理想の婚外セックス③
不倫できずにソープに行く人

★これまでの話➡ 理想の婚外セックス① ②
菜緒は、柴田に『串揚げ』の有名店に連れられて行った。
二人はカウンターに座った。
「わあ美味しそう!」
ズラリと並んだメニューを菜緒は嬉しそうに眺めた。
串揚げの種類は、海老、鶏肉、牛肉、梅肉&ささみ、ロース肉を巻いたアスパラ、オクラ、ししとう、かぼちゃ、肉詰めのシイタケ、白身魚のキス、うずらの卵、カマンベールチーズ、などなど・・・・・・。
アツアツの串揚げは、ソースにつけると、ジュッと音を立てた。
ビールも飲みながら、二人は、この前一緒にやった仕事の話や、会社の噂話、時事ネタなどの話をした。
菜緒にとっては、とても楽しいひと時だった。
結婚以来、なるべく平日に家事をしたかったので、仕事の後は家に直帰だった。
歓送迎会や他、会社の公式行事以外では、外で飲むのは実に久しぶりだった。
しかも、好意を持っている柴田と二人。
楽しい時間は、あっという間に過ぎる。
21時少し過ぎたころに柴田が時計を見て言った。
「時間、大丈夫?」
「大丈夫です」
「旦那さんは?」
「金の夜から日曜までは、お互い相手を束縛しない。
自由時間なんです」
と、菜緒は、K太との夫婦のルールを口にした。
「へえ!若い人たちっぽいねえ」
と柴田は言った。
「じゃあ、遅くなっても大丈夫?」
「はい。
私、次は”ズッキーニ”行ってもいいですか?」
「あ。こんな珍しいのもあるよ。
僕は”金目鯛”にチャレンジしようかな?」
******
22時近くになったころ、結構酔っていた柴田は、菜緒達夫婦のルールについて踏み込んできた。
「でもさあ、金曜日の夜から日曜まで自由って、どういうこと?
夜は一応帰らないといけないわけでしょう?」
「いいえ。
文字通り、金曜の夜から日曜の午後まで、ずうっと自由時間なんですよ」
と菜緒は、本日二回目の”肉巻きアスパラ揚げ”をハフハフしつつ、答えた。
「うちの旦那は、自分の趣味に夢中で、週末は全然家にいませんよ。
今夜も帰ってこないんじゃないかなあ」
と菜緒は付け足した。
「ふうん、そうなんだあ。
あ、次、ワイン飲もうか?
結構、串揚げに合うんだよ」
と言いつつ、柴田はメニューに手をやった。
でも、柴田の頭には、ワインのことじゃない、よからぬことが浮かんでいた。
(このコ、もしかして俺を誘ってる?
やれる?)
柴田の頭は回転する。
(しかし、社内だ。
このご時世、気をつけないとならん)
(でも独身の女の子を騙すのはまずいが、既婚者同士っていいような気がする。
比較的、男側の罪が軽いような気がする)
などと、柴田は考えていた。
酔った柴田は、菜緒と話を続けつつも、その後も頭の中はエロい方面に向かっていた。
(このコは、一緒に仕事してても、話ししてても楽しいし。
痩せているけど結構エロい身体してるし。
何よりいいのが、サバサバしているところだ。
この前の飲み会でも、卑猥な話に大笑いしてたし。
もし誘って失敗しても、セクハラだなんだかんだと騒がなそうなタイプだ)
菜緒は、夫、K太に今日は宣言していた。
『私も金曜の夜から日曜の午後まで家を空けるね』
さて、この二人、今夜どうなる?

23時半ころ、グラスワインの白を飲んでいた菜緒が、突然言った。
「柴田さん!
終電大丈夫ですか!
私の家より、柴田さんのおうちの方が遠いじゃないですか?」
「あ、あー。
まだ大丈夫だけど、そろそろだな」
と柴田は言った。
「じゃあ最後の乾杯しようか」
と柴田は、この串揚げ店一番のアルコール度数の高い酒をオーダーした。
しかし、実は、柴田こそが朝帰りしても大丈夫だった。
柴田は結婚以来、これまでも何回も朝帰りをしていた。
一度も社会で働いたことのない専業主婦の柴田の妻には、
「仕事で帰れない。
会社のそばのビジネスホテルに今日は泊まらされる」
とさえ言えば、許された。
柴田が家に帰らないのが、本当の仕事だったのはこれまで二回くらいしかない。
あとは、飲んで終電を失くしたり、遊びだったりした。
柴田は濃い酒をジャンジャン菜緒に飲ませながら、マシンガントークを続け、菜緒に時間を気にさせないように仕向けた。
菜緒もとても酔っぱらっていて、大笑いしながら柴田の話に乗って来た。
菜緒の終電がそろそろなくなったんではないかと思われる時点で、柴田は言った。
「あ!こんな時間だ」
菜緒の家に帰る電車もないと思われたが、柴田の電車も、もっととうにない。
(終電ないね。
じゃあしょうがないからどこかに泊まろうか。
いや、タクシーで帰ったら高すぎるだろう。
帰らなくていいんだったら、どこかに泊まった方が安いよ。
あっちの方に比較的安いシティホテルがあるんだ)
柴田が、頭の中でそのセリフを繰り返したり、言い方を修正したり、どう言ったらいいかを一生懸命思案していたとき、菜緒は言った。
「大変大変!こんな時間になっちゃった!」
そう言った途端に菜緒は席を立ちあがった。
そして、あらかじめ用意していたかのように、ブラウスの胸ポケットから5千円札を出すと、柴田の目の前のカウンターの上に置いた。
「ごめんなさい!柴田さん!
