エッチな孤島リゾート③
一夜目。影絵状態のテントでセックスする男女

★前回までの話はこちら➡エッチな孤島リゾート① エッチな孤島リゾート②
R夫婦が、ビーチやら島のあちこちで、一人キャンプをする客たちを見てから屋敷に戻ると、社長の息子さんが二人を迎えた。
「お帰りなさい。R男ご夫妻、そろそろ夕食のご用意ができますよ。
いつでも食堂にどうぞ」
誰もいない食堂の大きなダイニングテーブルで、R男夫婦は二人だけで、前菜を食べた。
奥さんは、サーモンのテリーヌと白ワイン。
R男さんは、鴨のパテとロゼワインだった。
ここのコックである社長の妻は、二人の好みを以前からきいていて、それに合わせて作ってくれたようだった。
そして、二人はメイドちゃんが運んできた魚介がたくさん入ったサラダを食べた。
「美味い!
このドレッシング美味いなあ」
「お魚も、貝もエビも新鮮で最高だわ!」
そこに、社長妻がほかほかのフランスパンの入った籠や、熱々のビーフシチューの鍋や、赤ワインを乗せた小さなワゴンを運んできた。
R男夫婦は、社長妻にたずねた。
「奥さん、サラダに入っていたのは、この近辺で穫れる魚介ですか?」
「奥さん、さっきはあんなことおっしゃって、やっぱり手の込んだお料理作ってらっしゃるじゃないですか?
いつもお客さんの要望をきいて作っているんですか?」
社長妻は、夫婦の質問には答えずにニッコリ微笑えんで、こう言った。
「もうすぐ他のお客さんたちが大勢食堂にいらっしゃいますが、どうか気にせずにゆっくりしてくださいね」
*****
やがて、屋外で一人キャンプをしている客ではない、この屋敷に泊まっているらしきお客たちが食堂にやってきた。
女性7人、男性1人だった。
老いも若きもいたが、いずれも、少し太目の人たちだった。
お客たちは、ダイニングテーブルに座ると、R男夫婦をじっと見た。
R男夫婦は、ビーフシチューを食べているところだった。
太目のお客たちは、嬉しそうに微笑み合ったり、「ああ美味しそう!」などとひそひそ楽しそうに話しながら、R男夫婦を見ていた。
R男夫婦がビーフシチューを食べ終わった頃、美味しそうなデザートをお盆に乗せた社長夫人が食堂に入って来た。
そのすぐ後ろをメイドのBちゃんが、大きなワゴンをゴロゴロさせながら食堂にやって来た。
社長夫人は、R男夫婦の目の前に、デザートの皿を置いた。
白い大きな皿の一つには、洋酒が染みたようなチョコレートのケーキの隣にフルーツが盛られていた。
もう一つの皿には、上部に生クリームをあしらったクリームチーズケーキと、苺やブルーベリーが盛られたサクサクのタルトが乗っていた。
「すてき!」
R男夫婦のデザートを見た太目のお客たちから、小さな歓声が上がった。

しかし、メイドちゃんが大きなワゴンを押しながら、R男夫婦以外の客に提供していったものは、全く違うものだった。
豆腐の冷ややっこ、納豆のパックと生卵、鳥のささみを、ただ素焼きにしただけのもの、ほぼ一日のビタミンがとれるという野菜ジュースの紙パック200MLと、青汁的なやつの200ML紙パックだった。
太目のお客たちは、明らかにがっかりした顔をしつつ、そして、渋々、自分たちの前に置かれたものを食べ始めた。
食堂に、社長の息子の奥さんが入って来た。
「お食事中に、再度、今後のスケジュールの確認をします」
社長の息子嫁は、太目の客たちに向かって言った。
「みなさん、お食事が終わったら、自分の食器を洗ってゴミ処理をしてください。
その後、ここと厨房の床掃除」
R男夫婦は、驚いた。
「それが終わったら、外にお散歩に行ってください。
島の散策です。
最低1時間は歩くように。
歩くことは、脂肪を燃焼させますよ。
そして・・・・・」
そこで、社長の息子嫁は、間をとった。
「もし、外のお散歩中に、テントにいらっしゃるお客様とお友達になったら、そちらに泊まることは自由です。
明日の朝までにここに帰ってくだされば結構です」
社長の息子嫁は続けた。
「明日の朝は、まず朝食前のランニングです。
AM7時半にここに集合。
ランニングと朝食のあとは、ベッドのシーツの洗濯。
みなさんで協力していただいて一階から三階までの各部屋のシーツを全て回収し、三階の洗濯室にて洗濯、干すまでをやっていただきます。
家事は、なんだかんだ消費カロリーをとても使います。
ダイエットに、とてもいいのです」
そんなことを言った社長の息子嫁が食堂を出てゆくと、お客たちは野菜ジュースのパックをジュルジュルとストローで飲みつつ、恨めしそうに、まだ豪華なデザートを食べ切れていないR男夫婦を見つめた。
R男夫婦は、いたたまれなくなって、大急ぎでデザートを詰め込んで、食堂から逃げ出した。

