理想の婚外セックス①
エログルメフィクション

菜緒は、月曜日から金曜日は仕事が忙しかった。
朝から晩まで働いて、1時間かけて電車で家に帰ったら、倒れ込むように寝た。
朝は身体にムチ打って起きて、朝風呂に入り、また1時間かけて会社へ。
月~金は、仕事と、睡眠と、おフロに入ることしかしていなかった。
(実家住まいだったので、洗濯や掃除などは母親がしてくれてしまっていた)
しかし金曜日からの菜緒は楽しかった。
金曜日は、いつもより早めに20時くらいには仕事を終えて、会社から電車で20分くらいの場所にある街へ向かう。
その街は、オフィス街が少しと、お食事の名店がたくさんあることで有名な街で、そばには空港に向かうリムジンバスセンターと、大きなホテルも一つだけあった。
しかし、少し裏に行くと、静かでひっそりした雰囲気になり、綺麗で上品だが小さなシティホテルがあった。
金曜日の夜、菜緒はその小さなシティホテルに向かう。
「今日は205号室だよ」
という知らせは、K太からスマホに届いていた。
K太の職場は菜緒の会社よりシティホテルに近かったので、いつも彼が先にホテルで待っていた。
菜緒はその部屋を目指す。
金曜の夜から、日曜のお昼までの楽しい時間が始まる。
家族の手前、日曜日の午後には家に帰るが、それまでは楽しい時間だ。
205号室の部屋をノックすると、笑顔のK太がドアを開けて菜緒を向かい入れた。
小ぎれいな近代的な部屋には、小さなテーブルと、テレビと、シングルベッドが二つぴったりとくっついて置いてあった。
ここはラブホテルじゃない。
有名老舗飲食店に来る観光客が宿泊する、あるいはビジネスホテルとして使っている人の方が多いと思う。
でも、このツインの部屋は、シングルベッドが二つくっついていて、まるでダブルベッドのようになっていて、セックスするのに最適だった。
「ああ〜疲れたああ」
菜緒はホテルの部屋に鞄を放り出す。
菜緒が鞄を放り出したと同時に、K太は菜緒を抱きしめた。
K太の唇が、菜緒の唇に重ね合わされた。
軽いキスを繰り返したあと、菜緒の唇を割って、K太の舌が菜緒の口の中に入って来た。
K太の舌は、菜緒の舌にからみつく。
ディープキスを繰り返しているうちに、いつしかK太の右手は菜緒の尻に回った。
菜緒のスカートの上からお尻を撫でまわしたあと、スカートの中にK太の手が入って来る。
菜緒はあわてて、唇を離し、
「あん!まだだめぇ。
おフロに入らせてぇ」
と言った。

K太が風呂から出てきたときには、バスタオル姿のフワフワした髪の毛の菜緒がベッドに座っていた。
K太は菜緒に飛びつく。
「きゃあん」
嬉しそうな声をあげる菜緒だった。
菜緒はベッドに押し倒された。
それと同時に、K太は菜緒のバスタオルを引きはがす。
「やあん!」
部屋の電気はつけっぱなしのままだ。
菜緒の裸体がさらされる。
「ああん」
小ぶりの乳房を揺らして、薄く黒い毛が生えた下腹部をさらして、菜緒が身体をくねらせた。
K太は菜緒の両腕を抑えつけながら、乳房にむしゃぶりついた。
K太の唇が菜緒の乳首を包んだ。
K太の舌先が、菜緒の乳首の先端をつついた。
「あんっ!」
ビクッと身体を震わせた菜緒だった。
K太の舌が菜緒の乳首を這いまわり、K太の唇が菜緒の乳首を吸い続けると、菜緒は身体を激しくくねらせ、声をあげた。
「あん!・・・うん!・・・うううん!・・・あ!あ!」
K太は菜緒の乳房を吸いながら、右手で菜緒の股間に触れた。
再び、菜緒は身体を震わせた。
K太が右手で菜緒のピンクの突起部分を擦ると、菜緒は両腕を赤ん坊のよう上向きに曲げて身体を揺らした。
「やん!あんっ!あんっ!」
K太が菜緒の股間の穴を探り出すと、菜緒は自ら少し脚を広げた。
菜緒の穴はもうずぶ濡れだった。
液体が垂れ流し状態だった。
そのヌルヌルの穴をK太の指が入ったり出たりする。
菜緒の声はひときわ、激しくなった。
「あん!あん!あん!」
そして菜緒は、懇願するように言った。
「いっちゃうう!
