プロ選手狙いだったのに、気づけば、球団マスコット達とやるチアガール

着ぐるみの中の人とばかりセックスするチアガール


チアガールが膝を曲げて胸を張って立っている
私の所属する、ここプロスポーツのA球団のチアガールの仲間には、色々な人がいました。

学生時代に本格的な体育会応援部にいた、チアダンスが好きで今も続けている人。最終的に目指すのは、本場のアメリカのアメフトのチアリーダーだと言う人。

本業はダンススクールの講師で、掛け持ちバイトとしてここのチアガールをやっている人。

芸能事務所に入ったのだけど、他に仕事がなく踊りができるので今はとりあえずここでやっている人。

そして私のように球団のプロスポーツ選手が目当ての女性もたまにはいました。

いえ、女性アナウンサーじゃないし、プロスポーツ選手との結婚なんて大それたことを狙っているわけではないのですが、私は少しでも選手のお近づきになりたかったのです。

私は子供のころからこの球団が大好きだったのです。

子供のころから試合もよく見ましたし、選手たちも大好きでした。

私は、大学を卒業時に親には「来年はちゃんと就職するから、1年だけこれをやらせてください」と言って、年収100万程度のこの仕事に1年間没頭しました。

私は大学時代は、”そんなに本格的ではない”のではありますが、一応ダンス部に入ってました。

これだけでは、履歴書的に弱いと思った私は、大学卒業間近に”大人にバック転を教えてくれる”ということで有名なスポーツジムに通い、急きょバク転やらバク宙をマスターしました。

そして私はA球団のチアガールのオーディションを受けて晴れて受かったのでした。

でもここのチアになっても、スポーツ選手に全然近づくことはできませんでした。

選手に声をかけられてエッチをしちゃったチアガールの先輩も、選手と結婚した先輩も過去にはいたときいたのですけど。

私は選手さんに声をかけられたことも誘われたこともありませんでした。
私は選手と話もしたことありません。
もっと言うと、目が合ったことさえもないかもしれません。


ある日、A球団の稽古場で新しい曲の振りつけの練習をチアガールのみんなでしているときでした。

A太郎さんが稽古場に入ってきました。

A太郎さんとは、うちの球団のマスコットの『あらいぐま』の着ぐるみの中に入っている人です。

振付の先生が、音楽を止めました。

「このダンスはA太郎さんとのカラミもあるので合わせてみましょう」
先生はそう言いました。

このときはA太郎さんは着ぐるみを着ていませんでした。

「とりあえず、一回(着ぐるみ)なしでやります」
とA太郎さんは言いました。

私たちチアとA太郎さんは踊りました。

と言ってもA太郎さんのダンスは激しいものではありません。
あらいぐまの着ぐるみはぶ厚く、丸々と太っていて、手も短く短足で、そんなに激しい踊りはできません。

ただ、可愛らしくおもしろく元気に動くのがA太郎さんの役割でした。

1、2回、私たちと一緒に踊ってみて、簡単にポジションなどを覚えるとA太郎さんは
「今度のグランドでの全体の練習のときにあらいぐまを着てやってみます。今日は、一応動画取らせてください。」
と言いました。

全体の練習と言うのは、チアも、メインマスコットのあらいぐまのA太郎さん以外のサブマスコットたちとも合わせて、本番と同様に実際の試合のグランドでダンスを合わせるための練習のことです。

この球団にはあらいぐまのA太郎さんの他に、ダンスはしないけど、私たちの周りをウロウロする巨大な風船のようなぬいぐるみのサブマスコットがあと2体あったのです。

A太郎さんはスマホで、私たちチアの踊りを撮影しました。

曲や私たちの全体の流れを頭に入れるためと、この日来ていないサブマスコットにも流れを教えるためにA太郎さんはスマホで私たちを撮るのです。


最初、A太郎さんは私たちと離れて全体を撮っていましたが、2曲目のときになんだか私に近づいていてきました。

A太郎さんのスマホが私を捉えます。

脚を高く上げているとき、A太郎さんのスマホが、私のお股あたりに焦点が合っているような気がしました。

やあねえ。

まあ、この曲では私とアッコちゃんという、このチアガールチームの中でただ二人だけバク転をできる女の子の見せ場がありましたから注目しているのかもしれないけど。

私はせっかくバク宙が出来るというのに、うちのダンスではあまりやらせてもらえずに、アクロバットがあっても他の大勢と側転程度を繰り返す振付が多かったのでした。

今回の曲は久々の私の見せどころでした。

バク転のためにA太郎さんは私ばっか撮影していたのか?

