モテない男が、若い女のコとタダマンをしようとすると・・・

メンヘラなのか、すごい商売人なのかよくわからんが


白いフワフワの下着でしゃがんでいる写真
木村は、ネットの出会い系で知り合った女の子と会うことになった。

写真を見るとまあまあ可愛い子で、エッチっぽい誘い文句が書いてあった。

多分、お小遣い目的なのかなあ?とは思ったが、ま、そこはいい。
値段交渉はしてみる。

実際に会ってみると、写真に偽りはなかった。
そこそこ可愛かった。

何より、身体がエロそうでいい。
ポチャポチャした胸と尻。

木村は女の子を車に乗せた。
おしゃべりは楽しかった。
何だか、気が合いそうだ。

ご飯食べて、いよいよ、何となく、そんな話になった。

「●万円・・・」

●万円くれれば、エッチしてもよいということらしい。

木村は値切った。
「ごめん。ホテル代払うと、そんなに今、持ってないや。」

持ってないなら銀行でおろすなりすればいい。
・・・とは女の子は言わなかった。

「じゃあ・・・」
少し安くしてくれた。

木村と女の子はラブホに行った。

******

若い女の子の身体を木村は悪戯しまくった。

おっぱいを揉み、乳首やクリトリスを弄りまくり、女の子の反応を楽しんだ。

木村が身体を悪戯するたびに、女の子は声をあげて、なまめかしく身体をくねらせた。

女の子に自分のアソコも咥えてもらった。

木村は女の子の口に自分のモノをつっこみ、舐めまわしてもらった。

女の子は可愛い顔をしかめ、頭を上下に動かし、木村のモノをジュプジュプすすった。

そのあと、木村は女の子のお股の間の穴に自分のモノを突っ込んだ。

木村が腰を動かすと、女の子はアンアン言った。

やがて木村は、コンドーム越しに女の子の中に出した。

******

セックスの後、打ち解けて、二人はもっとお互いの話をした。

彼女は渚ちゃんといった。

今、専門学校に通っているらしい。

木村も自分の話をした。

既婚者であること。
サラリーマンであること。

二人は、また会う約束をした。

セックスはよかった。

二度目に会ったときも、セックスの前にも後にもたくさんおしゃべりをした。

渚ちゃんは学校の話や、木村は仕事の話、他に時事ネタなど話した。

渚ちゃんは木村の名刺が欲しいと言った。

木村は迷ったが名刺を渡した。

渚ちゃんは驚いた。
「すごいいいところにお勤めなのね!」

なんだか、木村は尊敬されたようだった。

三回目もたくさんエッチをした。

女の子が何でもさせてくれるようになったのもよかった。

三回めには、女の子は中出しもさせてくれた。

そして三回目までは、木村は渚ちゃんにお金を払ってセックスをしていたが、四回目か五回目かいつの間にかお金のやり取りはなくなった。
木村が渚ちゃんのことを恋人のように扱うとお金を請求されなくなった。

二人は友達のようにたくさん話をし、愛の言葉をささやきあい、身体をむさぼりあった。

すっかり恋人のような二人だった。

渚ちゃんは木村の妻に対して、焼きもちを焼くようになったので、そのころ、木村は妻の悪口なども話すようになってしまった。

妻とは何年もセックスレスだとか、妻には冷たい目にあっているというようなことを渚ちゃんに言うようになった。

渚ちゃんは木村を大好きだと言った。

木村は、人生あまりもてたことがないので、自分を好き好き言ってくれる渚ちゃんに溺れた。

あと、渚ちゃんのエッチな身体にももちろん溺れた。

一時、深入りしてしまった。

しかし、そろそろ、嫁が自分の動向を怪しみだしたので、潮時かなと思った。

渚ちゃんの身体にもそろそろ飽きてきていた。

木村は渚ちゃんに別れを切り出した。

そうしたら、どうしたことだ!!

