりない。
朝帰りの酔っ払いの人が部屋を間違ったのだろうか?
あまりに心臓がドキドキして、気を取り直すのにちょっと時間かかりました。
なんなの?悪いことをしていることをとがめられたような。
でも、時間がない。
ちょっとドキドキしたまま、また私たちはキスをし始めました。
体を彼に撫でられているうちに、ドキドキがおさまり、また、けだるくなってきました。
ずっと裸でちょっと冷たくなった乳首が、あったかい彼の口に含まれると、あーん~と声が出て、クネクネしてしまう私でした。
やがて、私が十分濡れているのを確認すると、すぐ彼が入ってきました。
「急がないで、たくさんしてくれなきゃいや」
と私は言いました。
彼は少し笑って、私の中で動かし始めました。
昨日、私の奥を激しく突ついた彼のモノが再び、私の中に戻ってきました。
昨夜の余韻と、プラス、まだちゃんと体が起きていないからなのか、夢の続きのように、快感がフワフワと、じわじわじわーっときます。
体中に何かが、じゅーっと染み入るように気持ちいい。
彼に膣のあちこちをつつかれたり、なでまわされると
「ああ~~ん」
声も自然とゆったり、まったりと色っぽい声がでてしまいます。
まだ眠いときに、う~んと伸びをするときみたいなテンションの声が出てしまいます。
でもやがて私の声は少し大きくなっていきます。
「う~ん、 いや~・・もっとお~」
いつもより、けだるい苦しそうなしぼりだすような声で、朝の光の中であえぎます。
彼のモノを膣の中でたっぷりと動かしてもらって、私は満足しました。
そのあとが、大変です。飛び起きて、お風呂に入って。
もう時間がないのですが、私はお湯につからないと納得しないタイプなので、はじらいもないですが、彼と一緒にお風呂に飛び込んで、全然色っぽくないお風呂シーン。
体の隅々までもう見られちゃった人だからって、朝の明るい光の中で恥じらいがなさすぎかな~。
彼が体を洗っているうちにお湯につかる私。
彼が洗い場をどいた後、今度は私が大急ぎで体洗って。
お風呂を飛び出して、ご飯は抜きです。
外でタクシーがなかなか捕まらずにあせります。
やっとつかまって、会社の場所をつげ、タクシーの中で一息。
私は、名残で、もう一回最後にチュッと彼のほっぺにキスしました。
彼はあわてて、運転手さんを無言で指さしました。
見られるだろ~!!と
そのあと、彼は、私の手をぎゅっと握りました。
どこで降りようか。俺、先に、ちょっと手前で降りる・・・など、いろいろ確認しあいます。
まったりしたような、あわただしいような、朝エッチの朝でした。
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