エロ学生寮日記①
間取りを描くの大好き!!

クリスマスイブに恋人とディナーを食べているときに、ちょっと変わったプロポーズをされました。
メインを食べ終わって、デザートにうつるときに、彼が、急に言い出しました。
「のぞみ。
俺、実は、地元に戻ろうと思っているんだ」
それは驚きでした。
彼と私は、東京の同じ会社で働いていたのですが、ずっとこの会社に勤めるのかと思っていたので。
彼は言いました。
「親父の会社を手伝おうかと思って」
彼のお父さんは、地元で小さな会社を経営なさっているときいていました。
「でもお兄さんは?
会社勤めを10年やって経験をつんだら、お父さんのご商売をつぐっておっしゃってなかった?」
と私がたずねると、
「兄貴が自分の仕事の方で、結構大事な地位になってしまって、辞められなくなってしまって、どうしても実家に戻れないっていうことになってさ。
あと、どうも、兄の嫁さんも、実家に戻ることに反対みたいだし。
親父は俺に戻ってきて、会社を手伝ってほしいと言うんだよ」
と彼は答えました。
それで、私も一緒に地元に来てほしいというのだろうか?
えええ?!
そんなのイヤだ。
長年住み慣れた東京を離れて、彼の地元なんか行きたくない。
でも彼とは別れたくないし。
やだやだやだ。
どうしよう?
どうしたらいいの?
私は、頭が真っ白になり黙り込んでしまいました。
彼は、心配そうな顔をして私を見ていました。
しかし。
しかしです。
黙ったままケーキをつつきながら考えているうちに、私の脳の中に、突然、パアアと光が差し込んできました。
多分、その瞬間に、急に私の目が輝きだしたと思います。
私はあることを思い出したのです。
彼の実家の近所には、少し特別な大学があります。
特別な、専門的な学科を教えている大学です。
地元の人は行きません。
全国から、いえ、外国からも、その特別な勉強をするためだけの人が集まって来ます。
学生は皆、親元を離れて一人でやって来ます。
学校の寮だけでは足りずに、地元の人たちはアパートを経営したり、下宿屋をやっている人がとても多いそうです。
私は、以前に彼のお母さんが持っている下宿というかアパートというか寮みたいなのを見せてもらったことがあります。
お母さんは、小さな寮に学生4人を住まわせて、朝と晩だけ食事を作ってあげにそこを訪れて、あれこれ世話を焼いたりして、学生たちもお母さんをホントのお母さんみたいに慕っていて、なんだかとても楽しそうだったのです。
私は思いました。
あの仕事を私に手伝わせてくれるのなら、彼についていってもかまわないかも!!
私は、今自分が会社でやっている事務の仕事にもう飽きていました。
いえ、元来、私には机に向かうような仕事は向いてないのです。
寮で学生たちの世話をするような仕事、なんか楽しそう!
私はそう思ってしまいました。
私の顔が明るくなってきたので、彼は、恐る恐るこう言いました。
「親父が、俺と君のために家を建ててやるから、ぜひ君と一緒に帰って来て欲しいと言うんだけどさ、無理かな?
どうだろう?」

お正月、私は恋人と一緒に、彼の実家に行きました。
彼のお兄さんは、お正月なのにお仕事がお忙しいらしく帰省していらっしゃいませんでした。
元旦、ご両親と彼と私4人でおせち料理を食べたあと、午後は4人で会議をしたいと、私は提案しました。
私は彼のプロポーズは、まだ受けていませんでした。
「ご両親とあなたと私、4人でじっくり話し合わせてほしい。
それからよ」
と、私は頼んでいました。
私にはプランがあったのです。
おせち料理を食べたあと、食器などをお母さんが片付けるのを手伝ったあと、私は言いました。
「さあ、お母様、会議を始めましょう」
お母さんは、私におっしゃいました。
「ごめんなさい、のぞみさん。
一時間だけ待ってくれない?」
彼のお母さんは、私に説明しました。
「思ったよりあなたたち食べないし、お兄ちゃん一家が急に来なくなっちゃったもんだから、たくさん食材が余っているのよ。
ステーキ肉とかも買ったのにさ。
明日は、お父さんはお得意先を回るから、うちでは一切食べないだろうし。
あなたたちも明日、帰っちゃうんでしょ?
たくさん余っちゃうわ。
帰省もしないで寮に残っている学生たちに食べ物を持っていってやりたいの」
私は、大きな声で言いました。
「お母様!それ!
ぜひ、私にご一緒させてください!」
彼とお父さんをおうちに残して、私とお母さんは、たくさんの食材を持ってお母さんが世話している学生のいる寮というか、変形アパートに行きました。
学生のアパートは、以前、見せてもらったときの印象より、随分ボロッちくなってました。
無駄に広い、なんもない庭が、閑散として寂しかったです。
学生のアパートに入ると、キッチンとダイニングが合体した狭い部屋で、寂しく酒を飲んで過ごしている学生さんが2人いました。
学生さんたちは、お母さんを見ると言いました。
「あ!良美さん。
明けましておめでとうございます。
さっき、おせちいただきましたよ」
「美味しかったです。
御馳走様でした」
お母さんは学生たちに向かって、
「明けましておめでとう。
昨日は、ほんのちょっとのおせちしか持って来てあげられなくってごめんね」
と言ったあと、
「あ、この人、私の次男の二郎のお付き合いしている人、のぞみさんよ」
と私を紹介してくれました。
学生二人は、私に向かって会釈しました。
そして、お母さんは持って来たステーキ肉とお刺身を出して学生たちに見せました。
「じゃじゃーん!!」
「おおおっ!」
「美味そおおお!」
「私、これから家族会議なので、焼いてあげる暇がないんだけど、お肉は冷凍庫に入れとくから自分たちで好きなときに焼きなさい。
でも、お刺身はなるべく早く食べてね。
今日中には食べて」
お母さんは、そこにあった小さな貧相な冷蔵庫にサラダやお刺身をしまい、冷凍庫にステーキ肉を入れました。
「肉はさ、ここのコンロ、火力弱いから、じっくりしっかり焼くのよ。
いい?
ちゃーんと火を通すのよ。
あとさ、あなたたち、お酒はほどほどにしなさいよ」
とお母さんは学生に言いました。
「はーい、良美さん」
と学生たちは声を揃えて、お母さんに返事をしていました。

