新婚初夜にセックスを中断された?〜シャンシャン独り立ち ボクも一人勃ち〜
新婚夫はマザコンだった

日本人の友達のエミコが、私の住む国に来るときいた。
私の国がどこの国かは内緒だ。
いや、ホントは内緒っていうわけじゃない。どこの国か設定すると、街並みの状況とか背景の描写とかを描くのがめんどいから、設定しないでくれって、このブログの作者が言うもので・・・。
や、とにかく、どこかの日本以外の外国だと思ってください。
すいません。余計なことで話ずれましたが、そう、私が学生時代に留学していた日本でできた大事な友達のエミコが、私の国にやってくるのだ。
新婚旅行だ。
私とエミコは会う約束をした。
エミコとは昔はよく遊んだが、社会人になってからは全然。
実際に顔を合わせるのは何年ぶりだろうか。
私はエミコと会うために、都合をつけて、半日仕事を休むことにした。
私は、エミコ夫妻の宿泊しているホテルに車を運転して迎えに行った。
ホテルロビーのソファーに座るエミコを見つけた。
エミコは私を見ると飛び上がるように立ち上がり、嬉しそうな顔で駆け寄ってきた。
わあ!エミコ、綺麗になった。なんかアカ抜けたわあ。
でも、その可愛らしい笑顔は昔と全然変わっていない。
エミコの隣に座っていた男の人も立ち上がり、微笑んで私にお辞儀をした。
この前、写真を送ってもらっていたので、顔は知っている。
イケメンの旦那さんだ。
しかし、二人の向かいに座っていた中年?初老?の日本人の女性も立ち上がって私に微笑みかけてきた。
んん?
こちらは?
どなた?
「主人のお母さんです」
エミコは頬を染めて、その女性のことを私に紹介した。
多分、エミコにとって、初めて使う”主人”というフレーズだろう。
なんだか、ぎこちなくも嬉しそうな恥ずかしそうな幸せなセリフだった。
・・・って・・・・違うよ!
そこじゃないよっ!
そこじゃないよ!
なぜ、新婚旅行に旦那のお母さんが??
「どうしても行きたいって言うから、母も連れてきちゃいました」
と旦那君は私に言った。
私は目が点・・・。
変わってるう!
新婚旅行に親がついて来るって。
とにかく、私は3人の日本人を車に乗せて、おすすめのレストランに連れて行った。
席は予約していなかったので、急きょ4人でも大丈夫だったが。
レストランで旦那さんのお母さまが化粧室に行っているときに旦那さんは私に言った。
「親を新婚旅行に連れてくるなんて、変だとお思いになったでしょう?」
「い、いえ・・・」
私は曖昧にぎこちなく笑った。
「お義母さん、ずっと前からこの国に来てみたかったんですって。
でも一緒に行く友達もいないし。
じゃ、私たちとついでに行っちゃうかって。
お義母さんも私達も、仕事が忙しくって、この先、一緒に旅行するなんていつになるかわからないし。
ちょうどいい機会だから、3人に行っちゃおうって」
とエミコは説明した。
「ふ、ふうん。
ま、まあ、あなたは昔っから何でも合理的に考える人だったわよね」
と私は言った。
感心したような呆れたような。
私だったら新婚旅行に親が来るなんて死んでも嫌だけど、本人たちがいいんだから、いいか。
旦那さんのお父さんは、旦那さんが子供の頃にもう亡くなっていないということだ。
そうかあ、旦那さんは、お母さんの女手ひとつで育てられたのね。
だから、今回のこともお母さん孝行の意味もあるってわけね?
ま、エミコと旦那さんの付き合いも長かったみたいだし、国内旅行には何回も行ったことあるって言ってたし、今更、新婚旅行で二人きりにならなくってもいいのかもしれないわね?
