はじめての一晩中セックス
下ネタの唄で泣くエロ人間

相性というものがあって。
結婚の前に普通に付き合っていた人たちが(セックスのためだけの付き合いじゃない、ちゃんと付きあっていた人、という意味)私に言っていたことは・・・。
一歳だけ年上だった人には
「なんでも一人で決めて、一人で行動して、これじゃ男は口出すことも、かかわることもできないよね」
的なことを言われた。
五、六歳上のある人には
「私ちゃんは、ほどよく自我を通して、ほどよく言うこときいてくれるからいい。
以前つきあっていたコが、ほんとわがままで言うこときいてくれなくて、へとへとになった。
私ちゃんくらいのワガママさがいい」
それ以上のかなりの年上の元夫には
「君のやんちゃなところが好き。大人しいコはつまらないから」
と言われた。
全体的には、私のきっとわがままで、自分勝手そうな人間像が浮き彫りになるが。
『ぼく、そういう人ダメ』という人と
『オレはもっとわがままなやつも世の中にいることをよく知っている。
私ちゃんくらいのレベルのワガママは我慢せねばいけないのだろうなあ』という人と
『わがままだが、そこがいい。結婚しよう』という人になる。
年上になるほど、というより、年が離れるほど、女のわがまま耐性があることがわかる。
で、私のわがままな様子は、このブログにまったく書くつもりがまったくないので、この真ん中の人とのエッチしたときの話になりますが。
この人とつきあっていた頃は、私は”お泊り”ができなくて、彼とゆっくり過ごすこと(ゆっくりエッチすること)ができなかったのですが、あるときに、やっとゆっくり泊まれる日がありました。
一晩中一緒にいられる!というこの喜び。
彼に乳房を優しくなでられ、乳首をなでなでされると早くも「あーん」と声を出して、顔を横にむけてしまいました。
彼は
「恥ずかしがって感じている顔かわいい」
と言います。
女性器を口で愛撫してくれようとして、彼が私の両足を広げようとすると、その頃のわたくしは恥ずかしがって、
「いや~それはいい~」
と言いますが
「いいでしょ?いいでしょ?」
と彼は続けました。
膣開発前でも、クリニン●スは感じてしまいます。
私は、また声をあげます。
「かわいいよ。もっと気持ちよくしてあげる」
と彼は言いました。
そして次に
「今度は私ちゃんがやってくれる?」
と言われます。
このころはいつも彼の指示でフェラチオをしていました。
自分では、どこのタイミングで始めたらいいのかわからなかったので。
一生懸命、彼のモノを口に含んでいると、やがて彼は
「もういいよ。ありがとう」
と言って、私への挿入をはじめます。
まだ私は開発前で、膣で感じることはなかったですが、彼が入ってくるという事実が嬉しくて。
どこかの記事でも書きましたが、体内に他人を取り込むということは、結構な衝撃だと思います。
慣れてしまうと忘れてしまいますし、男の人にもこの感じはわからないと思いますが、
体内に他人が入ってくるのは、とても大きな衝撃だと思います。なかなかショッキングなことです。
私は、その衝撃をしびれるように感じていました。
中で動かされるということも、慣れていないころは大きな衝撃です。彼に突かれると自分の体も一緒に動いてしまうこともなんという非日常。
終わってから腕枕してもらいながら、おしゃべりしりしていると、やがてまた、彼の手が私の胸を触りはじめます。
再び、エッチが始まります。
「69って知っている?」
彼の言われるがままに69をしたり、四つん這いになって、後ろから入れられたりしました。
それは、明け方近くまで続けられました。
そして朝の光の中でも、セックスをしました。
私が一人で朝早く起きて、お風呂に入ってから、下着姿で大きな三面鏡の前で自分の体をいろんな方向から眺めていたら、彼が起きあがってきて
「何してるの?」
って笑いながら私を抱きしめました。
で、朝エッチに突入です。
お風呂に入って着替えたばかりのパンツだったので、脱がせてもらうのも大丈夫でした。
腰を浮かせながら、彼にパンツを脱がせてもらって、また挿入です。
