エロブログ舞台裏(③か?④?か?忘れた)
閲覧注意!!?今日はエロくない記事ですので

先週の”読者数のデータ”を持った副社長が社長のところにやってきた。
「社長、よくありませんな。」
「うーん。
3月のグーグルの検索システムの変更により、読者が一夜にして激減してしまったが、回復しないな」
と社長は苦々しい顔で言った。
「我々のブログは、過去、お盆休みや正月休みに最高読者数を記録するという、”お休みの日向き”のブログです。
GWはできるだけ、たくさんの記事を出してください。
いつもの水曜日、金曜日、日曜日にしか出さないという方針はやめて!
どうか、そのご決断を!」
と副社長は言った。
社長は
「そんなに書けるかな?」
と不安気な顔をした。
副社長は
「書けるかな?じゃなくって書かせるのです!!
あとですね、社長、あと画像の色ももっとバラエティに富ませて、やらしい画像も増やしてください。」
と言った。
社長は画像ディレクターを呼び出した。
「画像ディレクター!
急いで、赤の明るい画像4枚と、めちゃくちゃエロイ画像2枚用意してくれ。」
画像ディレクターは驚いて言った。
「え?社長。
GWまでは乗り切れるくらい画像は充分に用意してたはずじゃないですか?」
社長は首を振った。
「あれは後で使う。
最近、黒っぽいのばっかりだから、表紙のバランスが悪い。
GWは表紙に赤っぽい派手な画像を少し混ぜたいんだ。
それと、すげえ下品でもいいからエロイ画像2枚!
GWは、いつもよりもたくさん記事を出したいからな!」
画像ディレクターは
「えー、今、余っている動画ないんですよ。
撮影したデジカメ動画の残はないんですよ。」
と答えた。
社長はすかさず言った。
「以前、作った画像でいいじゃないか?
僕はいいいと思ったのに、君が気に入らないって言って、お蔵入りさせた赤い下着の衣装の画像!
あれでいいよ。あれで。アレ出してくれ。
あと下品すぎてイヤだっていってたお股の画像、あれでいいよ。」
しかし、画像ディレクターは言った。
「ああ、アレ捨てちゃいましたよ」
それをきいて社長は怒った。
「捨てただとお!?あほか!?
何で捨てるんだ!?
とっとけと言ったろうがあ!!」
画像ディレクターは言い訳した。
「だって、総務のパソコン管理担当者が、画像が一番重いから捨てろって。
ボツ画像は一切、とっとくなって。
もうPCの容量がパンクするから捨てろって。
文章が一番大事なんだから、山ほどある文章担当のヤツの使いもんにならないボツ文章とか、アイディアのための”覚え書き”の方が大事だって言うから。」
社長は叫んだ。
「じゃあ!新たに撮影しろ!
今すぐ!!」
社長の命令を受けて、画像ディレクターはモデルのところに行った。
画像ディレクターはモデルに言った。
「撮影だぞ!今すぐ」
でもモデルは断った。
「今すぐは無理よ!
お毛々も剃ってないし。
何より今、身体のコンディション、最低に悪いもん。
身体を作るために一週間。
いや3日でもいいわ。
時間ちょうだい」
画像ディレクターはモデルに答えた。
「そうだな。
スケベならどんな画像でもよいと思ってコンディション悪いときにいつか撮った画像も最低だったしな。」
(その最低な一例・・・・)

画像ディレクターはもう一度、社長のところに行った。
「社長、4日ください。
モデルが準備したいと」
「なんだと?4日も?
もう少し早まらないのか」
「モデルが体形を作るのに、少なくとも3日かかるんです。」
と画像ディレクターは言った。
「は?じゃ3日でいいんだろ?
なんで4日もいるんだ?」
と社長が言うと、画像ディレクターは口を尖らかせた。
「赤いの4枚、エロいの2枚の画像作成には私にも時間が欲しいんですよ。
モデルの身体待ち3日+私の仕事1日を足して、計4日待ってください!」
画像ディレクターは、自分の言い分を述べた。
「撮影さえしたらすぐに画像が作れるわけではないですよ。
何10分もデジカメで撮影した動画の中から、いいのを選択してスクショする作業が結構大変です。
あと、背景をピンクに塗るのに時間かかるんですよ!」
画像ディレクターはこうも言った。
「大体、我々、この仕事だけをしているんじゃないですよ!
無理ですよ」
社長は
「それは全員、同じだろうが!お前だけじゃない!
泣き言を言うな!」
と一喝したあと、何かを少し考えてから言った。
「そう言えば、おまえ、昔”エロ絵”を描いてたろう?
それは使えんのか?
たまに画像に”エロ絵”さえ使えれば、モデルの負担も減る」
「私は、自分の”エロ絵”がダメだったから、こっちやってるんじゃないすか?!」
と画像ディレクターは泣きそうになった。
(ダメなそれ一例・・・)

