居酒屋で一人で飲んでたお姉さんに誘われたら

新しいサギは多いけど古典的サギに引っかかる


赤とかピンクとか花とかの変なマイクロビキニで胡坐で座っている
新元号が決まった途端に、もうそれにまつわる詐欺が発生している。

大手通信会社の名を騙って、”新元号お祝いでキャッシュバックキャンペーン”と銘打ったメールが送られてくる”ワンクリック詐欺”が出回ったり、銀行を装い、『元号変更に伴い、キャッシュカードも変更になります』などと言って、高齢者からカードを取り上げようとするサギが出たり。

全く、すごい。
”詐欺界”は、何かにつけて、次々に新しいサギ作戦を考えつく。

離れて暮らす吾郎の母も、去年、オレオレ詐欺からの電話を受けた。

「もしもし、俺だけど」
「吾郎?」
「うん吾郎だよ。
車で事故っちゃって、今、すぐに示談金が必要なんだ。
母さん!100万円、貸してもらえないか?」
「え?誰が、事故ったって?」
「俺だよ」

「は?
ナニ言ってんの?
あんた運転免許持ってないでしょう?」

そう、吾郎は珍しく運転免許を持っていない人であり、排気ガス反対の考えで個人で車に乗らない主義者だった。
都内に住んでいると、自分で運転しないでも特に不便なこともなかったし。

「それに、あんた、あたしのこと母さんなんて呼んだことないじゃない。
いつも今だに”ママ”じゃないのよ?」

ということで、母は詐欺に引っかからないですんだんだけど。

しかし、息子が車に乗らないことと、いい年して今だに、母親を『ママ』と呼んでいることが詐欺グループにバレたのはマズイのではないか?

一種のアポ電サギか?
いや、それは違うと思うけど。

吾郎の友達のK君は、数年前にスケベ動画の詐欺にあったことがあると言っていた。
今みたいにネットのアダルト詐欺のことがそれほど皆に周知されていない頃だった。

「ネットで見たエロ動画について、10万円請求されてさあ。
詐欺だとは思ったんだけど、会社とか家族にバレたら恥だから、支払っちゃった」
とK君は言っていた。
「あれは無視すればいいということは、今はみんなが知っているけどさあ」

吾郎の会社での同僚の怜は最近、グーグル詐欺にあったと言った。

家でネットを見ていると、突然に画面が切り替わったそうだ。

「おめでとうございます!グーグルをご使用いただいているあなた、当選しました!」
という文字が出て、ネットは『グーグルの創業者は誰?』などのクイズなどに答えさせようとしてきた。

怜は自分もグーグルのメールなどを使っているし、利用者へのアンケートか何かと思い、最初はクイズをやろうと思ったのだが、めんどくさいのでやめた。

後日、ネット情報で、これはグーグルをかたった詐欺だと言うことがわかった。
そのままクイズに回答してゆくと、やがて名前やクレジットカードの番号などを入力する画面になるそうだ。

「ふーん。色々あるんだね」
「ね、まさかグーグルをかたるとはね」

「怜ちゃん、めんどくさがり屋で助かったね」
と吾郎が言うと、怜は笑いながら、
「やだあ!
クレジットカードの画面まで進んでいたら、絶対に私は怪しいと気づいてたわよう!
私、絶対にそういうの引っかからないから!」
と言った。