いや私がダンスでクローズアップされないときも、A太郎さんは私の動画をよく撮っていたのですけど。


A太郎さんは中年の男性です。
売れない演劇の劇団員さんでした。

昔、うちのマスコットが太ったあらいぐまではなく、細身の魚だったときには、若いA太郎さんはもっとアクティブにガンガン踊っていたそうです。

球団の親会社が変わって、マスコットが、アクティブ系から可愛いいまったりのキャラ系に変わったあとも、A太郎さんはマスコットを続けたそうです。


さて、アッコちゃんと私がバク転を決めて2曲目が終わりました。

私のそばにいたA太郎さんは稽古場のダンススタジオを出て帰って行きました。

*****

さて、私たちの球団のチアガールとマスコットは、試合のときに対戦相手の他球団のチアやマスコットたちと時々からみます。

あっさりからむときもあれば、からまず離れて、それぞれが応援合戦をするときもあれば、がっちりからむときもあります。

私はB球団との試合が好きでした。

なぜなら、B球団のチアのダンスはアクティブでアクロバットもします。

B球団とからむときは私もバク宙をさせてもらえたことが何度かあったのです。

私はいつもB球団のチアガールはうらやましいなあと思っていました。

B球団のマスコットはスリムな着ぐるみのチーターで、彼女たちはアクロバットをするチーターと一緒に、バク転やバク宙をよくしていたのです。

B球団のマスコットキャラクターの中に入っているB男さんは元体操選手で、スタントマンやスーツアクターの事務所に所属している方でした。

チーターの着ぐるみを着たB男さんは素晴らしいアクロバットをチアガールとともにお客様に魅せていました。

ある日、B球団のホームグランドでA球団が試合をするときに、我々応援部隊も同行したことがありました。

その日は夜のゲームに先立ち、昼間のファンへのイベントで、私たちがB球団の人たちと一緒にパフォーマンスをする仕事があったのでした。


その昼のステージのあと、私はB球団のマスコットのチーターの中の人のB男さんに声をかけられました。

「いつもあなたのキレッキレの踊りに感心してたんだよ」

B男さんにそう言われ舞い上がった私は、地元の美味しい料理を出す店に行こう誘われて、試合後の深夜二人だけで飲みに行ってしまいました。

そして、私はそのあとB男さんに誘われるがままホテルに行ってしまい、エッチをしてしまいました。


大きなアザラシとその隣で座っている女

うちのA球団がC球団と試合をするときに、C球団さんのチアガールやマスコットとからむのも楽しかったです。

C球団さんのマスコットもうちと同様の”可愛い系”の太った着ぐるみの”象さん”なんですが、このマスコットはアクロバット的なことではなく、可愛い見かけとのギャップのある、毒のあるパフォーマンスにてお客様の人気を集めていました。

C球団の太った象の着ぐるみの中に入っている人はC介さんと言いました。

C介さんは元はC球団のただの職員さんだったのですが、言動がおもしろいことで社内でも有名な職員だったようです。

で、いつしか白羽の矢が立ち、C球団のマスコットの”象さん”の着ぐるみに入る人になったようになったとのことです。

この方のグランドで行う着ぐるみパフォーマンスは、お客や審判さんや相手チームの選手をいじったり、面白く、時々やるスケッチブック芸もものすごく冴えていて、お客様に大変ウケていました。

また、この象さんのC介さんは、うちと対戦があるときには、よく私にからんできてくれました。

グランドでC球団のチアと一緒に私が踊っていると、太った着ぐるみのマスコットのC介さんが私に近づいてくるのです。

で、私の踊りを邪魔したり、私のスカートを捲ったりするのです。

打ち合わせ無しです!!

必死で踊っている私に、太った象さんのぬいぐるみ姿で抱きついてきたりもしました。

踊りを邪魔されて腹が立たないのか?って?

立ちませんよ!!

