エロ不良社員・殺人事件③
捜査の途中なのにエロっぽい人妻とのセックスシーンを想像する

★これまでの話➡エロ不良社員・殺人事件① エロ不良社員・殺人事件②
一日目に、愛知支社で得た情報はあまりなかった。
でも一夜明けると、俺と一緒にここに乗り込んで来た本社の総務部長がとてもパワフルになっていた。
前の日、あんなにイライラしたり、落ち着かなかったり、落ち込んでいた本社総務部長は、パキパキと動き出した。
まず、愛知支社の総務部長と、今後の対応について相談した。
総務部長は、熊井太郎の死は、”酔っぱらい死”だと断定しているようだった。
「いまどき社員にお酒を無理強いするような会社は、世間に信頼されないよ!!」
本社総務部長は、愛知支社総務部長に向かって強い口調で、そう言った。
愛知支社総務部長は、本社総務部長のその勢いに、
「は、はい」
と少し困惑気味に答えた。
「せっかく歴代の先輩方や、今だって全国の社員たちが必死でがんばって会社を盛り上げて来たのに、こんなつまらないことで台無しになってしまうよ!
お客さんもなくなってしまうかもしれない!
スポンサーだって降りてしまうかもしれない!!
君らのやった宴会なんかのことで!!」
本社総務部長は、愛知支社総務部長に当たり散らした。
俺は諫めた。
「ま、まあまあ、落ち着いてください」
総務部長は、俺の方を一度キッと睨んだあと、再び、愛知支社の総務部長の方を向くと言った。
「”飲酒に関する問題”について、君が責任者になってチームを立ち上げなさい!
愛知支社が先頭に立って、全国の社員たちにお酒の危険さについて啓蒙活動をしなさい。
そうだな、スローガンは
『やめよう!無理強い。
やめよう!無理なおつきあい。
飲みたくないときは、ノーと言う勇気を持ちましょう!
お酒はほどほどに!』」
昨日、一晩、総務部長はキャッチフレーズを考えていたようだ。
そして、お二人は熊井太郎氏の変死について、世間に悪い噂が流れたり、最悪マスコミ、もしくはネットに何か悪いことを書かれることも想定して、シミュレーションをして今後の対応のことについて話を始めた。
俺は、そっちには興味なかった。
俺は、その話を遮り、総務部長に言った。
「すいません。総務部長。
僕は、ちょっと社員たちに話をきいてこようと思います」
「おお、そうしてくれ。
犬田君、君は、ここの支社の宴会がどういう実態だったか、社員たちみんなの真実の声を聴いてきてくれ」
********
俺は、愛知支社の建物の中を歩いた。
何か話をきかなくちゃ。
まずは熊井太郎氏の上司にあたった。
俺より年下の有能そうな真面目そうな男だった。
俺はきいた。
「熊井太郎さんが路上で揉めているのを近隣住民に通報されたというのは本当ですか?」
熊井氏の上司は答えた。
「それは、私も今回、警察の方に事情聴取されたときに初めて聞きました。
驚きました。
私は知りませんでした」
そして、上司は続けた。
「熊井さんは、とても女性好きだったし、今だに独身で、フラフラしてます。
だけど、いつでもどんな女性にでも優しくしていた印象です。
パートの女性たちともうまくやっているし、社内の若い子とも仲いいし。
昨年、パートの女性とつき合って、その後別れたという噂もありました。
そのパート社員は、今年退職したのですけど、でも今でもその人をこの部署の行事があるときは、ゲストとして招待したりして。
悪い付き合いであったようではないんです。
あの人が、女性と揉めるようには思えない。
あと、こんな年下の上司の僕のことも、大事にしてくれた」
そこで、熊井太郎氏の若い上司は涙を浮かべた。
「私のことをいつも盛り上げてくれたんです、あの人は。
最初は、こんな年下に使われるなんて嫌なんじゃないかと思ったけど、そんなこと微塵も感じさせなくって。
みんなを盛り上げてくれて、僕を盛り上げてくれて」
若い上司の目から涙がこぼれた。
「熊井太郎さんが誰かに恨まれて殺されたとは、とても私には思えません」
この上司は、純粋過ぎる。
生善説?