学生寮を後にして、お母さんと一緒に家に戻ったあと、私は切り出しました。
「お父様。お母様。
私たちにお家を建てくださるお金を、学生寮のバージョンアップに使わせてくださいませんか?」
私は、恋人の彼には、事前に自分のプランを話していました。
彼は、ご両親に言ってくれました。
「のぞみは、学生寮を大きくして、母さんを手伝ってその仕事をしたいそうなんだ」
******
彼の実家には、元日だけ泊まりました。
私たちはセックスをしてしまいました。
お父さんとお母さんは一階で寝ていて、二階には私たちだけだったから、つい。
最初はお布団で、まったりとイチャイチャしていただけだったのですが、乳首をいじられているうちに私が変な声を出してしまいました。
「ううん♡」
私のその声で、彼の顔付きが変わりました。
彼は私にのしかかってきました。
私は声を潜めて言いました。
「あん、ダメよう。
お母さんたちに聞こえちゃう」
でも彼は私の寝間着を引きはがしにかかってきました。
「大丈夫だよ。聞こえないよ」
「ダメえ~。
初めてご実家にお泊りさせてもらった日にエッチしちゃう嫁なんて~。
常識を疑われちゃう~」
「大丈夫、大丈夫」
私は声を殺しながら、あまりバタバタしないように気をつけながら、彼にピストン運動をされました。
いつもは、アンアンと大きな声で喘いでしまう私ですが、必死で我慢しました。
そしていつも、体をくねらせたりのけぞったり、髪を振り乱して感じまくる私ですが、この日は一生懸命我慢しました。
彼は私を抑えつけながら、激しく腰を動かしました。
(あああん!)
私の中で、彼が激しく暴れているぅ!
声を出すことや体を動かすことを我慢すると、不思議なことに、いつもより更に感じてしまいました。
この夜、私は涙目になりながら、二回もイカされてしまいました。
************
東京に戻ってから、学生寮について私は、色々楽しい構想をしました。
「個別の部屋はどうしよう。
暖かい木目調のフローリングがいいな。
家具は、机と本棚、クローゼットは必要でしょ。
あ、物入れもあった方がいいわね」
私は、楽しくパソコンで間取りを描きながら独り言を言っていました。

「二人で一部屋って辛いかなあ?
どうなんだろ?
でもあの大学自体が持っている学生寮が、こんな感じだったからなあ。
大学と同じでいいんじゃないかなあ?
それとも、部屋の真ん中に間仕切りを設けるかなあ?」
私はネットでも見た、大学の寮を参考に、個室を描いたのでした。
「食事は基本、共有の食堂でしてもらうけど、個室でもお茶を飲んだり何か食べたいときはあるでしょうねえ。
小さなテーブルとかも置こうかしら?
いや、でもそれじゃ、部屋が狭くなっちゃうからね。
うーん。
いいや。
勉強机でお茶を飲んでもらえば。
あとの欲しい家具は、個人で用意してもらいましょう」
個室のあとは全体像です。
私は寮の全体の間取り図を描きました。
「二階建てで、12人くらい住んでほしい」
描いているうちに、寮のルールなども頭に浮かんできました。
「食事は、共有の食堂でする。
大きいダイニングテーブルと大きいリビング。
朝ご飯は私とお母さんが作ってあげる。
晩御飯は、予約制で、必要な人にはその日の朝に申告してもらって作ることにする」

お風呂とトイレは6人につき2個にしました。
洗濯は自分たちでやってもらって、ベランダに干す。
掃除は個室は自分たちで。
共有スペースの掃除は当番制にする。
もちろん、私もお母さんも掃除するし。
どんどん、寮のルールが頭に浮かんできます。
「そして固定電話を一台、階段の前に置くわ。
学生はみんなスマホを持っているんでしょうけど、ここの電話は自由に使っていいことにする」
固定電話のそばにある、この蛇腹の衝立みたいなのは、冬だけ防寒のために置くアコーディオンカーテンよ。
夏の暑いときは、風通しのために外すことにするの。
キッチン、リビング、ダイニングは一階にだけ設置する。
二階には、一階と同じく、二人部屋の個室が3つと、お風呂とトイレが二つ。
そして、二階のキッチンやリビングダイニング部分に当たる、このスペースには、私と彼が住む新居にする。
次回に続く
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