優しかった渚ちゃんが恐ろしい女に変わった。

*****
渚ちゃんの豹変。

渚ちゃんは木村の『別れ』を一度は受け入れたのだが、数日後にメールや電話を繰り返すようになった。

「もう一度あなたとやり直したい」

「私を好きって言ったのはウソだったの?」

「奥さんとは離婚するって言ったじゃん?」

「また木村さんとエッチしたい」

「実は今、妊娠しているかもしれない」

などの渚ちゃんの脅しや押しのメールに負けて、木村はその後も何回か会って渚ちゃんを抱いた。

でも木村の妻はもう浮気に気づき始めている。
何より、渚ちゃんが怖い。

少しずつ渚ちゃんからフェイドアウトを試みた木村だった。

冷たくしたり、メールに返信しなかったり、木村は渚ちゃんからフェイドアウトしようとした。

でも渚ちゃんは木村にしつこくつきまとってきた。

「木村さんと結婚できないなら私死ぬかも?」
「奥さんに会って話に行く」
「今までのセックス代を支払え」 
「あなたの家庭をぶち壊す」
などと言って。

急に渚ちゃんを突き放したら、何かされそうで怖いと木村は思った。

完全に渚ちゃんに支配された木村だった。

*****

まさかこんなことになるとは思わなかった。
大変なことになった。

「姉さん!恥を忍んで相談する!助けて!」

木村は姉である、エロ女経営者に電話をした。

木村の姉のエロ女経営者は、比較的安定したセクキャバ店を経営するかたわら、よく変なエロ商売を思いついては失敗を繰り返していた。

姉なら、こういうことに詳しいんじゃないか?木村はそう思った。

しかし、エロ女経営者は弟の顔を見ると怒鳴った。

このバカ!!

そして女経営者は言った。
「私がこういうことに詳しいですって?
いえ、私がやっていることは、あなたのやっていることの真反対よ!!」

木村はびびって、姉を見つめた。

女経営者の説教は続いた。
「私はきちんとお客様からお金をいただいて、お客には何の後ろめたさもなく楽しい思いをしてもらう。
女の子は、技を磨き、接客業を修練し、プロとして仕事をし、その対価として、何の心配もなくお金を手に入れているのよ!
あんた、モテないくせに!
ただでさえモテない男が、素人売春まがいさんと無料でエッチしようとするからそういうことになるのよ!!」

語気を荒げて、女経営者は弟を罵倒した。
「自分の弟がこんなアホだなんて、悲しいわよっ!!」

木村は俯いて、涙目になった。

女経営者は、フーッと溜息をついた。
そして静かに言った。

「ま。
ありがちなことじゃないの?」

木村は顔を上げて、女経営者の目をじっと見た。

「不倫あるある。
①最初は、中年男性と遊びだったつもりの若いメンヘラ気質の女の子が不倫にはまってゆく。
②中年男が若い女の子を繋ぎとめるために妻との離婚をほのめかす
③男が女の子の身体に飽きた頃、逆に女の子は完全にメンヘラ化している」

女経営者がそう言うのを木村は黙ってきいていた。

「困ったわねえ」

少し考えて、女経営者は言った。

「もうここはポンと手切れ金をはずんで別れなさい。私も少し出してあげるから。
変に抵抗をしない方がいいわ」

そして、女経営者は弟に謝罪文を書かせた。

『渚ちゃんをかわいそう目に合わせて申し訳ないと思っています。
離婚する気もないのに、もしも、渚ちゃんにそんな風に思わせたのであれば本当に申し訳ありません。』

など、書かせた。

女経営者は謝罪文とお金を持って、渚ちゃんに会いに行った。

弟はもう渚ちゃんに会せないほうがいいと思った。

会ったらメンヘラちゃんがいつまでも男に執着してしまうと思った。

女経営者には考えがあった。

弟の妻でもない、弁護士でもない、姉なんかが話をつけになんてきたら、渚ちゃんずっこけるんじゃないか?

自分の執着している男の情けなさや、トホホさ加減に目が冷めるんじゃないか?