まだまだ人間の闇を知らないお子ちゃまだな、と俺は感じた。
でも、一方で、この若い男の涙に俺は感動もした。
いいヤツだな。

「ありがとうございます」
そう言って、俺はおいとました。
まあ、有益な情報が得られた。
パートの社員さんには会っておこう。
パートの社員さんは、何か最近の熊井太郎氏のことを知っているかもしれない。
他、事務系の社員の話を2、3きいたあと、営業系の社員のいるフロアに向かった。
もうほとんど人がいなかった。
営業マンは、外回りに出かけ始めていた。
俺は、地下の駐車場に走った。
そこには、これから外回りに向かう営業マンたちがまだ数人いた。
「みなさん、お忙しいところすみません。
5分でいいです。
少し話を聞かせてください」
俺は、熊井太郎氏のここ最近の状況と、社長が来たときの宴会時の熊井氏の様子のことについて質問した。
みなさん、昨日俺が食堂にいた社員にきいたときのような普通のことしか言わなかった。
でも一人だけが言った。
「あー。
社長が来た宴会の動画をスマホで撮っていた人が複数いましたよ。
その人たち、社内ネットに上げてましたよ。
宴会風景のことを知りたいのなら、ネットを見たらどうでしょう?」
「ありがとう!」
俺は地下駐車場を出て、上のフロアに向かった。
そして、パソコンを借りて愛知支社で行われた”社長を囲む宴会”の動画を見た。
うちの会社には、社内限定のネットの自由掲示板があるのだ。
ここは、社員同士が、自由に各地の情報を共有したり、相談をする掲示板だ。
例えば、一人が、
『秋田支社の営業の田中です。
今度のライバル社は発売した”新商品X”、皆さんの地域ではどんな評判ですか?
教えてください』
とか、
『鳥取支社総務部の山田です。
うちはスペースがなくて書庫の管理に困っています。
書庫の管理について、工夫されている事業場さんいらっしゃいますか?
アイディアを教えてください』
など、テーマを提供し、それについて、全国でそれと同じ仕事をしている人たちが意見を書き込むのだ。
でも、他に、
『鹿児島工場です。こちらは今、桜が満開です』
などの単純な情報と、写真を載せるだけの社員もいた。
それに続けて他の人が、
『大阪支社です。やっとこちらも桜が咲いてきました』
『北海道です。GW前にようやく桜満開です』
などと、書き込んだり、画像を載せることもあった。
その社内のネット掲示板に、愛知支社の三人の社員が、社長が来たときの宴会の風景の動画を載せていたのだ。
愛知支社のその三人は、東京支社の営業マンが2か月前に作ったテーマ、
『我が支社に、社長がいらっしゃいました動画!』
に続けて載せていた。
『愛知支社にも、社長がいらっしゃいました!』
という動画を上げていた。
熊井太郎氏の死を知る前、まだ宴会で平和に盛り上がっているときに、動画をアップしたようだった。
本社の総務部長が宴会について怒っていることなんて、多分、もちろん夢にも思わないときにアップしたようだった。
三本の動画の一つは、女社長がマイクを持って挨拶している映像だった。
「愛知支社の皆さんの今年の活躍は素晴らしいです。
全国の中で、シェアトップ!
みなさんのどういう活躍がこういう結果につながっているのか、今日は皆さんにお話をきかせてもらいたいと思って来ました!!」
もう一つは、小さなテーブルの周りに、社長を含む4、5人の社員が立ってお酒を飲んでいる動画だった。
大人しく談笑しながら、少人数でお酒を飲んでいる動画だった。
三つめの動画は、大きなテーブルを囲んで、立っているたくさんの社員たちがどんちゃん騒ぎでワーワーしてる動画だった。
その中心に社長がいた。
社長が何か一言言うたびにみんながワ―ッと盛り上がっていた。
社長が何か言うたびに、
「かんぱーい!!」
とか、
「ルネッサーンス!」
とか叫びながら、社員たちは缶ビールや缶ハイボールや、缶チューハイを上に上げてはしゃいでいた。
その動画の大テーブルの片隅には、なんと熊井太郎氏も映っていた。
でも、熊井太郎氏は、みんながはしゃいで叫ぶたびに、お付き合い程度にほんの10センチくらい、缶ビールを持った手を上げるだけだった。
熊井太郎氏は、社長よりも自分のお隣に立った女性に興味がいっているようだった。
女性に向かって何かずうっと楽しげに何か喋っていて、みんながワーッと言うときだけ、そちらにも目を向けずに、適当にお付き合いで缶ビールを上に持ち上げていた。
俺はもっと熊井太郎氏の様子を見たかったが、動画はすぐに終わってしまった。

俺が愛知にいる頃、東京で馬田部長は何をしていたか。
馬田部長は、変死した熊井太郎氏と同期入社だった。
サラリーマンでも政治家でもスポーツ選手でも、普通は自分の同期に対する気持ちには特別なものがある。
しかしだ。
馬田部長の時代は少し違った。
超バブリー世代の馬田部長が会社に入るころは、新入社員は、信じられないくらいの人数で大量採用された。
そして、大量の新入社員は、全国に散らばって行った。
馬田部長は、熊井太郎氏のことをあまり知らなかった。
同期なのに、こんなに長く会社に勤めているのに、人生、彼と話したことは数回しかなかったらしい。
同期とあまり話したことないなんて、俺や恵美子さんの就職氷河期世代にとっては信じられない。
いや、社長や総務部長のような、馬田部長より少し上の世代の人にも信じられないだろう。
熊井太郎氏の人間性や、噂でさえあまり知らない馬田部長は、本社のビルにいる同期と、その前後の年代の人にあたりまくった。
でもあまり有益な情報は得られなかった。
熊井太郎をよく知る人たちは、口々に当たり障りのないことを言ったそうだ。
「いいやつだったな。残念だ」
「亡くなったのは同期で初めてじゃないか?
