月曜日の夜には何かが起こる―東京の美容師さんとのセックス―
美容師さんとつきあった

先日、いつもの行きつけの美容室じゃないところに行きました。
会社までの通勤経路の途中にある美容室でした。
綺麗な素敵な外観で、一度行ってみようかな?とは以前から思っていたのでした。
実は、私の行きつけだった、家の近所の美容院で新人さんにここ何度か、首や髪の生え際に熱いコテっていうの?アイロンっていうのをぶつけられて、ちょっともうそこに行くのがイヤになっていたこともありました。
通勤経路の途中にある、初めての美容室に土曜日に予約をしました。
お休みの日なのに、いつもの通勤経路で、しかもいつもと違って空いている状態のバスで出かけるのが、なんだか不思議な気分でした。
新しい美容室では、お店の人は、私に何の雑誌を持ってこようか、一瞬迷っていたようでした。
少し迷った挙句に、大人の女性用の雑誌が数冊、私の前に置かれました。
ええ?私がそんな年齢が上に見えるってこと?こんな雑誌、読んだことないわ。
少しムッとしてしまった私です。
でも、すぐにそのことを忘れました。
鏡越しにじっくり顔を見ると素敵な美容師さんでした。・・・あ、今はスタイリストさんっていうのか。
アラサーの私より少しだけ年上かな?
最初に、髪質を調べるかのように、髪をナデナデするようにいじられ、ちょっとドキドキしました。
作業中もいろいろ話しかけられました。
「いつもストレートにしているんですか?」
「はい」
私は、昔から、いつもまっすぐの黒いロングです。
でも、髪に少しだけクセがあるので、ストレートパーマを月に一度かけます。
「毛が細いのに量はあって、とってもいい髪質です。
他の髪型にいろいろチャレンジされてもいいのに」
とスタイリストさんは言いました。
今度やってみます。
私の髪を仕上げたあと、私の頬に両手をそえて、顔をまっすぐに向けさせ、鏡の中でニコっとスタイリストさんは笑いました。
何だか、ドギマギしました。
***
今月は、なんだかんだ忙しくて、まだ、美容院に行けていませんでした。
月曜日の朝、会社のトイレの鏡の前で、不揃いに伸びきった髪を見ながら、そろそろヤバいなあと私は考えました。
本当は、また、あのスタイリストさんの美容室に行きたかったけど、急では無理でしょう?しょうがない。
今日は、当日の朝の電話での予約OKの家の近所の美容院に行こうと思いました。
そのときに、仲のよい同僚がトイレに入ってきました。
「おはよう」
同僚は私の隣に並んでお化粧をしながら、
「ねーねー、今日、夜ヒマ?」
と私に聞いてきました。
「今日は、美容院に行く予定なの。用事があって土日に髪切りに行けなかったから、今日こそは絶対に行かないと」
と私は言いました。
「そっか・・・」
鏡の中の同僚は悲しそうな顔をしました。
「何?」
と私がきくと、
「ううん。飲みに誘おうと思っただけ。
いいや。また今度ね」
と同僚は答えました。
飲んだり、食べたりして、おしゃべりをすることが、とっても好きな同僚です。
でも、ここのところ、私は同僚の誘いを連続で3回くらい断ってました。
私は、鏡の中の自分の髪の毛をじっくり見ました。
ポニーテールにして縛っちゃえば、まだいいか?
「いいよ。じゃ付き合おうか?」
美容院をあきらめ、私は言いました。
「わあ!いいの?」
と同僚は嬉しそうな声を上げました。
***
その夜、居酒屋で同僚は
「知っている?
私が、一番何曜日に飲みに出かけるか?」
と言いました。
「うーん?金曜日じゃないの?
あ、違うか。
土日は旦那さんとの大事な時間だから、寝坊とかしたくないから金曜日は飲むのやめているんだっけ?
