エロ学生寮日記④
最初の入居者が来た

★これまでの話➡エロ学生寮日記① ② ③
その日、仕事から帰って来た夫とお父さんに、私とお母さんは相談しました。
二組の男女のカップルのことについてです。
夫もやはり、私たちと同じことを考えました。
「ええー?
それ絶対に、カップル同士で入れ替わっちゃう部屋になっちゃうだろ?」
「やっぱりそうよねえ!」
と大きな声で言ったお母さんでしたが、夫が次に、
「寮では、エッチなことをさせたら絶対にダメだろ?」
と言うと、お母さんは言葉を詰まらせました。
私も思わず、夫から目をそらしました。
そうです。
うちの男性陣二人には内緒にしてましたが、既に私とお母さんは、同性愛の男同士のカップルとも契約してしまっていたもので。
うちの寮では、確実にセックスが起こります。
しかしお父さんは、
「うーん。
でも、4人もの客を失いたくないなあ」
と言うじゃありませんか。
「だって、そのダブルカップルを入居させれば、半年待たずに高い寮費がとれるわけだろ」
「そうなんですが・・・」
「困ったなあ。
あ~あ。
みんなが双子ちゃんみたいだったら、最高なんだけどな~」
「そうはうまくいかないって」
「明日返事しないといけないんです。どうしましょう?」
結局、こうなりました。
カップルたちの女子は、四階に入居させる。
男子二人は、少し離して、二階の私と夫の部屋の隣に住まわせる。
男子が夜中にこっそり四階に上がって行かないように、あるいは女子がこっそり二階に来ないように、私と夫が監視することとする。
「でも私たちの寝室の壁、分厚くしたんです。
そんなこと察知できるかどうか」
と私は言いました。
お母さんは、
「監視カメラは?」
と言いました。
お父さんは、
「そんな無駄金は、これ以上かけられない。
規則を厳しくするんだ。
男で、四階の女子の聖域に踏み込んだやつは、罰金5万円とかな!
あと最悪、そいつらがエッチをすることがあったとしてもだ、他の女子の方たちに迷惑がかからないように、カップル女子の部屋は、右上のはじっこにするんだ」
とおっしゃいました。
次の日、そこしか部屋が空いていないと嘘をつき、私とお母さんは、男女カップル4人と契約を結びました。
↓以下が、今入居が決まっている学生たちの部屋割りとなりました。

お父さんの言葉にヒントを得て、私とお母さんは、男子同性愛カップルの部屋は、三階の右上のはじっこにしました。
彼らとは既に、一階のみんなの共有スペースのリビングの隣の部屋の契約を済ませていたのですが、嘘をつき変更してもらいました。
次の日はまた、変わった入居希望者が来ました。
スタイルというか、カッコがいいんですが、どうみても30歳は超えているように見える女性でした。
浪人を続けたのでしょうか?
それとも貧乏で、働きながら苦労して、ここの大学に入ったのでしょうか?
それとも社会人が、突然、再度勉強をし直そうと?
でもお話をきくと、その人は、なんと先生でした。
教師でした。
「私ですね、都内で教師をしていたのですが、このたびこちらの大学に引き抜かれまして」
「は、はあ」
と私とお母さんは、戸惑いながらその人の話をうかがいました。
「高校のスポーツの部活で指導をしてまして、そこで大きな成果をあげたので、こっちに引き抜かれました」
その先生は、”自分語り”がすごかったです。
生徒を全国大会に導いただの、以前の学校での成果を延々お話しされました。
熱血教師タイプでした
「私は4月からこちらの大学のスポーツ部を指導するのですが」
先生はおっしゃいました。
「そのスポーツ部のグラウンドが一番近いのがこちらの寮なんです」
確かにここの土地から10分も歩けば、大学が持っているグラウンドの一つがありました。
「そちらにも寮があるのですが、そこには教師は住めない規則になってまして。
私が都内の高校で教えているときは、学生たちと一緒に合宿所で暮らしていたのに」
私とお母さんは顔を見合わせました。
先生はグランドに行くのが便利だからここに入りたいのでしょうか?
それとも、学生たちと一緒に住みたいのでしょうか?
でも、スポーツ部の学生はここには住みませんよ。
しかし、女子の部屋がまだ、まるまる一部屋空いていました。
女子学生の内覧者は他にも結構いたのですが、なかなか契約成立までにいたっていませんでした。
あせったお母さんは、先生が、
「こちらは、2人で一部屋ということですが、どうか私一人で一部屋を使わせていただけないでしょうか?
もちろん寮費は2倍、お支払いします」
と口にした途端に、
「喜んで~!!」
と、答えていました。
先生は30代の女性らしく、山ほどお洋服を持っていたので、二つもあるクローゼットはちょうどよかったみたいです。
そして、生徒に勉強やスポーツを教えるとき、この先生はパソコンと手書きの両方の資料を使うそうなので、机が二つあるのもよかったようです。
↓先生の部屋には、お母さんが家から持って来た古い小説と古いCDの本棚を置いてしまっていたため、一部、部屋が変形していましたが、それも構わなかったようです。
「わ、嬉しい!昔の小説がたくさんある!
ああ!激レアのCDもあるじゃないですかあ!」
とおっしゃって喜んでくださいました。

