生セックスをさせてくれる女~後編~
ゲリラ豪雨→雨宿りからのセックスの思い出

これまでの話はこちら➡生セックスをさせてくれる女(前編)
プーゲッツは、割烹居酒屋の大将と話が盛り上がった。
大将は、俺たちのカウンター席の前のコンロで仕事をしながら、プーゲッツにつきあってくれた。
プーゲッツがふざけたことを発言しては、大将もどんどんそれに乗って来て、面白いことを言ってきた。
しまいには、店内の壁にズラッと貼られた、大将の筆書きの綺麗な『お品書き』を見て、二人で大喜利を始めた。
「金目鯛の煮つけ!で一言!」
「次、キスの天ぷらで一言!」
などと。
時折、俺たちのそばに来る女将さんのこともプーゲッツは笑わせた。
「面白い人だねえ」
「プーゲッツちゃん、気に入っちゃったわ」
俺は、大将と女将が喜んでくれたことが、何だか嬉しかった。
それによく見てると、プーゲッツは酔っぱらってふざけているようでいて、大将や女将さんがお料理を目の前に置いてくれるたびに、
「ありがとーございやす!」
と言いつつ、両手で皿を丁寧に受け取り、そして一瞬会話をやめて、熱々のものは熱々のいい状態でちゃんといただき、
「おいしーいい!」
と目を輝かせた。
若旦那が切ってくれた冷たいお刺身もすぐに口して、褒め言葉を言った。
なんかこいつ、意外にちゃんとしたヤツだな?と俺は思ってしまった。
それに、カウンターで隣同士で座ると、プーゲッツの身体のエロさに気づいた。
会社で袖無しの服を着るやつなんか他にいないのに、プーゲッツのノースリーブ姿は綺麗だった。
なめらかな肩、そこから伸びる長いピチピチした白い腕。
隣に座っていると、チラチラ見えてしまうミニスカからはみ出るムチムチした太ももも。
******
その日は、大将の店を出ると、ベロベロに酔ったプーゲッツに誘われて、カラオケに1時間だけ行った。
プーゲッツはギャーギャー騒いだ。
自分の歌のときは振付けで踊ったり、俺の歌のときもギャーギャー、合いの手を入れた。
デュエットしようと言っては、俺の腕をとって、一緒に歌わせようとしたりした。
しかし、散々はしゃいだあとに、最後に一人でプーゲッツが〆に歌った歌は、なぜか静かで悲しい感じだった。
********
そのあと、俺とプーゲッツは仕事以外のことでも、よく話すようになっていた。
夜遅くまで残業したときは、プーゲッツと二人でまた割烹居酒屋に行ったとこもあった。
A子さんとB男さんのことも、プーゲッツの押しで、後日、割烹居酒屋に連れて行くことができた。
プーゲッツは、A子さんともあっという間に仲がよくなっていった。
俺はプーゲッツのことを可愛いと思うようになっていった。

あるとき、プーゲッツと一緒に、今度はA子さんとB男さんの会社の方に行って打ち合わせをした帰り道、突然のゲリラ豪雨に見舞われた。
夕方道路を歩いているときの突然の雨だった。
「ひえーっ」
「きゃーっ」
傘を持っていない俺たちは、一瞬でずぶ濡れになった。
雷がすごい音で鳴り響く豪雨の中、俺たちは急いでそこらへんの建物の軒先に逃げ込んだ。
「小雨になったら駅まで走ろう」
「結構、距離あるすね」
しかし、待っても雨はなかなか小雨にならなかった。
ますます激しくなり、だんだん俺たちの入った小さな軒先では、防げなくなってきた。
この日は、もう会社には別に帰らなくてもよかった。
俺たちは、覚悟を決め、軒先を飛び出した。
そして雨宿りのために、すぐそばにあった居酒屋まで全速力で走った。
居酒屋の軒先に逃げ込んだ。
「どひゃあ~。参ったなあ」
「ああん!びしょびしょになっちゃった」
え。
あ~ん、ビショビショになっちゃった?って
その居酒屋さんは、ずぶ濡れの俺たちに大きなタオルを貸してくれた。
居酒屋でプーゲッツと生ビールで乾杯した。
タオルを借りた手前、俺たちはたくさん注文してしまった。
飲んでいるうちに、だんだん濡れた服が乾いてきたが、ガンガンに冷えたクーラーの風が冷たく、中途半端に乾いてきた。
プーゲッツは言った。
「ああん!