怜は吾郎が狙っている女性だった。
怜は吾郎に仲よくしてくれるが、しかし、今後、恋愛対象として発展できそうなのかそうでないのかが、いまいちわからなかった。

明日金曜日、会社帰りに一緒にご飯を食べる約束だったので、そこで思い切って休日のデートにも誘うつもりだった。
怜が見たいと言っていた映画にでも誘おうと思っていた。

しかし、そのとき怜が言った。

「あ、そうだ、ごめん。
吾郎君、私、明日のご飯の約束ダメになっちゃったんだあ。
ごめん、急用ができて。
今からお店、キャンセルできる?」

吾郎はガッカリした。


吾郎は、金曜日の夜はヤケクソになって独りで家の近所の居酒屋で酒を飲んだ。

ここではよく晩御飯を食べるのだが、その日はヤケになってたくさんお酒を飲んだ。

そのとき、目の前の席にやはり独りでお酒を飲んでいる女性に気づいた。

とても可愛らしい色っぽい女性だった。

「お、可愛いな」

その女性は時々、チラチラと吾郎を見る。
目が何度も合ってしまった。

「独りで飲んでいるから手持無沙汰なのかな?」
と吾郎は思った。

しかし4回目に目が合ったときにすでに酔っていた吾郎は思いついた。
「声をかけてみよう!」

怜にドタキャンされて心は荒んでいた。

「おひとりですか?一緒に飲みませんか?」
吾郎が声をかけると、女性は恥ずかしそうに微笑んでうなづいた。

その顔がまた、とっても色っぽかった。
「一人で寂しかったんです。お話相手が出来てうれしいわ」

女性とお酒を飲みながら、話がはずんでいるうちに、何かイケそうな気がしてきた。

そして、1時間ほどすると、
「場所変えませんか?私の家、そばなんです」
と女性は言うじゃあ、あありませんか。

やった!
セックスできる!
吾郎はそう思った。

しかし、女性のマンションの部屋にたどり着いて、5分後だった。

ガチャガチャッ!

玄関のドアが急に開いた。

え?さっき、鍵しめなかったけ?
泥棒?強盗?

と吾郎が緊張した瞬間、部屋にガタイのいい男がズカズカ入って来た。

ひええっ!

女性は立ち上がった。

「お帰りなさい・・・あの、今、お友達とお酒飲んでたの」
女性はガタイのいい男に向かってそんな言葉をかけた。

あ?お知り合い?ってか同棲?

男はすごい勢いで、吾郎に近づいてきた。
そして恐ろしい声で言った。
「人の女に何する気だ?!おまえは?!」

「な、な、何も」
吾郎は震えながらそう言った。

彼氏さんがいらっしゃるなんて知りませんでしたとか、
女性の方からおうちに誘われたですとか、
変なことはするつもりはございませんでした、ただのお友達ですとか、
吾郎が一生懸命言い訳してもダメだった。

「ふざけんな!!てめえ!人の女にスケベなことするつもりだったろう?」
それは本当だ。

男は怒り狂って吾郎をどなりつけてくる。
今にも殴られそうだった。

結局、示談?ということで、持っていた2万円を支払うだけで許してもらえたが・・・。

女の部屋を出るときに吾郎は思った。

何だよ、古来からある伝統(?)の詐欺、『美人局(つつもたせ)』に引っかかったのかよっ?俺は?!


赤とかピンクとか緑の変なマイクロビキニの水着で立っている

精神的に非常にグッタリして、月曜日に吾郎が会社に行くと、怜が近づいてきた。

朝早くて他の人はまだ誰もいなかった。

「ごめんね。金曜日は約束破っちゃって」
「い、いや別に。
気にしないで」

吾郎が自分の席に着こうとすると、その背中に向かって怜は言った。
「ね。代わりに今度、お休みの日に映画でも行かない?
私、見たい映画があるの。
私が驕るからつきあって」


こうして、怜と吾郎は付き合うようになった。

初めてのエッチは怜の部屋だった。

怜は普段はいつもカラコンをしていたようだ。
お風呂に入ったあと、それを取ったみたいで、部屋での怜の目はいつもと違った。

顔が変わった。
マスカラ?エクステ?そんなのも取ったようで怜の目が小さくなっていた。

随分、昼間見るときとの顔の印象が変わっていた。

こ、これは、い、一種の詐欺では?

