理想の婚外セックス④
夫の浮気や友達の不倫に萌える女

★これまでの話➡ 理想の婚外セックス① ② ③
菜緒と女友達が寝たのは2時過ぎだった。
食べた物や飲んだものを簡単に片づけ、まだお風呂に入っていない人が代わりばんこにお風呂に入ってから寝た。
ベッドは元からあったのが4つ、エキストラベッドは2つしか部屋に入らなかったので、菜緒とA子とB子が、二つくっつけたベッドに3人で寝ることにした。
3人が一番痩せてたり、小さかったからだ。
しかし、電気を消そうとしたときにA子が、思い出したように言った。
「あ、待って!待って
私、明日、朝早いんだったわ。
みんなどうせ寝坊するつもりでしょう?
起こしたら悪いわ」
菜緒は訊ねた。
「え?A子、明日の朝帰っちゃうの?」
D子がA子の代わりに答えた。
「A子とC子は、朝早くからお出かけするんですって」
地方から久々に東京に出てきたC子が言った。
「私たち、上野で●●展と博物館を見にいくの。
私がどうしても行きたくってA子につき合ってもらうの。
午後には、戻って来るよ」
主婦のA子は言った。
「バリバリ働いているみんなと違って、いつもそんなに外を出歩けないから、私もこの機会に行きたいなって思って」
B子と菜緒は笑った。
「わざわざ行くとこが上野かい?作者が年寄りだと思われちゃうぞ。
表参道ヒルズとかにしとけや」
「いいじゃない。ここから近いし。
それに多分、この先の話の都合があるのよ」
自営業のF子が提案した。
「なるほど、じゃA子とC子はエキストラベッドで寝な。
私が三人ベッドで寝るよ」
A子はF子に言った。
「ね、F子も行かない?
いつも子育てとお店で忙しくって、遊びに行けないでしょう?」
F子は菜緒のベッドの隣に入り込みながら答えた。
「いや。
私も寝坊組~。
疲れててあんまり動き回りたくないわあ」
そんなことを話したあと、彼女たちは電気を消した。

土曜のお昼近くに、菜緒は目を覚ました。
A子とC子はもうとっくに出かけた後だった。
D子は、起きていて、もう服を着て、窓際で一人でコーヒーを飲んでいた。
他の人はまだベッドでグタグタしていた。
「今日も、夜はまた宴会でしょ?
午後はどうする?」
と、もう1時間ほど前に起きていて、頭がさえていたD子は、みんなに声をかけた。
菜緒は、浮腫んだ顔で、クタクタした声でB子にきいた。
「お誕生日のひと~、リクエストは〜?」
B子は、枕にうつ伏せのまま、やはりウダウダの声で答えた。
「え~特にない~。
太陽の照っている街を歩けさえすればどこでもいいわ~」
仰向けに寝転んだまま、笑いながらE子が訊いた。
「あはは、どういう意味よ?」
菜緒は、
「わかる~!
朝から晩まで仕事してると、そう思うよねえ」
と言った。
E子は上半身を起こして言った。
「ああ。
そうだね。
私も時々思うわ。
たまに、6時半とかの明るい時間から会社の宴会があると、すんごい嬉しい。
そういうときって、残業が強制的に取りやめじゃない?
夕陽に照らされながら宴会場に向かって歩いているとき喜びを感じるわ~」
D子は言った。
「もう〜!みんな!
たまにせっかく集まったんだから、もう少しアクティブに遊びましょうよう!
B子!
どこに行きたいか、案出して!
あたし、今日は夜、帰んなきゃいけないんだから~」
ホテルで寝坊した5人の女たちは、昨日の残り物の食べ物を冷蔵庫から出して少し食べた。
子持ち家庭持ちのしっかりもののF子によって、
「これは今夜食べてもいいからとっとこう。
こっちはさっさと食べちゃおう。
足が早いから」
などの指示を受けながら。
昨夜の残り物のテイクアウトの寿司をモグモグしながら、菜緒はD子にきいた。
「さっき言ってたけどさ、D子は今夜、帰っちゃうんだ?
なんでよ。
仕事?」
昨日の残りのケーキを食べながら、B子も言った。
「そうだよ。
明日の日曜日仕事なら、明日朝一でここから会社に行けばいいじゃん。
D子の会社、ここから40分くらいでしょ?
近いじゃん。
そうしなよ。
たまにみんなで集まったんだから、今夜もいっぱいおしゃべりしましょうよう」
昨日の残りのポテトサラダを食べつつ、F子も言った。
「D子、明日出社なら、スーツ、私がアイロンがけしてあげるよ。
ここのホテル、アイロンのレンタルあるって、昨日見たよ。
ブラウスもちゃちゃっと洗って乾かせるよ?
だから今日は泊まりなよ」
そんな、みんなの引き止める提案に対して、D子があいまいに微笑みながらも、何も答えずにいると、なぜか突然にE子が急に話を変えた。
勤める職場は違うが、D子と同じ会社に勤務しているE子だった。
E子が突然、すごい熱量で言った。
「あ~!
思い出したあ!
わたし、午後は日本橋のスイーツ食べ放題行きたいわ~!
ねえねえ!
ここから日本橋まで、すぐでしょう?
スイーツ食べ放題いきたああい!!」
F子も日本橋のスイーツのことは知っていた。
「あ!知ってる知ってる。
行きたい行きたい!」
とF子は言った。
あっという間に、D子を引き止める話は消え、この”座”の話題は、”日本橋”の話に移った。
B子も乗って来た。
「えー!日本橋行くなら、私、ちょっとデパートの越後屋で買いたいものあるんだけど〜」
「あ?日本橋に行くなら、ちょっと銀座に寄って”林檎ストア”にも寄っていい?」
菜緒も、銀座で自分の好きな店を思い出した。
「いいよ、銀座も行こう。
わたし、銀座の巨大文具店の●●屋に寄ってもいい?」
と言った。