新入学生を待たずして、大学生の移籍組(他のアパートや寮から移って来る人)6人と、先生は、早々と引っ越してきました。
先生は、まだ東京の学校とこっちを行ったり来たりする予定でしたが、その日の夜は7人が揃いました。
一階の食堂にみんな集まりました。
女子は、本当は四階で食事をするルールですが、まだ少人数なので一階に来てもらいました。
この日は、お父さんと夫も仕事を早くに切り上げて同席しました。
お食事の前に、お母さんが寮の規則を書いた冊子をみんなに配り、ルールを説明しました。
朝ご飯は、基本、AM7時~AM8時の間に提供される。
それ以外のもっと早い時間や遅い時間に食べたい人には、前の日に申告してもらう。
その場合は冷蔵庫に用意しておくので、自分で出して温めて食べてもらう。
晩御飯は、基本PM7時~PM8時。
晩御飯のいらない日は、これも前の日までに申告すること。
他、お風呂と洗濯のルールや、掃除当番のことなど、日常生活上のルールの説明をお母さんはしました。
そしていよいよ、厳しいルールの説明です。
テーブルの隅に座っていたお父さんが、立ち上がりました。
「一階から三階は男子寮です。四階は女子寮です。
一階のリビングに女子が来るのはかまいませんが、四階全域には、男子は立ち入り禁止です!」
カップル男子二人が、『えーっ?』というような不満そうな顔をしました。
同性愛男子カップルは、穏やかな顔をしていました。
私は、そのとき何気なく全員の顔を見回したのですが、先生の表情を見て、驚きました。
驚いて、二度見してしまいました。
『うそでしょー?なんでよーっ!!』
という顔を先生は一瞬したのでした。
すぐに普通の表情に戻りましたが、先生は一瞬、顔をこわばらせたのでした。
続けて、夫が立ち上がって言いました。
「四階に足を踏み入れた男子からは、罰金2万円を徴収させていただきます!」
同性愛カップルが『わかりました』というような表情で頷く中、カップル男子二人は唇をかみしめていました。
先生は、数秒、目を上の方にやって何か考えているようでした。
そのあと、先生はルールブックに目を落としました。
が、何か考えついたのか、正面に顔を戻すと微笑みながら頷きました。
どうしてなのかよくわかりませんが、その瞬間に私は、自分の身体にザワっと鳥肌が立つのを感じました。

