ママさんバレーで女性同士の不倫現場を目撃
男の子みたいな細身の可愛いママさんアタッカー
※注・本日はセックスシーンはありませんです。

今度の参議院議員の選挙のときにもしかしたら、衆議院の解散・総選挙もぶつけてくるかもしれない?と言われているらしい。
突然の総選挙については数年前の年末のことが思い出される。
あのとき、私は子供の学校のPTAの仕事をしていた。
私は、それまでほとんどPTAのお仕事をしていなかった。
「メグちゃんママも今年こそは何か仕事しないとね。」
親しかったママ友に私は言われた。
「う・・・ん」
と私は言った。
「旦那さんもいなくて、フルタイムで働きながら、一人でメグちゃんを育ているあなたがすっごい忙しいのはわかっているわよ。」
とママ友は言った。
「でも、学校の仕事から逃げていると、このままだと逆にいずれ一番大変な仕事が回って来ちゃうよ。
みんながイヤがる仕事とか、大変な卒業対策委員とかにされちゃうわよ。
だから、メグママは、先にアリバイ作りで簡単な仕事に立候補しちゃうのよ!」
とママ友から私は忠告を受けた。
そうだな。
ありがたい友人の忠告はきいておこう。
そう私は思った。
「スポーツ委員はどう?
私もお兄ちゃんのときにやったことあるのよ。
他の委員に比べたら、全然忙しくないわりには楽しいよ。
あなたスポーツ好きでしょう?」
とママ友は言った。
「親のスポーツ活動をフォローするのよ。
ママさんバレーとか、パパさんバスケとかの。」
え?
夫もいない女手ひとつで働いて子供を育てている寝る暇もない私が、そんな人たちのフォローをするの?
配偶者もいて、スポーツをする暇もある人たちのフォローを?
私はそう思った。
「いや、このスポーツ委員ってほとんど仕事ないのよ。
会合は年に数回だけよ。
難しい仕事は上層部のやる気のある人がやってくれるし。
スポーツのお手伝いは、委員みんなで分担すれば、年に二回くらいいけば全然いいし。
他のPTAの仕事に比べて、メチャ楽なのよ」
とママ友は言った。
「じゃあ、それに立候補してみるわ」
と私は言った。
それが、この前の突然の衆議院選挙の年だった。
だから、今、思い出したのだ。
私は立候補して、PTAのその仕事についた。

最初はイヤイヤ仕方なくだったのに、しかしその仕事に私は思いの他、ハマッてしまった。
深夜まで会社で仕事をした金曜日開けの土曜日の朝。
どろどろに疲れた身体にムチを打って、早朝、私は起き上がった。
私の子供は学校以外のスポーツクラブに入っていたので、子供に持たせるお弁当を作り、一週間放置した家のトイレ掃除と、洗面所の掃除だけを済ませてから、私は学校に向かった。
学校の体育館で、ママさんバレーの練習試合を始めて見た。
最初は素人のバレーボールなんて、と思ったけど。
どうしてどうして?
メチャクチャおもしろくって、私は興奮して見てしまった。
元来、スポーツ好きの私は素人の草野球などを見るのが好きだった。
充分、おもしろい。
自分がテニスをやっていたときは、自分も含めて、仲間も下手で、つまらない試合も多かったし、新体操の下部の学生さんの大会を見た時も、下手すぎてつまらなかったけど、基本、大勢でやって、敵がいて戦うスポーツは、素人のでも充分楽しめるのはわかってた。
それにこの学校のママさんバレーは結構、レベルが高かった。
ラリーがちゃんとつながるし、難しい球も拾ったり、強烈なスパイクも出たり、なかなかハラハラドキドキさせられる試合を展開していた。
私と同じ年齢くらいのママさんたちの身体が見事に動く、しなる、跳ねる!!
気が付くと私は仕事も忘れて、大きな声を出して応援していた。
中でも細身のアタッカーが、顔は可愛いし、動きが素早くカッコよかった。
その人は動きが俊敏でジャンプ力はあるが、細すぎるのだろうか。
いまいちパンチ力がなく、何度も敵にブロックされたりしてたけど。
でも数回に一度は、相手のコートにかっこよくボールをたたきつけた。
彼女の細い柔らかそうな美しい身体がしなる!