彼が私の中に出たり入ったりするたびに、外側の一番感じる突起部分もたくさんこすられてしまい、昨夜よりも感じてしまいます。
そして、本当はその日も泊まることが可能だったのですが、2日連続はどうだろうと思って、私は家に帰りました。
駅で別れるとき、私の両手を彼がつかんだ。
名残おしそうだった。
私も悲しかった。
その次の日出かける予定だったのですが、着替えを持っていけば、次の朝、ホテルから行くことも可能だったのに。
で、その夜、今日は家族もいない家に帰って、一人で自分の部屋にいたら、なんだかすっごく寂しくで悲しくなってしまったのを覚えています。
なんで今日も泊まらなかったのかなあ。
泊まればよかった。
私の馬鹿。
泊まればよかった~。
で、そのときに、たまたま数日前にお笑い好きの友達にダビングしてもらった『嘉門達夫』さんのカセットテープ(カセット時代?!)があったので、それでも聞いて笑おうかな?と思った。
往年の名作の『鼻から牛乳』が入っているアルバムのテープだった。
その中のほとんどが笑える曲だったのに、終わりの方に悲しいメロディーの曲があって、楽しもうと思っていた私はますます悲しくなってしまいました。
どんな唄かというと・・・。
旅の途中の武士が、女一人の家に泊まらせてもらおうと立ち寄ろうとしたときを描写した唄で。
女性が、武士に対して、最初は『家には泊ってもいいけど、私のそばには寄ってきちゃダメ』とか言ってて、
武士も『私も武士のはしくれ、そんなことしない』と言ってたのに
だんだん、
武士が 『 でも、もしもそばに寄ってしまったらどうしよう?』と言い出し、
女性が 『 そばに来てもいいけど、おっぱいは触っちゃダメ』とかになっていって。
次は
武士が『でも、もしもおっぱい触っちゃったらどうしよう?』
女性『おっぱい触ってもいいけど、下は触っちゃダメ』とかなって。
次は
でも下も触っちゃったらどうしよう
下は触ってもいいけど、挿入はダメとか言って。
最後は、『挿入してもいいけど』、その場合は『朝まで挿入をやめてはダメよ』と女性が言うというオチ。
進展するたびに、武士の『私とて武士のはしくれ!そんなことしないっ!』っていうセリフがだんだん興奮していって、激しく否定して大声になっていく。
でも結局はやってしまう・・・という。
これは、下ネタの笑える唄なんだろうけど、なぜかメロディーがなんか寂しくて、悲しくて。
私はこれを聞きながら、ますます悲しくなって、涙がこぼれてしまいました。
彼と離れているのが寂しくて寂しくて、今日も一緒に泊まらなかったことを悔いて悔いて。
昨日は、あんなこともあんなこともしたのに。
今日も泊まっていれば、私もこの唄のように、今頃、彼に一晩中してもらえたかもしれないのに~と思うと寂しくて寂しくて。
でも悲しいのと同時に、昨日の行為をひとつひとつ思い出して再び、エッチな気分にもなります。
あんなところをペロペロされちゃった。
舌をあんなふうにいろんな形にして私をつついたり。私の中いっぱいにあんなものが入って何度も出し入れされて。
出し入れされるたびに私の突起部分をこすって。あ~ん。
何度も唄をききながら、私はエロ悲しい気分に浸りました。
・・・と、こんな思い出があります。
最近、記憶が薄れてて題名もわからなかったし、この唄を歌っていたのが『あのねのね』だったか『嘉門達夫』だったかわからなくなってしまっていたのですが。
うーん。なんか 『あのねのね』の歌のような気がするんだけど、『あのねのね』のアルバムなんて買ったことも、人に借りた記憶ないし、なんでだろう???
と、思ってたのですが、今回、ネットを検索して納得。
『あのねのね』さんの作詞作曲で、『あのねのね』さんが、もっと大昔に歌っていたものを嘉門さんがその頃、カバーしたものだったのでした。
『つくばねの唄』という唄です。
ユーチューブなんかにあるかもしれないので、もしよかったら聞いてみてください。
この歌で笑えずに、もしエロ悲しい気分になったとしたら、あなたはあの頃の私と同じ感性です。
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