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私の考えた理想の『そして誰もいなくなった』〜エロエロ詐欺師の近況64~

huugetu

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ネタバレ注意!アガサ・クリスティの”そし誰”を読んでない人はネタバレ注意!!


花や草のついたマイクロビキニでポーズしている

現在エロリハビリ中で、実質エロエロ詐欺師のhuugetuの近況64です。

本日も、エロくない話です。
そして今日もまた、食べ物の話に・・・。
(2020年3月27日~28日に記)

*********

一体、なんなのよ。
”理想の『そして誰もいなくなった』”って?

アガサ・クリスティーの”そし誰”のことです。(略すな)

実家にいた頃、アガサ・クリスティが好きでした。
親の本棚に推理物の単行本がたくさん並んでいて。

その中で、おおむね他のはいまいちだったんだけど、クリスティと、あと忘れちゃったんだけど、なんか他のもう一つだけも好きでした。

結婚してからは、親の本棚から読めなくなったので、自分でちょいちょい買ってゆき、つい数年前に、ハヤカワミステリ文庫のクリスティは、ほぼ全部そろえられました。

でも、私はミステリーが好きなわけではないのです。

アガサ・クリスティの屋敷(屋敷って死語?)の描写とか、ご飯を食べるシーンなどが好きなんです。

特に、クリスティの最高傑作キャラクターのエルキュール・ポワロは、食いしん坊万歳!ですからなあ。

クリスティの小説を読んでいるときに、誰が犯人なのかは、私はあまり気にしたことがない。
ただ、登場人物たちの暮らしぶり?の描写を見ることが好きなんです。

”そし誰”は、孤島の大きな邸宅に10人の人間が取り残され、一人一人殺されてゆく話ですが、私が一番気になったのは、犯人が誰かではなく、客のみんなの部屋のことや、食事のシーンです。

”そして誰もいなくなった”には、名物親父の食いしん坊探偵ポワロ(いや、そんなキャッチフレーズないから!!)は、残念ながら登場しませんが、他の作品より群を抜いて、食事シーンが多いのでした。


では、今日はちょっと”そして誰もいなくなった”の食事シーンを見て行きましょう。

早川書房のハヤカワミステリ文庫の清水俊二さん訳のやつです。


”そし誰”の食事シーンについて


①1日目の夕食

事件は、まだ起きていません。
8人の客は、執事とその嫁のコックが用意したディナーを食べました。

(引用・作品からの引用・抜粋は緑色の文字にします)
食事は終わりに近づいていた。
料理は申し分なく、酒は上等だった。
ロジャースのサーヴィスにも、文句はなかった。


(ロジャースというのは、執事ね。)

うわあ。
なに食べたか書いていないけど、すごい美味しそうな物を食べた感じだわ。

勝手に想像します。
前菜はテリーヌ、スモークサーモン、お魚のパイ包み、グリルチキン♪
あと、食べた日本人は、皆クソマズイというが、私には美味しそうに思えるアイリッシュ・シチューも!


みんな、充分に食べていた。だれもが、満足して、くつろいでいた。

ああ〜いいわあ。
「お腹いっぱあ~い。しあわせ~ッ」って感じね!


しかし、その直後、一人が死ぬ。

ソーセージを抱えるマイクロビキニの恰好


②2日目の朝食(みんなにはまだ知らされていないが、夜のうちにもう一人死んでいる)

一同は食堂に入っていった。サイド・テーブルに卵、ベーコン、紅茶、コーヒーなどがのせてあった。

朝食も美味しそう。

勝手に、この卵は、ゆで卵と想像する私。
そして、きっと、半熟の卵なんだろうなあ。
スプーンで白身をすくうと、中からアツアツの黄味がトロ~ッと。

ベーコンって、イギリスは、日本でよく食べられるようなタイプと、そうでないタイプがあるらしいけど、どっちが用意されていたのかしら?
もしかして、両方とも用意してたかな~ッ?
どちらでもお好きな方をどうぞだったのかな?
あるいは、何なら両方どうぞ!かも。


「食事をはじめましょう。卵が冷たくなる。食事がすんだら、みなさんと話したいことがあるのです」
一同は医師の言葉にしたがった。皿に食べものがとりわけられ、コーヒーと紅茶が注がれた。食事がはじまった。


ああん!いいわあ。
「卵が冷たくなってしまう前に食べましょう」っていう表現。

冷めるじゃなくって、冷たくなるって。
なんか美味しそうだわん。


このお食事のあと、夜のうちにもう一人が亡くなったことが、医者から皆に告げられる。


(略)ロジャースが入ってきた。
彼は一同を一人ずつ見まわして言った。
「もっと何か召しあがりますか。トーストが少なくて申し訳ございませんでしたが、パンを切らしてしまったのです。新しいパンがとどきませんので」



