パパ友殺人事件⑥

huugetu

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夫にばれていた私の不倫


青いパンティの下半身
これまでの話はこちら➡パパ友殺人事件①        


●私が仲がよかったパパ友の友野さんが殺害された。なぜか私の名刺を握りしめて。
●私は、友野パパの殺害時間に、不倫相手の上司と一緒にラブホにいたので、自分のアリバイを話すことができなかった。
●友野パパが殺された場所もそのラブホ街で、使われた凶器が果物を切る包丁だったらしいということもわかってきた。
●私は、警察にも、友野ママにも、ネット民にも疑われているようだったし、一方、友野パパの昔の浮気相手のひよ鳥ひなこの夫婦も警察には疑われているようだった。
●しかし、私は友野ママを疑い始めていた。


夜、私と、夫と、息子と、保育園からのつきあいのママ友が、お互いの捜査情報を話しているときに、ひよ鳥ひなこさんからの電話があった。

「庭の物置き倉庫に血のついたタオルが隠してあったんです!」
ひなこさんは、錯乱していた。

ひなこさんは電話口で泣きながら言った。
「私の夫が犯人なのでしょうか?!」

ひなこさんをなだめるのには時間がかかった。
「落ち着いて。
警察を呼んで。
すぐに呼びなさい!」

でもひなこさんは混乱してわめき続けた。
「そんなことできないですう!!
夫が、友野さんを殺したんですう!」

そしてひなこさんは言った。
「玄関のドアのこと、私は嘘つきました。
さっき、あなたに嘘をつきました」

嘘?
どういうことだ?

「恥ずかしくって、さっき、あなたには言えませんでした」
と、ひなこさんは言った。

「何?どういうこと?」
と、私がたずねると、ひなこさんは泣きながら、告白を続けた。
夫はDV気味だったんです!
いつも優しいんですけど、私の不貞のことも許してくれたんですけど。
お酒を飲んだりしたとき、時々、また私に対する憎しみが、蘇って来るみたいなんです!
私には手を出さないんですけど、物に当たり散らすのです!
私を罵倒しながら、お皿を投げて来たり、植木鉢を壊したリ。

あの日の前の晩も、夫が玄関のドアに八つ当たりして。
ドアを何回も蹴り飛ばしたんです!
それでドアが壊れたのです!」

そうだったのか。

「でも落ち着いて。
落ち着いてよ。
タオルが見つかったこと、それだけをちゃんと警察に報告すればいいだけよ。
あなたのご主人は多分シロよ!保証するわ。
いい?
落ち着いて。
あのね、あなたのご主人のアリバイはちゃんとあるのよ。
ご主人はただの酒乱よ!
あの人はただの酒乱なの。
周りの人がみんな言っているわ」

ひなこさんは、ほんの少し落ち着いてきたけれど、くすんくすん泣きながら言った。
「でも、でも、いつも使わないうちの倉庫に血のついたタオルが隠してあったんですよ」

私は、ここで一つ疑問がわいた。
そしてひなこさんにたずねた。

「ねえひなこさん。
どうしていつも使わない物置きを今日、突然開けたの?」

「え?
さっき、なんか庭をふと見たら、いつも使わない倉庫の扉が、なぜか少しだけ開いていたので閉めようとしたの。
でも扉がさびついてガタガタで動きにくかったの。
で、一回思い切り開けてみたの。
そしたら!タオルが!!
血のついたタオルがあったんですうう!」