美味しい食べ物で有名なこの街のホテルを出て、5人の女性は日本橋、銀座方面に向かった。
朝から上野に行っていたA子とC子には、日本橋のスイーツ食べ放題の店にPM4時までに来るようにLINEをして。
しかし、PM4時までの間で、繁華街でそれぞれの人の要望で各店を回っているときに菜緒は思った。
他の人がどう考えたかは知らないが、菜緒はD子のことを怪しんでいた。
(D子は今夜帰るという。
明日の日曜日、仕事だというわけでもなさそうだ。
D子と同じ会社のE子が、D子を引き止めるみんなを止めるかのように、話を日本橋にずらしたのもおかしい)
みんなと一緒に、自分提案の銀座の巨大文具屋に入ったときも、菜緒ははしゃぐフリをしつつ、D子のことを考えていた。
(D子はきっと男と会うんだ。
今日、土曜日の夜に)
菜緒は、みんなを文具店の8階の可愛いコーナーに誘導したときも、D子のことを考えていた。
(普通の恋人と会うのだったら、みんなに普通に『彼氏とデートだから今夜、帰る』と言えばいい。
それだけでいい。
なぜ、それを言わぬ?
そして、なぜ同じ社内のE子にかばってもらったのだ?
なぜ男と会うことを言わぬ?)
PM4時に、7人の女友達が、日本橋のスイーツ食べ放題店に集まったとき、菜緒は衝撃の話をきく。
この土曜の朝から、上野に行っていたA子とC子が、フルーツとクリームが死ぬほど乗ったパンケーキや、チョコレートパフェを食べつつ、
「上野の美術館行ってえ、国立科学博物館行ってえ、そのあと、4時まで時間あったから、ついでに動物園にまで行っちゃったあ」
と、別行動だった5人に楽しそうに今日の報告をしたあと。
甘い物が苦手な菜緒は、キャロットケーキを皿に残したまま、みんなにつき合いながら、アイスティーをやアイスコーヒーをガバガバ飲んで、トイレに数回行った。
菜緒が、2回目にトイレに行ったとき、C子が追いかけてきた。
トイレのパウダールームで、隣同士でお化粧を直しているときに、突然にC子が菜緒に言った。
「A子は気づいてなかったし、そんなことみんなに言ってもアレかと思って言わなかったんだけど・・・」
C子の次の発言に菜緒は驚いた。
「私、今日動物園で、菜緒の旦那さんのK太さん見たんだよね。
中年の女の人と小さい子供と歩いてた」
C子は菜緒にスマホの画像を見せてきた。
「一応、写真撮ったんだ」
そこには、確かに、動物園の猿山の前での、C子の言ったとおりの画像が映っていた。
K太と、中年で少しぽっちゃりだけど、大きな可愛い垂れ目の女性と、子供が写っていた。
********
菜緒たちはその夜、美味しい物の街のホテルの部屋にみんなで帰った。
また、残りものを食べたり、ルームサービスで追加したものを飲み食いし、おしゃべり大会となった。
『今夜、帰る宣言』をしていたD子は、20時にホテルを後にした。
もう誰も止めなかった。