僕らも、そろそろそんな年齢になったんだねえ」
しょうがないので、馬田部長は、熊井太郎氏の入社以来の転勤履歴を調べた。
関西、関東、北陸など、熊井太郎氏が、今まで在籍していた事業場と、その同時期に一緒に働いていた人たちをピックアップしていった。
こういうのを調べることは、我々人事部にとってはお手のモノだ。
部長は、その人たちが今どこにいるのか調べて、片っ端に電話とメールをしていった。
部長は嘘をついた。
「若くして亡くなった彼のために、思い出を集めているのです。
熊井さんの”思い出アルバム”とか冊子を作ろうと思っています。
彼のエピソードをご存知だったら教えてください」
などと言って、電話やメールをしまくった。
皆さんは、熊井太郎氏のちょっとした心温まるエピソードを送って来た。
熊井さんは自分が落ち込んでいるときに慰めてくれたことがある、とか、いつも明るかったとか、ほんとにどーでもいい心温まるエピがたくさん集まった。
欲しい情報は集まらなかった。
しかし、鹿児島支社のA子さんという人に電話したときに、馬田部長は、やっと気になることを耳にしたという。
「熊井太郎さん?
何?
彼が亡くなったからって思い出の心温まるエピソード集を作ってあげる?
は。
いいですね。
早死にすると、急にいい人扱いになってさあ」
馬田部長は、A子さんのその穏やかではない物言いに飛びついた。
「どういう意味ですか?」
そのA子さんは、20年前、熊井太郎氏と同じ部署に所属していたことがあった。
でもA子さんは、
「あ。
いえ、別に。
別に気にしないでください。
すいませんでした」
と言って、すぐに電話を切った。
愛知にいる俺に、馬田部長から電話がかかってきた。
馬田部長は、自分が本社で仕入れた情報を全て俺に説明したあと、言った。
「犬田、すぐに鹿児島に飛んでくれ!」
「ええええ?!鹿児島あ?!」
「そこにC金庫にあったはずの資料の真実があるような気がするんだ。
20年前の!」
「でも俺、これから熊井氏と噂のあったパート社員に会いにゆくんです。
あと、現場も見たいし、ここでやることがまだあります。
でも自分の仕事もあって、明日の朝には一回そっちに帰らなきゃなりません」
馬田部長は、言った。
「しょうがないな。
じゃあ、愛知でやることが終わったら、一回戻って来い。
人手不足だな。
恵美子さんを仲間に引き込むかな?」

俺は、熊井太郎氏と噂のあった元パート社員の家に行った。
彼女は涙した。
「もう半年も会っていませんが、いい人でした」
アラフィフなのに、とても色っぽい綺麗な人だった。
「どうしてこんなに突然にいってしまったのでしょうか?」
美しい目からは、涙がポロポロとこぼれた。
それ以上、あれこれ聞けない雰囲気になってしまった。
どうしよう。
そうだ!