だってC助さんが私にからんでくるパフォーマンスは、試合会場中のお客さんに大ウケですもの!私は嬉しかったです。

セクハラでもないですよ。
太った可愛い象さんのぬいぐるみのC助さんに抱きつかれてもちっともやらしくないし。むしろ可愛いし。

私ひとりでお客様に大ウケすることなんて無理です。
でもC介さんのおかげで盛り上がるのです。

C介さんが私にからんできたとき、そのときはうちのマスコットのA太郎さんは呆然と私とC介さんを見ているだけです。

まあ、その唖然とした何もできない”あらいぐま”のA太郎さんの様子も面白いみたいでお客さんにはウケましたが。

でも、もしも私がA太郎さんだったら、あらいぐまmp怒ったパフォーマンスをして、私と象のC介さんの間に割り込むとか、そういうことをしてみたらもっとおもしろくできるのになあと思っていました。


そして、あるとき、私はテレビを見ていて驚きました。

人気マスコットとなったC介さん演じるC球団の象のマスコットは、ときどきテレビに出るようになったのですが、そのときにテレビのインタビュアーに
「象さんは、どんな女性がタイプですか?」
と聞かれました。

象のC介さんは、スケッチブックに
「A球団のチアのひばりちゃん(私の名前)」
と書いたのです。

マスコットやチアではなく、スポーツの話で言えば、A球団とC球団はにっくきライバルチームです。

ライバルチームのチアの私を好きだと言っちゃうC介さんて?!

これは大いにインタビュアーにも視聴者にもウケたようでした。

私はとても嬉しく、何だか光栄に感じました。


そして全球団が参加するお祭りの試合のときに、仕事が終わったあと、私はC介さんに誘われホテルについていってしまいました。

他球団のマスコット(の中の人)と、またセックスしてしまった私でした。


****

試合のシーズンオフのとき、各球団マスコットたちの参加するファン相手のイベントがありました。

私たちはゲームをしたり、パフォーマンスをしました。

このイベントの主催はうちA球団です。

舞台の主役は、各球団のマスコットです。
私たちチアガールはダンスを一回みせただけで、あとはゲームの進行の補助やファンのお客様にプレゼントを渡す仕事など、助手的な仕事に徹しました。

このステージでは、各球団マスコットたち対抗のゼスチャーゲームや大喜利がありました。

ここで私は我がチームのA太郎さんにがっかりしました。

もう!

B球団のチーターのB男さんのキレキレのゼスチャーなどのパフォーマンス!

C球団の象のC介さんの会場を爆笑させるスケッチブック芸!


でも、うちの球団のあらいぐまのA太郎さんはアクロバットもできないし、おもしろいパフォーマンスもできない、ゲームも大喜利も下手!

ただ、可愛い太ったアライグマの着ぐるみを着てウロウロするだけでした。

A太郎さんにはガッカリでした。

大喜利でどんなお題が出ても何も書けないのです。

頭のいいC球団のC介さんまでとは行かなくとも、他の球団のマスコット達は滑りながらもそこそこ頑張って大喜利をしてみて会場を沸かせていたのに。
うちのA太郎さんは何も出来ないのです!

しかも、うちの球団主催のイベントですよ?

このイベントの司会も、うちの球団専属の司会者でしたが、ステージ上でA太郎さんをけなしまくりました。

ステージを盛り上げてくれるB球団のB男さんや、C球団のC介さんのことをうちの司会者は褒めまくりました。

司会者はうちのマスコットのA太郎さんを『無能!!』と言って、ディスりました。
ま、それはそれでお客様にとってもウケたのですが。

でも私はなんだかだんだんA太郎さんが可哀想になってきました。

その日のイベントの終わったあと、私は帰り支度をすると更衣室前の廊下で立っていました。

どっか行こうよとか一緒に帰ろうよというチアガール仲間の誘いを断り、私は一人で廊下に立っていました。

B男さんやC介さんが廊下を歩いて来ると、私は他の人に話しかけ、話仕込んでいるフリをしたり、携帯を弄るフリをして彼らをやり過ごしました。
話かけられないようにしました。

私は、人々がいなくなるのをずっと廊下で待ってました。

「なにしてるの?帰んないの?」
球団の職員の人が通りかかってそう言われたときも、
「今、帰りますう」
と私は言いながら、携帯をいじっているふりをして廊下に立っていました。

人が少なくなってから、男子更衣室からやっとA太郎さんが出て来ました。

しょんぼりして出てきたA太郎さんは私を見てつぶやきました。

「まだいたんだ?」
と小さな声でA太郎さんは言いました。

「待ってたんだ。どっか行きませんか?」
と私は言いました。

私はA太郎さんを元気づけたかったんです。

そして、この日は私はA太郎さんとセックスをしてしまいました。

あれれれ?

大好きなA球団のプロスポーツ選手とお近づきになるためにこのお仕事を始めたのに、気づけば各球団のマスコットたちの”させ子ちゃん”になっていたのでしょうか?私は?


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