「コンセプトが混乱してるわ!」
R男夫婦が自分たちの部屋に戻り、ドアを閉めた途端に、奥さんはそう叫んだ。
R男さんも言った。
「よくわかんないよね」
「お客さんたちには普通に、私たちに出してくれるような最高の御馳走や、好待遇を提供すれば、リゾートホテルはそれだけでいいはずなのに。
多分、今回社長が私たち夫婦にしてくれたこと、それがお客さんが喜ぶことなのに。
そういういい状態にしたら、男女は勝手にエッチし始めると思うのよ。
なんでこんなに混乱した?」
R男さんはしばらく考えたあと、妻に言った。
「う〜ん。
最初は社長もホントに普通のリゾートの中での合コン、婚活を考えていたのではないか?
でも、もう一つ、そこになんか人々が飛びつきそうなダイエット企画や、最近流行しているキャンプとか、最近の不安な世界の情勢のサバイバル感?とかを、欲張って組み合わせちゃったんじゃないか?
そして、かつて従業員をたくさん使っていた社長が、家族だけで経営し始めたら、意外に大変だったので、自分たちの仕事まで客にやらせようという変な考えが合わさってこうなった?」
「めちゃくちゃ、迷走してるわね~」
しかし、R男さんは言った。
「でも、僕たちはこの3泊4日は、とにかく出来る限り社長のヘルプをしようよ。
この4日間が終わったら、そのあとで、社長に間違った点を指摘すればいいよ」
*****
R男さんは、ご馳走の食べ過ぎであまりにお腹がいっぱいになり過ぎて、その夜眠れなかった。
R男さんは、深夜に一人で外に散歩に出かけた。
R男さんの奥さんも眠れず、深夜、三階に向かった。
奥さんは、クルーザーの操縦士のAさんの見せてくれた、雨のろ過設備と、自家発電の機械に興味を持ち、もう一度見たくなったのだ。
R男妻さんが、屋敷の三階に行き、ろ過設備の部屋や自家発電の部屋を見ようとしたら、鍵がかかっていて入れなかった。
(そりゃそうよねえ)
そう思って、奥さんは三階のリビングに向かった。

(あの一階まで吹き抜けで見下ろせる、気持ちのよさそうなリビングで、少し涼みましょう。
そうしたら眠れるかもしれないわ)
奥さんが、三階の廊下を歩いてリビングに近づくと、男女の声が聞こえてきた。
「うふふ。うふふ」
「ははは」
二人の男女が談笑しているような声が、三階のリビングから聞こえた。
三階の住人であるクルーザー操縦士のAさんと、若いメイドのBちゃんだろうか?
(あの二人は、まともそうな人たちだった。
私もお喋りの仲間に入れてもらおう)
そうR男奥さんは思い、三階のリビングのドアを開けた。
しかし、そこで見た光景はヤバいものだった。
大きなソファには、Aさんと社長娘さんがピッタリくっついて座って、キスをしていた。
リビングのドアの開く音で二人はハッとして、キスをやめた。
「し、失礼しましたあ!!」
それだけ言うと、R男妻は、リビングのドアを思い切り強く閉めると、その場から逃げるように去った。
(まずいわよ!
まずいでしょ?これ?!)
早く3階から去りたくて、R男妻は、エレベーターのボタンを連打した。
しかし、エレベーターは一階で止まったまま中々来ない。
(なんか、おかしいと思ったのよ。
さっき昼間にここのリビングにいた、社長娘さん。
洗濯の途中で休んでいると言っていたけど、きっとちょいちょい三階に来ては、Aさんと会っていたんだわ)
やっとエレベーターが三階に来た。
ドアが開いたと同時にエレベーターに飛び乗ろうと思っていたR男奥さんは、自分の動作を止めた。
エレベーターの中にはメイドのBちゃんと社長の娘婿がいたのだ。
二人は、片方の手をつないで指をからめあっていた。
「あなたらもか~い?!」
R男奥さんは、思わず叫んだ。
奥さんは、体を急転回させて、クルッと踵を返すと、階段に向かって全速力で走った。
そして、階段を転げるように降りた。