イッちゃうからあ!
早く入れてぇ!入れてえ」
K太は、菜緒から身体を離し、上半身を起こすと、自分の大きくなっていたモノを右手で持った。
そして菜緒の脚をもう少し広げ、その真ん中に自分のモノをズブリズブリとのめり込ませていった。
「ああん!
入って来るう」
ズブリズブリと入って来るK太のモノを、菜緒のヌルヌルの穴は受け止めた。
K太は菜緒の両脚を持ち、腰をしばらく振った。
「あん!あん!あん!」
顔をしかめて、声を出す菜緒を見ながら、K太は腰を振った。
しばらく菜緒の穴の中を擦ったあと、突然K太は素早く、自分のモノをヌルヌルの穴から取り出し、菜緒の柔らかいお腹の上に乗せた。
そして、そこにK太は白い液体を放出した。
******
二人は金曜日はクタクタになりながらも、性欲が勝ってるのでとりあえずセックスをする。
そしてグタグタになって二人で、ベッドに倒れ込むように寝る。
土曜の朝は二人でベッドでダラダラする。
二回戦をすることもあるが、たいがいはテレビを見ながら、おしゃべりしながらベッドでダラダラする。
とにかく、月~金の疲れを取りたい。
午後になってからようやく起き上がる。
二人でシティホテルの下に降りてゆく。
「今日は何にする?」
シティホテルの中には、喫茶店と和食屋がひとつずつだけあった。
二人は土曜日は、このホテルから出るつもりはない。
この館内で過ごす。
とにかくダラダラ過ごしたいのだ。
「サンドウィッチ食べたいな」
菜緒とK太は喫茶店に入った。
サンドウィッチとコーンポタージュスープを食べたあと、また部屋に戻る。
あ、喫茶店では、アップルパイを二つテイクアウトもして部屋に持って帰った。
ベッドでゴロゴロしながら、この一週間何があったかのおしゃべりをしたり、テレビを見たりして過ごす。
トランプにはまった時期もあり、二人でベッドの上でトランプをすることもあった。
そしてお腹が空いたら、アップルパイを食べたり、気が向いたらおフロに入ったり。
夜はまたセックスをして二人で抱き合って眠る。
日曜はチェックアウトの10時30分には、ホテルを出る。
二人は有名飲食店の並ぶ街の方へぶらっとゆく。
「今日は何にしようか?」
土曜日はサンドウィッチとアップルパイしか食べてない。
日曜のこの時間帯には、いつもお腹がペコペコだった。
前の週は、有名店でタンメンを食べた。
菜緒は思い出した。
空っぽの胃袋に、暖かいスープがしみわたるように美味しかった。
その前の週は、もんじゃ焼きを食べた。
明太子とお餅の入ったもんじゃ焼きと、豚肉のもんじゃと、ホタテやエビの入ったもんじゃを二人でシェアして食べた。
しかし午前10時30分に空いているお店は限られている。
この日は11時までブラブラ散歩をしてから、親子丼で有名な店に入り、トロトロの卵の乗った親子丼を食べた。
そして12時には菜緒とK太はお別れだ。
それぞれの家に帰る。

土日の楽しいデートを繰り返した後、やがて二人は結婚した。
菜緒とK太は結婚するときにこんな約束をした。
週末は、お互い、自由に行動しよう。
結婚しても、金曜の夜から日曜日の午後までは、お互い、好きなことをしてよいことにしようと約束をした。
実は、二人はつき合っているときから、「『週末婚』っていいね」などという話はしていた。
週末婚と言えば。
月~金は別々に暮らして、土日だけ一緒に家で暮らす。
その方がフレッシュさが続くし、相手を大事にできるような気がするからだ。
それに、月~金は、菜緒もK太も朝から晩まで仕事が忙しかったし。
二人は長い付き合いだが、結婚前も土日しか会っていなかったし。
結婚後も今までと変わらない形を今後も続け、ただ違うのは、籍を入れるだけだ。
少なくとも子供が生まれるまでは、それでいいかなと二人は思っていた。
しかし、結婚の先輩の姉から菜緒はアドバイスをされた。
「美味しいとこどりだけではなく、毎日家事をしたり、煩わしいことも一緒にやらないと、本当の意味での夫婦にはなれないと思うわよ。
子供が出来た途端に一緒に住むとしたら、それこそ一気に大変なことを二人でこなさきゃならなくなるのよ。
その方が色々、大変だと思うわよ」
そう言われると、なるほどなと菜緒も思った。
菜緒がそれをK太に言うと、「じゃあ、逆に週末だけ自由行動にしようか」と言われた。
土日は、一日中寝ていてもいいし、ご飯も好きなときに好きに食べる。
どちらが作っても作らなくてもいい。
土日は、相手を放って遊びに出かけっぱなしでもいい。
もちろん、同意したら、二人で出かけてもいい。
その代わり、掃除はお互い協力して、月~金に少しずつやらないといけない。
洗濯も毎日しないといけない。
菜緒はその案に賛成した。
さて、結婚後、この夫婦は新婚当初は土日も一緒にいた。
何より、月~金の疲れでどこにも出かけたくなかった。
二人で、家でダラダラ過ごした。
月~金に掃除や洗濯をしていたのだが、それも大変だったし。
「こうしない?