社長は画像ディレクターに少し同情しながらも言った。
「時間がかかるって?
そもそも背景をピンクに塗る必要はあるのか?
あれこそ無駄な作業じゃないのか?」
そこに、突然、危機管理担当者が割り込んで来た。
「背景をピンクに塗りつぶすことは必須です!
背景に家の家具や壁紙がうつるのはまずいです!!!
家族や、うちに来たことがある知り合いにエロブログのことが身バレてしまいます!
必ず、人物以外の部分はピンクに塗りつぶさないとダメです!」
危機管理担当者は加えて社長に言った。
「あと、社長、くれぐれも『強か●』や、『動物』系と『幼少』モノはダメですからね!
一発アウトですからね!!
社長からも文章担当者に注意してくださいよ!
あの人、すぐそういうの書こうとするから!」
社長が頷くと、そこに文章担当者が、フラッとやってきた。
「コンプライアンスなんか気にしてて面白い話が書けるかよっ!!」
危機管理担当者が何か言おうとしたが、無視して文章担当者は社長に向かって言った。
「ねえねえ社長!
私、今、すっごくJKの話が書きたい気分が盛りあがっているんですよう!
だから制服の画像がたっくさん欲しいです。
上が白いセーラー服でも、白いブラウスに紺のブレザーでも!」
文章担当者はそう言った。
しかし社長は言った。
「だめだ!制服はダメだ。
今の表紙のページのカラーのバランスが悪い!
ここで赤っぽい画像が欲しい!
赤にふさわしい文を書け。
もしくは超エロイ、どすけべ写真にふさわしい話を書け!」
「えー今、自分、そういう気分じゃなくって、真っ白な感じの話を書きたい気分なんすけど」
と文章担当者が言うと、社長は
「だめだ!
あと、GWはいつものペースより3話多く記事を出すぞ。」
と言った。
「無理ですう!
そんなに!
無理に急いでたくさん書くと内容が薄くなりまあす!」
と文章担当者が言うと、社長は
「生意気言うな!
ゆっくり書いてもいつも薄い文章だろうが!
何のための連休だ!
必死で書け!」
と言った。
「えええ?!
GWは取材も兼ねて遊びに行って、英気を養おうと思ったのにい!」
「ダメだ!
お前、遊びに行くと酒飲むだろう!
そんなときは全く書けなくなるだろうが!
連休は、大人しく机に向かってろ!」
「ええ??ちゃんと遊ぶときには遊ばないといい物が書けないわよう!」
文章担当者と社長は言い合いをした。
そこに総務担当者が来た。
「そうですよ。
みなさん、きちんとお休みを取らないとダメですよ」
社長は総務担当者の方に向き直って言った。
「なんだ!!お前はパソコンの容量残りを画像ディレクターに注意したろう?
容量なんて気にするな!
PCは自由に使わせてやれ!
この一番の役立たず!!」
総務担当者の顔色が変わった。
「役立たずですって?
文章担当者が最高に気分よく仕事ができるように、お掃除したり環境を整えたりしているのは私ですよ
モデルのためにも筋肉、脂肪、カルシウム、ビタミンをバランスよく摂取するために、色々考えてご飯を作っているのも自分ですよ。」
総務担当者は続けて言った。
「じゃあ社長!新しいPC買ってください!
USBメモリー部分も壊れたしCDロムも使えないパソコンでなくて!!」

みんなイライラしていた。
3月のある日に、グーグルの検索のアルゴリズムが変わって、突然、読者数が激減してから、もう、はや2か月近くだった。
みんな混乱していた。
文章担当者は言った。
「社長がエロのネットにこだわるからこんなことになるんです。
もしもネットを続けるなら、私は政治の話とか、食べ物の話とかを書きたいと思ってます。」
社長は叫んだ。
「だめだあ!!
ここではエロ以外、書くことは許さん!
一回、始めたことで撤退するわけにはいかんのだあ!
負けるわけにはいかんのだああ!!」
危機管理担当者は何か考え込んでいた。
総務担当は頭を抱えて首を振っていた。
向こうでは画像ディレクターが泣いているのをいつも
文章担当者は思いついたように言った。
「社長、おもしろい!
今のみなさんの混乱の感じはおもしろい!
それについての文章を今日は書きたいです」
「だめだ!おまえ、またエロくない記事を書こうとしているだろう?
だめだ!だめだ!
エロブログと名乗っている以上、エロを書かないと、評価されない!!!
グーグル、グーグル気にするな!
こんな低いエロクオリティながら、”エログちゃんねる”さんに載せてもらっている恩義を忘れたのかあ?!」
と社長は怒鳴った。
文章担当者は心の中で思った。
へーん。書いたろ。
今日はエロイ記事書くのやめたろ!
このみんなの混乱を書いてやろ。
・・・以上、ある日のこのエログの管理人である、私のたった一人の心の中での葛藤でした。
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