③2日目の昼食

階下で、昼食を知らせる鐘が鳴った。
~略~
ロジャースは食堂のドアのわきに立っていた。
〜略〜
「お気に召しますかどうか、コールド・ハムとコールド・タン、それにじゃがいもをゆでて、チーズとビスケットと缶詰の果物を出しておきました」
~略~
「コールド・タンにいたしますか。コールド・ハムにいたしますか」


この島に、毎朝来るはずのボートが来ずに、ここは孤立したようです。
パンを毎朝届けに来る船が、来なかったのです。

ですので、執事は邸宅にあった備蓄品を出してきたようです。
パンの代わりにビスケットやじゃがいも。

缶詰製品って実際に食べたらマズそうだけど、何かクリスティのこの描写って、不味い物が、美味しそうに思えてきちゃうわん!
そして、”茹でたじゃがいも”は、実際にホントに食べても美味しそうだわん。


この食事の途中で、3人目が死んだことがわかる。


④2日目の夕食

夕食が運ばれ、食べられ、片づけられた。ほとんど缶詰ばかりの簡単な食事だった。
食事がすんで、もとの居間に集まった一同のあいだには、耐えられぬほどの緊張が流れていた。


もうね。夕食が運ばれて、食べられて、片づけられたっていう描写だけでね、いいの。
うらやましいなあ~!
(huugetuちゃん、あんた今、もしかしてダイエットをこじらせてるのね?)

ソーセージと対峙するマイクロビキニ

⑤3日目の朝食を作成する

執事が死んじゃったので(4人目)、女性客の二人が、みんなの朝メシを作ります。

ミス・ブレントがストーヴの灰を掻いていた。ヴェラはベーコンの皮を切り取っていた。


おお。
ベーコンの皮を切り取るんだ。
ということは、このベーコンが、日本通常タイプの物ではなさそうなことがわかる。


卵がフライパンに入れられた。ヴェラはトーストを作りながら思った。なぜ、あんなに取り乱したのだろう。
~略~
エミリー・ブレントが鋭い声で言った。
「ヴェラ、トーストがこげていますよ」
「あら・・・・・・すみません。気がつかないで」
エミリー・ブレントは最後の卵をフライパンからすくい上げた。
ヴェラは別のパンを網にのせながら、言った。
「あなたは落ち着いていらっしゃるわね、ブレントさん」


一つ一つ卵をフライパンで焼くということは、きっと目玉焼きを作っているのねッ。
うふ。美味しそう〜。

しかし、ここで、私はアガサ・クリスティのミスに気付く!

子供のころに気づいたのよ!

そして、世のなかにアガサ・クリスティの『そし誰』を語る人は多いが、このミスに気付いた人、このミスを指摘した文章を私は、今まで一度も見たことがない。
このミスに気付いた人は、世界中で私しかいないと思われる。

その、クリスティのミスとは、なんだ?!

この孤島、船が来ないから、パンが来ないから、二日目の昼食から、主食をビスケットや、じゃがいもにしてたやん!

いや、二日目の朝食のときから、執事が、パンが少なくてすいません、切らしましたって、謝ってたんじゃんか。

そして執事の死んだあとも、相変らず、パンを運ぶボートも来ていない。

なのになんで、三日目に客の女子たちが料理を始めたら、どうしてここで突然、トーストが出てくるのよッ!

おかしいではないか~いッ。
クリスティ、矛盾しとるやないか~い。

すごいでしょう?
私の食べ物に対する執着心、本筋に関係ない部分への観察眼、すごいでしょ?


⑥3日目の朝食を食べているシーン(4人も死んで、6人でテーブルを囲んでいる)

奇妙な朝食だった。みんな、言葉までが鄭重(ていちょう)になっていた。
「コーヒーを注ぎましょうか、ブレントさん」
「クレイソーンさん、ハムはどうです」
「トーストをもう一つ、いかが」
六人とも、表面は何ごともなかったような態度だった。

