セックスはするがそれ以上は踏み込ませてくれない元レースクイーンの女

”一線を越える”というのは、何もセックスのことだけじゃない


赤いレースクイーンの衣装でポーズをつけている
彼女との間には、ほんの時々、”壁”を感じた。

社内で知り合ったのだが、最初からすぐに気が合うことがわかった。
彼女とは何でも話せたし、本当に楽しかった。

でも、彼女には何か僕に対して秘密があるような気がした。
僕に今一つ、踏み込ませてくれないのだ。

踏み込ませてくれないって?
仲よくなったのに、中々エッチに進めないってこと?

いや、実はエッチは、もう何回もしたんだ。


最初のときは、会社帰りだった。

彼女と僕は部署は違うものの、帰宅時間を合わせて、よく一緒に二人で飲みに行ったり、ご飯を食べに行った。

いつも楽しくて楽しくて話がつきなかった。

そんなあるとき、二人でご飯を食べたあと僕らは、そのままラブホテルに行った。

彼女の身体は綺麗だった。

想像したときよりは少し痩せ気味だったけど、細くクネクネうねる身体はエロかった。

セックスの相性もバッチリだった。

僕は、これまで3人の女の子としかつきあったことないから経験値は浅いんだけど、こんなに気持ちいいの初めてだった。

また、僕としては女性をこんなに嬉しそうによがらせたのも初めてだった。

セックスの相性がいいってこういうことなんだろうな?

可愛い小さめのおっぱいをまさぐり、ぬめぬめのアソコをいじったあと、僕は彼女に挿入した。

彼女のアソコは僕にからみついてきた。

アンアン!言いながら、僕を求めるかのように彼女のアソコがヌメヌメと僕にまとわりついてきた。

すぐに僕は出そうになってしまった。

でも頑張って、少しでもこの楽しさを長続きさせたく、また、アンアンあえぐ、可愛くもエロいその声を持続してやりたく頑張った。

僕は彼女の中を擦り続けた。

激しく腰を振ったり、あるいは緩急をつけたりして、僕の動きに応じて反応が変わる彼女の可愛い顔の表情の違いや、クネクネする身体の動きの違いを見た。

彼女のアソコがキュッとしてきたときに、僕は動きを速めた。
僕は激しく腰を振った。

彼女は、首をのけぞらせながら大声をあげた。

もっとさらに収縮して僕をますますしめつけてくる彼女の穴の中をさらに激しく激しくこすった。

そして、僕は彼女の中に放出した。


*****
それから僕らはもっと親密になり、二人だけで休日の日にも遊びに行ったり、遠出をするようになった。

僕の家によんで、二人で料理を作ったり、セックスもした。
(彼女の料理のセンスはよくて、料理もセックスもとても美味しかった。)

でも彼女は自分の家には、いつまでも僕を誘ってくれなかった。
一人暮らしで、とても便利なところに住んでいるというのに。

夜遅くに家のそばまで彼女を送ってあげたときでも、おうちにはあげてくれなかった。


僕は、一線をひかれているのだろうか?


あなたとは恋人同士ではない。セックスフレンドよ、とでもいうのか?

つきあおうとか、好きとか言わないで、いきなりセックスから始まってしまったのがいけなかったんだろうか?

しかし、僕らはお互い、子供時代のことや学生時代のことや家族のことなど深い話もよくしたものだ。

そうだ。
一度、僕は、実家からここ東京に遊びに来た自分の妹も彼女に会わせた。

妹にまで会ってくれる仲なのになんでだろう。
何で家によんでくれないんだろう?

彼女には同棲している男でもいるのか?

そうかもしれない。

彼女は学生時代から東京に出てきて一人暮らしを始めたという。
そのころレスクイーンのバイトをしていた彼女には、そのころから男はいただろう。
自分の家で同棲まがいのことくらいしているかもしれない。

でも、今、会社で重要なポジションを受けてしまった彼女は仕事がいつも忙しくって、その中で空いた時間は、ほとんど僕と会うことに使ってくれている。
僕以外に他に男なんているとは、とても思えないよなあ?と良い方に考えることもある。

いやいや!
そうではなくって、別に他に男もいないけど、ただ単に僕がまだ、彼女の”合格ライン”ではないのかもしれない。
だから、プライベート空間には僕を入れたくないのかもしれない。
そう思うこともあった。