女経営者は渚ちゃんに話した。

「もてない弟が、ついつい可愛い魅力的な渚ちゃんにのぼせ上がってしまったのは、しょうがないのです。
本当に申し訳ないのですが、こんな素敵な若い渚ちゃんが目の前に出現したら、大抵の男はおかしくなりますって!
ソコは自覚してほしい!」

女経営者は続けた。
「弟は、あなたの魅力の前に、今、自分が責任を持って一緒に暮らしていかなければいけない”妻”という存在を忘れてしまったのですね。
しかしですね。
彼が妻に対するその責任を放棄することは無理です。
それは社会的にも、私たち身内も許すことができないのです!
あなたがどんなに素敵な女性であっても、弟が今あなたに未練があったとしても、そこは無理なんです!!
許されないのです!!」

女経営者は、結構、うまいことを言ったと自分では思った。

女経営者は女ごころを自分はわかっていると思っていた。
渚ちゃんを持ち上げつつ、女のプライドを傷つけないように言った。

女経営者は
「弟はあなたを愛していない」
「これ以上、あなたが何をしても弟は戻らない」
「既婚者と知って男とつきあったことは、本来、あなたの方が妻からうったえられることですよ」
「あなたは、前を向いて自分を幸せにしてくれる別の男を探してください。」
とか、そういう本当は自分が言いたいことは我慢して、渚ちゃんに決して言わなかった。

そういうことを言ったら、女性がどんなに怒り狂うかわかるからだった。

しかし最初は女経営者の話を静かにきいていた渚ちゃんだったが、途中でブツブツ言いだした。

「何で本人が来ないのよ?
本人がちゃんと一言だけでいいから私に謝ってくれたら、全て水に流すつもりだったのに。
お姉さんなんかにお金を持って来させて、バカにしているの?」

渚ちゃんの握りしめた手が怒りでブルブル震えているのがわかった。

しまったわ!
メンヘラ女性の女心をよくわかっていないのは私だったみたいだわ!と女経営者は気づいた。

エロ女経営者はあせった。

どうしようかと思った。

あせりすぎて、テンパってしまって、エロ女経営者はとんでもないことを口にしてしまった。
白いレオタードでしゃがんで座っている
「弟が来ない理由は、あのその・・あのその・・
あ!!弟は死にました!

それを口にしてから、女経営者は自分こそが死にたくなった。

私の馬鹿!アホ!
もう私ったらアドリブに弱いんだから!

女経営者の一瞬の思考の動きはこうだった。

メンヘラ渚ちゃんは、今日、弟が会いに来なかったことを怒っているとやっと気づいた!!
渚ちゃんはそのことで怒り倍増らしい。

今日、弟が来ないことについて、女経営者が、どんな理屈を述べても最早、ダメだと思った。

じゃ、弟は死んだとにしよう!!!と女経営者は子供みたいなことを思った。

それが口から出てしまった。

我ながら、バカすぎる!
あの弟にして、この姉ありね~。

渚ちゃんは怒鳴った。
「私を馬鹿にするのもたいがいにしなさいよ!!」

こ、こ、こわいよう〜!!

しかし、渚ちゃんはわらいだした。

「はははは!」

渚ちゃんは泣きながら笑った。

渚ちゃんは笑いながら立ち上がった。

そして、机の上に女経営者が置いたお金の封筒を掴んだ。

そして自分の鞄を持ち、コートを手にとった。

渚ちゃんは去ろうとしているのか。

あ!意外によかったかも!!
と女経営者は思った。

私の発言があまりにバカ過ぎな感じで、渚ちゃんはあきらめてくれたのかも?
も~、アホらしくなってこいつらと付き合うのはやめようと思ってくれたかも?