茶色に染めたポニーテールがゆれる。
失敗すると、周りのガタイのいいママさんたちにドンマイ!的なことを言われて、そのときにポニーテールを揺らして頷く彼女の横顔も美しかった。
*****
スポーツ委員の仕事はママ友にきいた通りで、楽だった。
私のスポーツ委員の仕事のノルマは上半期で終わってしまった。
学校の体育館に一度行ったのと、少し遠いところでの試合にたくさんの飲み物やスポーツ食品を持って行っただけで、私のノルマは終わってしまった。
しかし、年末近くなったころ、他のスポーツ委員の人が都合が悪くなったと聞き、私は自ら、その代理を買って出た。
この日は近所の他の学校での試合だった。
私は試合後のママさん選手たちとお話をした。
あの可愛いかっこいい細身の茶髪のポニーテールのママさんとも話した。
可愛い顔の割りにサバサバした人だった。
「よっ!いつもありがと!」
などと、彼女は男の子みたいな話し方で、私の隣にドサッと座った。
声が可愛いので男の子みたいな話し方をしてもメチャクチャ、キュートだった。
私はドキドキした。
あ、そこで”突然の衆議院選挙”の話になるんだけども。
ママさんバレーボールの選手たちは言っていた。
「急に選挙が決まったから、体育館が使えなくって、予定していた試合が色々できなくなっちゃったのよ。」
そうだ。
各公立学校の体育館は、地方議員の選挙でも国会議員の選挙でも地元民の投票所として使われるのだ。
参議院選挙みたいに先に決まっていればいいけど、突然の議員の辞任だとか、突然の衆議院議員の解散総選挙となると、学校側の都合はおかまいなしで、体育館を選挙のために差し出さなければならないのだった。
まあ選挙は日曜日と決まっているから、学校の始業式や卒業式みたいな大事なものとはかぶらないけど、スポーツ活動などは被害?をこうむるのだった。
「困ったわ。
あの一日だけ、全ての学校での試合ができなくなる。
そうすると、その後の日程が少しずつ、みんなずれていってしまうのよ。」
とママさんバレーのキャプテンの体格のいい方がおっしゃった。
PTAのスポーツ委員の上層部の人も頷いていた。
みんなが真剣に困っているのに、可愛いポニーテールのアタッカーはふざけていた。
みんなの話をよそに、隣に座った私にチャチャを入れてきた。
「これ可愛いじゃん?
可愛すぎない?」
とか、私の新調した体育館履き用のスニーカーをいじってきたりした。
この天真爛漫さにまた私はハートを鷲掴みにされた。
でも元来マジメな私は他の皆さんの話にも耳を傾けていた。
私は一つ思ったことがあった。
私の勤め先の会社は、体育館を一つ持っていたのだ。
きちんとしたバスケコートもバレーボールコートも作れる体育館だった。
私の会社は社内の福利厚生的なスポーツ活動が盛んなのだ。
しかし、仕事の繁忙期、例えば、12月など、誰も体育館を使わない。
体育館は無駄にからっぽになっていたはずだ。
「私、体育館のあてがあります。」
私は、思い切って発言をした。
スポーツ委員の役員さんや、ママさんバレー選手たちがビックリして私の顔を見た。
「でも、たった一つなので焼石に水かもしれませんが」
と私は言った。

私は会社にかけあって、12月の選挙の日の体育館を借りる許可を得た。
会社の体育館で、コートは2面とれ、一日で、私たちの地域のママさんバレーの試合を6試合ほど消化することができた。
可愛かっこいい茶髪のポニーテールの彼女も、その日、そこそこ活躍した。
チームも試合に勝つことができた。
試合のあと、彼女は私にハイタッチしに来た。
戦い切ったような少し疲れた、でもキラキラした顔が可愛かった。
帰りがけに彼女は私に言った。
「今日はどうもありがとうね。
ね、今度、うちでバレー仲間でたこ焼きパーティーするんだ。
メグちゃんママも来ない?」
******
年末も押し迫った、金曜日の夜に私は彼女の家に向かった。
冬休み中の私の子供は一足早く、私の父母の実家に泊まりに行っていた。
「メグちゃんは今日いないの?