どっちにしろ、なんかツライ・・・。

彼女に少しだけ不信感をいだいていたが、でも直接は「なぜ家に入れてくれないのか?」とは訊きたくなかったし、こっちからは「家によんで欲しい」などと言いたくなかった。

赤いレースクイーンのコスプレで立っている全身画像

そんな頃、ある暑い夏の日、また東京に遊びに来た妹を車に乗せて、僕は彼女の家のそばまで迎えに行った。

妹に東京見物をさせてやるとともに、僕と彼女も普段行かないような観光名所っぽいところに3人で行って遊ぼうと計画したのだった。

とても暑い日だった。

友達に借りた自動車はなんだか、冷房がきかなかった。

彼女を迎えに行く途中、車の中が外と変わらないくらい、いやもしかしたらそれ以上暑くなったので僕は窓を全開にした。
助手席の妹は気分が悪そうだった。

「大丈夫か?」
「平気、平気、私、看護師だよ。
自分の体調くらいわかるよ」

そう。妹は看護師だった。
妹の表情は結構辛そうだったけど、僕はそのまま運転を続け、彼女の家を目指した。

彼女の家の前には道路を挟んでコンビニがあった。
そこが待ち合わせの約束の場所だった。

そう。こんなに家のそばに来ても、家での待ち合わせをさせてくれない彼女だった。

僕は、車を降りて彼女に電話した。
「コンビニの前に着いたよ」
「すぐに行くわ」

妹もコンビニで買い物をしようと車を降りた。
その途端、フラフラっとよろけて妹は、地面にくずれるようにひざまづいた。

「どうしたっ!」
僕は叫んで妹に駆け寄った。

「うん・・・大丈夫・・・」
妹はそう言いつつも、辛そうで立ち上がれなかった。

熱射病とか日射病とかそういうやつかっ?!!

そこに彼女が、走ってきた。

「大変!大変!」
「どうする?!」
「病院行く?救急車呼びます?」

僕と彼女はオロオロした。

でも妹は、
「そこまでしなくとも・・・。
私、看護師です。自分で対処法わかります。
どこか冷房のあるような涼しいところで水さえ飲めればすぐ治ると思います・・・」
と苦しそうながらも冷静に言った。

ここで、彼女がどうするかだ。

妹を家にあげてくれるか?
それとも、こんなときでも、あくまで入れてくれないか?

彼女はさっきもまず『救急車』と言ってた。

もし、家に入れてくれなくて、あくまでも救急車を主張するとしたら、何て冷たい人なんだろうと思う。
ガッカリだ。

しかし違った。

彼女はすぐに
「冷房があって水さえあればいいのっ?
じゃ、私のうちへすぐに行きましょう!」
と言ってくれた。

おお!

そして僕と彼女とで、妹の両脇を抱えて、彼女の家に向かった。

彼女の家はマンションの2階だったので、すぐに着いた。

彼女はバックから鍵を出して、ドアをガチャガチャやりだした。

さあ!入ったことのない彼女の家へ!
隠し続けた彼女のミステリアスな砦へ!

男が出てくるのか?
今男はいなくとも、男の靴があったり、歯ブラシがあったりするのか?

僕は心臓がドキドキしてきた。

場合によっては僕たちの関係はこれでおしまいになってしまうのかもしれない。

でもそんなことよりも、妹の身体の方を優先してくれた彼女に感謝する。

さてドアを開けて玄関に入った。

玄関には女ものの靴しかなかった。

そして玄関の横にあった扉のついたシューズボックスの中にも、彼女の綺麗なハイヒールなどしかなかった。


(え?
あんた、いきなり彼女の家の下駄箱の中を見たの?
妹のピンチのくせに、いきなり下駄箱を開いて、彼女の下駄箱の中の男物の靴の点検をしたの?
そんな場合じゃないでしょうに?
あんたこそひどい男じゃないの?)


いや!違うんだよ。
だって、彼女の家の下駄箱の扉が片方が壊れてて、ブラ~ンって下に垂れさがってたんだもん!!

玄関に入るなり、一瞬で、下駄箱全開で中まで丸見えだったんだもん!

そして、玄関をあがると、フラフラの妹を引きずるようにして、僕は彼女に誘導されるままに廊下をすすみ、居間に入った。

そこは、とても綺麗なおしゃれなリビングに見えた。

「そこに寝かせてあげて!」
と彼女は言った。

僕は、妹を高級そうなソファに寝かせた。

「ありがとうございます・・・あと、お水と氷と濡れタオルお借りできますか?」
妹は彼女に向かって弱々しい声で言った。


彼女はリビングのエアコンを素早くつけると、キッチンに走って行った。
「水!!水!!氷!水!タオル!」
と叫びながら走って行った。

僕はソファの上の妹の首のところのボタンを外してやったり、そこにあった可愛らしいクッションを頭の下に入れてやったりした。
少しでも涼しくてやろうと思って、妹の靴下も脱がそうとして気づいた。

ビックリした。

妹の白いソックスの足の裏が真っ黒だったのだ!

