誰に向かってナニを言ってるんだ?〜エロエロ詐欺師の近況63~

伝えるべき人に向かって、伝わる言葉で言わないと伝わらない


桜をバックに白いレオタードの股の部分のアップの写真
現在エロリハビリ中で、実質エロエロ詐欺師のhuugetuの近況63です。

本日も、エロくない話です。
エロくないどころか、ひとつ前の記事を描いたお気楽バカと同一人物とは思えないくらいの、ヒステリー発散だけのためのうっとおしさで、本日はお送りします予定です。

で・す・の・で

今、楽しい話を見たい方は、どうぞ今日のこれは読まずに、過去の楽しい、私の渾身の理想シリーズを見てください。
私の考えた理想シリーズ・もくじ


一方、今、エロエロ気分の方は、どうか私の過去の渾身のエロ記事を読んでくださいませ。
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どうぞ、よろしくお願いいたします。
(2020年3月23日~26日に記)


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数年前まで、大きな企業で仕事をしていました。

そこでは、私は対外的ないわゆる、外から金を儲ける仕事をしたあと、今度は、金儲けではなく、対・社内の社員向けの仕事をやりました。

そのとき思ったのですが、こっちの言うことが相手に伝わりにくい。
それは社員さんに対してもそうだし、自分のチームの人に対してもそんなことはあった。

例えば、会社が全社的に超過勤務を減らそうという方針に向かっていたときのことです。

そのころは、うちの会社には金銭的余裕があったので、超過勤務代金をケチろうと言うよりは、ホントに世間の波を感じ、過剰労働はやめましょう、ということでした。
健康のため、ご家族のため。

一方、金銭的に超過勤務手当をケチっていたのは、その昔、私が入社した頃からしばらくの話です。

私が入社してから少しの間は、超過勤務は、月間20時間くらいに抑えようというのが、社内の暗黙の常識だった。

いや、たくさん働かないようにしようという意味ではないです。
『超過勤務手当をいただくのは、そこまでにしようね』という暗黙のルールですね。

30時間働こうが、50時間働こうがね。
20時間分しか超過勤務手当はもらいませんということです。

これは、先輩から言われる。
上司が言ったらダメだからね。

それは私の入社してからしばらくまでの話です。

その後、しばらくしてから、20時間にかかわらず、月間100時間仕事しても、その分、ガンガン超過勤務手当をもらえることもあった。

ヘトヘトでぶっ倒れそうだったけどね。

もう給料半分になってもいいから、10分多くでもいいので寝かせてくださ~い!ということもあった。
特に子育ても同時にしていた私は、死にそうでした。


そして、やがて、つい数年前は、金とかそういうんじゃなく、ホントに超過勤務はやめましょうという流れなった。
ワークライフバランスを考えましょう、という流れになった。

そのころ、私の所属していた部署は、社内でも屈指の超過勤務の多い部署だった。
会社から注意される。


うちの部署は仕事的には、ルーティンのチマチマした、クソめんどくさい決まったこともしなくてはいけないし、決まったことではなく自分のアイディアや裁量でも、色々なことをしなければいけなかった。

私は、ある仕事を楽にするために、システム系の人と一緒に作業をして、ネット上のシステムを構築しましたが、そのシステムが出来上がるまでの業務がまた死ぬほどきつかった。

ルーティンのチマチマした業務もこなしながら、同時にその大きな仕組みを作っているときは、地獄のようでした。
ほんと、あと30分でいいから寝かせてえっ!て感じでした。

しかも、そのころ、私は名ばかり管理職になっていたので、いくら残業しようと、給料は定額でした。


うちの部署は、人によっては仕事の仕方は様々でした。

そのころでも、毎日夜6時~7時くらいになったら家に帰ることができる人もいたし、しかし、毎日深夜まで働く人もいた。

有給休暇をバンバンとる人もいたし、土日はメチャクチャ遊んで、月曜よく休んでしまう人もいた一方、有給休暇を全く使わないし、毎月死ぬほど残業をしている人もいた。

管理職だった私は、会社からの意向を受けて、『働き過ぎをやめよう』的なことを皆に言いました。

「わあい」

土日遊んで、月曜休んじゃう人たちが言った。

あ。君らはいいのよ。
君らはもう少し働いてもらっても。
なんなら他の人の分、働きなさいな。

誰にナニを言うか、考えないといけないな・・・。

桜を背景にエロセーラー服姿でひざで立っている
会社からの、私への残業を減らせの命令。
私からの、みんなへの残業を減らそうの提案。

一方、さっきの『わあい』の人たちと違って、残業王の男の子は言うこときかなかった。

一度、身体を壊したこともあるこの子は、相変らず遅くまで働き続ける。

「もう帰りなよ」
「そうもいかないのです。
やらないといけないんです」
「私が、手伝うよ」
「いえ、これは自分でやりきりたいんです」
「あなたいつか、仕事のし過ぎで身体壊したでしょ?」
「そうなんです。
ですので、そのときの名誉挽回で、今、とりかえさないと」


誰にナニをどういう風に言うか、考えないといけないな。

少し業務分担を替えることにしました。

負担のでかい人の仕事を、余裕ある人にふるのね。

その割り振りを考えて、メンバーたちにヒアリングをした。

「自分の仕事の中のこの部分だけを減らしたい」
という人たちの意見をきいた。

「自分は、人の仕事をもっと手伝える余裕ありますよ!」
という人の意見もきいた。

「わたくし、自分でアイディア出す仕事は今自分の限界で手伝いたくないけど、簡単なチマチマした作業だったらいっくらでも何時間でも手伝えますよ」
という人もいた。


おお。なんかよさそうじゃない。
上手く、やりくりすれば、みんなの苦労が均等になるかも。


そして、いつも5時に帰る、100パー有給休暇を消化する、比較的ひまそうな余裕のあるミカちゃん(仮名)との面談のときのこと。

「みんなの仕事の見直しを考えているの。
負担の少ない人に、負担の多い人のカバーをしてもらおうと思って」
と私が言うと。

「それはいいですね!
ナイスアイディアです!」
とミカちゃん。

よかった。
ミカちゃんには、少し業務量を増やしてもらおうと私は思いました。

しかし、次にミカちゃんは言った。

「私も自分の仕事、他の人に手伝ってもらいたかったんです!」


そういうことってあるよね。


なんで、こんな以前の自分の反省の話を、いまさら私がしているかというと。

なんか、最近の日本見てて・・・というより世界を見ていて、上の人がこうしてほしいと言っていることが、どうも伝わっていないような気がして。

それは。
こういう人には、こういう注意をする。

一方、こういう人には、こういった別のことに注意をしてもらうようにする。

あるいは、こういう人には、頑張ってもらうためにこういうインセンティブを与える。

というようなことが、うまくかみあっていないような気がしたもんだから。


・アクティブ・ヤング・●●に言うこと
・アクティブ・シニア・●●に言うこと
・暇人買い占め・●●に言うこと
・旅行好き●●に言うこと
・弱い人から強い人までいるだろうけど、一生懸命出来る限りの努力をしている普通の市民に言うこと
・経済人に言うこと
・今、休めずに大事な仕事されている人に言うこと
・子供たちに言うこと
・これを機会に金儲けしようなどを考えている無能&バカに向かって言うこと



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