生乾きになってきた服が気持ち悪い!
ベタベタ身体にまとわりつく」
ナマ?なんだって?
また、『ナマ』という言葉に反応する中二な俺。
だって、この頃もあまり彼女とセックスしてなかったんだもの。
酔って来た俺は、冗談交じりに言った。
「どこかそこらのホテルに入って、身体洗って、服を乾かすか?」
*********
居酒屋の近くのホテルに俺たちは入った。
風呂に入って、気持ち悪かった身体を洗った。
服は部屋に干した。
バスタオル姿の酔ったプーゲッツは、はしゃぎながら、部屋の中を踊りまわった。
同じくバスタオル姿の俺は、踊りながら逃げるプーゲッツを捕まえた。
ふざけてじたばた暴れるプーゲッツを引っ張って、ベッドに連れて行った。
俺はプーゲッツをベッドに寝かせて、バスタオルをはがした。
ムチムチした乳房と薄茶色の乳首が俺の目の前に登場した。
プーゲッツの乳房は、思ったより迫力があった。
いや、プーゲッツのそれは”乳房”というよりも、”おっぱい”という感じだった。
プーゲッツのおっぱいと、その真ん中にピンと立った乳首は、迫力があった。
俺の股間も盛り上がって来た。

プーゲッツのおっぱいに俺はむしゃぶりついた。
ムチムチした膨らみを揉みながら、既に硬くなっていた乳首を口に含んだ。
乳首を舐めまわすと、プーゲッツは身体をクネクネと動かし始めた。
乳首を少し吸うと、プーゲッツは、うるさいくらいにアンアンと大きな声を出し始めた。
俺は乳首から口を離して、少し顔を上げた。
指で乳首をいじりながらプーゲッツの顔を見た。
顔をゆがめて、口を半開きにしたプーゲッツは、喘いでいた。
俺は、プーゲッツの下半身の方に移動して、ムチムチの脚を開かせた。
薄い毛の真ん中にあるふっくらした大陰唇を押し開き、出て来たピンクの突起に口をつけた。
その瞬間、
「ああっ!!」
と叫んだプーゲッツの身体は、ものすごい速度でビクッと揺れた。
俺は、しばらくピンクの突起部分をしゃぶって、プーゲッツをじたばたじたばた、もがかせた。
「ああ!あん!あん!やん!アン!!」
プーゲツは身体をよじって感じまくっていた。
俺はもうたまらなくなった。
入れたくなった。
俺は、いつもの習慣で、ベッドわきに手を伸ばし、コンドームを探した。
俺の口が自分の股間から離れたことに気づいたプーゲッツは、苦しそうに閉じていた目をあけた。
俺の手が、サイドテーブルのコンドームの入った小さな籠をさぐっているのを横目で見たプーゲッツは言った。
「ナ、ナ、ナマでおなしゃす」
吐息まじりの声でプーゲッツは、そう言った。
俺の手は止まった。
「大丈夫ですので」
とプーゲッツは続けて言った。
俺はドキドキしたまま、固まった。
プーゲツはもう一度言った。
「ナマでおなしゃす」
俺は、思わず笑いながら言った。
「ふざけるな!」
そしてプーゲッツにのしかかり、自分の身体を柔らかいプーゲッツの身体にこすりつけ、プーゲッツの首すじにキスしながら、耳元で言った。
「セックスのときには、そういうふざけた言葉遣いはやめろ。
萎えるだろが」
すると、プーゲッツは両手で俺の顔と胸をグイッと押してきて、上半身を起こそうとした。
「萎えちゃった?