食事のとき、エミコと旦那さんといろいろ楽しい話をした。
旦那さんのお仕事のこととか、日本の今のこととか、学生時代のエミコのエピソードとか・・・。
旦那さんのお母さんはニコニコ笑って、私たちの話をきいていた。
ここでは、お母さんは、でしゃばりじゃない、よさそうな人に見えた。
そのあと、私は観光地に3人を連れて行ってあげた。
そこから私は少しずつ、違和感を感じ始めた。
なにかと旦那がお母さんにかまうのだ。
「ほら!お母さん見てごらん!」
「お母さん、これ買ってあげようか?」
まだ、全然そんなに年じゃないのに、ちょっとした階段では、彼はお母さんの腰に手を回したり、手を繋いでエスコートしてた。
エミコはニコニコしてそれを見ていた。
これ新婚旅行なのか?
夜のお食事も私は3人とした。
当初の予定は遅めのランチと、観光地案内だけのつもりだった。
私が、あんまり新婚夫婦の邪魔をしちゃいけないと思ったからだ。
でも、どうせあちら様も3人だからいいのか。
私たち4人はその日のディナーも一緒に食べた。
夕食の席では、メニューについて、お母さまがアレコレ質問をして、旦那さんやエミコや私が説明した。
お母さんはだんだん、おしゃべりになっていた。
お母さんは楽しそうだった。
「あらためて結婚おめでとうございます」
と、食前酒で乾杯するとき、私は新婚夫婦とお母様に向かってグラスを差し出してそう言った。
すると旦那さんが
「あ、ついでと言ってはなんなんだけど、母は来月、誕生日なんですよ。
母さん、誕生日おめでとう!」
と言って、グラスをお母さまの方に向けた。
「それは、それは・・・。
お母さまもお誕生日おめでとうございます!」
と私もとりあえずそう言った。
お母様は満面の笑みになった。
エミコは顔がこわばらせながらも、笑ってグラスを高く持ち上げていた。

***************
(ここから少し、”私語り”ではなく、”第三者目線語り”になります。)
新婚夫婦のセックスシーン。
ホテルの大きなベッドの上で、新婚夫婦は見つめ合っていた。
新夫は、新妻をゆっくりとベッドに寝かせた。
身体を妻に密着させ、キスをした。
妻は両手を夫の背中に回した。
キスされながら、妻はぎゅっと夫の背中を抱きしめた。
これから一緒に長いこと連れ添っていく、愛おしい人。
そんなことを身体全身であらわすかのように新妻は夫を抱きしめた。
新しい夫も、いとおしそうに妻に口づけを繰り返した。
そして夫は妻の身体にそって、下の方に移動してゆく。
首筋にキスをし、次に乳房を優しく揉みながら乳首を吸った。
夫の舌や唇が、敏感な乳首を這うたびに、新妻は可愛らしく、身体をピクンピクンと震わせた。
新妻の顔は恥ずかしそうに歪んでいた。
夫が唇に力を込めて吸うと、新妻は身体を左右によじった。
あ・・・あ・・・あんん!
感じてしまっている声を押し殺す。声を我慢する分、新妻の身体は激しく動いてしまった。
そして夫は、新妻の柔らかくくねったお腹にも大事そうに口づけを繰り返したあと、いよいよ脚と脚の間に移って行った。
スベスベの両脚を広げると、そこの中間はもう濡れていた。
身体をくねらせて動き回ったからか、薄い陰毛の方にも新妻が股間から出す液体が流れて来てしまっているようだった。
陰毛の一部が水分で光っていた。
その毛をかき分け、ピンクの突起部分を夫は見つけた。
ピンク色のそこに夫は舌をつけた。
「うう!んんんっ!」
妻はまだ声を押し殺しながら、そんな唸り声を出しながら、ますます身体を動かす。
夫は脚を抑えつけ、妻の動きを止め、しばらくそこを舐めた。
「あ・・・ああ、ああん・・・入れてえ・・・」
妻は快感が苦しすぎて耐えられなくなった。
「入れてえ!」
ズボズボ、びちゅびちゅと夫は妻の中に入って行った。
暖かいヌルヌルの妻の穴の壁が、夫のモノに絡みつく。
夫は腰を動かした。
妻の穴の中を出たり入ったり動き、壁を擦る。
「あ!アッ!アッ!ああん!」
夫の動きに呼応し、妻は声をあげ、妻も自分の腰を動かし始めた。
夫の動きは次第に早くなっていった。
妻の脚が突っ張った。
妻の下半身の筋肉は、もう痙攣する寸前で、緊張しているようだった。
夫は妻の穴の中を擦り続ける。
「あ!アッ!ああ!」
妻は我慢できずに、大きな声を上げる。
妻は、今まさに絶頂を迎えそうだった。
そのときだった。
ルルルルルルッ!!!
