GW中、SNSで見つけたエロっぽい女の家に忍び込む①

ある犯罪者の手記


ボンテージ衣装で片膝を立てて座っている
会社を出るとき、アヤカからLINEが来ていた。

『今日は、●×△ホテルの”807号室”で待っている』

俺はLINEを二度見した。

な、なに?●×△ホテルぅ〜っ?!
メチャクチャ高いホテルじゃないかっ?!

アヤカとは、付き合って半年になる。
アヤカは俺にはもったいないくらいいい女だった。

アヤカに猫のような目で見つめられると俺は身動きができなくなる。
そのぷっくりしたピンクの唇でおねだりをされると、俺は何でもいうことをきいてしまう。

アヤカとは、金曜日の夜にいつもホテルで会うことにしていた。
俺は仕事が終わるのが遅いので、いつも先にアヤカがホテルに入る。
アヤカはLINEで、ホテルのどこの部屋を取ったか連絡してくる。

大概、中堅どころの”□×ホテル”と決めていたのだが、ここ最近、急にアヤカが勝手にグレードの高いホテルをとってしまう。
困ったものだ。

この6か月、彼女の気を引くために好きな物を買ってやり、好きな物を食べさせてやってきたが。

本当は俺には自由になる金はそうはなかった。
普通のサラリーマンの俺は、アヤカにプレゼントを買ったり、食事を御馳走するのだけでも大変なのに、ホテルまでいいところを使っていたら破産だ!

既に、俺は妻にも内緒の独身の頃に貯めた貯金を使い果たしつつあった。
妻から与えられる小遣いでは、これからはアヤカと遊ぶことは無理だ。
これからどうしようかと思っていた。

****

●×△ホテルの部屋には、ビックリするほど豪華なベッドがあった。

でもアヤカにはぴったりの舞台だった。

そこでアヤカの美しい顔を見ながら、俺はアヤカの身体をもてあそんだ。

俺がアヤカのピンクの乳首を吸うと、アヤカは髪を乱してアンアン言った。

そして、アヤカの脚を広げ、薄茶色の毛をかきわけ、股間のピンク色の突起部分に口をつけたとき、アヤカは身体をくねらせ感じていた。

アヤカの陰毛の中にある、薄茶色の穴の部分をいじり、透明な液体があふれてきたとき、俺はもう挿入しようと思った。

でも俺が自分のモノを手にしたときだった。

アヤカは俺の動きを制し、おっぱいをプルプルと揺らし、上半身を起き上がらせて来た。

「私にもさせて」

アヤカはフェラをたっぷりしてくれた。

俺のてっぺんや裏など、アヤカはペロペロしてくれた。
「もう出ちゃうよう!」
俺はギブアップした。

「口に出してもいいよ」
とアヤカは言った。

いや、アヤカのお股に入りたい!

アヤカのお口に出すのを我慢して、俺はアヤカのフェラを止めさせた。

そして、アヤカの下半身に移り、お股の中に入っていった。

アヤカのヌルヌルの中に入り、俺はピストン運動をした。

アヤカの穴が俺をしめる!

その締め付けをかき分け、かきわけ、俺はヌルヌルの中でピストン運動をする。

何回もアヤカの中を擦ると、アヤカは
「あん!あん!ああああん!」
と呻いた。

その後、さらにピストンの動きを激しくし、アヤカの下半身が震えたすぐあとに俺はアヤカの中に放出した。

セックスのあと、アヤカは俺の腕枕の中で言った。
「大好きよ」

ダメだ。
やっぱり、どんなに金のかかる女でも、俺はアヤカから離れることはできない。

*****

しかし、いよいよ小遣いがピンチになった俺は、次の週末のデートを断った。

アヤカが
「来週は△△ホテルのスイートに泊まりたい!」
と、日本の最上級のホテルの名を出してきて、しかもスイートルームという無茶なことを言って来たからだ。

俺はそれは無理だと言った。

アヤカは不機嫌になった。

もう別れる!と言い出した。

「あなた、私のこと好きじゃないの?
愛してないの?
愛していたら何でも私の言うことをきいてくれるはずよ!」

アヤカは、次のセックスは、その最高級ホテルのスイートでないとしないと俺に宣言した。

アヤカは俺が泣きついて頼んだレストランの誘いには来てくれた。
そこでは、機嫌よく、可愛く俺につきあってくれた。

しかし、その夜、セックスはさせてくれなかった。

アヤカは帰り掛けに言った。
「私はあなたと別れたいんじゃないの。
あなたとは別れたくないのよ。
愛しているもの。
ただ、次のセックスは△△ホテルのスイートでしたいって言うだけなのよ!」