「とりあえず、今日は帰ります」
渚ちゃんは帰って行った。


しかし、大変なことになった。

次の日、ネットの『素人エロ画像』を集めたエッチなサイトに、木村と渚ちゃんがあきらかにセックスをしているような画像が流れた。

渚ちゃんのリベンジポルノだった。

大変なことになった。

木村の奥さんは家を出て行った。

しかし、ここまでされたら、木村はリベンジポルノの被害者だ。

ここまでされたら、こっちが渚ちゃんを刑事事件で訴えられる!!チャンスだ!!と、エロ女経営者は思った。

木村は『若い女の子を弄ぶ中年』から『リベンジポルノの被害者』になったのだ。

被害者である木村は会社をクビになることはなかった。

しかし、会社の人や得意先様の自分に接してくる皆の態度がおかしくなったので、木村はそれに耐えられなくなった。

木村は会社に異動願いを出した。

女経営者が、渚ちゃんを刑事事件で訴えようと言っても木村はうんと言わなかった。

そんなことしたら、永久に渚ちゃんの僕に対する執着が止まらないような気がすると、弟、木村は言った。

だって、渚ちゃんはまだまだ、木村にしつこくメールや電話をしてきていた。

毎日、毎日、無言メールと無言電話が激しかった。

しかし、会社のみんなの軽蔑の目に耐えられなくなり、木村が有名大企業から異動し、そこのグループ会社の小さな、世間的には全く無名の会社で働きだしたころ。

あれ?

渚ちゃんからの木村へのメールも電話もパタッとなくなった。

渚ちゃんの掲載した大元のリベンジセックスシーン画像も削除された。

他の人によって、渚ちゃんのネットのリベンジポルノ画像は少しは拡散されたが、毎日新着のあふれるネットの素人エロ画像界わいである。

木村と渚ちゃんのセックス画像は、じきに数多くある素人エロ画像の中に埋もれていった。

コピって熱心に拡散していた人がいたら別だが、誰も無名会社の無名の木村のエロ画像には興味なかったみたいだ。

渚ちゃんのリベンジポルノ画像はネット上から消えていった。

渚ちゃんから木村への接触も全くなくなった。

「大企業をやめたあなたには渚ちゃんは興味ないみたいね。
あなた自身に執着していたわけではなかったみたいね。
よかったじゃないのよ」
とエロ女経営者は弟に言った。

「はは」
「ふふ」

姉と弟は乾いた笑いをかわした。


やっと木村を許してくれた木村の嫁も明日は家に帰って来てくれるという。

木村は少し安心した。

しかし、このエログの作者がそんなことで終わらせてくれるのだろうか?

よく怖い映画とかであるパターンのやつじゃないか?

映画で、敵が全滅してよかったと思って安心していると、映画のラストシーンでまだ敵が生きていることがわかってしまうというパターン。

もしかして、安心した木村が家に帰ると渚ちゃんがいるんじゃないか?

「お帰り〜」
とか言って、渚ちゃんが出てくるのではないか。

そういうヤツじゃないのか?

弟は姉であるエロ女経営者に頼み込んだ。

いやな予感がするので、今日、一緒に、家に帰ってくれ!と。

「何でよ?」
と女経営者は言った。

「怖いんだよ!まだ終わってないような気がする!」

女経営者は弟に付き添い、弟の家に帰り、二人はこわごわ玄関の鍵を開けた。

しーん。

誰もいなかった。

姉、弟は家に上がり、あちこちの部屋を点検した。

部屋は何ともなっていなかったし、誰も潜んでいなかった。

ふ~。

「ありがとう、姉ちゃん」
「うん」

女経営者は弟の家を後にした。

しばらく平和な日々が続いた。

しかし、それから約2か月後だった。

エロ女経営者の会社のホームページにメールが来た。

渚ちゃんからだった。

それを開くと、何と、渚ちゃんが男性と熱烈にキスをしている写真が載っていた。

写真が小さくて、渚ちゃんが誰とキスしているかわからない?

よく見えないが、渚ちゃんがキスしている男は、弟、木村ではないことは確かなようなので、女経営者は安心した。

渚ちゃんからのメールにはツイッターのアカウントも書いてあった。

女経営者はそこをクリックし、渚ちゃんのツイッターにたどり着いた。

そこには渚ちゃんが男とキスしている大きな写真があった。

男の顔もよくわかった。

それはよく知っている人だった。

木村と女経営者の父親だった。

父はもう60を超えている。

もー、男っていう生き物の馬鹿さ加減は、もー知らんがなと女経営者は思った。

しかし、もしかして、メンヘラ渚ちゃんのターゲットが、今や女経営者になってるのか?との考えが少し頭をよぎった。


---終わり------

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