賢者タイムに怒ってしまった思い出

前戯と後戯


白い上下 膝に手を置いて座っている
私は基本、自分がしたいときにセックスをし、
したくないときは絶対にしないようにしているのですが(夫は別。夫とだけは、そりゃお付き合いでもいたしましたが)



でも、一回だけ、付き合ってあげる義理のない他人とお付き合い的な気持ちでしてしまってやな気持ちになったことがあります。



賢者タイムのことは以前、書きましたが、私、一回だけ怒ってしまったことがあります。お恥ずかしい限りです。



たいていの男性は、かしこいので(本当の賢者)気を使ってくれますし、


もしくは旦那だったら別にどうどう賢者タイムになってもらっても構わなかったりしたけど。


私も大人だし、理解してるし。






その人は遠くにいて、時々、用事があって私の近くにくるので、年に数回しか顔を合わせないのですが、そのタイミングでエッチをする人がいました。




で、その人から、どうしてもって言われたからしてあげたのに、あまりにサバサバされたので怒ったことがあります。


しかも私が怒っていることが相手にばれて、めちゃくちゃ恥ずかしかったことがあります。



最初、この人とは一回限りと思ってたのですが、また会ったときにご飯に誘われたので、これは2回目だな・・・どーしようかと思ったのですが、どうしてもって言われて。


セックスは上手なのでとても気持ちよかったです。


でも、終わったあと、本当に速攻でベッドを降りて、その人が立ちあがって洗面所に向かった。



その行動にムカッとする私。



しばらくして、洗面所から戻ってくるときに、彼は私の顔を見て。・・・で『あ』と気づかれてしまいました。




『怒っている?』



これは恥ずかしい!



怒っているのがばれるのは恥ずかしい。




いや恋人同士ならいいですけど。


恋人同士なら、甘えたり、この怒りをきっかけに、お互い理解しあって今後、うまくつきあっていけばよいですし。
(女性がそういうもんだと思うか。男性がもうちょっと気を使うことにするかとかね)



でも、恋人同士でもなく、

そんなにしたくもなかったのにしたのに
しかも、終わったあとに冷たくされて、怒ってしまっていることがばれるという・・・・・・なんという恥ずかしさ。


私になんの得もないじゃない!!って思いました。(いや、気持ちいい思いしたでしょ?)


しかも私はよく男性のことをわかっている大人の女性を気取っていたのに。この恥ずかしさ。




『別に~』と言って、私も服を着始めました。




だから、ちゃんとしたパートナーか、あるいは自分がノリノリになれる人としかエッチはしちゃだめなのよ。


惰性でセックスしちゃだめなのよ。



自分がちゃんとノリノリでエッチした人とは、一回もこんなことになったことない。


絶対にない。
ノリノリのときは、男性が本当に優しかったのか、私がたくさんイカせてもらって満足しきって、自分が賢者タイムになってたのかもしれないけど。


ダメなのよ。あんまりしたくないとき、したくない人としちゃ。



こちら側のさせてあげた感もあるし、そうすると、見返りとしてこちらも高い要求を相手に知らず知らずにしているのかもしれないし。だからちょっとしたことで頭にくるのかもしれないし。


よくない。



その人が、次にまたやってきたときに、ごはんにまた誘われたのですが、今、ダイエット中だからと断りました。


じゃあ軽く飲もうよと。


いやお酒も太るからいい。


なんでだよ。久しぶりなのに~。じゃあお茶は?



で、本音だったのですが、私、思わず、
『断じてことわる!』と言ってしまいました。


これが武士みたいで、あまりにおもしろすぎて相手が大笑いしてしまいました。

私も変なこと言っちゃったなと思って笑ってしまいました。


いや『断じておことわり』が私の本当の本音だったので言っちゃったんですがね。


笑いあっちゃったらダメですね。






結局、飲みに行ってしまいました。


私は飲むのはいいが、セックスは断じてしないと思っていたのですが、


飲みに行っちゃったらだめですね。





『ホテル行こう』

『やだ。』

『ちゃんとするから許して』



ちゃんとするとは?何のこと?後戯的なこと? ぎゃー、この前のことを相当怒っていると思われているとしたら、それはそれで嫌だ~。恥ずかしい~!


それのリベンジをさせてと思われているのだとしたら、いやだ~。


別にあなたになんてそんなに執着していないのに。執着して怒っていると思われたら嫌だ~。


うわー。こうなったらドツボですね。

相手は、私が拗ねていると思っている。だからここは、なんとしてでももう一度エッチに持ち込もうとしている。


うわー。

『いこ』

『やだ』

『なんでだよ~何怒ってるんだよ~』



だめだ。何を言っても女性が好きな男性に拗ねてお預けしているように見えてしまう。だめだ。ドツボだ~。

やっぱ二人で出かけちゃだめだった。



押し問答しているうちに自分でもいろいろわからなくなってしまう。


私ももう一回してもらったほうが、納得がゆくのでは?とか考え始めちゃいました。


ちょっとエッチ気分にもなってきていたし、もういいや。するかと決意してしまいました。





その日、その人はすごくゆっくり時間をかけて愛撫をしてくれました。


あ、ちゃんとするってこういうこと?
この前の前戯に、私の気づいていない何か彼なりの反省点があったのでしょうか?


彼は、優しくゆっくり私の乳房を撫でまわしてから、ゆっくり乳首を口で含みました。
かなりの長時間、乳首を唇や舌で触ってもらいました。

胸は私のとても感じるところです。

やがて私が結構、声をあげてしまっても、それでもやめずに彼は続けます。


そのあと、
左ひじをついて左手を私の頭の後ろに入れ、少し体の左半分を起こした状態で私の顔を見ながら、右手で私の女性器をなでまわしはじめました。顔を見てご機嫌をとるような?反応を見るような?


時々、私の唇や胸にチューッと強くキスを繰り返しながら、性器をなでたり、こすったり、続けます。
私が声をあげるたびに、
彼は『気持ちいい?』と言って続けます。


もう私の下のシーツが、水をこぼしたんじゃないかと思うくらい、自分でもわかるくらい完全に大変な状態になってしまってから、その人の顔は私の股間のほうにおりてゆきました。

水をすすったり舐める音が響きます。

私は、このままだと、もうおかしくなりそうだったので、入れてと言ってしまいました。

でも彼はすぐに入れてくれずに自分の男性器で、私の女性器を撫でたりします。


『いやーっ!あーん!もー入れて~!』


やがてやっと挿入されて、ちょっと出し入れされるとすぐに私はイってしまいました。





その日は終わったあとは、彼はしばらく、私を抱きかかえて横たわっていました。ときどき体をあちこちさすりながらずっと抱きかかえていました。



やがて、私が水飲みたい・・・と立ち上がるまでは彼はその動作をやめませんでした。



うーん。そこまでしなくてもいいんだけど。

終わって一秒で立ち上がったりさえしなければ別にかまわないんだけど。

この間との落差が激しすぎ。

彼の気持ちではなくて、明らかに私が無理強いしているようで、ちょっと、これはこれで、なんか・・・・・・あまり嬉しくないような。

我儘で大変 とか思われてたらそれもそれでいやなんだけど。
大人の女性をきどっていた私としては。


まあ長い人生、そんなこともありましたということでした。


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