ひなこさんのパニックは、また盛り上がって来た。

しょうがないので私は言った。
「ひなこさん。私たちが、今から行くから、待ってて!」

その私の言葉に、保育園のママ友はギョッとした顔をした。

(今日、もうヘトヘトなのに、私たち、またみんなこれから、ひなこさんちまで行かないといけないのか~い?)
という顔を彼女はしていた。

夫も嫌な顔をした。

息子も・・・コナン君も、さすがに疲れたのだろうか?
血のついたタオルの話に飛びついてくると思ったのに、ボーッとしていた。

でも、ひなこさんがテンパっていたので、私はすぐに行ってあげないといけないと思ったのだ。

私たちは、車でひよ鳥家に走った。


青い下着をまくり上げてパンツを見せている


夫が運転する車で、私たちは4人はひよ鳥ひなこの家に向かった。

保育園のママ友には申し訳ないと思ったけど、どうしてもついて来てほしかった。

彼女は、
「ねえ、私とみっちゃんはおうちに待機してるわ。
みっちゃんはもう寝ないといけない時間よ。
今日は、私があなたの家に泊まってあげるから。
あなたたち夫婦二人だけで、ひよ鳥さんのおうちに行ってあげて?
私とみっちゃんはおうちにいるわ」
と言った。

でも私はどうしても、”大人である第三者”の彼女にもついて来てほしかったので、同行を頼んだ。


なぜなら、私が、夫を疑い出していたからだ。


私も、保育園のママ友も息子も、今日、あちこちに行ってかなり働いた。
けれど夕方には家に帰った。

なのに、私の夫は、電話でひよ鳥の旦那の上司と電話しただけ。
そして2軒の飲食店さんに行っただけでしょ?
それで、夜7時に帰ってきた。

今日一日、無駄な時間がかかりすぎ。
今日、余った時間で、夫は一体、何をしていたのか?


私の推理。

夫は、今日、血のついたタオルをひよ鳥家に捨てに行ったのではないか。

私の家から突然なくなった果物ナイフ。
あれは、友野ママが盗んだのかと思ったけど、夫だったらもっとスムーズに盗めるのはもちろんのことだ。

きっと、私からひよ鳥夫妻の話をきいてから、彼らを容疑者にできると思いついた夫。

ひよどり家は、昼間は留守になる。
夫は急いで、ひよ鳥家にタオルを捨てに行ったのよ。
自分が犯行時に使ったモノを!

夫は今日は、一生懸命にひよ鳥の旦那のことを調べに行った。
恐らく、何か罪をなすりつけるネタがあるかと期待して。

しかし、ひよ鳥さんの旦那に鉄壁のアリバイがあると知った夫は、一度家に帰って、どこかに隠していたタオルをひよ鳥家に捨てに行ったに違いない。
夫は、今度はひなこさんに、罪をなすりつけようと?

夫の動機?

夫はダブル不倫する女がどうだこうだと、よくけなしていた。
不倫をする女を憎んでいた。

多分、夫は私と上司の浮気を知っていたんだろう。
探偵会社か何かに頼んで調べたのかもしれない。

私が自分の仕事の営業エリアである南町のラブホによくいくことを多分、夫は掴んだ。

でも警察が疑うくらいよ。
警察が間違うくらいよ。
私の浮気相手の上司と、友野パパのガタイは似ていた。

私と友野パパが浮気していると思い込んだ夫は、友野パパを殺したんだ。

私が友野家ととても仲いいことも夫は知ってたし。
いつか、珍しく夫が息子の試合を見に来たときに、私と友野パパと友野ママが三人だけで盛り上がってて、夫が話に入ってこれなかったこともあったし。

夫は、友野パパを恨んでたんだ。

そして、今回の件で、友野ママがよく言ってたセリフ。

彼女は、今回の件で私を非難するときに、いつもなぜか、
「あなたたち」
と言った。

一度めは、一郎君と二郎君を預かろうと思って、私たち家族三人が、友野ママのおうちに行ったとき。

二度めは、今日、私がおじいさんの家に乗り込んだとき。

彼女は、いつも私のことを『あなたたち』と言って非難した。

あの『あなたたち』は、私と息子に向かって言われていたと思ったのだけど。

友野ママは、何かしら女の勘で、私の夫のことを本能的に恐れていたんじゃないのか?


