エロ占い師に”気”と”精液”を注入される不倫OL~前編~

あなたの心の隙間やら、股間の隙間に入り込む占い師


黒と白のメイド服でお尻を少し見せて立っている

それまで、マヤは占いの類というものを全く信じていなかったし、信じている人たちをバカにしていた。

友達が恋占いをネットで見ているのが不思議だったし、朝の情報番組では、”占いコーナー”のないものを選んで見ていた。

まあ、無料の占いをエンタメの一つとして楽しむのはまだいいが、例えば病気のことや家族のことなどで、深刻に悩んで本当に弱った人が占い師にだまされて、たくさんのお金を巻き上げられている話などをきくと、苦々しく思っていた。

食事中にその話をしたときに
「苦しみの中で、藁をもすがりたい人が藁をつかむのであればいいじゃないか?
もしも、占い師と話しをしてみて、それでその人が少しでも元気になるならさ、いいんじゃないの?」
とマヤの彼氏は言った。

「それより、今日、泊れることになったよ」
と彼氏は続けた。

そのあと、マヤは彼氏にホテルで抱かれた。

正常位でセックスをした後、マヤは四つん這いになった。

彼は後ろからマヤの中に入ってきた。

マヤの細い腰を持って、彼は腰を動かした。

「ああっ!ああっ!」

マヤは散々、出し入れされたあと、絶頂に達した。

「イクよ」
彼もそう言って、腰を高速で動かすとマヤの中に放出した。

そのあと、朝まで彼の腕に抱かれて、マヤは幸せに眠った。

今夜は嬉しかった。
彼とは3、4時間の短い逢瀬で帰らなければならないことの方が多かったからだ。
食事なしでセックスだけのときもあった。

そう、彼には家庭があったのだった。

マヤは悩んでいた。

彼は会社の自分の部署の隣の部の部長だった。
既婚者なのは最初から知ってた。

自分の上司にひどく叱られたときに、それを見ていた隣の部署の部長に優しく慰められ、誘われた。

そして、最初は遊びのつもりの1回だけのつもりだったのに、いつの間にか、二人のいけない関係は3か月も続いてしまっていた。

3か月で、マヤはすっかり彼にはまっていた。

彼のことをすっかり好きになってしまい、最近は時々、彼の正式な恋人になることを夢みてしまう自分がいた。

彼も好きだよと言ってくれる。
でもそれは、どの程度のものなのか?

彼の気持ちを試すために、あるときマヤは賭けに出た。

「もう、こういうことするのやめようかな?」

「どうしたの?」
彼は驚いてきいてきた。

「奥さんに悪いし」
とマヤは言った。

離婚してくれないなら、もう今後はセックスしないという意味だ。

彼はマヤをじっとっ見つめた。
そして言った。
「女房とはうまくいってないし、じきに別れるつもりなんだよ」
と彼は言った。

嘘でもいいと思った。
マヤはとりあえず、嬉しくなった。

彼との付き合いは続いた。

しかし、半年たっても、彼が離婚する気配はなかった。

マヤは悩み、苦しんだ。

離婚してほしい。
私とちゃんとした恋人同士になってほしい。

彼は奥さんとうまくいっていないといったじゃないか?
奥さんだって、彼と別れたがっているのかもしれない。

お子さんだっていないんだし、奥さんはキャリアウーマンだときく。別れたって問題なさそうだ。

いつも夜遅くに帰る彼と奥さんは、ゆっくりとした夫婦の時間だって取れていないはずだ。

彼はマヤとのお泊りを何回もしている。
休日にマヤと出かけることさえある。

奥さんだって、彼の浮気のことを既にに知っているんじゃないか?
奥さんだって、夫婦関係がもう壊れていることを知っているんじゃないか?

いや。いや。
そんなに都合のいいこと、楽観的に考えるのはやめよう。
マヤはそんな風にいつもいつもグルグル考えていた。

こんなこと、友達には相談できない。
今すぐに男と別れろ!と言われるに決まっている。

いや、もしくは、不倫をしていることを打ち明けただけで、友達に軽蔑されてしまって、去られてしまうかもしれない。

もちろん、親や兄弟に相談する類の話でもない。

でも一人で悩むのは辛かった。

どこかに気持ちを吐きだしたい。

眠れない夜にマヤは、一般の閲覧者が悩みに回答をしてくれるという、ネットの相談室に書き込んでみた。

あっという間に、10人くらいの人から回答がついた。

友達が言ってくれそうな内容の回答がほとんどだった。
他には
「その男と別れて、俺とセックスしようよ♡」
「僕、独身です。家庭持ちとは別れて、僕とセックスしましょう」
との回答が2件だけあった。

マヤはネットを閉じた。

青いベリーダンスの衣装で両手を上げている

そんなある日、マヤは会社の帰り道、駅に向かう途中にある雑居ビルの3階あたりに『占いルーム』という看板を見つけた。

『恋愛のお悩みでもお仕事のお悩みでもご相談ください』
そう書いてあった。

今まで気づかなかったけど、会社のそばにこんなものが?