足りなかったら月曜日に清算してください!
よろしくお願いします!
すいません!」
それだけすごい速さで言うと、柴田が何も言う暇もなく、菜緒は鞄を持ち、
「おやすみなさーい!!
今日はどうもありがとうございましたあ!」
と叫びながら、串揚げ店の出口に向かって走って行った。
柴田は一人取り残され、唖然とした。
この頃の時刻は、もう土曜日のAMになっていた。

柴田は、この美味しいもので有名な街から、タクシーに20分乗り、ラブホ街があることで有名な街の方へ移動した。
柴田はタクシーの中で思った。
「切り替え、切り替え」
「気を持たせやがってと、菜緒に対しても怒ってもしょうもない。
切り替え切り替え。
そうだよ。
彼女は、やらずぼったくりの、ただ飯食いでもないし、ちゃんと5000円も置いていったし。
さすが、我が会社の女性社員だな。
しかし、我が会社のちゃんとした女性社員の割には、行動が思わせぶりで謎で、むかつくが、いやいや、年上の俺が、こんなことで気分を悪くしてもしょうがない。
頭の切り替え切り替え・・・」
酔って、頭がグルグルしている柴田は、菜緒に対する怒りを、性欲に切り替え、ラブホ街の街へ向かった。
このラブホ街で有名な街は、少し駅寄りに”ソープ”が一軒だけあった。
柴田はそこに向かった。
嫁には今日は帰らないと既に言った。
今日は欲望をソープに向ける。
(嫁だって、褒めてくれるはずだ。
会社内の女に手を出してものすごく厄介なことになるより、プロの方とちゃんと性処理をした俺の判断を評価してくれるはずだ)
酔った柴田の頭の中は、最早、無茶苦茶になっていた。
日本で、唯一許された本番セックスOKの商売。
それがソープだ。
中年の柴田は、意外にも今回、ソープは初めての体験だった。
酔った柴田は、ソープに入ると、お店の人に『指名はないです!すぐできる人!』と言った。
そのあと、やや太目で、愛想もないが、とっても丁寧なことをしてくれる嬢と柴田は出会った。
酔った柴田は、仰向けに寝て、嬢に身体を押し付けられた。
嬢の大きなおっぱいが、ヌメヌメの液体とともに柴田の身体に擦りつけられた。
(気持ちいい~)
この頃、かなり酔いが回っていた柴田は、能動的なことができなかった。
酔いすぎて、さっきまではギンギンだったのに、アルコールには時間差があるのか?
柴田のソコが立たなくなったきていたし。
柴田は夢見心地で、寝っ転がったまま肉感的な嬢の”身体擦りつけ作戦”に、しばしうっとりした。
しかし、その直後、嬢が柴田の●●●●●を口に入れて、お口の中でピストンし始めると、柴田のソコは蘇ってきた。
嬢は片手で柴田のモノを持ち、頭を動かす。
柴田の棒が、嬢の口から出たり入ったりする。
嬢はもう片手では、そっと柴田の袋やら、棒のふもとを撫でていた。
嬢のふっくらしたお口の中で出し入れ出し入れされた、柴田の●●●が、やがて嬢のお口いっぱいに広がった。
「もう、フェラはいいよ」
そう言うと、柴田は起き上がった。
柴田は、嬢を寝転がすと、嬢の両脚を開き、嬢の股間に、自分のそそり立ったものを突きさしていった。
コンドームは、嬢の手によって、さっき装着されていたからよかった。
柴田は嬢の穴の中に自分のモノを入れたあと、腰を激しく動かした。
太目の嬢が、たわわなおっぱいや、ふっくらした頬を揺らして「あんあん」いうのを見ながら、柴田は腰を動かした。
「あん!あん!」
愛想がないと思ったけど、嬢は感じまくっているみたいだった。
柴田が突くたびに反応する。
擦るたびに反応する。
(なんだ愛想いいじゃない)
嬢のおっぱいと、狂おしい表情を見ながら、柴田は腰を振った。
嬢の膣の中を散々こすったあと、柴田はコンドーム越しに彼女の穴の中に精液を放出した。

さてさて。
その頃、菜緒はどうしていたか?