その後、お母さんと私の作った夕食をみんなで食べました。
今日は初日なので、頑張ってビーフシチューにしました。
サラダもたくさんの魚介類を入れた豪華なものにしました。
学生さんたちは、皆、大喜びで食べてくれました。
食事中、お母さんはみんなに食べ物の好き嫌いをきいていました。
場は、和気あいあいとした雰囲気になってきました。
お父さんは、発泡酒の缶を出して来ました。
「いつもは、この食堂では出さないけど、今日は特別。
20歳超えている人は飲んでいいよ」
20歳超えていたのは、同性愛男子二人と、先生だけでした。
お父さんは、自分が飲みたかっただけなんでしょう。
同性愛男子は発泡酒を受け取りながら、
「お酒は自分の部屋では飲んでいいのですか?」
と聞きました。
「ああ、20歳超えている人は、それはいいよ」
とお父さんは答えました。
お酒がすすむと、酔ったお父さんと先生を中心に、場は盛り上がりを見せました。
お父さんは、自分の学生時代の苦労話をし、先生は、東京の高校教師時代の部活の楽しいエピソードを話して、
「若人たちの未来にかんぱ~い!」
などと言っていました。
飲んでない人たちも引っ張られ、盛り上がりました。
今日は、特別にデザートに、プリンやケーキやゼリーを用意していました。
それを食べながら、しらふの人たちもはしゃいでいました。
お母さんは、みんなに、
「ね、私のことは名前で呼んでね。
良美さんって呼んでね。ね、ね」
と言っていました。
夜9時頃になると、夫が私を促して、立ち上がりました。
私たちは食器を少しずつ片付けにかかりました。
キッチンで、お皿を洗う私の隣でお皿を拭きながら、夫は言いました。
「もうお開きにしよう。
学生たちを自由にさせてあげよう」
食堂からは、相変わらずお父さんと先生の大きい声や、お母さんの笑い声がきこえてきます。
私は、濡れた手を拭くと、食堂に戻り、言いました。
「さ、さ、もう遅いですよ。
皆さんそろそろお開きにして、皆さんお部屋に戻りましょ」
お父さんと先生は、ジロッと私を睨みつけました。
でも、お母さんは渋々と立ち上がりました。
お母さんも食器を片付け初めながら、
「皆さん今日は疲れたでしょう?
お部屋に戻ってお風呂にでもおはいりなさい。
残りたい人だけ残りなさい。
ここで飲んでてもいいし、リビングでテレビ見てもいいし」
と言ってくれました。
*********
PM9時半。
キッチンを片付けながら、夫は、まだリビングで飲んでいる、お父さんとお母さんと先生と、つかまってしまった同性愛男子カップルを見ながら、私に言いました。
「親父とおふくろは寂しかったのかもしれないな。
子育てがすっかり終わってしまって。
兄貴のとこには孫ができたのに、あんまりこっちに来てくれないし。
君のアイディアは、なかなかよかったのかも。
親父とおふくろが若い人に囲まれて楽しそうなのは何よりだ」
********
キッチンの片付けが終わって私と夫は一階を引き上げる時に、同性愛男子カップルにこっそり声をかけました。
「もううちの親につき合うの嫌だったら、お部屋に戻ってくださいね」
でもお二人は、
「いえ、楽しいです。大丈夫です」
と言ってくださいました。
私と夫は二階の自分たちの部屋に戻りました。

私と夫は、お風呂に入ろうと思いました。
二階のお風呂は二つありますが、ひとつに行ったら、中に誰か入っているようでした。
私と夫の部屋の隣の男子学生だろうなあと思いました。
「じゃ、あっちに行こうか?」
と、そこを去ろうとしたとき、中から不思議な声が聞こえてきました。
「いやあああん!」とか、
「あん!」とか、
「うふーん♥」
とかの女の子の声が聞こえてきました。
夫と私は、ガックリ首をうなだれました。
「あのカップル、さっそくやってるわ~」
「でも、親父と俺の説明も悪かったんだよ。
男が四階に行くのは罰金ありだけど、女の子が二階に来るのはダメとは言わなかったんだからさ」
「しょうがないわね。
今日だけは見逃してあげる?
まだ、この階には、他の男子学生も入居してないし」
私たちは、もう一つのバスルームに向かいました。
そこは、もっとすごかったです。
そこに行く途中の廊下でさえ聞こえてきました。
お風呂場から響き渡る、女の子の喘ぎ声が聞こえました。
「ああっ!ああッ!!あああああああん!!」
とか、
「もっとおお!!ああああ!
もっと~おおおおっ!!ああああん」
とか。

次回に続く
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