一方、外に散歩に行ったR男さんはどうしただろうか。
R男さんは、涼しそうな島の北の方の岩場に向かった。
岩場に近づくと、バシャバシャと音がした。
海に潜ったり、浮かんできたりして、何かと格闘している男が一人いた。
サバイバルグループの人が、魚を採っているようだった。

R男さんは次に南に向かった。
さっきの浜辺のテントの女性と、フォローしていた男性が気になっていた。
様子を見に行こうと思ったのだ。
(あの二人がもしも仲よくなったら、社長のこの混乱した企画の中の数少ない成功例となるかもしれない)
浜辺に着くまでに、昼間も見た一人キャンプをしている男たちを何人か見かけた。
彼らは相変らず、一人ぼっちだった。
R男さんは、女性のテントのそばまで来ると、ヤシの木の陰に身を隠し、様子をうかがった。
テントの中で灯りをともしているのだろうか。
真っ暗な浜辺で、テントだけが明るい光を放っていた。
R男さんが場所を移動して、テントの正面から見てみると、まるで影絵のように中の様子が映し出されていた。
二人の人間がうごめく影が映っていた。
「ウソだろ?
もう仲良くなっちゃったんだ。
あの男、自分の股間にもテント張っちゃったんだ?」
R男さんは、思わず独り言を発した。

テントの中には、ランタンの光に照らされた全裸の男女がいた。
仰向けになった女性の上に、男性が跨っていた。
女の上に覆いかぶさるように体を重ねると、男は女の唇に自分の唇を押し当てた。
男の舌が女の口をこじ開けて、中に入ると、「んん〜」というような声を女が発した。
男が女の首筋や耳に唇を押し当てると、女は両手を伸ばして男の背中にしがみついた。
チュバチュバと音を出して、男は女の体中にキスをした。
男がふっくらした乳房を掴み、乳首を吸い始めたとき、女は「ああ・・・〜ん」と言った。
男はチュバチュバと女の乳首を吸い続けた。
女は体をくねらせて感じていた。
「あ・・・あん・・・あん」
やがて男は、女の下半身に向かう。
女の両脚を広げると、男はその真ん中の繁みをかきわけた。
そして、ピンクの突起部分に口をつけた。
「あん!」
男がピンクの部分を舐めたり、舌先で先端部分をつついたり、唇で吸ったりすると、女の体は硬直したり、ビクンと震えたりを繰り返した。
そして女は段々大きな声を出していった。
「アン!あん!あん」
女の穴には透明な液体があふれだしていた。
その液体のあふれる穴に男が自分の肉棒を突っ込んだときに、ちょうどR男さんがテントを見に来たのだった。
男は、女の両脚を持ち、自分の腰を動かした。
女に跨り、前後に揺れる男。
その姿が、テントに影絵のように映し出された。
腰を動かす男。
寝転んだまま、男にゆさゆさ動かされる女。
R男さんは、息を飲んでテント見つめた。
男の腰の動きが早くなってくると、女の喘ぎ声も大きくなってきた。
「あ!あん!あん!!」
R男さんは、テントの外で、じっとその声をきいていた。
男の腰の動きがかなり激しくなってきたときに、女は今までと違う声をあげた。
「ああああんんんんん」
テントの中では、女が絶頂を迎えていた。
女の足はつっぱり、つま先をが剃り返った。
少し痙攣したあと、女の動きは止まった。
男はその後、もう少し女の穴の中を擦った後、自分も果てた。
男は、女の中から自分を抜くと、女のお腹の上に白い液体を放出した。
その様子は直接見ることはできなかったけど、R男さんには大体想像できた。
R男さんは、なんだか安心した気分になり、屋敷の方に戻って行った。
次回に続く
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