青いテカテカのドレスで片足を


ひなこさんの家に着くと、ひなこさんはまだ警察を呼んでいなかった。

家で一人で泣きながら震えていた。
ひなこさんは、私たちの姿を見ると飛びつくようにすがってきた。

私はひなこさんを抱きしめた。
「落ち着いて、落ち着いて。
とにかく警察を呼びましょう」

ひなこさんは、泣きながら叫んだ。
「でも!でも!夫が捕まってしまう!」

保育園のママ友が言った。
「それは大丈夫ですよ。
こちらのみっちゃんパパが、今日、ひよ鳥さんの旦那さんの鉄壁のアリバイをしっかり調べて来ましたから」

私たちは、警察が来るのを待ち、その後、色々事情を聞かれた。
その途中で、ひよ鳥さんの旦那さんも帰って来た。

血のついたタオルは警察に持って行かれた。


日付けがもう次の日になってから、やっと家に戻れた私たちは疲れ切ってグッタリしていた。

私は保育園のママ友にもう一つだけワガママをお願いした。
息子を預かってほしいと。

自分はもう少しこの事件について徹底的に調べたいので、何日か息子を預かってほしいと頼んだ。

私は、夫から息子を引き離したかった。

グッタリした保育園のママ友は言った。
「いいわよ。
とにかく、みっちゃんも私も、もうこんな事件から離れて、いい加減に普通の生活に戻らないと!!
あなたももう、ほどほどにしなさいよ」

息子は、
「僕、大丈夫だよ。
お母さんと一緒に調査を続けるよ」
と言ったが、夫も、
「だめだ。
もうおまえの探偵ごっこは終わりだ。
今日は一日ゆっくり寝て、明日からは、おまえも学校に行かないと」
と言った。

そして、夫は保育園のママ友に頭を下げた。
「申し訳ありません。
ほんの数日だけ、みつおをよろしくお願いします」

夫も、息子を遠ざけたかったようだ。


青いドレス姿で青いパンツを穿こうと片脚を上げている


夜が明けると、「2日続けてはさすがに休めない。仕事に行く」と言って夫は出かけて行った。
本当に会社に行ったかどうかはわからないが。

夫が出て行ったあと私は、夫婦の寝室にある夫の机を開けた。

夫の机の引き出しには鍵がかかっていた。
多分、血のついたタオルもここに隠してあったのだろう。

だが、私はこの机の合い鍵を持っていた。

新婚のころに、夫に内緒でこっそり作ったのだ。

でもそれ以来、全く興味がなかったので、夫の机は一回も開けていないが。
まさか、それがここに来て役に立つとは。

夫の机からは、想像した通りのものが出て来た。

探偵会社らしき社名の入った大きな封筒が出て来た。

やはり、夫は私の不貞を疑ってたんだ。
探偵会社に私の浮気を調べさせてたんだ。

封筒の中からは、写真が出て来た。

南町のラブホ街の私の写真、そして上司の写真だった。
それぞれ単独の写真だが。

私たちが二人が、ばらばらにラブホに入るところ、出るところの写真。

しかし、上司は私と密会するとき、いつもサングラスとマスクと帽子をかぶっていた。
この写真でも顔が全くわからなかった。

ガタイだけを見ると、確かに、友野パパにそっくりだった。

しかも上司はラブホで私に会うときは、スーツの上着を脱ぎ、いつもお客さんの景品としてうちの会社が配る薄手のジャンパーを着ていた。

そのジャンパーは、友野パパが子供たちのスポーツチームの練習や試合観戦のときに着ているジャンパーに酷似していた。

友野家と私が仲良しなことは、私や息子から散々話をきいていた夫。
しかし、実際には数回しか友野パパに会ったことがない夫が、私の上司のことを友野パパだと勘違いするのもしょうがない?