とすると、普通に考えて、木曜日でしょう?」
と私は答えました。
正解は何と『月曜日』なんだそうです。
「え?そうなの?週の最初から飛ばすの?」
と私はききました。
確かに今日は月曜日だった。
「うん。土日は会社の人と会えないじゃない?
月曜に会ったら、なんだか懐かしくて、嬉しくて、おしゃべりがしたくなって、『ちょっと行っちゃう?』って気になるの」
「へーえ?飲んべえって、そういうもん?」
「あとね、月曜日が一番体力があって元気だから」
と同僚は言いました。
「あ、それはわかるわ。
水曜日くらいから疲れてくるもんねえ」
と私は言いました。
「旦那と付きあうようになったきっかけも、実が月曜の飲み会だったし」
と同僚は、恥ずかしそうだけど、とても可愛らしい顔で言いました。
4杯目を飲み始めたとき
「ごめんね。今日、美容院行くの邪魔しちゃって」
と同僚は言いました。
「こっちってさ。
美容院って火曜休みが多いんだね?
私んちの周りはみんな定休日は月曜日だったよ」
と、地方出身の同僚は言いました。
「ああ、でも、東京は火曜日なんだって。
サービス業は月曜日が休みのところが元々多いけど、東京の美容院は違うんだって。
昔、戦時中?
日本が大変になって、国民への電気の供給が難しくなったときに、地域によって週に一度、電力制限があったんだって。
で、東京が割り当てられた制限日は火曜日だったらしいよ。
だから、昔のパーマを当てる機械なんかで電力を多く使う美容院は、火曜日を休みにしたんだって。
今もその名残らしいよ」
と、私は話しました。
「へええ」
ふふ。この前スタイリストさんにきいたこと、そのまま話しちゃった。
その夜、同僚と別れたあと、電車からバスへの乗り換えの駅の道で、例の美容室の前を通りました。
もう22時になりかけていました。
裏の方から男の人が出てきました。
この前のスタイリストさんでした。
私が「あ!」という顔をすると、スタイリストさんも私に気づいたよようでした。
「あれ?お客様?」
私のこと覚えててくれたんだ?
「そろそろ、またお越しいただく時期かなあと思ってましたが」
「はい。近いうちにうかがいます」
などと、私たちは、立ち話をしました。
そして、少し、沈黙が流れました。
明日はお休みですよね?
私は、そう言いそうになっていました。
少しほろ酔い気分だった私は、スタイリストさんを飲みに誘いそうになりました。
でもでもでも、そんなこと言えない!変な客だと思われちゃう!
もし断られたら、二度とお店に行けないし。
しかし、思いがけずにスタイリストさんの方から言われました。
「ほんの少しだけでいいんですが、今、お時間いただけませんか?」
****
チェーンのカフェ店で、コーヒーを飲みながら、私は美容師さんに言われました。
「カットモデルになってくれませんか?」
と。
私は、綺麗なストレートの全く染めていない長い黒髪なんで、いろいろなアレンジのし甲斐があると言われました。
はあ、でも、カットモデルって、もっと新人のスタイリストさんが練習のために頼むもんだと思っていたわ。
昔、繁華街で、とても若い美容師さんに、カットモデルになってほしいと声をかけられたことあるわ。
そのとき、意味がよくわからなかったバカな私は若い美容師さんに
「え?お金もらえるの?」
と恥ずかしいことを聞いてしまいました。
違います。無料です。
お客さんは無料で髪を切ってもらえるし、若い美容師さんは無料で、腕を磨く機会を得られるという”ウィンウィン”の関係がカットモデルです。
でも、このスタイリストさんはベテランそうに見えるのに?今さらそんなことする必要あるの?
私がそのことを口にすると、
「何年やっても、常に腕を磨かないといけないんです」
とスタイリストさんは言いました。
「それにお客様の髪の毛がとても素敵だったので・・・」
私はカットモデルをお受けするとこにしました。
その日は、お茶を飲んで、他にもいろいろお話をして楽しかったです。
帰るのがとても遅くなってしまいました。
さすがに次の日はきつかったです。
月曜からあまり、飛ばすものじゃないわ。
会社で私の疲れている様子を見て、同僚が
「ごめんね。大丈夫?
