住人達とエッチするスケベ大家―エロマンションの美人大家 前編―
住人と大家がセックスするマンション

住宅街の一角に6室だけのちょっと変わった小さな賃貸マンションが建っていた。
ここには借主が4人と、大家が一人と、住み込みの家政婦さんが一人住んでいた。
その朝、マッサージ師の正夫さんが、マンションの住人共有のダイニングに行くと、家政婦さんの和代さんがいつものように朝食を用意してにこやかに正夫さんを迎えてくれた。
ここの借主は一人暮らしの独身男性ばかりで、事前に頼んでおけば、和代さんが食事を作ってくれることになっていた。
(もちろん家賃以外のプラスの料金をいただいて。)
朝食は一定の時間帯のみに皆で揃って食べる。
昼食と夕食は和代さんが作って冷蔵庫に入れて置くので、住人が好きなときに自分で電子レンジで温めて食べることが決まりになっていた。
「おはようございます。和代さん」
「おはようございます。正夫さん」
そのとき、先に食卓に座って新聞を読んでいた医大生が、顔を上げて、正夫さんに話しかけてきた。
「刑務所からの脱走犯、まだ捕まらないんですって」
「へえ。もう一週間以上だよね」
と椅子に腰かけながら正夫さんは言った。
全国から集められた優秀(?)な模範囚が収容されているという、比較的警備の緩い刑務所から脱獄した者がいると、世間では話題になっていた。
そのとき、ダイニングに置かれているテレビからも同じニュースが流れた。
しかも
「最新情報です!!昨夜未明、脱走した受刑者によく似た男が、都内で目撃されたということです」
とテレビは報じた。
「えええ!」
「うそでしょう?!」
「こっちまで、逃げて来た?!」
家政婦もマッサージ師も医大生も叫んだ。
「こんなことを言ったら不謹慎なんですけど」
と医大生が言った。
「子供の頃に感じた台風が近づくときのドキドキ感っていうのかハラハラワクワク感に似ている。
家族みんなで、雨戸なんかをしっかり閉めたり、懐中電灯とかを準備したりしたときの感じ・・・」
その言葉に正夫さんはムッとした。そして言った。
「君の実家は都会だからな、大きな台風の被害にもあんまりあったことないんだろう。
僕の田舎では、大昔から何度も台風で悲しい目にあっている。
僕はそんなこと思ったこともないよ」
「すみません。すみません。不謹慎で」
医大生はすぐ謝った。
「それであなたは、今回も子供のころの台風のときみたいなドキドキした感じがするって言うの?」
と和代さんは訊ねた。
「脱走犯は模範囚でそんな危険な人物ではないみたいじゃないですか。
一説には、家族の体調が悪いことを知って、多分家族に一目会いたさのあまりに脱走しただけのようじゃないですか?」
医大生は説明した。
「だから、東京に来られても安心で、君はワクワクするっていうのか?」
と正夫さんは呆れた。
そこへ、このマンションのオーナー、大家さんの大谷さんが、目をこすりながら登場した。
「おはよう。皆さん。何、騒いでいるの?」
大谷さんは、美しい顔をしていたが、やつれて少し青ざめて、髪の毛は乱れていた。
大谷さんは、部屋着のような木綿のヨレヨレのワンピースを揺らして、食卓の自分の席の椅子をフラフラと引いた。
安い薄い布のワンピースは、静電気効果(?)か何かで、大谷さんの体にまとわりついていた。
大谷さんのふっくらした乳房も、なまめかしくうねるウエストにも、大きなお尻にもピッタリと布がはりついていた。
ブラジャーの線やパンツの線が透けて見えるだけではない、お尻の膨らみも割れ目まで、しっかり見えるくらいだった。
「また徹夜だったんですか?」
家政婦の和代さんが大谷さんに声をかけた。
「うん。でもひと段落したわ」
と大谷さんは答えた。
大家の女性の大谷さんは、売れないライターの仕事と、このマンション経営の掛け持ちをして生計を立てていた。
和代さんはそのライター仕事の補佐兼、家政婦の仕事をしながら、無料でこのマンションに住んでいた。
「大谷さん。
例の脱獄犯が東京へ逃走してきたみたいだよ。
僕は今日はなるべく早く帰ってくるから、それまできちんと戸締りしていてね」
と正夫さんが言った。
「そうですよ。
昼間はこちらは女性二人だけになってしまう。
心配です。
僕もなるべく早く帰ってきます。」
と、医大生も不安気な顔を作って言った。
(何だよ。こいつ!さっきまでワクワクしてたくせに!)
と正夫さんは一瞬、意地悪く思ったが
(いや、今年初めて親元を離れたこいつにとっては、こうして疑似家族みたいに、お互いを災害や外敵から守ろうと団結することが、ワクワクドキドキってことなのかもなあ?
まあ甘ちゃんだけどなあ。わからなくもない。)
と優しい正夫さんは考え直した。
そのとき、向こうで玄関の開く音がした。
「戸締りしとけっていつも言っているのに!」
とブツブツ言いつつ、中年の男が一人、ダイニングに入ってきた。
ここの住人の一人、警備員の仕事をしている啓二さんだった。
夜勤明けで帰ってきたのだ。
「みんな、ニュース聞いたか?