なんだこれ?こんな汚れたソックスをなんで履いてきたんだ?
と思ったが、まあ、今はそれどころじゃない。

僕は妹の汚い靴下を脱がせた。

彼女はキッチンで氷を用意してくれているようで、ガラガラやってた。

僕はキッチンに向かった。

彼女は冷凍庫をあけて氷をかき集めつつ冷蔵庫の前に座っていた。

そこに近づこうとして僕はギョッとした。

キッチンのカラフルな綺麗なタイルの壁に油がたくさん飛んだような茶色い染みがたくさんついていた。

そして、ガスレンジは真っ黒コゲだった。

「お水を先に持ってって飲ませてあげて!
そこにペットボトルあるからっ!」
氷をオシャレな色の洗面器のような物に入れながら、彼女は上の方の冷蔵庫を顎でしめした。

僕が冷蔵庫を開けようとしたら、冷蔵庫の取っ手になんかついているみたいで、ネチャっとした感触があった。

うえっ!と一瞬思った。

でもまあ、ネチャネチャの取っ手を持ち、冷蔵庫を開け、僕は中にあったペットボトルを2本手にした。

「2本、いただくよ!」
「うん!」

そして僕は妹のところへ戻った。

居間はエアコンが効いていて、もう随分涼しくなっていた。

ペットボトルを一本を妹に渡して、もう一本をソファの横のガラスのしゃれたテーブルの上に置こうとして僕はギョッとした。

その綺麗なガラスのテーブルの上は埃だらけだったんだ。

表面にびっしりと埃がたまった、汚いオシャレガラステーブルだったのだ。

そのとき彼女がおしゃれな洗面器に氷と水を入れ、タオルを数枚持ってこっちに来た。

妹の横に置いてもらった洗面器のタオルを僕はしぼった。
冷たかった。

んんっ?!
そのとき気づいたが、プラスチックのおしゃれな色の洗面器の内側の面には”湯垢”のようなものがこびりついていた。

き、気持ち悪い洗面器っ!!

でもま、とりあえず僕は冷たいタオルを妹の額や、首の後ろに当ててやった。

妹の顔が楽そうになってきたときに、僕はさっきから確認したかったことを確認した。

自分の足の裏を見てみたのだ。

僕の洗いたてのはずの灰色のソックスの足の裏には、なんだかビニールの破片みたいなゴミみたいのやら、綿埃がたくさんくっついていた。


そーかあ。さっきの廊下だな?

彼女が今まで僕を家に入れてくれなかった理由がよくわかった。

お掃除ダメさんなのね。

そして、シューズボックスの扉が壊れても直さないようなズボラさんだったのね。

「汚いうちでほんっとごめんね?
これで、具合悪くなったりしないかしら?」
と彼女はキョロキョロしながら言った。

「大丈夫ですよう。
どうもありがとうございます」
と妹は微笑んだ。

そのあと、居間の中を見渡しても男物っぽいものは何もなかった。

ただ、テレビの画面がほこりだらけだったり、オシャレな壁には、破れかけた汚い一昨年のカレンダーが張りっぱなしだったりした。

彼女は妹を少しベッドに寝かせようと提案してくれた。
彼女のベッドルームに入らせてもらった。

ベッドルームの家具はシンプルにかっこよくまとめられていたが、床には化粧品と雑誌と新聞が散乱していた。

これで全ての部屋らしい。

男の陰は全くないことはわかった。

でも、男とかそういうのとは違う意味で怖いので、今日は僕は彼女の家のトイレとお風呂場は拝見しないことを決意した。

******

ちなみに、あとできいたら妹は、仕事がこのころ夜勤続きで疲れていたそうだ。
そこに来て、猛暑で日射病みたいになったらしい。

妹が彼女のベッドでグッスリたっぷり幸せに寝かせてもらって元気になった後、僕と妹二人がおいとまするとき、彼女は僕に近づいて小さな声で言った。

「こんな汚い家で私のことガッカリした?」

自覚してるんならなおせや!

とは僕は思わなかったよ。

いや!いや!彼女は他のところはいいんだ。他の部分は完璧に僕は彼女が好きなんだ。
相性もバッチリなんだ。
今日もまた彼女の人間性を大好きになったところだ。

女性と言えば、昔から潔癖症の母か妹か、今まで綺麗好きの元カノしか知らなかった僕にはちょっと衝撃だったけど。

僭越ながら、もしかしたら、上からに聞こえたら、大変申し訳ないけど。
これからお掃除についてなどは、僕から良い方向にご指導させていただきながら改善させたい。

いや、もしくは僕が全面的に家事にはご協力させていただいてでも、彼女とのおつきあいは続けたいと思っているのはホント。です。

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