朝エッチが終わるまでがセックスです

朝起きたら男がいない


白ガーターベルト横向き
朝 起きたら男性がいなかったことがあった。

もちろん、前の夜にいろいろ楽しいことをしたその翌朝の話だ。

朝も当然、もう一回エッチすると思っていた、そんなときだった。




テーブルに『ごめん。仕事』とだけメモがあった。

怒った私は彼にすぐ電話した。


ほんとは
朝エッチは~??!!とか
なんで置いてくの!私を大事にしていないの?とか言いたかったけど、

プライドがあったので、とりあえず、
『こんなところ(ラブホテル)から、一人で出られない!帰れない!』と怒ってみた。


『ごめん。仕事で思いついたことがあって、急いでたんで』

『そんなの私に関係ない。もう一回、迎えにきてくれなきゃ、ここから出られない!!』と私は言った。


『無理だよ。ごめん。一人で出られるでしょ?もうお会計はすんでるし。早く出て、家に帰って』


私は携帯を壁に投げつけた。
よかった。携帯二つ折り時代で。今みたいなスマフォだったら画面にヒビです。


信じられない!
エッチした翌朝に黙っていなくなるなんて。

私もたいがい、仕事の忙しい人間だったけど。
その人はもっと忙しそうだった。

自分も仕事優先が当たり前と思ってたけど、ひとにやられると異常にムカつくもんですね。

ていうか、忙しくて会えないことは理解するけど、エッチの夜と朝はつながっているでしょ。彼がやったことは、エッチの途中でいなくなったということなのですよ。許せるわけないでしょ?


百歩譲って、朝エッチはなしとしても、昨日はよかったねって一緒に朝迎えるのがそこまでが、ひとつながりでしょ。

しかも刑事とか消防隊とかお医者さんなら緊急ってわかるけど。ただのサラリーマンのくせに。


その日はお得意先の大事なイベントで、前の日も本当はちょっと、準備においてやり残し感があったんだけど、どうしてもセックスしたくて私と遊びに行っちゃったけど、明け方、なんか思い出したことがあって、どうしても得意先にすぐに連絡したいことを思いついて、朝すぐに得意先にうかがったのですって。

ちなみにその朝は土曜日で私たちは土日休みで、お得意先は土日、バリバリ営業してたもんで。

で、彼はお得意先のところに向かってしまったという。


そう言われればそういう理屈も通るけどさ。

違うでしょ?

エッチしてすっきりしたからそうなったんでしょ?

私だったら大事な得意先のイベントの前の日は万全の準備をするし、きっとエッチをしない。
そうすればいいだけでしょ?

前の日はどうしても欲望を抑えられずにエッチして仕事をないがしろにして、次の日はエッチしたからスッキリして女性をないがしろにして。
得意先への愛も私への愛もないっていうの。


私は何を言われても、どんな言い訳されても、絶対に許さないと誓いながら、恥ずかしさに耐えながら一人でラブホを出た。



で、怒っていたのですが
許しましたけどね。

さてどうして許したのでしょう?

罰として
一晩中、セックスし続ける刑に処しました・・・・・・とか

私を5回イカせるまで許さないということにしました・・・・とか

一晩中、私をなでなでする刑に処しました・・・・・・・とか


・・・・などなど、今でしたら、素敵なエロなつぐなってもらい方もいろいろ思いつくのですがね~。


・・・・・実際はジュエリーショップで、好きなもの買ってあげるから許してと言われて、ゆるしました。

金かい?!

いやそういうわけでもないんですが、まあ。

許したくても、他に落としどころがなかったので。まあ。

そうですよ。別に金品じゃないんですよ。
気持ち!気もち! まごころ代!!
(うわーヤクザさんが言うセリフみたい)


そういうこともあるよねってことで。


余談ですがちなみに思い出したのですけども、
私も、その昔の若いころ、得意先のイベントの前日にエッチしたことありました。
でもそれは、ちゃんとしたイベントの話ではなく、得意先の社内スポーツ大会というすんごいくだらない(すいません!)行事でした。

明け方までエッチして、結構くたくたでスポーツ大会に参加し、
中距離走でビリになったという記憶が・・・・・。
自社側の偉い人達にえらく怒られたという記憶があります・・。



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