それは大変」
プーゲッツにフェラされた。
プーゲッツは俺のモノをふっくらした唇で咥えて顔を動かした。
ああ。
そうされているうちに、やばくなってきたので、俺はプーゲッツの動きをやめさせた。
せっかくナマのアソコに入れられるチャンスなのに、お口に放出してたまるか。
プーゲッツが、俺のモノをお口から出したあと、俺はプーゲッツをもう一度寝かせて、脚を大きく開かせた。
プーゲッツの股間は、見るからにビショビショのグチュグチュだった。
流れ出る液体が、部屋のライトの光でテカテカに光っていた。
愛液を垂れ流す穴に俺は指を入れてみた。
プーゲッツの穴はピチュピチュ音を立てた。
俺は自分のパンパンのモノを、そこに突っ込んでいった。
穴を押し広げ押し広げ、中に押し込んでいった。
「ウ~ン!」
とプーゲッツは言った。
プーゲッツの穴は、きゅうっと俺のモノにまとわりついて来た。
ヌメヌメでそれでいて、なんか凹凸のあるソコは、俺のモノをしめつけた。
小さなたくさんのヌメヌメの触手に俺のアソコは包まれたようだった。
その気持ちいい穴の中で、俺は動きまわった。
行ったり来たり、その気持ちいい穴の壁に俺は自分のモノを擦り付けた。
俺は、激しく何回も何回もその穴の中を行ったり来たりした。

俺がプーゲッツとセックスしてから半年ほどして、A子さんたちと俺ら4人の仕事は終わった。
4人で作っていた企画が出来上ったのだった。
その企画が終わると、一か月後にプーゲッツは転勤していった。
親会社の方に出向することになったのだった。
プーゲッツは、俺の目の前からいなくなった。
でも、それまでの半年の間に、俺はプーゲッツと合計三回生セックスをした。
いずれも生で。
プーゲッツのイソギンチャクのようなアソコは、いつもヌメヌメと俺のナマのアソコを吸いこんで行った。
**************
それから10年たった。
また今年も、暑い夏が来た。
昨日、A子さんのお父さんが亡くなったとの連絡が会社にあった。
「お通夜は時間的にいけないな。
お葬式に行くか?」
と俺は、同僚数人たちと相談した。
A子さんと言えば・・・。
俺は、プーゲッツを思い出した。
このころ俺は、もう自分の恋人と結婚していた。
プーゲッツは、数年前にまた転職して、うちの会社を辞めていた。
面白い女だった。
でも時折り見せる寂しげな顔。
それは、やはり子供ができないからだったんだろうか?
そんなことにつけこんで、生セックスをした俺。
俺の胸はキュッと痛んだ。
でもそれは、罪悪感とか、悲しいとか言う感情より、プーゲッツとのとてつもなくよかったセックスを思い出しての、甘い胸の痛みだった。
もしも、プーゲッツが転勤しないであのまま一緒に仕事をしていたら、俺は深入りしてしまっていたかもしれない。
自分の恋人ときちんと結婚できなかったかもしれない。
そんなことを考えながら、俺は、会社の同僚数人と一緒にA子さんのお父さんのお葬式に向かった。
葬祭場の最寄りの駅で、何と、そのプーゲッツに出会った。
喪服のプーゲッツは、少しシャープに痩せて大人っぽくなっていた。
律儀なやつだな。
もう、うちの会社を辞めたのに。
まあ、親会社に出向したあともA子さんとは仲良さそうだったからな。
プーゲッツは、見かけは大人になっていた。
でも相変わらず、ふざけていた。
「きゃあ!
やだ〜ッ!!
おひさしぶり〜っ!!
おひさぶりぶり〜!」
と、はしゃぎながら、俺たちに近づいてきた。
プーゲッツは、小さな女の子を連れていた。
可愛い子供用の喪服を着た女の子だった。
「紹介します!!」
プーゲッツはそう言った。
「私の子供っす」
同僚たちは、
「うそお!!かわいいわねえ?」
「あんな子供みたいだった君も、お母さんになったんだあ!」
などとフレンドリーなことを言っていたが、俺は一人、何も言わずに呆然として立ち尽くしていた。
あ・れ??
あれ?子供ができないって言ってなかったけ?
ウソだったのか?
それともプーゲッツはバカだから、人体のことを何か勘違いしてたのか?
あるいは、バカな俺が、自分の都合のいいように何か勘違いしてたの?
それとも、養子?
でも、その子はプーゲッツそっくりの顔をしていた。
でももう、プーゲッツにそのことを問い詰めることができるような立場でも、関係でもなかったので、俺には真相は確認できなかった。
終わり
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