てっきり、柴田と不倫をしようと目論んで、夫のK太に、『日曜の午後まで帰らない』宣言をしたのかと思ったら違った。
菜緒は、この金曜日の夜から土曜、日曜の午前まで、しっかりスケジュールを組んでいたのだった。
金曜の夜は、柴田に串揚げ店に誘われていた。
いや、どっちかというと菜緒が柴田に催促していた。
社内で柴田の顔を見るたびに、
「この前の串揚げ店の話、いつ連れてってくださいますか~?」
と言っていた。
そして柴田の都合で、この金曜日の夜の柴田との串揚げ店デート。
次に、菜緒はこの直後に、女友達とのパーティーをスケジュールに組み込んでいた。
菜緒の学生時代の仲良しグループの中の二人が、偶然同じ日が誕生日だった。
そのコたちの誕生日パーティーをしようということになった。
学生時代の友達は、社会人になってから数年の間は皆忙しくてなかなか会えなかったが、菜緒の結婚を機に、またみんなで連絡を取るようになっていた。
そして、
「A子とB子の誕生日パーティー、ホテルに泊まって、部屋で飲んだり食べたり遊んだりしない?」
という案が出た。
みんな仕事や家庭や他忙しい女性たちだった。
中には結婚している人もいる。
地方に転勤している人もいた。
ホテルの部屋を2泊3日借り切って、それぞれ都合のいい時間に来たり、都合のいい時間に帰ったりしようということになった。
菜緒は提案した。
「わたし、手ごろでいいホテル知ってるよ」
菜緒は、独身の頃にK太と毎週末泊まっていたこの街のホテルを推薦したのだった。
ホテル側に、このパーティの主旨を話し、4人~6人利用できるという部屋を2泊3日で借りて、7人の人が出入りすることになった。
ホテルのチェックイン時の金曜の午後3時から、東京の主婦のA子と地方から出てきたC子がホテルに入った。
二人はホテルの部屋に荷物を置くと、ホテル近くのエステサロンに行った。
他、東京が久しぶりのC子の要望で、名所を見たり、街を散策した。
二人は、美味しい物の多いこの街で、食材を色々買って、午後7時にはホテルに戻った。
そこで買ってきたものを食べつつ、おしゃべりしながら、みんなの到着を待つ。
仕事を終え、バースデーケーキとワインを持ったD子とE子がホテルに到着したのはPM9時ころだった。
二人は、ホテルの部屋の冷蔵庫にケーキをしまうと、ワインでA子とC子のおしゃべりに加わった。
PM10時、自営業で子持ちF子が、仕事やら育児やらを終えてから、ホテルに到着した。
F子は、手作りローストビーフを持って来ていた。
「ごめんごめん。
遅くなってえ。
でも、今日、明日はおばあちゃんと旦那が子供の面倒みてくれるからさあ」
PM11時、仕事を終えたB子がジャンパンを手にホテルに到着した。
「主役のひとり!遅いじゃん!」
「ごめんねえ、うちの会社、今すごい忙しい時期なのよう」
6人は、ルームサービスと買って来たものなどを部屋で飲み食いし、おおいにおしゃべりをし、大騒ぎした。
ケーキは、PM12時過ぎたらナイフを入れる予定だった。
A子とB子の誕生日は、次の日だからだ。
午前0時になった。
午前0時のカウントダウンを大声でしたあと、みんなは歓声を上げて、A子B子を祝う言葉を口にした。
「誕生日おめでとううう!」
「おめでとおおお」
「ありがとう。でも年とるのあんまり嬉しくないわあ」
「かんぱーい!!」
みんながワーワーしたあと、F子が言った。
「ねえ?菜緒がまだ来てないけど、ケーキどうする?」
D子が言った。
「あ、菜緒は今夜はこれないかもしれない、明日になるかもって言ってた。
パーティー始めちゃってていいよって言ってたよ」
「もう遠慮なく始めてるけどね」
とC子が言うと、みんなは大笑いした。
「じゃあケーキ切ろうかあ」
彼女たちが冷蔵庫からバースデーケーキを取りだし、
「うわ、美味しい」
「これ、どこそこのケーキ?」
などと言ってケーキを食べている頃に、やっと菜緒が、ホテルの部屋に到着した。
花束を手いっぱいに抱えた菜緒が到着した。
「遅くなってごめーん!
A子、B子、ハッピーバースデーイ!」
ホテルの部屋のみんなも相当酔っていたが、菜緒も同じくらい酔っていた。
★次回に続く
➡ 理想の婚外セックス④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨
*****************
★お知らせ★もうすぐこのブログはインターネットエクスプローラーで見られなくなります。皆さん、他のブラウザ用意してください。よろしくお願いします。
〈最新ページに行く〉
〈索引ページに行く〉
〈女性の特徴別検索に行く〉
↓見てほしい全記事の題名!(しかし・・・注意・ちょっと開くまで時間がかかります!!)
全記事リスト