みんながまだ、会社の悪口を酒の肴にしたり、他、楽しい話などで盛り上がっているときに、菜緒は早々にエキストラベッドに行った。
「もう眠い~!
ギブアップ」
と言いつつ。
部屋の関係で、みんなから一番離れた場所に設置された小さなエキストラベッドに菜緒はもぐりこんだ。
2日連続でお酒をたくさん飲んだ菜緒は、頭をグルグルさせながら夢を見た。
自分と柴田のセックス。
夫、K太と中年の子持ち女とのセックス。
D子と誰か知らないけど、公けにできない男とのセックス。
*******
菜緒は柴田の大きな腕につつまれていた。
K太よりガタイのいい柴田。
大人の男の大きな腕に抱きしめられると、身体の奥がキューンとした。
そして菜緒は、大きな手の平で優しく乳房を揉まれた。
柴田は菜緒を押し倒すと、菜緒の唇に自分の唇を押し付けてきた。
柴田の柔らかい唇は、少しずつ、下に下がって来る。
菜緒の唇、首筋を愛撫したあと、柴田の唇は菜緒の乳房へ。
柴田の暖かい口の中に乳首を含まれ、舌で転がされているうちに、菜緒の下半身はジュンとしてきた。
もう股間が湿ってしまっているかも。
柴田の舌先で乳首の先端を突かれて、菜緒は声をあげそうになった。
しかし、菜緒が夢の中でうっとりしてきたときに、さっきC子によってもたらされた情報が頭に浮かんできた。
菜緒は、柴田とのセックスの夢から抜け出て、頭を浅く覚醒させた。
うつらうつらしながら、菜緒は思った。
K太が中年の女と動物園にいたとな?
さっき、C子にきいたときは、ショックだったし、心配になったし、不快な気持ちになったけど、べろべろに酔って、トロトロしている今の菜緒の感情は違った。
K太は、中年女と浮気をしているの?
していないの?
そう思うと、なぜか菜緒のエロい気持ちが盛り上がってきてしまった。
K太が、私以外の他の女とエッチしてる?
どんな女と?どんな体位で?
み、見てみたい~。
エロイ~!
と、酔っぱらってドロドロの菜緒は、浅い眠りの中で思ってしまった。
菜緒は想像した。
K太が自分に見せるようなエロい顔で、年配のご婦人にのしかかる。
エロい表情のK太が、中年女性を襲う。
身体は太目だが、大きな目で少し垂れ目の中年女性は、一瞬、可愛らしく顔をしかめた。
中年女性の上にのしかかる、痩せ気味のなんだかエロいK太の鎖骨。
K太のギラギラした色黒の裸。
菜緒の見慣れたK太の身体が、中年のご婦人にのしかかる。
ああああん。
K太のお腹が中年女のお腹に密着する。
K太の小さいキュッとした尻が、ふっくらした中年女の上で上下に動く〜。
可愛い小太りの中年女は、大きな垂れ目を閉じたり開けたりして感じているようだ。
あああああああん。
エロイ~。
菜緒はそんなことを想像していた。
菜緒の下半身は、K太の浮気場面を想像するとますます濡れてきてしまった。
そんなことを考えているうちに菜緒はまたいつしか深い眠りにおちいっていった。

菜緒は明け方に一回、目が覚めた。
周りはシーンとしていた。
みんなも寝ているようだ。
音を立てないようにトイレに行ったあと、菜緒はもう一度、エキストラベッドでまどろんだ。
菜緒は今度は浅い夢で、D子が見知らぬ男とセックスしている夢を見た。
D子のことは、菜緒は実は、この7人グループの中で、一番魅力的だと思っていた。
おっぱいの大きさで言えば、F子が一番だし、一般的、顔の美人度で言えば、B子なんだけど、B子の体型はいまいちだった。
なんかカクカクしてて滑らかじゃなかった。
また、可愛さで言えば、菜緒は学生の頃は、子供みたいなまん丸な目をした小っちゃなA子が一番可愛いと思ってたけど。
ただ大人になった菜緒には、D子がバツグンに魅力的に見えた。
ストレートのセミロングの薄い黒髪。
細い釣り目が、笑っていても、不満そうな顔をしていても、何だかエロイ。
そして、D子のキュッとしたわけでもなく、なんだかなめらかになめらかにゆっくりくびれてゆくウエストから、ゆっくり膨らんでゆく尻にかけてのラインが菜緒は好きだった。
そう、菜緒は、D子の外見が一番エロイと思っていた。
そそると思っていた。
菜緒は、脚の綺麗さでは自分が一番だが、トータル的に一番エロいのはD子だと思っていた。
菜緒はD子が、見知らぬ男と脚をからませ、なめらかな腰をからませ、セックスをする夢を見た。
菜緒の夢の中でD子は騎乗位をしてた。
これこれ!
そうだよ。D子なら騎乗位だよ。
D子の美しい腰からお尻のラインがちゃんと露呈されるのだもん!と菜緒は思った。
男の上に乗り、ウエストをクネクネさせながら、D子の尻が男の身体の上で、上下に動く。
D子の細い釣り目がいやらしく引きつる。
ああ!これ!
菜緒は、自分の女友達のセックスシーンの夢を見ながら、自分の股間と下着を更に濡らしていった。
★次回に続く
理想の婚外セックス⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨
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