俺は、さっき聞いた、馬田部長の方式を思い出した。
「実は、うちの部長が熊井さんと同期でして、彼のために思い出を集めているんです。
あなたの知っている生前の熊井さんのお話をきかせていただけませんか?」
俺がそう言うと、涙目で優しく一回微笑んだあと、アラフィフの元パート社員は話をしてくれた。
*********
「”今日、会おう”のサインは、いつも”ポストイット”でした。
最初は、会社帰りにカフェで、私の仕事に対する不満や、夫に対する愚痴をきいてもらってました」
俺は、ニコニコした顔を作り、うなづきながら、話をきいた。
「私、週三だけの勤務でしたので、そのうち、私のお休みの日にも会うようになって」
美しいアラフィフ人妻パート社員は、そこで頬を染めた。
「彼は優しかったです」
その後、パート社員は、結局、延々と、自分と熊井太郎氏のおノロケを語っただけだった。
もちろん、俺に対して、ストレートにセックスをした話なんかはしないけど、話のはしばしにそれを匂わせることを彼女は語った。
「●●街の手羽先屋さんでよく会いました。
私の家からも、彼も会社からも行きやすかったもので」
美人アラフィフは、色っぽい体をくねらせながら語った。
●●街というのは、こちらで有名なラブホ街だった。
さり気にエッチな雰囲気を漂わせながら、元パート社員の熊井太郎氏の話は、おノロケ話に終始した。
結局、熊井氏が誰かと揉めていたというような話は聞けなかった。
熊井太郎氏が、スケコマシだということはよくわかったが。
時間を随分とってしまった。
馬田部長の言う通り、鹿児島に飛べばよかった。
いや、エッチぽい話がきけてよかったかな?
俺は愛知支社に戻った。
俺を迎えた本社総務部長は、警察の動きについて教えてくれた。
「警察は、単なる事故死と断定したようだよ。
酩酊がどうとか、そういうことは言ってなかった。
単なる事故死。
よかった。
宴会の酒のせいとはされなくってよかった。
でも、いつ世間にばれるかわからない。
本当は、飲まされ過ぎた宴会の帰り道にて転んで死んだということがバレたら大変だ。
今後私は、愛知支社と共に、”無駄な宴会撲滅運動”を全国展開するつもりだ」

なんか疲れた。
明日朝一で、総務部長と一緒に東京の本社に戻る確認をして、俺は宿に入った。
疲れた。
一休みしよう。
頭を整理するのは明日にしよう。
その夜、俺は宿で、オナニーした。
さっきの色っぽい人妻を自分が犯すシーンを想像して。
ああ、地方の支社には人妻のセックスが上手そうなパート社員がいるんだ。
いいな。
本社にはいない。
俺は自分の若い恋人(不倫)に申し訳ないと思いつつ、色っぽい人妻とのセックスシーンを想像してオナニーした。
人妻は床上手だ。
若い恋人とは違って、男をどうすればよいかよくわかっている。
セックスをこなして来た回数が違う。
しかし人妻は、自分の夫に対してはその技をなぜか、発揮しない。
(俺の嫁もしかり)
人妻が他の男とやるときには、素晴らしい技を披露する。
俺も、過去、人生一回だけ、他人の奥様とセックスしたことあったが、それはとてもよかった。
俺は自分の過去の体験と、今日会った人妻を重ね合わせてオナニーをした。
人妻は、俺のモノの竿部分を舐めまわした。
俺の玉部分を柔らかい手で揉みほぐしながら。
竿の裏部分を尖らせた舌でチロチロされたときは俺はビクッとした。
竿の先端の敏感部分を舌で突かれたときは、全身に電流が走った。
そのあと、お口に俺のモノを頬張り、顔を上下に移動させる人妻。
ヨダレを流しながら、俺のモノにむしゃぶりつく人妻。
柔らかい唇が俺の竿をすべる。
彼女が、俺の竿を咥えたまま顔を動かすたびに、垂れ気味のでかいおっぱいが揺れる。
さんざん俺のモノを吸いこんだり弄んだあと、人妻は、大きく口を開けて、そのお口から俺のモノを出した。
そして言った。
「入れて」
ビンビンになったモノを俺は人妻の股間の穴に突っ込んだ。
ズブズブズブと俺のモノはそこに吸い込まれていった。
そして俺はピストン運動を開始した。
「あん!あああん!」
よがり声をあげる人妻の脚をかかえて俺は腰を動かす。
ネトネトの人妻の穴は、俺のモノに絡みつくようにを締めつけてきた。
あああ!イキそう!!
「あああん!いっちゃううう!出してえええ!」
人妻が顔を歪めて叫んだ。
「出して!出してえ!出してほしいいい!」
もう少し激しく人妻の穴の壁をこすってから、俺は人妻の穴の中に思い切り放出した。
次回に続く
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