危ないから、ちゃんと玄関の鍵閉めとかないとダメだよ!」
啓二さんはダイニングの皆に向かってそう言った。
「啓二さん。お疲れ様です。
ご飯食べるでしょう?」
と和代さんが聞いた。
「はい。お願いします。
手洗ってきます」
と警備員の啓二さんは答えて、ダイニングを出て行った。
これでこの6室のマンションの5人の住人を紹介したことになるけど、あと一人は?
あと一人も警備員の仕事をしている若い男だったが、皆とは生活の時間帯がずれていて、まだ2階の自分の部屋で寝ていた。
しかも、昨夜、大家さんと疲れてしまったので・・・。

大家の大谷さんは昨夜、若いほうの警備員の部屋にいた。
夜中、仕事に行き詰まり、若い警備員の部屋を訪ねてしまったのだ。
最初はおしゃべりをしていた二人だった。
自分の書いた文章について、若い人の意見を聞きたいと言って、警備員にいろいろ相談していた大谷さんだった。
でも若い警備員はその話をどんどんずらしていった。
「大家さん。少し気分転換したほうがいいと思います」
「大家さん。今日の顔、すごく綺麗ですね」
「大家さん。何で独身なんですか?」
大谷さんは逆に仕事の話に戻そう戻そうとした。
しかし、しまいには若い警備員は言った。
「エッチしてくれるなら仕事の相談に乗ってもいいな」
大谷さんは警備員の顔を両手で持つと、キスをした。
あとは、なだれ込むようにセックスに突入した二人だった。
セックスのあと、若い警備員は言った。
「大家さん。
医大生とも悪いことしているんじゃないですか?」
「え?何言っているの?
そんなことあるわけないでしょう?」
とグッタリしながら大谷さんは答えた。
「大家さん。冬に熱を出したでしょう?
そのとき、医大生がお部屋につきっきりだったじゃないですか?
みんなには、『うつるから危険だから、絶対に近づかないで!』とか、あいつ、言いやがってさ」
と若い警備員は言った。
「熱のあるときに変なことするわけないでしょう?」
と大谷さんは答えた。
(うん。セックスはしていないわ。全裸にされて、体をいろいろ触られただけで・・・。)と大谷さんは思った。
「大家さん、なんだか僕の先輩とも怪しいし感じだしさ。」
と若い警備員は続けた。
いや。
確かに大谷さんは、昔、中年の警備員の啓二さんとたった一回だけセックスをしたことはあったけど、現在、彼といつも定期的にエッチしているのは和代さんの方だった。
他、大家の大谷さんが、若い警備員以外と正式にエッチしたことあるのは、マッサージ師の正夫さんだった。
正夫さんが入居のときに、大谷さんは『敷金礼金』を免除した。
その代わりに、正夫さんは手作りの『マッサージ券』というのを10枚作らされた。
幼い子供が、母の日や、父の日に、お母さんやお父さんにプレゼントする『肩たたき券』みたいなやつだ。
「今後、私がマッサージしてほしいときにマッサージをしてくれるのだったら、敷金も礼金もいらないわ」
と大谷さんは正夫さんに言った。
正夫さんは可愛い人だなあと笑った。
大谷さんは、正夫さんにもらったマッサージ券7枚を和代さんにあげた。
そして、自分のマッサージ券を使用したときに、大谷さんは正夫さんとエッチをしてしまったのだった。
他の住人が仕事や学校で留守のときだった。
和代さんも、夕ご飯を全て作り終えて、冷蔵庫にしまい終えて、非番の中年警備員の啓二さんとラブホに出かけていたときだった。
正夫さんは大谷さんにうつ伏せになるように言った。
最初は、大谷さんが特に凝っているという、肩甲骨付近と、肩と首と腕をじっくり正夫さんはマッサージしてくれた。
正夫さんの手が下半身に伸びたときに大谷さんは
「私、脚は別にいいわ」
と言った。
でも正夫さんは
「腰や骨盤が変な形になっている。
そこもやった方がいい。」
と言った。
正夫さんは大谷さんの細い腰をマッサージした。
「ああん!くすぐったいい!」
大谷さんは体をぴくつかせた。
正夫さんが、大谷さんのお尻のツボを押したとき、大谷さんの大きなお尻が持ちあがった。
「あん!!」
「ここ、効くでしょう?」
「ええ。すごい効く感じ」
正夫さんが大谷さんのお尻のエクボというか、ツボを続けて押すと、大谷さんは体をよじった。
「ああ!すごい!あん!」
その後、大谷さんは股関節の部分や、太ももを押していった。
「あああん!気持ちいい!あんあん!いい〜!」
本当に大谷さんにとっては、マッサージ的に気持ちよかった。
「なんかすごい!
今まで知らなかったわ。
私、下半身も結構、凝ってたのね!」
「日ごろの運動不足もあるでしょう」
と正夫さんは言った。
あんあん気持ちいい〜を連発する大谷さんに正夫さんは触発された。挑発された。誘惑された。
正夫さんはいつしか大谷さんの股間の真ん中を触っていた。
抵抗しない大谷さんは、マッサージの気持ちよさなのか、エロい気持ちよさなのか自分でもよくわからなくなっていた。
大谷さんのそこが濡れてきてしまったときに、正夫さんは一気にいった。
大谷さんのパンツをずらしてしまった。股間の真ん中をダイレクトに触ってしまった。
そこはグチュグチュになっていた。
正夫さんがそこを、ピチュピチュ音をさせていじっているうちに、大家の大谷さんの方が申し出てきた。
「お願い・・・。入れてほしい・・・。」
-----続く----------
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