その後も食事にはつきあってくれるが、アヤカはもう、セックスをさせてくれなかった。

アヤカと再びセックスするためには金が必要だ!

俺は悪いことを考えついてしまった。

とうとう、俺は犯罪に手を染めることにした。

きっかけは、俺が仕事で新規の得意先を訪問した帰り道だった。

そこは閑静な住宅街だった。
その街のある角を曲がった時に俺は思った。

「あれ?ここ、どっかで見たことある?」

どこで見たんだろう?
この街に来るのは初めてのはずだ。
なのに懐かしいといか、何というか、確かにどこかで見た街角だった。

家に帰って思い出した。
SNSで見かけた街だった。

俺は、あるSNSの投稿をよく見ていた。

その投稿主は”エメラルドちゃん”と言った。

エメラルドはツィッターやインスタグラムによく、自分の家の周りの風景の写真を掲載していた。
俺が訪れた街は、”エメラルド”の住んでいる街だったのだ。

エメラルドは、自分の家の周りの写真以外にもよく、買った服や宝石や、高級レストランで食べた物や、海外旅行先の風景の写真などもアップしていた。

エメラルドは、まれにではあるが、時々ダンスのレッスン着だとかいう、きわどいレオタード姿をのせることもあった。
海外のビーチでのビキニ姿の写真なども5、6枚のせていた。

そこにはエメラルドの顔は写っていなかったが、その身体はムチムチでメチャクチャ、エロっぽかった。

エメラルドは長身で、たわわなおっぱいと、ムチムチのお尻をしていた。

実は俺はどっちかと言うと、先にそっちの写真の方からエメラルドにたどり着いた。

ハッシュタグで、”水着”とか、”レオタード”で検索していたら、エメラルドのSNSにたどり着いたのだった。

エロ目的だったのに、そこには、どこそこのレストランで何を食べたとか、宝石のついた指輪やネックレスやブランド物のバックを買っただのがたくさん書いてあったのだった。

黒い全身ボンテージで片足を少し上げて靴を履いている
俺みたいに家族を養っているわけでもなく、独身女性なのにこんなに派手な暮らししてぜいたく三昧しているやつからは、少し金を盗んでもいいだろう?
俺はそう思ったのだった。

俺は、インスタやツイッターに繋がっていたエメラルドのブログにもたどりついた。

そこにはエメラルドの顔写真が一枚だけ掲載されていた。

そのエメラルドは、ふっくらした熟れた色っぽい顔をしていた。
アラフォーくらいのエロそうな女性だった。

ブログにはエメラルドの家は大きな公園の前だと書いてあった。

俺は次に得意先を訪問した後にその公園を探してみた。
大きな公園はすぐに見つかった。

公園の前には何軒もの外観が素敵なお宅が並んでいたが、その中のひとつ、『田中みどり』という表札のおうちに俺は目が留まった。

「これ!これじゃないか?エメラルドの家は?」

他のお宅の表札は全部男の名前か、もしくは家族の名前が複数並んでいた。

しかし、エメラルドは自分は独身で、一人暮らしだとブログに書いていた。

これなんじゃないか?
『田中みどり』さん!!