・・・とは吾郎は思わなかった。

吾郎は別に黒目の大きさで怜を好きだったわけじゃないし。
いいよいいよ。
いつも綺麗になろうと頑張ってたんだね?エライね、可愛いねと吾郎は思った。

吾郎は怜の小さな胸を触った。

怜の胸が小さいのは知ってた。

怜の小さな胸は敏感だった。

手の平に充分収まってしまう、その乳房の真ん中の小さな乳首はもう硬くなっていた。

そこを撫でると怜は小さな声で
「ア・・・あ・・・」
と言った。

吾郎は怜の小さな胸を触り、乳首を口に含んだ。
それを口の中で転がすと、怜の身体がビクビクっと震えた。

その後、吾郎はしなやかな怜の下腹部をくだっていった。

吾郎が怜の脚を開こうとすると、怜が少しだけ恥ずかしがって脚に力を入れて抵抗した。

「開いてごらん」
そう言って、吾郎は怜の脚を開いた。

「恥ずかしい」
吾郎に従いながらも怜が目をギュッと硬く閉じた。

吾郎は怜の薄茶色の毛で覆われたそこをもっと開いていった。

毛には、もう怜の出した愛液がからみついているようで、ヌメヌメ、テカテカとと水分が光を放っていた。

吾郎は毛の中からピンクの突起を探し出した。

怜のピンクの小さな突起部分ももう勃起していた。

吾郎が口をつけると、怜はビクン!と大きく身体を動かした。

そして吾郎が自分の舌先でペロペロとそこを悪戯すると、
「あ・・アン・・・アン・・・ああん」
と怜は身体をよじって声を上げた。

怜がたくさん声を出した後、吾郎は身体を起こした。

そして自分の勃起したものを怜の真ん中の穴の中に入れていった。

「ううん!」
ズブズブと吾郎が入ると、怜の穴は吾郎のモノにからみつくようにしめつけてきた。

吾郎は怜の暖かいヌルヌルの穴に締め付けられながら、腰を動かした。

怜は身体をガクンガクンとさせながら、吾郎に動かされた。
目はギュッと閉じられていたが、口は半開きで、声がしきりともれていた。

吾郎が怜の穴の中で出し入れ出し入れすると、やがて穴はギュッとひときわ強く、吾郎をしめつけてきた。

怜は絶頂に登りつめつつあった。

吾郎は更に激しく、怜の中でピストン運動をした。

そして
「あ!ん〜んんん!」
と言いながら、怜の下半身が痙攣しだした。

その様に興奮した吾郎は更に怜の中での動きを速めた。

怜の中で吾郎は激しく動いた。

そして吾郎は怜の中に放出した。


******
翌朝、吾郎が目を覚ますと、隣で怜が可愛らしい顔で寝ていた。
安心しきった顔で吾郎の隣でスヤスヤ眠っている。

ふふ。
幸せだな~。

吾郎は本当はすぐにでも怜を起こしてもう一回セックスがしたかったけど、幸せそうに寝ているから、もう少し寝かせて置いてあげようと思った。

吾郎は静かにベッドから起き出した。
そしてトイレに行ったあと、キッチンに向かった。

「勝手にキッチンに入って悪いけど、すんごく喉が渇いてたまらない。
水でも飲ませてもらおう」

キッチンの水道の脇には、おしゃれな調味料入れがたくさん並んでいたが、コップが見つからなかった。

「申し訳ない。コップ借りるよ」
吾郎は、そばにあった食器棚を開けた。

食器棚にはガラスのコップがあったが、その横に、なんかよくわからない箱と瓶がたくさん並んでいた。

「これも何かシャレオツな調味料なのかな~?」
コップで水道水を飲みながら、吾郎がその箱の一つを手に取った。

大きな箱だったけど、軽かった。
もう使い切りつつあってカラに近いんじゃないか。

そして吾郎は、箱の裏側の説明書きを何気なく見た。

「豊かな胸になるサプリメント・・・え?」

そこに目を覚ました怜が飛び込んできた。

「きゃああ!いやああ!見ないでえ!」
怜は吾郎から箱を奪い取ると、他の瓶たちも両手で抱え込んだ。

「み、見た?」
と怜は言った。

吾郎はうなづいた。

怜は、テヘペロというような表情をして照れくさそうに笑った。
「実は私、胸が大きくなるっていう薬を飲んでいるの。
すごい効果あるんですって。
でも、やだあ!見られちゃったあ。
恥ずかしいわ」

そうやっていたずらっ子の悪戯がバレタときみたいに笑う顔はとっても可愛かったが、薬を抱えた怜の胸は昨晩も見た通り、まっ平だった。

すごい?効果?

どこらへんが?

いや、怜ちゃん、あんたも立派に詐欺に騙されてるやん!

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