そのとき家電が鳴った。

息子だった。

保育園のママ友の家から息子が電話をかけてきた。

「お父さんいる?」

私は答えた。
「もう会社に行ったわよ」

息子は言った。
「え?あんまり寝ないで?
もう仕事に行っちゃったの?
ああ!失敗した!
遅かった。
お父さんには今日も、ひよ鳥の旦那の会社に行ってほしかったのに!」

「なに?どういうこと?」
と、私がたずねると、息子は、
「絶対に今日、ひよ鳥の旦那が何かしら動くから、お父さんにその様子を探ってほしかったんだよ。
でもお母さんもお父さんも疲れてたから、少し寝たほうがいいと思って、僕、それをすぐ言うのを遠慮してたのに。
もう出かけちゃったのか」
と残念そうに言った。

私は時計を見た。
まだAM8時だった。
息子もあんまり寝ていないに違いない。

私は息子にきいた。
「何?どういうこと?
ひよ鳥の旦那が、今日動くって何?」

すると息子は仰天することを言った。

「昨日、ひよ鳥さんの家の庭の倉庫に血のついたタオルを入れたのは僕なんだ」

私は倒れるかと思った。


青いドレスでいどみかかかるような体勢


確かに、昨日、息子は保育園のママ友と一緒に、ひよ鳥家に行った。
あるじ不在のひよ鳥家に、玄関のドアを見に行った。

そこで、なんでそんな悪戯をしてきた??

息子は言った。
「時間がない。
お母さん、とにかく今すぐ車に乗って、ひよ鳥の旦那の会社に向かって!
その途中で説明するよ!」

私はとりあえず車に乗って、ひよ鳥の旦那さんの勤める会社に向かった。

車の中で、ハンズフリーにしたスマホから、息子の説明の続きがあった。

「映画やドラマで使われる血糊って、石鹸とかコーンシロップとか食紅でできてるんだよ。
僕は、おもしろいなあと思って、前から材料をそろえて、ときどき作ってたんだ。
昨日は、それを作ってタオルにつけて、ひよ鳥家に持って行ったんだ」

確かに昨日は、大きなデイパックを背負っていた息子。
そこに自分で作った血糊のタオルを入れていたのか?
てか、血糊の材料なんて、家のどこにしまってたのよ?

ああそうか。
私は思い出した。
息子も夫を真似て、自分の机に鍵をかけていたのだった。
そこにしまっていたのか?

「そんなの警察に調べられたら、偽物だって一発でわかるでしょ?
多分、今頃ばれてるわよ!!
いえ、ひなこさんや私たちは騙せても、もしかしたら警察が見た瞬間に、偽物だってばれてたでしょ?
あなたがやったこと、これ、多分、なんらかの罪に当たるわよ!
警察を無駄に動かした罪?
偽計業務妨害とか?
他に、他人の敷地に勝手に入り込んだとかの罪とか?(それは私も黙認していたが)
なんでそんなことしたのよ!!
ばか!!」

私は、ひよ鳥の旦那の会社に向かって車を走らせながら、頭をクラクラさせながら、息子の話をきいた。

「僕は、この事件って複数犯の犯行だと何となく思ったんだよ。
一人でやってないと思ってたんだ。
複数でやっていると思ったんだ。
だから、ここらでひとつ、犯人チームの中に裏切り者がもしもいたらどうなるかな?って僕は想像したんだ。
だから、僕が裏切り者の役をやってみたんだ。

僕と保育園ママが、ひよ鳥家にドアを見に行ったとき、ちょうどお父さんから、ひよ鳥の旦那の完璧なアリバイ情報の電話をもらった。
アリバイが完璧過ぎて、逆におかしいと僕は思った。
やはり複数犯の犯行だと確信した。

そして、その少しあとに、お母さんが、友野パパの殺害方法の情報についてのLINEをくれた。

それで、そのとき、ひよ鳥家の庭にいた僕は決心したんだ。

だって、友野パパが、もしも首を絞められて殺されたのだったら、僕の作った血のついたタオルは意味ないじゃない?
お母さんが、ナイフで殺されたって教えてくれたから、僕は、決心した。

自分の作った、血のついたタオルを投げ込んでみたんだ。

犯人たちに、仲間割れを引き起こそうと思って。

犯人たちは、近々アポを取ると思う



次回最終回に続く
パパ友殺人事件⑦


青いテカテカの下着で座っている



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最終更新日2021-03-08
Posted by huugetu

Comments 2

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ダンディー?
No title

これ、映画化したいね👍

huugetu
huugetu
Re: No title

次回、最終回も少しアクションがあります