掃除や洗濯は土日にしてもいいことにしない?」
家事を完全に二人で分担することにし、自分の持ち分は月~金でやってもいいし、土日にやってもいいし、本人の選択に任せることにした。
家事については、一週間以内に自分の役割を果たせばいいことにした。
翌週に持ちこまさなければいいとした。
食事は、もともと二人とも朝を食べない派。
夜は会社帰りなどに食べるので、家では特に食事を作る分担は決めなかった。
なんか食べたいなあと思ったときに、思った人が買い物に行き、作ればよかった。
土日は、近所の外食に行ったり、作りたいときは作りたい人が作ったりした。
こんな生活が軌道に乗って来ると、やがて、いよいよ”土日それぞれ自由方式”が実践されることになった。
菜緒は、ある土曜日、早朝から洗濯機を回した。
そして、K太が起きてくる前に、洗濯物を全部干した。
K太は
「早いね~」
と言って、眠そうな顔で起きてきた。
そして、食卓を見て
「おっ、朝ごはんも作ってくれたの?」
と言った。
食卓には珍しく、朝食が並んでいた。
菜緒は申し訳なさそうに言った。
「あのね。
これから明日までぶっ通しでDVD見るから」
だから邪魔しないでね、ということのようだった。
菜緒は海外ドラマに、はまったようで、ワンシーズン分のDVDをこの土日で全て見るというのだった。
K太も一緒に見ようと思ったが、全く興味のない恋愛物のジャンルだったので、第一話で脱落した。
「ごめんね。
日曜の夕ご飯は、私が何か美味しい物を作ってあげるからね。
それまで待ってて」
と菜緒は、DVDの画面に釘付けになりながらも、すまなそうにK太に言った。

次の週の水曜日の夜に菜緒が会社から帰って来ると、K太が掃除機をかけていた。
「あら!珍しい」
菜緒がそう言うと、K太は掃除機を止めて言った。
「今度の土日は出かけるからね。
少しずつやっとくんだ」
「ふ~ん」
K太は木曜日の夜にはトイレ掃除をしていた。
そして菜緒に言った。
「明日は帰らないから。
友達の家に泊まるから」
え?
自由にしていいのは土日じゃないのか?
菜緒は思い出した。
いや、確かに、最初の約束は『金曜日の夜から日曜の午後までは、自由行動』だった。
夫婦の取り決めは、『金曜の夜から自由にしていいけど、日曜の午後には、ちゃんと家に帰って来ること』だった。
★次回に続く
➡ 理想の婚外セックス② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨
*****************
★お知らせ★もうすぐこのブログはインターネットエクスプローラーで見られなくなります。皆さん、他のブラウザ用意してください。よろしくお願いします。
〈最新ページに行く〉
〈索引ページに行く〉
〈女性の特徴別検索に行く〉
↓見てほしい全記事の題名!(しかし・・・注意・ちょっと開くまで時間がかかります!!)
全記事リスト
↓エログちゃんねるでは無料で見れるエロ動画やエログの更新情報などを紹介しています。