ベッドの脇にあった部屋の電話が鳴った。
若い夫は少し上半身を起こし、腰の動きを止めた。
夫は電話を見つめた。
電話はまだ鳴っている。
夫は、妻の脚の間から、自分のモノをゆっくり引き抜いた。
妻は目を開け、夫を見つめた。
夫はフラフラと腕を伸ばして、電話の受話器を取った。
セックスシーン終了。
********************
エミコ夫婦(プラスお母さん)のこの国滞在の最後の日の朝、私にエミコから電話がかかってきた。
「今日帰るはずだったけど、私はもう一日、いることにしたわ。
もう一日、好きなように遊ぶ!
今日、つきあってくれない?
もう別れるわ!我慢できないわ!
やってられないわ!あの人とは!」
あれからも、旅行中、旦那はお母さんにべったりだったそうだ。
エミコは、もうイヤになったという。
成田離婚じゃなくって、”新婚旅行先離婚”かい?
話をきくと、なんと初日の夜中、お母さんから夫婦の部屋に電話がかかってきたという。
お母さんは
「慣れない外国のホテルで寝付けない。
怖いから来てほしい」
と旦那に言ったそうだ。
はああああ?!何だそりゃ〜?
そしてエミコを大きなベッドに残し、旦那はお母さんの部屋に行ってしまったという。
「もう別れることにしたわ!!あのマザコン野郎!!」
とエミコは言った。
*****
数か月後、私は日本に仕事で行ったときに、エミコ夫婦に会った。
今度は彼女たちが、日本食屋を予約していてくれて、私を連れていってくれた。
エミコ夫婦はまだ、婚姻生活を続けていた。
私はエミコからは、メールや電話できいていた。
本当は新婚旅行のあと、すぐにでも別れたかったそうだ。
しかし、大きな結婚式をして、みんなにご祝儀をもらい、会社もたくさん休んでしまい、今更、結婚やめましたとは、すぐには周囲には言えない雰囲気だったそうだ。
新婚早々、仮面夫婦をしているとエミコは言っていた。
しかし、全てを知っている私に対しては仮面夫婦をしなくともいいのに。
今でも夫婦揃って食事に連れていってくれるなんて、エミコもまだまだ婚姻を継続する気はあるんじゃないか?
それにその日の日本食屋には、もう彼のお母様は同席していなかったし。
夫婦の”未来”に見込みはあるんじゃないか?
エミコが化粧室に立ったときに、旦那さんは私に言った。
「僕は目が覚めました。
もう母親にはなるべく、僕たち夫婦の生活にかかわらないようにさせています」
「長い夫婦生活、これからですよ。
頑張ってください」
と私は言った。
いや、どうなるかはわからないけど。
あれから、エミコは、旦那との夜の生活はずうっと拒否し続けているときいたし。
夜、旦那がエミコの身体に手を伸ばし、体を触ってくるという。
エミコも一瞬、その気になりそうになるという。
旦那のアソコもビンビンになってくる。
しかし、そこでエミコは思い出してしまうそうだ。
そして夫を拒否してしまうそうだ。
「ごめん。トラウマになっちゃって。
セックスの途中でまた電話が鳴るんじゃないかと思うと、とても集中できないわ」
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