マヤは思った。
誰かに自分の話をきいてもらいたい。
占い師でもかまわない。
私を楽にしてほしい。

マヤは雑居ビルに飛び込んだ。

3階の占いルームのドアは木目調で、小窓がついていた。

中をのぞくと、落ち着いた茶色でまとめられた感じの室内が見えた。

マヤはドアを開けた。

部屋には、衝立てとソファが置いてあった。

衝立ての向こうからは男女の話し声が聞こえていた。

その話し声が中断した。
「少々、お待ちを」
そう言う男の声がした。

衝立てから男がゆっくりと出てきた。

ニッコリ笑顔で出てきた、浅黒い40前後に見える男は、黒いカンフーっぽい服を着ていた。

背が高く、なかなか、いわゆる”イイ男”だった。

男はマヤに言った。
「そこにおかけになって10分ほどお待ちいただけますか?」

マヤはうなづき、4人掛けくらいの大きさのソファに座った。

小さなところだと思ったのに、4人も待つ人がいるってことは、結構、お客さんがいるのね?
そうマヤは思い、なんだか安心した。

衝立ての向こうの男女の声は何を言っているかまでは聞き取れないけど、しばらく続いた。
ときどき、女性の笑い声が聞こえた。

やがて、スーツ姿のアラサーくらいの女性がニコニコしながら出てきた。
衝立てに向かって
「ありがとうございましたあ!」
と元気に声をかけると、女性は部屋を出て行った。

少しすると、さっきの男性がまたマヤの方に出てきた。
「お待たせしました。どうぞこちらへ」

衝立の向こうにも、真ん中に小さな衝立があり、両側に小さなテーブルが一つずつあった。
”占い師二人体制”で営業することもあるのだろうか。
結構、繁盛してそうだ。

マヤは占い師にすすめられて、奥のテーブルについた。

マヤの生年月日、職業などをきいたあと、イケメン中年の占い師は
「それで、今日のご相談は?」
と柔和な顔で訊ねた。

マヤは、自分が現在不倫をしていること、自分は彼のことを大好きになってしまったことを話し、彼が妻と円満離婚して、自分だけの物になるかならないか占ってほしいと言った。

彼の生年月日と職業もきいたあと、黒い中国服のような恰好の占い師は、テーブルの端にあった水晶を手に取り、しばらく眺めていた。
水晶を見つめながら、占い師は
「見えてきません。
もう少し、詳しい彼の情報を・・・」
と言った。

マヤは彼が奥さんとうまくいっていないと言ったことや、自分と彼のおつきあいの状況を細部に渡って詳しく話した。

占い師は水晶をまた元の位置に戻すと、優しいが、困ったような顔でマヤの目を見つめた。

「水晶には、”彼は離婚はしない”と出ていますね。
あなたは彼とは離れたほうがいいと思います」

その言葉にマヤは驚きとともにガックリした。

占い師はもっと信じられない言葉を続けた。
「それどころじゃない。
彼は悪い”気”を持っています。
そういう人のそばにいると、あなたにも厄災がふりかかります」

マヤはキッとした顔をした。
そしてまくし立てた。

「そんな!そんな!そんな!インチキ言わないでよっ!!
何で、そんなことがわかるのよ!」

そして、マヤは、自分と彼の”なれそめ”や、自分がベッドで彼にかけられてきた甘い愛の言葉や、彼が言っていた奥さんの悪口などを次々とぶちまけて言った。
「彼は私にこんなことも言ってくれた!こんなことも言ってくれた!!
彼は奥さんのことを好きじゃない!彼の奥さんは悪妻!
彼は私のことが好き!
私の方が奥さんに勝っている!」

すると優しい顔をしていた占い師の顔がこわばった。

占い師はマヤの向かいの席から勢いよく立ち上がった。

そして、なんと今度は占い師が目を吊り上げて、まくしたてはじめた。

「目を覚ませ!!あなたはアホかっ?!
遊ばれているのが、何でわからない?!
いいかっ?!
都合のいい浮気相手になっているんだよ!あんたは!
結婚している男とつき合い始めた時点で、すでにあんたは負けなんだよ!」

さっきまで、丁寧な優しい声だった占い師は怒鳴った。

「ホントは自分でもわかってんだろ?
悪いことしてるって!
そして騙されているって?
自分でももう気づいてんだろ?
それをグズグズ、グズグズして!
ダメだよ!!自分の幸せは自分で切り開かなくちゃ!!
楽観的想像で、相手の家庭が壊れるのを待ったり、占い師なんかに頼ってちゃ、いつまで立ってもアンタ、だめなんだよっ!!」


マヤは一瞬、ひるんだ。

しかし、声を張り上げると占い師が、なんだかものすごく男らしくてかっこよくみえてきた。

さっきまで紳士的だった占い師の顔の”オトコまえ度”が、急に更に2割増しくらいになったような気がした。

怒りで肩を震わせた占い師は、はあはあと息をしたあと、椅子に座った。

「すいません、つい興奮して・・・」

そして震える手で占い師は、水晶玉にもう一度、手を伸ばした。

占い師は、一生懸命、自分の声を静かな落ち着いた声に戻そうとしつつ言った。
「・・・と、今、申し上げたようなことをこの水晶が申しています・・・」

そして、
「お客様、今日はお代は結構です。
思わず、お客様に対して声を荒げるような失礼な態度をてしまったので」
と占い師は言った。

それからどうなったか。


その夜、マヤは、近くのラブホでこの占い師に抱かれていた。

どういうこと?


----------続く-----------

エロ占い師に”気”と”精液”を注入される不倫OL~後編~に続きます!!


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