昨日、結構遅くまで付き合わせちゃったね」
と言ってきました。
次の月曜日の夜遅くに、私は閉店後の美容室に行って、カットモデルをしました。
いくら無料でカットしてもらえるとはいえ、美容室の閉店後の遅い時間にわざわざ行く?
でも、大丈夫。
この月曜はハッピーマンデーだったのです。
昼間、自分の家でゆっくり休んで力を蓄え、夜、私は美容室に出かけたのです。
素敵な髪型にしてもらえました。
鏡を見て、自分でも、あっ可愛い!と思ってしまいました。
髪にレイヤーを入れられ、セミロングになり、ごく軽いパーマをかけられ、フワフワの軽い髪になっていました。
「お顔が可愛らしいから、こういうのも似合うと思って」
とスタイリストさんは言いました。
22時半になってました。
少し前に、美容室の他の従業員の方はみんな帰っていました。
私たちはそこから、今度は飲みに行ってしまいました。
また、たくさんお話をして楽しかったです。
美容師あるある話をきいたりして。
私たちはLINEの交換もしてしまいました。
翌火曜日は、朝からお疲れ気味ながら私は会社の人々から
「すごーいイメチェン!」
「かわいい!」
「若くなった!」
などと言われました。

スタイリストさんとは、LINEでの会話もはずみ、次の週の月曜日の夜に、また会う約束をしてしまいました。
会社で少し残業をして、乗換駅で、ブラブラウィンドウショッピングをして、そのあと、マックでコーヒーを飲んだり本を読んだりしながら、私は美容室の閉店時間まで待ってしまいました。
そしてこの日、スタイリストさんとセックスをしてしまいました。
****
フワフワになった私の髪の毛を撫でながら、彼は私に口づけを繰り返しました。
そして、さすがスタイリスト。
滑らかな柔らかなうっとりするエロイ指使い・・・とは、実はいかなかったんです!!!
溶剤のせい?お客さんの髪の毛を洗うせい?
彼の手荒れはひどかったです。
ザラザラした長い指で、私は体をいじられました。
でも、逆になんか男っぽさ?ワイルドさを感じてしまってよかったです。
オシャレで綺麗に見えていた彼の意外な”男”を感じました。
また、彼のモノがとても大きかったのでびっくりしました。
彼が私の中にズブズブと入ってきたとき、その硬さにも驚きました。
大きくて硬いものが私の小さなヌルヌルの中へ・・・。
ああっ!壊れちゃううう!
彼の大きいモノが、私のお腹の中でいっぱいになっています。
そして彼は私の中で動きました。
あん!あん!あああんっ!
大きな彼のモノに、何度も力強く、出し入れ出し入れされて、まるでアソコを押し広げられるようでした。
やん!あん!あん!やん!
ズンズン、ズンズン、彼が私の奥の方も突いてきます。
思わぬ野生的なスタイリストさんに、私は感じまくってしまいました。
******
翌火曜日は、大変な寝不足ではありました。
そして、自分のアソコに彼のモノがまだ入っているような感覚が残っていました。
私のアソコの中にまだ、スタイリストさんがいるわ・・・。
疲れと、眠気と、エッチな余韻と、幸せな気持ちで、フワフワとした、夢のようなぼーっとした火曜日を私は過ごしました。
その後も、彼とエッチできるのは月曜日の深夜だけ。
私は、肉体的に火曜日がいつも結構ハードな日々になりました。
しょうがないわ。彼は火曜日しかお休みがないのだし、私は火曜日には休めないのだし。
今度のハッピーマンデーは7月までありません。
きついわあ。
でも今年は、9月と10月にはたくさんハッピーマンデーがあるわ。
カレンダーを眺めながら、ニコニコしてしまう私でした。
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