~略~

「卵が一つ残っていますよ」
「マーマレードは?」
「ありがとう。パンをさしあげましょうか」
六人、何ごともなかったようにふるまっている六人の人間・・・・・・


不安を隠し、ごはんをお互いにすすめあってますね。
いいですねえ。

想像するに、それぞれの人の個別の皿にメシが用意される形式ではなく、大皿とりわけ方式なんですね。

子供の頃は、これを読んだ私は、
「へえ〜、大皿方式なんだ。
イギリスって朝食はいつもそうなのかな?
いや、今回は執事がいないから、二人の女子がメンドクサイから、そうしたのかな?」
などと色々、そこでも楽しい妄想を膨らませましたが。

今の私は、ここの描写について、ママ友たちとの飲み会風景を思い出しました。

「ほら!唐揚げ一個余ってるから、誰か食べちゃいなよ!」
「このサラダの残り、huugetuママのノルマね!」
「この大皿、邪魔だから、片付けたいから、分配しちゃうよ!」

会社関係の人と飲んだとしたら、こんな情景はないんですが、ママ友たちは、なぜかどんどんと皿を平らげようとする。

赤とかピンクとか緑の変なマイクロビキニの水着で立っている

⑦5人死んで、生存者5人になった3日目の昼食

昼食が食べられた。しかし、会話は交わされなかった。五人は台所へ行って、食糧の貯蔵庫を開き、缶詰が多量に貯えられてあるのを見つけた。彼らはタンの缶を一つと果物の缶を二つ開き、台所のテーブルのまわりに立ったまま食べた。


立ったまま食べるご飯って、意外にメチャクチャ美味しいのよね。
落ち着かなくっていやだと思いきやね、意外にね、美味しいのよ~。

若いころ、立ち食い蕎麦をたくさん食べた私の感想です。


⑧6人死んで、心細い4人だけになった3日目の夕食

「何か食べよう。食べておかなければいけない」
彼らは台所へ入って、タンの缶詰をあけ、機械的に口に運んだ。味はほとんどしなかった。
ヴェラは言った。
「私、一生、タンは食べないわ」


食欲がなくっても、不味くっても、飽きた食べ物であっても、健康のため?餓死しないために無理やり食べようってことでしょう?

私も時々あるわあ。
めったにないけど、気持ちわかるわあ。


⑨4日目の朝食

生き残った四人のうちの一人が、深夜、行方不明になりました。

三人は震えます。

三人は台所のテーブルに座って、朝食を食べた。


⑩4日目の昼食

生き残ったけど、いつ自分も殺されるかわからぬ、もうテンパっている三人が、屋外で震えます。

三人は、屋外で話します。

「二時だ。昼食をどうする」
「邸宅へ戻るのはいやよ。私はここにいるわ」
「そんなことを言っても-何か食べておかなければ・・・・・・」
「私、タンを見ただけで、気持ち悪くなるわ!何も食べたくないのよ。二、三日なにも食べなくても、平気だわ」
「私は一度でも食事は欠かしたくないからね。・・・・・・~略~


一人は食事のために邸宅に戻り、二人は屋外に残ります。

うん、わかる。わかる。
みんなが食欲ないときでも、切羽つまったどんなときでも、ご飯は大事よねえ~。
ご飯の時間になったら、食べたいわよね~。
結果、殺されちまっても。


食事関係のシーンは、以上です。

これ以降は、『そして誰もいなくなった』には、食事シーンはないです。

ということで、本日は、以上です!

ちょっと待って!!

これでは、あんたの解説では、推理小説の名作『そして誰もいなくなった』って、食いしん坊小説になってしまうではないか?

違います。

食事のシーンなんてものは、この長い小説の中のほ〜んの、ほんの一部分です。
今日は、私が、食事シーンだけを切り取って集めたので、なんかこんな風になっちゃいましただけです。

本当は、”そし誰”の醍醐味はここじゃないです!!
アガサさんよ、そして、ミステリーファンよ。誠にすいませんです。


そして、今日はホントは、私は理想の孤島の邸宅の絵と、孤島での理想のお食事の絵を描きたかったのですが、もう文字数がもういっぱいになって描けなくなりました。
私の理想の『そして誰もいなくなった』の絵は、またの機会に披露します!


ちなみに私は、『そして誰もいなくなった』をパロッて、過去にエロフィクションも書いたことあるんで、そちらも紹介しておきます。
もしよかったら、読んでください。どうぞよろしくお願いします。↓
夏の島で乱交 ―そして誰もエロくなった―
(いかにもくだらねえ題名ですが、内容はなかなかエロいで!いいで〜!)


【出典=
そして誰もいなくなった
著者=アガサ・クリスティー
訳者=清水俊二
発行所=(株)早川書房】


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最終更新日2020-04-05
Posted by huugetu

Comments 2

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ダンディー?
No title

難しい本読んでるんだね😵

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