そう。
じゃあ、今日はゆっくりできるんだね」
私を迎えたポニーテールの彼女は嬉しそうに言った。
パーティに参加したメンバーはそれぞれ食べ物や飲み物を持ち寄っていた。
私は家で作ってきた、チキンを出した。
「すっごい!
うまそう!」
ポニーテールの彼女は可愛い声で、男の子みたいな乱暴な口調で言った。
みんなで、”たこ焼き器”でたこ焼きを焼き、ビールを飲み、おしゃべりした。
そこでわかったことがあった。
ポニーテールの彼女も旦那さんがいないということだった。
私と同じ、一人でお子さんを育てているという。
「えー!びっくり!
そう見えないから」
と私は言った。
「ママさんバレーなんてやっている暇人は専業主婦かなんかだって思ったんでしょう?」
とあるママさんが缶チューハイを飲みながら言った。
「いやあ、大変なときでも趣味はやめらんないからね」
とポニーテールの彼女はたこ焼きを頬張りながら言った。
私と違ってバイタリティがあるのだ、彼女は。
バツイチ同士ということで親近感もあったし、私はますます、彼女のことが好きになってしまった。
彼女のお子さんたちも、たこ焼きを食べに来た。
彼女によく似た、髪を茶色にした可愛いハンサムちゃんたちだった。
お子さんがお風呂に入り、寝室に行く時間になってもママさんたちは宴会をやめなかった。
その後、4、5人のママさんが帰ったが、ポニーテールの彼女は私に言った。
「今日は遅くてもいいんでしょう?
まだ、いてね!」
その後、もう少し時間が立つと、ほとんどのママさんたちは帰ってしまった。
残りのメンバーは4人ほどになってしまった。
「寂しいよう!
絶対に帰っちゃダメだよ!
今日、メグママは帰らないでいいんでしょう?
なんなら泊まってって!」
と彼女に言われ、私は疲れていたが、頑張ってパーティに参加し続けた。
そのうち、残っていた一人のママさんがソファにもたれてウトウトし始めた。
私も酔ってしまったし、眠くて眠くて、もう耐えられなかった。
ポニーテールの彼女とキャプテンのママさんは相変わらず、ハイテンションでおしゃべりをしている。
全く、彼女たちときたら!
エネルギッシュきわまりないんだから!!
知らないうちに私はテーブルに突っ伏して寝てしまっていた。
彼女たちのおしゃべりをバックミュージックに私は寝てしまった。
どれくらい時間がたっただろうか。
私の眠りは浅くなってきた。
私は顔を上げようとした。
でも、眠くて眠くて、瞼が重くて重くて、力が入らない。
起きられない。
ポニーテールの彼女とキャプテンの声がボソボソ聞こえた。
「ダメよ!」
「大丈夫だよ。寝てるよ」
さっきと異なり、2人の会話は静かな声だった。
チュバッ!
そんな音がした。
「う!」
チュバ!チュバ!
んん?
何の音?
と私は”浅い眠り”と”覚醒”のハザマをゆらゆら行き来しながら思った。
「んん〜!ムム~!」
キャプテンのそんな声がした。
何してるの?
私はテーブルに突っ伏したまま、顔だけを少し横にずらした。
そして片目を少し開けた。
テーブルの向こう側では、ポニーテールの彼女とキャプテンママさんがキスをしていた。
2人は座ったまま、抱きしめあっていた。
細い腕で太目のキャプテンをしっかり抱き寄せているのはポニーテールの彼女の方だった。
彼女の細い顎が、少し逃げ腰のキャプテンの唇をしっかりととらえて、むさぼっていた。
私は再び、目を閉じた。
もうバッチリ目は覚めたが。
私はしばらく眠ったフリをした。
このことは、私にとって、ショックと言えば、ショックだった。
しかしラッキーと思えば、ラッキーだった。
なぜなら、私も彼女とそういうことができる可能性が、”ゼロではない”ということが、その夜にハッキリわかったからだった。
それに旦那さんのいるキャプテンと違って、私は独り身。
彼女とそういうことになっても誰に責められることもない。
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