しかもペンネームは”エメラルド”。
エメラルドはグリーンだろ?
ペンネームの由来は”緑”なんじゃないか?と俺はひらめいたのだ。

この家がエメラルドの家に違いない。

俺は『田中みどり』さんの家の門から庭をのぞいてみた。

そこには、小さいけど桜の木が一本あった。

また、小さな花壇があった。

その花壇を見て俺は確信した。

この花、エメラルドのインスタで見たことある!!
ツィッターにもあった。家で育てている花だと書いてあった。

俺はブランド好きの旅行好きのお金持ちのアラフォー、エメラルドの家を突き止めた。

住人以外の俺が人んちの周りをウロウロしても大丈夫だったのは、ここらへんは人通りが全然なかったからだ。
閑静な住宅街はシーンとしていた。

そして、次のツィッターでエメラルドが
『GWはフランスに旅行に行くの。
でも、ノートルダム大聖堂のことは大変、お気の毒でした。
私も心が痛みます』
と書いていたのを俺は見つけた。

ゴールデンウィークはあの家は留守だ!!

しかもエメラルドのブログの方には、自分の家のご近所さんは、『ゴールデンウィークは、みなさんアチコチ海外旅行に行くのよ』
と書いてあったのだった。
『GWが終わったら、ご近所みんなで、世界中のお土産の大交換会ね!』
とあった。

GW中にはエメラルドのうちに空き巣に入ろう。
俺はそんなことを考えついてしまったのだ。

俺はアヤカとの付き合いを続けるために金が必要だったのだ。

俺はエメラルドのブログを隅々まで読んだ。

エメラルドはブログはあまり更新していなかったが、古い数年前のブログを読むと、『桜の木の下には死体が埋まっている』との記事があった。
主な内容は、昔の作家の小説についての感想だったが、このブログは「さて、私、エメラルドの家の桜の木の下には何が埋まっているでしょうか?」という言葉で締めくくられていた。

俺はエメラルドの家の合鍵が、あの庭の桜の木の下に埋まっているのではないかと推理した。

その他のエメラルドのブログの記事で、「一人暮らしは合鍵をどうしていいかわからない」というのがあったのだ。

一人暮らしの場合、自分が鍵を失くしたとき、家に入れなくなる。
合鍵を家の中以外のどこかに置いておくべきか迷う。

私は鍵を絶対に失くさないから大丈夫だとは思うんだけど。
でも、もしも、万が一、失くしたらアウトだ。
合鍵はもしかしたら一生使わないかもしれないけど、万が一に備えてどこでもいいから、どこかに置いとかなきゃ。
会社の机の中でも、どこでもいいから。

そんな内容だった。

エメラルドは、多分、鍵を失くさないと思うという。
だったら、合鍵はそうしょっちゅう取り出さないんだから、例えば、桜の木の下に埋めちゃってもいいんじゃないか。

俺はそう読んだ。

*****

俺はGW2日目の早朝、夜が明ける寸前にエメラルドの家に行った。

GWの一日目のエメラルドのツイッターの『今、成田空港です。』の投稿を見届けてからだった。

住宅街は辺り一帯、シーンとしていた。

俺はエメラルド・・・田中みどりさんの家のチャイムを鳴らした。
応答はなかった。

俺は静かに田中みどりさんのお庭の桜の樹の下に行った。
桜の樹の裏側に回ると、その根元には、なんと、小さな植木鉢が逆さまで、少しだけ土にめり込ませてあった。

わかりやすすぎるだろ?!
エメラルド、アホなんか?


まあ、まさか?のところに鍵を隠すのがポイントなのかもなあ?
俺ほどエメラルドのブログを読み込むやつも珍しいのかもしれないしなあ。

俺はせっかく小さなシャベルを購入して持ってきたのに、必要なさそうだった。

植木鉢はシャベルなしでも、簡単に掘り出せた。
その中には案の定、”鍵”があった。

俺はその鍵でドアを開けてエメラルドの家に入った。

玄関はピカピカで、置物もあり、いかにも金持ちそうだった。

しかしだ!

もう一歩、家の中に入ると、質素だった。

廊下の床のフローリングはべろべろにはげていた。

居間みたいなところには、ソファみたいなもんは何もない。
テレビと、茶ダンスみたいのがひとつと、炬燵が一つと、洗濯物がたたまれて積まれて置かれているだけだった。

え?どゆこと?
質素すぎない?

そのとき、突然、ドドドドッ!!という音が聞こえた。

ヤバい!!

二階から誰かが降りてくるようだ!!
まずい!!

エメラルドは家にいたのか?!

------続く----------
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